マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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主人公が好きになれなかった
いいとは思うし、これは完全な好みの問題だと思うので、好きな人は読まないで欲しい。特に女性。かなり愚痴に近いレビューです。
何をどう星に反映していいかわからず、自分の気持ちに正直に2
たぶん作品としては5
やってる事はわかるし、完成度がどうというのじゃなく、完全に主人公が好みじゃなかった、という映画。
作品としてはとても良いと思うのに、本当に自分の好みの問題でクサしたくなる映画。
フュリオサがどうしても好きになれない。これに尽きる。強さが中途半端。予告で見えてた「この世の全部がクソッタレ」感が、本編でなかった。
楽しかったのは、ジャックとの邂逅まで。
ジャックに完全に絆されてしまったのが、もしくは絆された経緯が気に入らない。愛する男ってこれのこと? 愛する理由、あった? なんとなくぬるっと、なんかいい感じの言葉かけられて、庇護されただけで?
まだ踏み台に利用するんだったら良かった。
逃がしてもらっといてわざわざ戻って2人とも捕まるって、何。しかもお母さんの時と合わせて2回目。もうその頃には映画に退屈していて「もう、また面倒おこすやんー」と飽きてきてた。
2回目はいったん危機を脱したし、二度繰り返したからより怒りが強化された、なのかもしれないけど、何を犠牲にしても故郷に帰る、復讐を果たす、というような信念の強さが中途半端。
主人公のいろんな面での弱さが私にとって好ましくない弱さで、本当にストレスだった。お母さんはあんなにカッコよかったのに。
あんなに辛気臭いのに、ことの動機はよく見るエンターテイメント的わかりやすさのもの。もうちょっと新しさや極端さやなんなら繊細さがあったらもう少し好きになれたかもしれない。
唯一無二ジョージ・ミラー!長生きしてほしい!
一方的に浴びせられるという快感
前作が「行って帰る」なら今作は「やり遂げるために留まる」だろうか
崩壊後の地球で奇跡的に残っていた緑の地
そこを拠点にする集団で暮らしていた少女フュリオサは見るからにならず者のバイク集団にさらわれてしまう
追ってきた母と共に脱出を試みるも絶望的な状況に追い込まれる
そこから彼女の長い長い忍耐と苦難が始まるのだった・・・
前作同様、セリフに頼らずとも展開がすんなりと理解できるのが本っ当にすごい!
アクションシーンでは「こういう対抗策をもって敵から逃げよう・戦おうとしてるんだな」とすぐに分かるし、その他のシーンでも「この人はこういう行動原理でこう動き話すのだろう」というのが違和感なく伝わってくる
改めてとんでもない演出力である
ただ、敵対し合う勢力が複数いること・物語的にも広がりを持たせていることで前作より複雑になっているのもたしかだ
作品のメッセージや魅力をこちらから受け取りにいくというのも一つの楽しみ方ではあるが、
一方的にエンタメのシャワーを浴びせられるというのもまたすさまじい快感だ
「マッドマックス」を知らなくても楽しめます。
「マッドマックス」の世界を知らない。本作の基になった「怒りのデスロード」も見ていない。舞台は、荒廃して無法地帯になった近未来の世界のようである。政府も警察もないから、力がある者のやりたい放題である。中には自分の趣味を最大限に生かして極悪組織を作る者が出てくる。それがディメンタスやイモータンである。過酷な世界であるが、ある意味好き勝手ができて幸せなのかもしれない。モラルなどに縛られずに「悪」に吹っ切るのは快感であると思う。それが、戦闘シーンなどによく表れている。特にトレーラーを襲うシーンは圧巻である。CGを多用していると思うが、あり得ないようなシーンの連続で興奮させる。作品全体を通して、アクションの見せ方はスゴイと思う。人の命は虫けら以下になっているのが、モラルを超越しているようで快感になる。
フュリオサの「最強戦士」成長物語であるようだが、冒頭から母がすごすぎる。この母の血をそのまま受け継いでいるのだと思わせる。なぜ「最強の戦士」を目指すのか、母を殺されたことに対する復讐だけでは弱い気がする。しかしフュリオサの美しさ、強さは感動的ですらあり、説明は必要なくなる。
ストーリーとしては少し弱いが、アクションシーンには圧倒される作品でした。
最高の映画体験
すみません。
長いです。
「もう、さっさと決着つけてね」思った堪え性のない自分に困りました。
しかし
映画は最後まで観るもんです。
「復讐の方法」
自分は何十年も映画観て来ましたが
「復讐」に関しては過去最高の映画体験でした。
で、ここまでの長さはこの展開への「壮大なタメ」だったと納得いたしました。
やっぱマッドマックスシリーズは期待してしまう!
