「前作と異なる作風を持ち出した挑戦心はすごいと思った。」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ てつさんの映画レビュー(感想・評価)
前作と異なる作風を持ち出した挑戦心はすごいと思った。
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前作から割とそんなに時間の経過していない続きのお話。
囚われのアーサーが謎めいた女性リーと出会って、夢のままに2人で世界を生きようとする中で、現実と妄想が交錯しつつも物語が進行する感じ。
前作のバイオレンスさだったりショッキングさというものは今作にはそれほどなく、それよりもミュージカル的な要素に振り切ってた印象。
クラシカルな曲で優しい感じの歌詞が多かったが、歌うのが危険な2人だから常に「次の瞬間何が起こるんだろう」という目で観てた。
前作の衝撃が大きかった余り、世界中に続編を望むファンが多数いるにも関わらず、ここまで違う作風に振り切る挑戦心がすごいと思った。
賛否両論もわかるし、前作の感じを期待しているとハズレというのもわかる。
ただ、クリエイターの映画作りに対する気概みたいなものを感じた。
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