マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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アイムフュリオサ‼️
皆さんのレビューの熱量が凄い‼︎
楽しく拝読させていただいています。
深い悲しみが生んだ怒りこそが生きるモチベーション。
ヤングフュリオサの目にも、成長してからのフュリオサの目にも怒りの魂が変わらず宿っていた。
アクションの展開も構図も良かったな〜。
IMAXで観たので音の迫力も凄かった‼︎
クリヘム演じるディメンタスは悪いやつだけどどうしても憎めない〜…(テディベアのせいか?)
バリバリのオーストラリアアクセントも効いてました!
星とともに!
相変わらずのぶっ飛んだ世界観がサイコーでした!
少女時代に全てを奪われ、どん底から何年も何年もかけて復讐を果たすってストーリーはやはり熱いですね!!
この内容で興収が伸びず続編に黄色信号なのが不思議なくらいです!
ソーが珍しくヴィラン役やってるのも良かったです!荒野になぜか道が塗装されてたりこれだけの人数どこに住んでるんだとか突っ込みどころは満載ですがそんなことは気にせずめちゃくちゃな世界観を楽しむ映画です(^o^)
フュリオサの行きて帰りし物語はいつ終わるのだろう。
映画としてのインパクトは「怒りのデスロード」ほどではないが、作る価値はあった作品だと思う。
前作で登場したフュリオサがなぜイモータン・ジョーの「砦」で大隊長という地位にいながら脱走を試みたのか、という背景が描かれる。
本作でフュリオサを演じたアニャ・テイラー=ジョイは、作中はだいたい目の周りを黒くしたりしていて顔がよくわからないのだが、普通の顔のシーンもある。その時は非常に美しく撮れていた。ジョージ・ミラー監督のうまさだと思う。
ストーリーは、
「緑の土地」で暮らしていた幼いフュリオサは、ディメンタス将軍の率いるバイカー集団にさらわれる。彼女はなんとかして故郷へ戻ろうとするが、そのためには幾重もの困難を乗り越えなければならなかった。
といったもの。
冒頭、緑の土地でフュリオサはリンゴをもぎとる。そのあと、バイカーにさらわれていく。
この流れは聖書でアダムとイヴが知恵の実を食べたことで楽園を追われる姿になぞらえているのだろうか。
本作ではフュリオサがディメンタス将軍のもとから脱走しようとするのがメインストーリーになる。前作「怒りのデスロード」ではイモータン・ジョーのもとから脱走しようとする物語だった。緑の土地に戻るために戦いつづける、というプロットがループし続けるというのはおもしろい設定だ。
フュリオサの円環はいつ閉じるのだろう。
ディメンタスについて。
マッドマックスシリーズを振り返ると、第一作のトッカーター、第二作のヒューマンガス、第三作はアウンティ、第四作はイモータン・ジョー。個性的な悪役を生み出してきた。
ディメンタスは強面の凶悪犯的なビジュアルだが、クマのぬいぐるみを大切にしており、幼児性を感じさせる。彼はイモータン・ジョーの施設を奪うことで自ら豊かな土地を作り出そうとする。言動が読みにくくどこまでが本気なのかわからない、現代的なキャラクターになっている。
マッドマックスシリーズは「大きな戦争があって世界が崩壊しても、人類は戦うことをやめない」という人間の本質的な愚かさを描いている。それはいつの時代にも通用するテーマなので、逆に「なぜ今この作品が必要なのか」というメッセージが際立ちにくいという弱点にもなる。ただ、このシリーズはそのつど悪役のカラーを変えている。それゆえに「今伝えるべき映画」になっているのだと思う。
ディメンタスが言うように、いわゆる「約束の地」などというものは存在しないのだろう。あるとすれば、それは自ら作り出す必要がある。
それが本作が伝えたかったことだと思うし、世界はそういう風になっている。
定年退職まで会社に勤めればあとはのんびり余生を送れるという時代ではなくなった。真面目に働いていれば中流程度の幸せな暮らしが手に入る、ということもない。
人生は自ら切り開かねばどうにもならない、という時代になっているのだなと、あらためて思った。
