マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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前作が足枷になった気がする
前作のフューリーロードから登場したフュリオサがどう誕生したかを描いたのが今作な訳ですが
前作に話を繋げようと頑張りすぎて結果的に前作が足を引っ張るような印象を受けました。
ハリウッド映画の法則に「最初の30分で客の心を掴む」が有りますがそれが出来ておらずとくに盛り上りもなく長々続く序盤には頭を悩ませました。
今作の話を作る為、前作から関連する敵勢がもう一度見れて嬉しかった反面、これは今作の敵があまり視聴者には受けないだろうと製作陣が認めてるような気がしました。
彼らの再演は我々に向けたファンサービスでありそれで何とか間を保たせている そんな印象を受けました。
マッドマックスと言えば常人には思いつかないイカれた改造車やバイクが出て来るのが魅力的でしたし極力CGを使わない実写撮影が良かったのですが今作は予算の問題なのか規模が小さくなったのか車の台数は少なくなりバイクも目を引く程の改造車がありませんでした。
予算と規模が小さくなったと感じたのが両陣営とも襲い襲われまくっているのに重要物に対しての護衛の少なさが目立つ。
またバイクにクローズアップするシーンが少ないのも問題でした。
あとバイク軍団な筈なのに統領がアレに乗って追いかけるのはどうなんだ。
ディメンタスは人間味が強すぎて他の敵役に魅力を喰われた感がありました。
フュリオサと失ったものは同じだけど狂気には完全に振れないところがあったりで。
「実りの地」の話はいったい何処へ行ってしまったのか。
総評として
前作がウケたから2発目を狙いに行って外す典型的な凡作映画になってしまった。
120分以上もかけてやる内容ではなかったなぁ。
前作のように「考えるな感じろ」 というのは今作では感じにくく、会話がそれなりにあったので感覚的に楽しむよりは考えました。
前作に引き続き、傑作と呼べるレベルに。
IMAXシアターにて鑑賞。鑑賞後、映画館を後にして駅まで歩く道のりで、「なんて平和なんだろう」としみじみ思うほど、壮絶な本作への没入感は凄まじく、そのMADな世界造形と物語は観る者を掴んで離さない。
前作より30分ほど上映時間が長くなったし、フュリオサの長年にわたる軌跡を丁寧に描いていることもあって、前作の2時間ぶっ通しで爆走する感じとは少し異なって、丁寧に物語っている感じは有り有りと感じられる。が、だからといって観る者の高揚感が前作より劣るかというとそんなことは全く無い。なぜならそこは『怒りのデス・ロード』と同様で、その語りが言葉には頼らず映像そして壮絶なアクションで語るというやり方が本作でも徹底されているからである。
前作同様、一体どうやって撮影したのかと首を捻らざるを得ないようなアクションシーンのオンパレードで、当然目を引くのであるが…本作で観る者に最も強い印象を残すのは、主人公フュリオサを演じるアニャ・テイラー=ジョイの演技だろう。物語の主人公であるにもかかわらず大変に台詞が少ないのだが、非言語的な表現力がとんでもなく、特に目による演技は舌を巻くレベルで、そのエモーションがビシビシ伝わってくる。
前作がとんでもない出来栄えだったので、同じ水準を保てるとは到底予想できるわけがなかったのだが…前作に肉薄するような水準の出来栄えに私は驚き、心を震わせている。プリクエルとかスピンオフとかそんな範疇には収まり切らない見事な傑作である。(“前作超え”を望む人がいるようだが、前作が既に最高クラスの作品。的外れも甚だしい!)
(以下、追記)
『怒りのデス・ロード』公開時のパンフレット等々に書かれたフュリオサの背景が、新作映画と辻褄が合わないと一部で話題になっているようだが、それらは映画の中では語られていないことだ。新作が準備される過程(実際、長い年月を経ている)で、より適切な背景が検討されたということだろう。むしろより望ましいものになったと私は思う。
その変更によって「フュリオサがイモータン・ジョーを憎む動機がわからない」という感想があることに関してだが、そもそも直接的に蹂躙されているから憎むとか憎まないとか、そういう話ではないはずだ。何よりも母との約束を果たさんがために、イモータン・ジョーを倒すよりも逃走する道を始めは選び(その準備のために長い年月をかけた)、その逃走に酷い扱いを受けていた女達を連れて行くことになるが、結局戻らざるを得なくなりその過程でイモータンを倒すことになったわけだ。ストーリー上、何もおかしなところは無いと私は思う。
なお、『怒りのデス・ロード』の方のレビューに、本作を観てから印象が変わったシーンについての感想を追記させていただいた。参考までに。
前作見直してから見れば良かった。
最終的にそこに繋がるんだぁーと、わかったけど、前作うろ覚えだったので、観てからにすれば、もっと楽しめたのに・・と思いました。
でも、全然楽しめたけどね。エンタメとしてはかなり面白かった。
相変わらず極限状態の世界で、人間をリソースとして扱う世界は悪趣味と...