148分 映画.com4.0
見渡す限りの砂漠•バイオレンス、そして焼けたエンジンと砂埃の匂いまでが漂ってきそうな映像、これぞ、マッドマックスの世界観!
●子役のアリーラ•ブラウン、可愛い〜!これは将来大物女優間違いなし!と思ったらアニャ•テイラー=ジョイに寄せるため、AIで加工してるらしい•••ビックリ
●前作がシャーリーズ・セロンだっただけに、アニャ•テイラー=ジョイの物足りなさを感じた。やはりシャーリーズ・セロンの存在感は大きい!
●アニャ・テイラー=ジョイの一番の特徴は目だよなー、これから年齢を重ねるにつれ、どのようになっていくのか•••楽しみにしたい
スピンオフらしい作品でした
なんだろ???
「サンダードーム」を観終わった後のような
感覚なんですよね。
物語らしい物語を読んだなぁという感じ。
きっとセリフ(説明セリフ)多かったから?
フュリオサ・ママ(しびれた!)のシーン以降
結構中だるみするんですよね。
感じないスピード感と機械感。映像で
訴えてこないんですよね。
仕方ないのかなぁ?人物を描こうと
してるから・・・。ゆえにマッドマックスの
亜流感があるんですよね。まぁ前日譚ですから。
前日譚らしく、デスロードを観た方なら
ニヤリとするちょい見せありますよ。
映像やアクションシーンで言うと、俯瞰シーンの
CGがなんだかいまいちなんですよね。
デスロードの似たようなシーンでの重厚感が
なく、なんか作り物感が強く・・・。
ですが、相変わらずの悪趣味改造車のオンパレード
とアクションはなかなかです。
(けど、やっぱデスロードでの既視感否めず)
そんな中、一番熱くなったのはフュリオサママの
奪還シーンですね。
めっちゃくちゃかっこいいです。このママの
娘だもんな!説得力半端なし。
あと、ジャックとの関係性やストーリーに厚みが
あれば、デスロードでのマックスとの物語にも
大きな意味を持たせることができたのでは?と
ちと残念。
まーいろいろ書きましたが・・・
本作観終わったあとの心の第一声は
「あーーー、怒りのデスロード、爆音でみたーい!」
でした。
だから前日譚としては上出来だったのでは
ないでしょうかね?ただ。物足りなさの
反動ともいえます。
手放しで最高とは言えないのが心苦しい。
テンション上がる⤴️
怒りのデスロード見直したくなった
怒りのデスロードのフュリオサの来し方についての話
前作は映画館で見て、好きなジャンルじゃないけど楽しめたという感想をだったけど、
いかんせん1回しか見てませんので、全然覚えてないわけですよ。
なので、白塗りの男の子たちって誰だっけ的な、不案内ぶりでした。
この映画も楽しめたけど、めったにないものを見たという新鮮味はなかったかな。
2015年以降に、多少好きなジャンルでない映画も嗜んできたし、
特にバイオレンスアクションには結構免疫が付いたというのもあるのかな。
まあ楽しく見られました。時間があったら配信で、怒りのデスロードを見直したいです。
100点満点中、295点
なんて美しい映画なのかな、と。
母親など、愛する人を失うシーンを残酷に描けば描くほど絶対に面白くなるのに、やらなかった。
分かってるはず。
そこがこの映画をそこら辺の陳腐なアメリカ映画にしないところかなと思った。
フュリオサの目がとにかく素晴らしい。
あの目が全ての行動に説得力を生む。
生きるために腕を失うことをためらわない。
見ていてボンヤリとした自分に喝を入れてくれる。
没入して観れました。
素晴らしい作品です。
新たなる幕開け、マッドマックスは神話となる!