この面白さは言語化し難い。
主人公のフュリオサが自ら腕を切断して窮地を脱出した後、匿われた先(ウジ虫を死体で養殖する穴蔵)で「ここに居れば安全だ」と言われても「(自分は)警備大隊長フュリオサだ!」と立ち向かって行くのですよ。
何を言っているか分からないと思うので、観てない人は、まず観て。
段々マッドマックスは壮大なサーガに成ってしまうのかぁ。ちょっと違う様な・・・
本作公開されて1週間。初日に見ましたが、あえてレビュ-挙げず温存しておりました。最近 劇場の作品公開流れが激流でして。初日からの金土日が熾烈に評価バク上がり傾向。そして次の月火水のダメ推しと続き、そして1週間経ってやっと平均値が出て来るでしょうか。そんな感じです。
その後落ちる作品はズンズン結果残せず後ずさり的な所でしょうかね。
今の所、順調に興行成績爆走中で何よりです。
先日、5作目の「マッドマックス:フュリオサ」を見ましたよ。
1979年:マッドマックス
1981年:マッドマックス2
1985年:マッドマックス/サンダードーム
2015年:マッドマックス 怒りのデス・ロード
2024年:マッドマックス:フュリオサ
次作 :マッドマックス The Wasteland
総評から言ってしまうと、前作はド派手なクレ-ジアクションとアフォアフォ感設定が凄く楽しかったんですが、今作は見慣れた感もあってちょい乙女チックに成ってしまっていたでしょうか。そこは残念感がちょっとあります。
前作時のフュリオサ戦士(シャーリーズ・セロンさん) ⇒ 今作(彼女の前日譚)(アニャ・テイラー=ジョイさん)にバトンが渡ってます。
若い頃のフュリオサなのでコレで役的にはokでしょうか。
アクションですが、やはりマッドマックスと言えば 見ていて分かりやすい”過激な激突” これに尽きます。
今作も中盤位に出てくる ウォー・タンクの爆走とこれに突っ込んでくる改造車集団。そして空からも爆撃する空挺集団。
幾度となく絡んで来て体当たり、そこは十分以上に楽しめますね。
こう言うのが この作品の真骨頂的な味でお衰えず健在ですね。
ただ、警護隊長ジャック(トム・バークさん)とフュリオサとの認め合う間柄の表現辺りから ちょっと??ズレた場面展開の繋がりとなってしまっている様に見受けられました。
もう少し アクションが上手く繋がって行けば良いのですが そこが出来ていなくて惜しい限りです。
緑の煙幕弾を打ち上げて別れを告げた辺りからでしょうかね。
なんで 上手く好調なアクションシーンが繋がって行かないのか不思議なくらい。
砂漠クレパスで向こうとこっちで別れて暴走も 追いついて囚われちゃうし。
フュリオサが、タイヤに挟まって腕の損傷は良いけど、吊られて腕ちぎって逃走とか 有りえへんわ。そして尚且つ ターミネ-タみたいにマシンの義手腕で補完して。そんな技量と余裕何処にあるねん。
捕らえられたジャックがその後 どうなったかも分らんかった様な。
宿敵ディメンタス(クリス・ヘムズワースさん)の熊?縫いぐるみ持ってるのも違和感だらけ。乙女チックだわぁ。イメ-ジ湧かんよ。
終盤の、フュリオサがディメンタス捕らえて復讐を直ぐに成し遂げるのかと思ったが、意外と甚振る様な詰めで これもイメ-ジ湧かず。何でこんな執拗な殺し展開なんだろうかと 萎えました。
樹木化させるとか、なんだかな~の思いです。
これだけ 分かりやすい激突を売りにしてるのに、ここに来て陰湿さを感じてしまうのは メッチャ残念。 やり直して欲しい願いですよ。
折角、CM時の超ローアングルで見下げる彼女の雰囲気が好きだったんで、
ズバリ ズドンと殺すって思っていたのにな・・・。
前作見てたフュリオサ戦士からすると こんなヤツだったとは想像もつかないです。
よって フュリオサ編の今作はコレで打ち止めって事で願いたいかな。
マッドマックスの世界観が好きな方は
是非 劇場へ。
-----余談(戯言)-----
もう直ぐの選挙を例えて~
マッドマックス都知事選w
3作目に出てたアウンティ
(バータータウン街の支配人)と
本作フュリオサの戦い的な選挙戦w
さてその行方は・・・乞うご期待!
