劇場公開日 2024年5月31日 PROMOTION

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マッドマックス フュリオサ : 特集

2024年6月3日更新

【合法でトべる劇薬体験】最近、ムカつきっぱなし
ですよね? だったら映画館でブチ上がれッッッ!
あのマッドマックスの興奮が、究極完全体で再び襲来!

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※5月16日追記:記事の最後に「実際に鑑賞したネタバレなしレビュー」を追加しました。





世の中なんもいいことねえ──


つまんねえ──


なんかシンプルに物価が高え──


そして安すぎだろうがよ、給料ォ──


気づけば損してばかり──


みんな「自分のこと」で精一杯──


あ~会社爆発しねえかな――


空から3億円くらい降ってこねえかな――


ダメだ、ムカついてムカついて仕方ねえ――




そんな“おまえの怒り”を




しろ。




そして映画館で

























【予告編】怒りの戦士フュリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ。

「マッドマックス」の興奮が、究極完全体で再び襲来!
観れば体調不良も吹き飛ぶ!?怒りを解放しブチ上がれ!

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冒頭の文章で「おや、映画.comついにイカれた?」と思ったそこのあなた。間違ってない。僕たちはこの映画のせいでイカれてしまった。

5月31日公開の「マッドマックス フュリオサ」。ストレスフルな世の中で、怒りに耐える“おまえたち”に捧げたい一作である。観ればおまえたちのテンションがバカみたいに上がり、鑑賞後にはストレスレベルがブッ下がっている、言うなれば“合法でトべる劇薬体験”だ。

本記事では「マッドマックス フュリオサ」の魅力をたっぷりとお伝えしていく……が、おそらくその本質は、言葉ではなく心で理解すべきものだ。とにかく観ろ。言いたいことはそれだけだ。


●[摂取すべき“劇薬”体験]
これはフュリオサの復しゅうの物語…クソみたいな奴らをぶっ飛ばし、観客の怒りもぶっ飛ばすッ!
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最も大事なことは、重厚な物語だとか、優れた映画的技巧だとか、そういったことに意識が回らないくらい狂烈な“映画体験”の価値である。

物語の主人公は“すべてを奪われた”フュリオサ。彼女が何をするか? クソを煮詰めたような人々と、世の中への復しゅうだ――。

予告編にも収められた極限突破のテンションと疾走感が観る者を圧倒し続ける。フュリオサが死闘に身を投じる。観客はその姿に共感し自己投影する。フュリオサがクソどもをボコり回す。自分自身がクソどもをボコり回す感覚を追体験する――。

スクリーンを見つめる間、脳から何かがドッと溢れ出し、抱えていた怒りがぶっ飛んでいくことだろう。嫌な先生? ムカつく上司や取引先? 誰それ?もう顔も思い浮かばん……みたいな。

今すぐこの体験を映画館で“摂取”せよ。現代人には、「マッドマックス」が必要だ。


●[あの狂ヒット作がさらにパワーアップ]
驚がくラストによって真の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が完成する!? 観ないなんてあり得ないッ!
ブラジルコミコンで披露された衝撃ビジュアル
ブラジルコミコンで披露された衝撃ビジュアル

本作はあの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の続編である。約5カ月の過酷な砂漠ロケで生まれた狂気のカーアクション、クレイジーな映像と登場人物……あの迫力と興奮の虜となり、繰り返し鑑賞しまくった映画.comユーザーは多いはずだ。

「怒りのデス・ロード」は第88回アカデミー賞では10部門ノミネート・6部門受賞を成し遂げ、映画史を変えた傑作オブ傑作だが、本作「フュリオサ」はさらにパワーアップ! シリーズの創始者であり最新作のメガホンもとった“神”ジョージ・ミラー監督が「前作の伏線を整理する」と明言しており、映画チラシには「驚がくのラスト」「これを観て初めて[怒りのデス・ロード]が完成する」など前のめりな文言が多数、躍る。

一体どれほどの結末が待ち受けているのか――!? 前作にドンハマりしていた人も、映画館で観られず悔しい思いをした人も、気になっていたけど観てない人も、誰も彼もが「観ないなんてあり得ない」内容となっているようだ。観ることは確定しただろう。問題は、何回観るか、だ。


【傑 作 確 定】観て損することもあり得ねえ(多分)
こんだけ魅力がそろってりゃ、期待上がって仕方ねえ!

