ミッキー17のレビュー・感想・評価
全115件中、61~80件目を表示
この状況で精神崩壊しない主人公が異常
「パラサイト」のポン・ジュノ最新作。
借金取りに追われた、気弱でお人好しのミッキーが、逃亡先として選んだ宇宙殖民団での仕事は、想像を絶する程の非人道的な無限モルモットだった。
SFでは割とありふれた人体蘇生技術を、使い減りしない超ブラック環境で利用するという設定について、面白いととるか嫌悪感を抱くか、評価が分かれるポイント。
MRIのような人体再生装置から排出される動作が、3Dプリンターを連想して笑った。
後半の騒動は、既視感はあるものの、うまくまとめた印象。某有名アニメへのオマージュかな?
SFブラックコメディーとして秀逸。
途中で帰ろうかと思った映画
アイデアとしては面白かったのですが、
それを表現する方法が自分には受け入れる事ができませんでした。
吐血や食べたものを吐くシーンが多く
途中で帰ろうかな……と初めて思った映画でした。
主人公の悲哀と勇気
再生可能装置で何度も実験台にさせられる悲哀とともに、死んだと思っていた前代が生きていて、2代共存となり、どちらかの生存が脅かされる展開では、臓器提供のための生命体の意義を問う『私を離さないで』とも共通する思いをもった。
怪物がたまたま主人公の命を助け、権力者から攻撃の対象となり、群れと対峙する様は、『風の谷のナウシカ』そのものであった。
弱い立場だった主人公が、怪物の助けを得て、捨て身で権力者を打ち負かす結末は爽快であり、自分自身が身近な集団で対峙している問題に関して勇気を得るものであった。
ほどよく狂ってて楽しい!
ひとつひとつのネタは新しくないらしい、けど
宇宙開拓に向けて、expendableという消費され続ける存在ができて、体は3dプリンターで作られ、1週間に一度記憶は保存され、ウィルスのワクチンができるまで実験に使われ続け、でもなぜか未知の生物と心を通わせ、翻訳機があっという間にできて。。
って設定オンパレードだけでかなり笑いながら見れた。
悪役が悪役すぎてちょっと途中イラッとする以外は夢中になって楽しめました。
焼却炉?に投げ込まれていく様はちょっと7seedsを思い出したけど。。
韓国人監督で、向こうの俳優使って、こんな英語映画作れるんだなあすごいなぁ。
スノーピアサーを
観ているかの様な感じ。
予告ではブラックコメディでテンポが良いのかなと思ったが、スノーピアサーで感じた、イマイチ乗り切れなさ。
ミッキーが何度も死に記憶を持ったまま再生されるを繰返す、あまりにブラックで笑えなかった。周りの人間も酷薄であっさりし過ぎ地球外なら非人道的行為が許される❓
出演者は上手くポン・ジュノは好きな監督だけど、モヤモヤが残りスッキリせず。
原作がkindleでポイント還元されていたのでダウンロード、読んでみたらスッキリするかな。
2つの勢力の争い
新しい惑星に移住するため人体実験を行うコピー人間技術が使われるがやっぱ良くないねとなる話
人間のリーダーを18番目のコピーが爆破で道連れにしコピー人間製造機を爆破して元から住む生命体と共存END
2つということが印象的な作品。2人のコピー人間、2人の女性、貧困と富豪、人間と未確認生物など。対立構造が多いのでそれぞれの話が浅く感じた。
ブラックコメディとして楽しめたが?な部分も
使い捨てにされる人間の命の扱いの雑さや、上っ面だけの空っぽ過ぎる支配者層など、これでもかというくらいにバカバカしく描かれ、グロテスクなブラックなSFコメディとして楽しめました。
トニ・コレットのささやき女将とか完全にギャグですし。
リアルにいそうな為政者や全体主義、植民地主義を揶揄するような描写も面白かったです。
ただ、悪役が戯画的過ぎるような、単純過ぎるような気もしました。
科学者の中の眼鏡女子が善良さを発揮するとかも、キャラクターがベタというか。
ミッキー二人が鉢合わせたあたりまではどんな展開になるのかと思わされましたが、クリーパーが艦内に現れたあたりからは予定調和な印象になってしまいました。
18番は生成の途中で、自己批判的な感情とか怒りを抑える部分とかが欠落した状態になったのだろうと解釈していますが。
ミッキーの中で抑えられていた怒りの象徴のようなキャラクターなのだろうかと。
しかし、クライマックスで自己犠牲的な行動をしたのは、急に何故?と思ってしまいました。
根本にはミッキーの人の良さがあったということなのか、指導者に対する怒りの復讐を優先したということなのかもしれませんが。
ナーシャが指導者を面と向かって批判する場面も、急に?そういうキャラだったのか?と思ってしまいました。
それまで指導者の信者ではないものの批判的な言動はなかったと思うので、唐突な気も。
とは言え、批判した時の主張は真っ当でスカッとしました。
クリーパーの腹側の気持ち悪さとか動きなどはリアルで良かったです。
クライマックスの雪原でのクリーパーたちとのくだりは、ちょっと長いようにも感じましたが。
クリーパーのビジュアルや、クリーパーの子供が捕らえられて吊るされるところなどは、やはり「風の谷のナウシカ」を連想してしまいました。
それは何度も生き返れる「夢の仕事」のはずが
トラウマによる多重人格の形成に、スワンプマンの思考実験の要素を加えることで物理的に存在させている。
ミッキーはリプリントされる度に性格が異なる。
いわば多重人格が順番に肉体を得ているような状態であり、死とリプリントを繰り返すことでまた次の人格へと入れ替わっていた。
ミッキーは他の人格を全く理解出来ないと評する一方で、司令官は死を恐れるのは自分と同じ人間だからだと諭す。
この様な矛盾を最後まで何度も突きつけられる。
ラストではミッキー17が主人格の名を得る。
では18の死は人格との決別か、それとも1人の人間の死か?