フュリオサの英雄譚
前作、怒りのデス・ロードに出てきたフュリオサの生い立ちを描く物語で、そのままデス・ロードにつながる話。デス・ロードの履修は必須。でないとエンディングでネタバレを食らうことに(笑)
デス・ロードを鑑賞している前提だと、結末は分かっているので予定調和になってしまう部分はあるものの、圧倒的世界観は健在。デス・ロードほどではないがアクションも素晴らしいです。
ジャックの件がとてもあっさりしていてビックリ。逆にディメンタスはしつこすぎないですかね汗
シリーズファンは必見の話ではあるが、フュリオサの英雄譚になって、前作ニュークスのような名脇役が不在だったり、前作と比べると物足りなさは感じます。
中だるみなしで楽しめた
荒廃した未来、少女フュリオサは緑豊かな故郷から攫われる。助けに来た母親は緑の土地への道のりを聞き出そうとするディメンタス将軍によって拷問にかけられ殺される。フュリオサはディメンタスの敵対勢力であるジョーの砦で頭角を現し、ディメンタスへの復讐の機会をうかがう。
フュリオサの台詞は少なく、心理台詞もほとんどないが、まっすぐ前を向く強い瞳はぶれることがなく印象に残る。(少年期はアリーラ・ブラウン、青年期はアニャ・テイラー=ジョイの目力がすごい)主人公はディメンタスはもちろんジョーにもそれほど忠誠は誓っておらず、途中くらいで倒すべき敵がどちらか分からなくなるのだが、主人公が長い事悩んだり周りの悩みに付き合ったりすることがなく、バカ改造車のアクションやスリリングなアクションがふんだんにあり、中だるみなしで復讐劇を楽しめた。そんなフュリオサが最後のディメンタスに対峙するときに感情をあらわにするのが人間っぽくて良かった。
冒頭に出てきた、母が命を懸けて侵略者から守った美しい緑の土地が、前作「怒りのデスロード」ではあの陰鬱な沼地に変わってしまっているのだなあと思うと、あの時のフュリオサの絶望のわけが分かった気がした。
◇あっけらカランとオーストラリア
言わずと知れた砂漠のハイウェイを爆走するバイオレンスアクションシリーズ。初回作(メル・ギブソンの出世作品)は1979年まで遡り、前作#マッドマックス怒りのデスロード 2015のイカれたデストピア設定とぶっ飛びカーアクションの鮮烈な印象が忘れられません。
今作は、その#怒デス でシャーリーズ・セロンが演じた女戦闘隊長フュリオサの生い立ちを遡るスピンオフ企画。愛すべきマンネリ化を開き直って描き切るあっけらカランとしたスタンスには、オーストラリアの何にもない砂漠と抜けるような青空に通じるものを感じます。
ガソリンとオイルの匂いに満ちたオタクな改造モータリゼーション世界観が、下腹に響くようなエグゾーストノイズを響かせます。戯画化されて感じる特殊武器の数々とも合わせて「男の子向き」なスペック上等の世界観でもあります。
そんな男性的作品世界の中で、寡黙に戦うフュリオサ の強かさ変幻自在さが、愚かな戦いを続ける情けない男たちと対称的に、美しくも頼もしくも感じられてきます。プライドの相対性に揺れ動く男達の戦いに対して、一貫して完全なる復讐のために戦い続ける姿への共感でもありました。
テイラージョイのフュリオサのまなざしは破壊力抜群。フュリオサの内なる怒りや決意をひしひしと伝えてくる彼女の“瞳”の強さは身震いするほどです。
2015年に公開され、日本でも熱狂的なファンを生んだジョージ・ミラー監督のノンストップカーアクション映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したシタデルの大隊長の女戦士フュリオサの若き日を描くスピンオフ映画。アニャ・テイラー=ジョイが若き日のフュリオサを演じます
フュリオサは、独裁者イモータン・ジョーに反旗を翻し、男児を産むためにとらわれていた女たちを救い出した女戦士です。
シリーズのファンには釈迦に説法かもしれませんが、できる限り音響の整った(つまり、爆音を出せる)、大画面の映画館で見てほしいのです。文明が崩壊した世界を暴走するモンスターマシンの咆啼や、主人公の血みどろの復讐劇を全身で感じるには、やはりそれが一番です。