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いささか妙なテンションで書き殴っているが、ここからはもう少し論理的に、本作が傑作であることが確定的に明らかである具体的な理由をご紹介していこう。

本作はただ狂った映画なのではない。アカデミー賞やカンヌ映画祭でも激賞され得る“特上の品質”を誇る狂った映画なのである。


[確定です、傑作①:よく考えたらフュリオサってすごい]
魅力的すぎて、新作の主人公に…“怒りの戦士”爆誕の物語ってとこもホントに良い!
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本作の主人公フュリオサは、映画史に残るレベルのカリスマキャラだ。「怒りのデス・ロード」ではシャーリーズ・セロンが演じた“怒りの戦士”。そこであまりにも人気が出すぎたために、新作で主人公となった……。

ミラー監督は「前作は2泊3日の物語」としたうえで、「今回はフュリオサの18年間を圧縮した物語」と説明しており、物語のスケールにも大いに期待が寄せられる。前作では哀愁が漂う聡明な人物でもあったが、本作では若き日のフュリオサなだけで、ひと味もふた味も違うエネルギッシュな活躍が観られそうだ。


[確定です、傑作②:超絶スターのぶつかり合いもすんごい]
“超ブレイク真っ盛り”アニャ VS “アベンジャーズ”クリヘム! 演技の狂騒曲は未知の次元へ…!
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そんなフュリオサを演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ、「クイーンズ・ギャンビット」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などで知られ、そのルックスやキュートな性格などが日本を含む世界中で人気に。今、最もブレイクしている超絶スターの1人だ。

本作ではトレードマークである美しい金髪をバズカットにチェンジし、インパクトはバツグン! 前作のシャーリーズ・セロンのバトンを継ぐにふさわしい存在感で、ジョージ・ミラー監督も「どこか神秘的で、親しみやすさもある」と独特のスター性を絶賛している。

そしてフュリオサの宿敵(今回の悪役的存在)が、ディメンタス将軍。演じたのは「アベンジャーズ」シリーズのソー役で知られるクリス・ヘムズワース。このルックスで“テディベアとともに生きる”というえげつないギャップの強烈キャラが、フュリオサと“未知の次元の狂演”をみせる――!


[確定です、傑作③:“神”ジョージ・ミラーが監督]
あなたにしか「マッドマックス」サーガはつくれない! ノンストップ・カーアクションが超怒迫力に進化!
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普通、シリーズ生みの親は作品を重ねると監督しなくなるものだが、始祖である“神”ジョージ・ミラーが監督を続けているのが「マッドマックス」サーガが素晴らしい理由だ。

お約束ともいえるノンストップ・カーアクションは言わずもがな興奮MAX! しかもプロデューサーのダグ・ミッチェルと主演アニャ・テイラー=ジョイによると、撮影に78日かかり、毎日約200人のスタントが参加し完成した、15分間も続く超怒迫力アクションが盛り込まれるというではないか! なんだその“そそりまくる”シーンは!! スケールがデカすぎてうまく理解できないぞ! 一刻も早く観せてくれッ!

ちなみに先日、シネマコンにてジョージ・ミラー監督に功労賞が授与された。おめでとうございます、神!


[確定です、傑作④:ジャンルの壁をぶっ壊してる]
豪快&強烈アクション中心だけど、芸術映画のトップ・オブ・トップ“カンヌ映画祭”を席巻?
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本作の品質を保証する最大の一撃。それは、芸術的な作品が評価される印象が強いカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映(現地時間5月15日)されることだ。

もう多くの言葉はいらないだろう。本作はジャンルの壁をぶっ壊す力に満ちている。ここまで要素が揃っていれば、観て損することなどまずあり得ない、明らかな傑作なのだと、素直に直感できるはずだ。


【実際に観た】脳内でいろんな物質が出まくった…!!
前作の良さ最高濃度×前作超えのドラマ=未知の満足感

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※ここからネタバレなしレビュー

●執筆者
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●むちゃくちゃ面白かった…抵抗しがたい快楽がみなぎる、誇張抜きで“最高の続編かつ最高の新作”!
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観てきました。やりました。むちゃくちゃ面白かったですし、とにかくブチ上がりました。控えめに言って最高の「ファンが狂喜乱舞する続編」であり、なおかつ最高の「前作を観ていなくても問題ない、雷に撃たれたような衝撃が味わえるような新作」でした……!

