「みこしのうえ」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
みこしのうえ
暫く悩んだがやはり満点で。前後編としてのアーサーの物語としても納得したし、トッド・フィリップス監督がバットマンシリーズ(原作も映像も)への敬意をちゃんと持っている事も端々に感じられて、オマージュの楽しさとジョーカーのジョーカーたる所以満載の作品だったのではないかなぁ、と。前作で含みを持たせたラストからの今作なので、困惑したりがっかりするのもわかる。「タクシードライバー」と「キングオブコメディ」へのオマージュバリバリだった前作からすると、その意味ではわかり辛いし(正直ミュージカルは疎いので私もわかりません汗)、ジョーカーに魅せられたい方々にはちょっと、ねぇ。ある意味そういう方々はリーの側から観ていたのでしょうね。ラスト付近では完全に彼女と同期していたのかも。そうなると"残念"もさもありなん。僕は途中で見付けた"一人"から目が離せなくなり、結果〆に納得(どころか歓喜)出来たので大好物となりました。前作よりも好きだな(前作観てないとイマイチだろうけども)。
唯一持っているアメコミはバットマン関連。映像はティム版からの映画館鑑賞。でも好きなバットマンは?と尋ねられると「レゴバットマン」か「ニンジャバットマン」かなと笑顔で答えるトンチキなので、話半分でおねがいしますね笑
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