文句なしの傑作と呼べよう。
昨日で4回目の鑑賞。前作の「FR」も何度観たか分からない程の大傑作な訳ですが、「フュリオサ」も観る度に新たな発見のあるMDMXファンにはたまらない映画になってます。
まずファーストシーンから「これは新たな神話ですよ」と我々を誘ってるかのような幕開け。
そして壮大なフュリオサの復讐譚が5章に章立てされて物語を紡いでいく。
明らかに前4作とは趣きの違う作劇である。
このチャプター化されたことにより、観客はフュリオサに感情移入していき、ストーリーに没入しやすくなっていたと思う。もちろんストーリーと言っても、複雑さは排除されあくまでもアポカリプトムービーとしてのバイオレンスやアクション主体の大活劇なのは言うまでもないが。
とにかく今回も練りに練られたカーアクションシークエンスが出色の出来!オクトボス軍団とウォーリグ、ウォーボーイズとの15分にも及ぶ死闘。
前作で出来なかった、空中からの攻撃や、新兵器のボミーノッカー⁈(この装備が凄い!)
バレットファームでの死闘も凄かったし、ディメンタスを捕えるフュリオサの追撃シーンも見事でした。
シャーリーズセロンからバトンタッチしたアニャテイラージョイは豹のようなしなやかさで、フュリオサを言葉少なに演じていたし、ディメンタス役のクリヘムも統率力に欠けるヴィランを嬉々として演じてた。ラッキーヒュームに代わったイモータンもヒューキースバーンをリスペクトしてるのがわかる名演でした。
私がMDMXに求める全ての要素がこの映画には凝縮されて入っている。御年79歳のミラー監督には長生きしてもらって、次作「ウェイストランド」を完成させてほしい。溢れ出るイマジネーションが枯渇する事はないと思うが、一年でも早くマックスの前日譚を観てみたい。
偉大すぎる前作
我々はギター山車が見たかったのです
多分前作に対して、イカれてる、中身がない、行って帰ってくるだけ、ギター意味わかんない、とかって皆が言いすぎたんでしょう。全部褒めてるんですけどね。
(俺をイカれてるだけの監督だと思うなよ…)
な感じの、ミラー爺の欲が出てしまっています。
前作同様に勢いはあるのだけど、なんだか随分と小綺麗にまとまってしまいました。真横から撮った、スマブラみたいなタンク車のアクションシーンとか凝ってますけど、そういうのはまぁ別に。ねぇ。
「俺だってこういう風に撮れるんだぜ」の結果は、なかなかに物足りなくて、前作が見たくなる。そんな鑑賞後の感想。
競うな
持ち味をイカせッッ
とお伝えして差し上げたい。
前作のIMAXリバイバル上映をぜひ。
マ王の休日、大失敗の巻
6月のドタバタがどうにか収まりを見せた梅雨入り前の貴重な晴天、何処の家庭でも洗濯日和か行楽日和かで忙しい日曜日だったと思われるが、マ王にとってはそんなの関係ねぇ~(©小島よしお)
とまぁ梅雨入り前なのでジメジメ吹き飛ばす「マッド・マックス フュリオサ」を観てきました😁
が、どうした事か始まって15分も経たずして身体が怠重く感じるマ王⤵️
ひょっとして血圧の薬を飲んでる所為からか?