お目当てだった怒りの解放は、この記事の言葉が誇張ではないことがDNAレベルで直感できます。気が遠くなるほどの興奮と高揚。「もしも映画が薬として処方される世界があったら、すべての医師はこの映画を処方するだろう」とすら思える抵抗しがたい快楽が、「マッドマックス フュリオサ」にはみなぎっていたのです。


●「怒りのデス・ロード」の焼き回しではない…良さはそのままに、いくつもの新たな成分が絡みつきトリップ力が究極進化!
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「怒りのデス・ロード」と地続きの物語なので、当然コンセプトも引き継いでおり、イカれたテンションや想像を絶する映像世界は「まさに欲しかった濃度」でぶち込まれている。なのに、冴えない続編にありがちな「これまでの焼き回しじゃん」という既視感は一片たりともよぎらないところがまたすさまじい!

例えばカーチェイスのシーンなど、始まった瞬間「あーこれこれ! これが観たかったのよ!!」と座席から腰が浮き、しかし「うおお、今度はこうくるか! すげえ!」と新鮮に驚き、「いやーすごい! え、これで終わりじゃない? まだ続く? うおおおお!!!」と興奮が高いレベルで持続する! モーターパラグライダー(パラグライダー+巨大エンジン&プロペラ)を活かした狂ったスカイアクションもあったぞッ!

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さらに言うと、“走り続ける”ことで異様な昂ぶりを生んでいた前作の良さはそのままに、本作はそこに、前作を超える新たな成分(例えば“心理的没入がバツグンのドラマ”=フュリオサの半生など)が密接に絡みつき、トリップ力を数倍に押し上げる化学反応を起こしています!

つまり本作はただの続編ではなかったのです。あのすごかった「怒りのデス・ロード」から、素晴らしい形での究極進化を遂げていたのです!!! 言葉じゃうまいこと伝わらないかもですが、とにかく、これ体感できて本当によかった、その一言に尽きます。


●エンドロールを眺める間、強烈な飢餓感に襲われた…本当に、観ないなんてあり得ない!
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まだまだ良かったポイントがたくさん。フュリオサ役のアニャ・テイラー=ジョイは強く気高く、灼熱の覚悟を秘めた眼差しに吸い込まれるような感覚をおぼえました。ディメンタス将軍役のクリス・ヘムズワースは、1回しか殺せないのが残念に思えるほどのクソ野郎を、この世で最も楽しそうに演じていて最高。

そして気になる「これを観て初めて[怒りのデス・ロード]が完成する」について、ネタバレになるため詳述は避けますが、看板に偽りなし! 「くう~!」となる、すげえ“ベストな感じ”になってますのでお楽しみに!

あとエンドロールを眺める間、本編で大満足しているのに、同時に「このままぶっ続けで『怒りのデス・ロード』が始まってほしい」という強烈な飢餓感に襲われました。熱狂的ファンも初体験の観客も、多くの人が同じように感じるはず……本当の本当に、観ないなんてあり得ないッ!


●僕はあと2回観ることが確定しています というか、それ以上の回数、観ます。
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「すげえ良かったし何回も観られるタイプの作品」であることは間違いありません。現に僕は、少なくともあと2回は観ることがすでに確定しています(そういうテイで書いてる、とかじゃなくて、実際にもうスケジュール帳に鑑賞日を入れてます)。

合計3回だけにとどまらず、もっと、もっともっと多く観たいなと思っているくらい、マジで良すぎました。マジで。

映画公開後の「フュリオサ」特集2ページ目では、「リピート鑑賞した感想と、なぜリピート鑑賞してしまうのか?」にフォーカスしたレビューを掲載します。こちらもあわせてご一読いただき、V8鑑賞(8回観ること)をご検討ください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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