相変わらず極限状態の世界で、人間をリソースとして扱う世界は悪趣味といえば悪趣味なんだけど、だがハマると癖になります。私は時間を忘れる程、没入できました。
主人公フュリオサの子供時代ですが、相当な美少女で、それを不穏な視点で撮っています。できれば、ポリコレ信奉者に見つからないと良いのですが。前作の頃に聞いていた設定(信憑性は無いですが)から、もっと強くたくましく変わったようです。生き残るために自分で手を切る事ができるか?というのは1のラストを思い起こさせますね。
ディメンタス将軍ですが、確かに残虐な悪役ではあるのですが、この時代には乱世の奸雄として必要なんだろうと思います。歪んではいるけど彼なりのやり方でフュリオサを娘として愛していたのだろうし(宝物のテディベアを預けるとか)、情けなくて恰好良い人物です。
全体を通して、細かい部分で、ん?という点はあるものの、とても面白かったです。
ジョージ・ミラー監督最高傑作
シリーズ全作視聴済み
2は30回くらい
あのフューリーロード(僕は劇場で5回BDでは2-30回)の前日譚でフュリオサ主人公 以外は前知識無し 期待値無しで
IMAX鑑賞
いきなり超カワイイ美少女がフュリオサでオオー!
しかも凄いサバイバル力と根性見せつけて
未来少年コナンを思わせ
フュリオサママの戦闘力とカッコ良さに鳥肌
アクションのみで進行するFRと違い
辛いフュリオサの半生の旅を描き
私的映画体験史中、最も尊く気高い崇高な魂の持ち主のフュリオサの姿に心の琴線ブチ切れました
そしてこれ以上無い形でFRに繋がる
2回目もIMAX
3回目はドルビーシネマ
ドルシネは音がデカすぎて疲れましたが
あと何回行けるだろう
乗り物好きウケるー
アクション強すぎて話のお題の…味方、敵のつじつまがどこへやら?(笑)。とにかく走るジープ、トレーラー、単車の面白さがたまらない!!。俳優陣の顔、顔、顔。メイクもたまりませんねぇー。
考えるな、感じろ
砂漠、モータービークル、爆破、パンク、北斗の拳的世界
やはりこれ、やっぱりこれ
前作のデスロードのストーリー忘れててもマッドマックスマインドがあればそれで足りる
らしさがあるんだからそれで十分
星と共にあれ
こないだ鑑賞してきました🎬
フュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイの青い瞳に引き込まれますね🙂
終盤の髪を刈り上げたあの風貌も、全く違和感なしでした🫡
作中重要な役割を果たしていたのは、トム・バークが演じた警護隊長ジャックですよね🤔
中盤で敵さんの猛攻を受け、生き残ったのはフュリオサと彼のみ。
フュリオサは一度は振り落とされますが、彼女の青い瞳に野獣を感じたジャックは戻ってきて「お前となら組んでもいい」と。
そして徐々に絆を深めていく2人ですが…。
やがてクリス・ヘムズワース演じるディメンタスにハメられ、弾薬畑❓で窮地に陥る2人⚠️
ジャックは死を覚悟してフュリオサのために時間を稼ごうとしますが、彼女はかつてのような守られるだけの女性ではなく、スナイパーライフルを手に彼を救いに行きます❗
一旦は包囲を脱した2人ですが、やがてディメンタスに追いつかれ…ジャックははっきりとは書かれませんが、亡くなってしまったのでしょう。
フュリオサも左腕を失います。
しかし逃げのびた彼女は、ディメンタスの計画をイモータン・ジョーに報告し、逆に彼らをハメて壊滅させます。
リクタスらイモータンの息子たちが追撃役を争っているのを尻目に、フュリオサはさっさとディメンタスを殺しに行きます。
とうとう彼を追いつめたフュリオサは、ひと思いには殺さず、かつて彼が数多の人間にそうしてきたようにバイクで引き回したあと、磔にします。
しかし、彼女自身が賢者にだけは真実を言ったらしく、本当はイモータンの砦内にある木の人間養分として生かされているのだとか😰
ディメンタスの所業を考えると、ふさわしい末路ということでしょうか。
ちょっと酷い気もしますが。
アニャ・テイラー=ジョイの眼力や、クリスのスピーチ力、トム・バークの寡黙な軍人ながらも情も持ち合わせている人柄、などなど見どころ満載でしたね🙂
本国では興収が振るわないようですが、来場者プレゼントももらえましたし、私は楽しめました😁
ちょっと物足りない
前作の感じを期待して観に行くと、すこし肩透かしな感じがあるかもしれません。
中盤までは車両も、銃撃戦もかなり楽しんで観れたんですが、終盤の会話の多さ、その内容の薄さが少し気になってしまいました。
何より40日戦争はあんなに軽くダイジェストで終わらせて欲しくなかったです、ウォーボーイズの活躍が少なかったので、人間ドラマよりそちらに時間を割いて欲しかった
あと、キャラが全体的に人間味に溢れていて、もっと無機質かつ狂っていて欲しかったです。その中で垣間見える人間性が魅力だったので
ラストに持ってかれた!
