「虚しい」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ コーサムブイさんの映画レビュー(感想・評価)
虚しい
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前作のようなカタルシスは感じなかった。
弱い自分をアーサーに重ねて観ていた。気に入らない権力者を粛清する彼に夢中だった。まさに作中のジョーカーの信奉者のように悪のカリスマに酔っていた。しかし前作も含めこの映画は、悪のカリスマジョーカーの物語ではなく、哀れな弱者アーサーの物語だと観賞後に気付かされた。弱者の行き着く先は程度の差はあれど破滅しかないということだろか…
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