フュリオサは坊主頭で、機械仕掛けの義手をはめたその姿は、前作でも強烈な印象を残しました。彼女を主人公として描かれるのは、何が彼女をそうさせたかという、過酷な……という言葉では生ぬるいほどの半生が描かれます。
●ストーリー
舞台は、『怒りのデス・ロード』から20年ほど前。本作は五つの章に分けられています 世界が崩壊した時、若き日のフュリオサ(少女時代:アリーラ・ブラウン)は女たちが支配する「母なる緑の地」から掠われ、ディメンタス(クリス・ヘムズワース)率いる巨大な暴走族のバイカー集団「バイカー・ホード」の手に落ちてしまいます。フュリオサは逃げようとするものの見つかり、おまけに抵抗した母を惨殺されてしまうのです。そこからが、フュリオサにとって苦難の道のりの始まりとなりました。
「荒れ果てた地」を駆け抜ける彼らは、イモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)が統治するシタデルに辿り着きます。ディメンタスとジョーの2人の暴君がシタデルの覇権を巡って対立し争う中、フュリオサ(成人後:アニャ・テイラー=ジョイ)はジョーの下に潜り込み、ディメンタスへの復讐(ふくしゅう)の機会を待ちながら男を装って地位を上げていくのです。そして多くの試練を乗り越え、故郷への道を探す事に。
やがて両勢力が全面対決の時を迎えます。
●解説
前作でも登場した要塞の支配者イモータン・ジョーの傘下に入ったフュリオサは、ディメンタスとの戦いに身を投じます。ここからは、息つく暇ないハードアクションの連続。 世界消滅後の砂漠で水と燃料を支配する暴君が割拠する終末世界の、文字通り“ノンストップ”アクション。何しろアクション場面のほとんどは砂漠を爆走する大型トレーラーの上。併走する奇怪な改造車とオートバイに加え、今作では空からも参戦。オートバイに乗っていた戦闘員がパラシュートを開いて飛び上がり、空襲に転じるという離れ業。セリフは無用、高速で走る車両が次々と転倒、爆発しながら追いつ追われつの迫力は、映画的興奮に満ちています!
特に作品の象徴ともいえる超重量級マシン「ウォー・タンク」は見る者をノックアウトします。巨大トラックを改造した武器満載のまがまがしい一台。砂漠を突っ走るウォー・タンクを巡る15分にも及ぶ戦闘シーンは、オイルや火薬の匂いまで漂ってきそうなド迫力です。
それだけならば派手だが大味なB級作品にとどまるところ。主人公フュリオサの強烈さが、作品の格を押し上げます。
シャーリーズ・セロンが演じた前作では、男性の支配下から女性を解放する闘士。アニャ・テイラー・ジョイが演じる今回のフュリオサは、導入部はややおとなしめですが、軍団のマスコットのように連れ回されるなかで、母親を奪われ、ディメンタスによる暴力の嵐にさらされても、彼女はその全てを目に焼き付け、心に怒りの炎を燃し、自分の人生を踏みにじった暴君への怒りをたぎらせるのです。
そんな境遇を経て成長したテイラージョイのフュリオサのまなざしは破壊力抜群。フュリオサの内なる怒りや決意をひしひしと伝えてくる彼女の“瞳”の強さは身震いするほどです。きゃしゃな体から放つオーラは圧倒的。だから彼女なのかという納得の配役なのです。主人公としてはあまりに寡黙ですが、その目力で全てを語り尽くしていました。
但し前作のセロンは鋼のような強靭さを持っていました。その鮮明な記憶ゆえに、テイラー=ジョイはまだ線が細く、比較するのは酷ですがいささか迫力が足りないのかもしれません。
そしてクライマックス、フュリオサとディメンタスの一騎打ちで語られるのは、憎悪の行き着く先です。1979年の第1作からこの第5作まで、一貫して手がけるジョージ・ミラー監督。ムチャクチャのやりたい放題を加速させる一方で、人間の暴力性をしかと見つめる視点はますます強固。喜寿を過ぎてこのエネルギー、恐るべし。しかも続編もありそうなのです。
アクションだけでなく、人物造形も魅力的。ディメンタスの誇張された悪が光ります。シェークスピア劇の敵役のように残忍でずるいが、かわいげもある。まさに倒しがいのあるボスといったところです。