怒りのデスロードで大興奮したクチなのでフュリオサは気になっていた。とはいえすぐ観なくてもいいかな…と思っていたところ「虎と翼」の吉田恵理香さんのコメントに背中を押されてドルビーシネマで観てしまいました!
とにかく最初から幼きフュリオサとその母がカッコ良すぎる。そして今回のヒール、ディメンタスは非常に人間味あふれるキャラで、仇なのに憎めない… 全編通してこの人が1番良かったです。
カーアクションはすごいボリュームと迫力で素晴らしく、これでもかと派手なシーンが続く。でもあまりに混みいってたからなのか、途中誰がなんのために攻撃してるのかよくわかるなくなる箇所もいくつか…汗 そして車にはそこまで興味ない私は途中若干お腹いっぱいに。笑
しかし、ラストが凄かった。刃のようにぐさっと刺さるディメンタスの言葉…気がついたら嗚咽しながらまた「怒りのデスロード」が観たくなっていました…
ただただ観客を白けさせるだけの本当の意味でのマッドマックス
何も期待して無かったが『おもれーコレ』
と90点を付けたデス・ロードから9年。
なんじゃこりゃ🤓何処を観て欲しいの❓
何の盛り上がりも無く淡々と白ける一方。
スピンオフの2000年代で最低の作品。
もう、いいよ、マッドマックス。
作るなら此の今現在の地球で将来危惧される食料問題を深く描いて欲しい。
あっ、やっぱもう止めときな、マッドマックス。
かーらーすー、なぜいるの♪カマキリ顔のおねーさんがすごい頑張る映画
前作のような、手を叩いて大喜び、てなギミックは少なめ(ラストにまとめられてはいる)。
今回は黒い大ダコくらいか。
イモータンの役者が亡くなられたとかで薄い人が代打。
薄い。
でっかいタンクが完成したあたりからが本気の本編、なんだろうが、朝ドラの常で子役の方が上手い。
当方のオーストラリアへの偏見のネタ元は大半がこのシリーズの映画である。
テディベアはグッズ化できそうだがライセンスの関係か販売されてるものはない(ノベルティ止まり)。この辺の前日譚も映画化されるんだろうか。
IMAXでなんか見たーい!って向きには最適である。
4DX揺れ過ぎて
字幕版よりも吹替版が見たかったのですが生憎、4DXでしか見れなかった為、妥協して4DXで観て来たのですが揺れの演出が強過ぎて観終わった後に首が痛くなりました。
鬼滅やエヴァや黒バス等のアニメ映画の4DXを経験した程度なので、洋画の4DXは初体験だったのですが、まさかここまで長々と永延と揺れるとは思いませんでした。4DXに乗った事を初めて後悔しました。
映画の内容も思ってたより暗くて微妙な感じだったので何とも言えない感じ。
世界観が北斗の拳のような荒廃した世紀末感があったので、面白そうだなと思って観たのですが、4DXを選んだことも含めて観た事を後悔しました。
首の付け根が今もズキズキ痛むので、軽いむち打ちのような症状になっています。
4DXで観ようと思っている方は、覚悟して観られた方が良いと思います。
前作見ていなかったのがいけないのか
すごく楽しみにしていったんだけど、なんかハマらず。
映像の迫力はやっぱり初期のマッド・マックスなんかに比べたら凄くて軍配は今作に上がるんだけど…。
ストーリーがなんか軽い?
所々パッツンパッツン話が切れてるというか飛んてるというか、そんな感じがして、いやそこでなんでそう?みたいなツッコミを自分の中でしてしまってました。
ハラハラ・ドキドキ感が足りなかったかなぁ…。
でも一緒に行った友人は良かったと言っていたので私のコンディションが良くなかったのか…。
ちょっとまた初期作品から見直してみたいと思いました。
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