いや違ったのだ、途轍も無く眠いのだ😑
それは映画がつまらない所為だったのだ👊
久し振りに睡魔に襲われる内容にマ王は鑑賞後に驚いた😳
想像してたようなド派手なアクションは殆ど鳴りを潜め(あるにはあるけど前作より明らかなトーンダウン)代わりと言っちゃなんだけど、物語の方に重きを置いて作ってみました風がどうにも悪臭を放っている🤧
一体誰が「マッド・マックス〜」にストーリー性を求めてるんだって話だわ💨
エンドクレジットに前作の一部が流れるんだけど、如何に前作のアクションが素晴らしかったのかを痛感させられる編集になっており明らかなミスだと感じてしまった😢
雑なCGの合せ技まで効果を発揮し、まったくチープな復讐劇を148分も見せやがって😤
正直、マ王にとっての貴重な休日を返せと言いたい←ギリギリまで洗濯、掃除の日曜日と迷ってた
しかし映画好きというDNAは、映画館で鑑賞する、という衝動を抑える事が出来ない😫
ワザワザ1800円払ってパンフレットやグッズを購入しながらポップコーンとコーラを持ってスクリーンへと赴き、90分〜180分の時間を一喜一憂して帰路につくのがルーティーンであり、一つでも欠けると後悔から蟯虫持ちのように落ち着きがなくなるのだ(全ての映画ファンは大きく首肯いてるハズ)
マ王がハズレ映画の1000本や2000本程度で挫けるのなら疾っくの疾うの20年前に映画ファンは止めてます🥸
でも水源不明の岩山は健在だったな🤔
映画での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
マッド・マックス度★☆☆☆☆
映画「セブン」の復讐否定度★★★★☆
これこそ最高のプリクエル
マッドマックス怒りのデスロードのプリクエル、
フィリオサの修羅の道を描いた本作
観ないわけにはいきません。
幼くして緑の地から誘拐されたフィリオサ
自分の腕に家への道のりを刺青までして
帰るチャンスを狙っている。
何度もチャンスがあるのだが、
その度につぶされていく。
よき理解者(パートナー)を得て、
帰路につくのだが…
いろんな批評でも言われているが、
やはり結果を知っているため、
前作を超えるのは難しいと言わざるを得ない。
デスロードで観た色々の答え合わせになってしまう
それでも、気が付くと下っ腹に力を入れて
観ていることに気づくほど、堪える映像の
オンパレード、口の中が砂でジャリジャリ
しそうな感覚。
終始それが続くのはさすがミラー監督。
今回の新キャラ、ディメンタス。
彼の衣装の色が徐々に変わっていく。
白から赤、最後は真っ黒に。
彼の心情を示しているように思えた。
結局一番萌えたのは「怒りのデス・ロード」での
フィリオサの慟哭を改めて見せてくれたところ。
タイトルにも書いたが、最高のプリクエル。
一気に「フィリオサ」から「怒りのデス・ロード」を
連続で
映画館で観たい。
249 なんか迫力不足
前作のなーんも関係ないギターが火を噴くだけで
2時間笑っちゃうような強烈の場面がなかったなあ。
(三バイクもどうやって運転してるのかクスっとくるし
モーターパラグライダーは好きなんですがね。)
ウォーターボーイズ(間違い)も存在感が明確になると
こいつら何のために戦ってるんや!?という神秘的なものが
逆に薄れたような気がする。
イモータンジョーも守るものがあって駆け引きするとなると
強さ半減に映ってしまうし
ディメタンスも結局は北斗の拳ザコキャラ王レベルだし。
しかしアニヤちゃんのたまに見せる素顔の美しさは
凄いですわ。
幼少期からどんなタイミングで子生み女にされたんでしょうな?
あー想像するに可哀そう。
帰路のクルマの中でトロトロ走っている車は踏みつぶしたろか!
とすっかりのめり込んでいる自分もいます。(再笑)
70点
イオンシネマ近江八幡 20240612
映画館でエンジン音を腹で喰らう快感
チケットを貰ったので109シネマズプレミアム新宿で鑑賞。
良い音響で聴くエンジン音・銃火器音は最高でした。
ああいうのを体験するために映画館に行くまである…
前作の怒りのデスロードがとても好きで複数回鑑賞。
フュリオサの前日譚という事は、前作の頭に繋がるわけで…
つまりは今作は救いのない結末なのでは?という点で鑑賞を迷っていたのですが、結果、映画館で観て良かったです!
当たり前のことながら、今作もアクションシーンが素晴らしすぎて
どうしたらあんなに豊富なアクション演出や流れを思いつくのか…と感心しっぱなしでした。
個人的に好きだったのは、
・アクション中に無駄にオーバーな感情表現がないこと
・不要な恋愛要素がなかったこと
・セリフがなくても、目線や間、動きで端役のキャラクターたちにも感情移入できてしまう演出
叫びや漏れ出る声、オーバーめな表情がアクションをより盛り上げる要素になっている事が多い気がしますが、今作はそれを抑える事で逆にリアルな戦闘を見ているような感覚でよりハラハラできました。
多分、現実で闘っていたら顔は強張ったままだし、声も出せないくらい全身に力が入るだろうなと思います。
前作もですが、直接的な表現は無いものの、うっ!と緊張してしまう死にっぷりや痛ぶられっぷりが今作も随所に。
母親が多勢に無勢で捕えられるシーンのリンチ感は見ていてなかなか辛かったです。
それもまたマッドマックスの魅力…
興奮フルマックス
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