「カッコつけて解った風な事は言いません 素直に「最高につまらなかった」」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
カッコつけて解った風な事は言いません 素直に「最高につまらなかった」
IMAXカメラで撮ったという事なのでIMAXで鑑賞、前作同様にサスペンスフルで緊張感漂う重厚な映像とチェロがベースのサウンドは素晴らしかった
そして前作から5年ぐらい経っているのに全く変わらずヤバすぎるホアキン・フェニックスさんの風貌と演技も素晴らしかった
でも、ミュージカル調はダメだ。
さらに後半は法廷劇の様相。
なんかいろいろブッ込みすぎて全編中途半端になってしまったという印象
一足先に公開されている本国アメリカを筆頭に諸外国で酷評に晒されているのも納得
突然 歌が入るので、せっかくの緊張感と没入感がブチブチに切られて乗れなさすぎる、いちいち自分の意思に反してブレーキをかけられる車の運転の様でメチャクチャ不快でしかなかった(ちなみにミュージカルが苦手なわけではなく、どちらかというと好きな方ではあります)
勿論、歌詞とシーンがリンクしているんだろうし、歌うことが前作に引き続きチャールズ・チャップリンさんの『モダンタイムス(1938)』へのオマージュとなっているのは解りますが、とにかくダメだった
前作が大好きなだけに非常に残念
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