特筆すべき点は、ジョージ・ミラー監督のサービス精神が全編にあふれているところ。監督は、彼女のエピソードを、すでに前作製作の際に作り上げていたというのです。練りに練られた必然の物語なのです。だからこそ、このピリピリする瞬間にもっと身を委ねたくなります。今回も一級の娯楽作といえるでしょう。
●感想
前作と同じ世界観で繰り広げられる前日譚だけに、一部のアクションシーンなどに既視感を覚えることは否めません。しかし、15年以上にわたる物語を丁寧に描き出している点に、シリーズとしての新鮮さがあります。それに加えて今回はなぜフュリオサが“最強の戦士”になったのかをじっくりと解き明かし、戦う女たちの思いを描いた前日譚を目にして、すぐにまた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見たくなる人も多いのではないでしょうか。
思わぬ儲け役はハイカー集団を率いるディメンタス将軍を演じた、クリス・ヘムズワースです。彼の姿には人を幸福にする明るさがあります。元々「マットマックス」(1999年)は荒廃した近未来で、乱暴なバイカー集団が狼轍を働く物語でした。
今作はその過渡期であり、ディメンタス将軍をはじめとして、バイカーたちが各々のバイクに施した装飾が個性的で面白いところ。ただ前日譚のため、前作で観客を熱狂させた過剰な装飾が発展途上なのは、物足りなさを感じます。もちろん砂漠のなかのカーアクションの迫力と見応えは、ミラー監督作品ならでは!文句なく素晴らしいのです。
ただし派手なアクションはあるものの、前半はフュリオサがまだ幼女で何もせず、間延びを生んでしまっている点は否めませんでした。
ボミーノッカー
神話から中2マインドまですべてぶち込んでカオスを創り出すジョージ・ミラー先生ほんとリスペクト。
チャリオットバイクとボミーノッカーの溢れるロマンにしびれた。
忘れてたけどオーストラリアが舞台だったんですね。
悪くはないけど
好きだけど...★3かな…。
前作で強烈に示された、1~3作目とも違う、誰も見たことのない世界観がすでに既視感になっていた。そう感じてしまった自分の感性が悪いのかもだけど(前作の雰囲気をもっと!という人もいると思う)、走るウォーリグをめぐる戦いは前作で見たし、空中戦もマッドマックス2で見たことあった。ジャックと協力しての狙撃戦はよかった。
アニャ=テイラー・ジョイの細さ、細腕も気になった。坊主になってからは特にほっそっ、って思ってしまった。シャーリーズ・セロンの雰囲気、高身長、ガタイの良さから来る有無を言わさない説得力が薄かった。
あと、冗長さ。長いというよりも冗長。アキ・カウリスマキ並みにとは言わないが、もっと省略してよいと思う。特にラスト。マッドマックス1、2はもっと短かったと思う。
マックスが実質出てこなかった(*チラ見はあったけどあれいらないと思う)こともちょっと寂しい。
よかったのは、メンターたるジャックとフュリオサの関係性。
ディメンタスは…なんかソーにしか見えなかった。MCUのスティグマ。
*次の日に怒りのデスロード見たらフュリオサの悲しみの解像度が上がってて、ちょっと泣いた。なので0.5加点して3.5。
感想は皆さんと同じです。
池袋グランドシネマサンシャインのIMAXでかつ前のほうの席で鑑賞。スクリーンの上下左右を、顔まで動かして見回す喜び。ストーリーはシンプルで章立てもされていて乗りやすい物語だった。売れっ子アニャテイラージョイ、大丈夫かなと思ったがすぐに杞憂とわかる。とにかく目がでかいのは役に立つ。
ところでおでこを黒く塗ったフュリオサが鶴見中尉に見えた人挙手願います。
「吹替が素晴らしい」
今年107本目。
吹替が素晴らしかった。
フェリオサが少女から大人こんな凄い流れあるんだと感嘆しました。
中盤の20分間のあのシーン。
そしてそこから警護隊長ジャックと話す前のフェリオサ1人のシーン。背景音だけで無音になるのかなと息を飲む所。
2019年「見えない目撃者」でクライマックス15秒全く無音の場面を思い出しました。
何年か映画見て来てあの15秒見る為に映画見続けてきたとそれに近い物がありました。
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