「娯楽作品としては上出来」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ gongonさんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽作品としては上出来
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ジョーカーのエピソードとしてはイマイチか?
てかジョーカー誕生したエピソードが余りにも多すぎて、どれが本当でどれが嘘かわからない。(全部ウソかも)
なので今さら1人の人間ドラマにされてもという印象。ジョーカーは既に虚像でもなく、特にダークナイトでのジョーカーはカリスマ性がありキャラクターとして確立していた。
また、前作のメタ要素の回収がほぼ無いので、バットマンも全部アーサーの妄想でしたとかの考察は何だったのか。
前作のテレビショーの司会者にジョーカーが言うセリフが重要。
人価値観は人それぞれ、人の死すら最高のネタだと思う人もいる。
これは事実。
アーサーの不幸物語に庶民は共感して嫌悪感を持つ。
作中では、ジョーカーは虚像で居ないってことになっているが、製作者サイドは人間にはアーサーとジョーカーの二面性があり本作品の賛否両論を通して、観客を堕落させる試みであったの思う。
これが分断を産む。大統領選も近い。
つまり監督こそがジョーカーであり、観客は皆トゥーフェイスになってしまったのである。だから堕落する前のトゥーフェイスが登場してる。
(本当の狙いは観客のお前だよお前達なんだよ❗️)
いつものジョーカーと何のブレもない。
妄想(陰謀)か現実かは置いといて、楽しもう。
所詮娯楽なんだから自分の人生も他人の人生も。
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