ミッキー1はミッキー17の中にいるのか、それともミッキー2の誕生前に既に死んでいたのか。
スワンプマンを知らないと、荒唐無稽に見えてしまうだろう挑戦作。
ハードな“お死ごと”
時間の関係で4DX吹替にて観賞。(+1,000円はイタい…)
4DXは2回目だが、アトラクション要素は求めてないし、最後揺れすぎてウザいので今後も積極的に回避したい。
借金からの逃亡とか契約書を読まなくてとか、導入の回想はテンプレの割にやや冗長。
物語開始時点で既に“17”なので、そこはテンポ良し。
ここでバレるバレないとか自分同士の駆け引きとかをコミカルにやるかと思ってたら、即バレ。
マルティプルに関わる開発者の話も、結局どうなったかが描かれないにも関わらず結構ガッツリ。
個人的には比重の置き方がビミョーかも。
リアルタイムで記憶データを採ってるのに、死亡確認しないままリプリントしますかね。
冴えないハズのミッキーがやたらとモテるし。
終盤には翻訳機やら遠隔リモコン付爆弾やらがどこからともなく現れるなど、色々雑です。
まぁその辺さえスルーすればなかなか面白い。
ただ、胸クソ描写が物足りない(ある程度は「元々そういう仕事」だし)ぶんスカッと感も薄い。
ミッキー以外のエクスペンダブルズが出てこないので、対比による奥行きも無し。
何度も「教団」とか臭わせといて何もないのは拍子抜け。
長尺の割に使い方が惜しかった印象です。
クリーパーは某ジブリが引き合いに出されてるが、未見のためダンゴムシにしか見えず。
可愛く見えてきた矢先に口内や腹を見せて「あ、やっぱ無理」となるデザインや動きはのバランス好き。笑
エンドタイトルで数字が名前に変わる演出は良かった。
終盤ナーシャをサポートした人達は何者だっけ?
プリンティングはオリジナルの内面が様々に表層化するのかな?
これ、予想以上に面白かった。
宇宙と未知の惑星が舞台になっているけれど、内容的には、完全に今の社会への風刺であり、近未来への警句でもある。
プリンティングは、完全なるコピーではなくて、オリジナルの内面が様々に表層化するもの、と考えると物語の展開の面白さが、より一層味わい深くなる気がします。
2人のミッキーをどうやって撮影したのかも気になった。
未知の生物も、不気味だけれど愛嬌があって可愛い。
風の谷のナウシカ風のダンゴムシが可愛い!
いやはや独特な作品でした。前半は主人公の不幸自慢の話ばかりで、ちょっぴり眠たくなってしまいましたが、リプリント(体と精神を再生する)した17番目と18番目の瓜二つの人間が登場するとすっかり覚醒して画面に釘付けになりました笑。そっからはめちゃくちゃ濃密な面白さが増幅していきました。そして宗教家であり独裁者であるマーシャルとの戦いに挑んでいくのですが、そこに登場する風の谷のナウシカのダンゴムシのような生物が、不細工だが愛しくて可愛く見えたのは私だけではないと思います(実際に監督は風の谷のナウシカからインスピレーションを得てオマージュしたようです)。独裁者が地球人を連れて、新しい星にやってきて遭遇した先住種族なのですから、本当は大切にすべきなのに殲滅しようとします。そこに正義の味方のリプリントされた17番目と18番目の2人の主人公が見事に撃破するのです。そして彼らを守り続けた女性が、その星の新たなリーダーになるというハッピーエンドな話なのですが、奥深さが味わえる展開には刮目させられること多しでした。宗教、政治、独裁者、征服、生命の尊厳(人体実験・リプリント)などの人類の課題をダイジェストで見ているような気持ちになりました。あと、主人公が因果論を時々放つのも印象的でした。自分に起こる災難は罰であると言いますが、まさに仏教的で親近感を感じました(ボタンを押して母を事故死させた因果。カエルに酷いことをした因果笑)。
追記 ざっくり言ってブラックユーモア的SF作品であると思います。適度なエッチシーンにも釘付けでした笑。
ミッキー18が出てくるまでが長く、ラストの先住民との対決は某名作アニメを思い出してしまった
2025.3.31 字幕 イオンシネマ京都桂川
2025年のアメリカ映画(137分、G)
原作はエドワード・アシュトンの『Micky 7』
クローン技術にて使い捨て要員となった男を描いたSF映画
監督&脚本はポン・ジュノ
物語の舞台は、2054年の地球
クローン技術を用いた複製技術を確立した人類は、その運用についての議論が白熱していた
そこで容認派の政治家・ケネス・マーシャル(マーク・ラファロ)は、地球外にて「エクスペンダブル」限定の運用を考案する
各種団体から資金を得たマーシャルは、コロニーを飛び出て、惑星エフルへイムを目指すクルーを募集し始めた
一方その頃、高利貸しからの借金に首が回らなくなったミッキー(ロバート・パティンソン)と友人のティモ(スティーヴン・ユアン)は、期日が迫り脅迫を受けていた
二人はなんとかして逃げようと考え、その宇宙船の乗客に応募する
そして、ティモはフリッターと呼ばれる運送機のパイロットとして潜り込み、ミッキーはエクスペンダブルとして乗船することになった
エクスペンダブルは、記憶を抽出して保存し、肉体はリプリメントとして再生することになり、特に危険な仕事に従事することになっていた
宇宙放射線の人体への影響を調べたり、惑星で生きるための人体実験などに使われていた
ミッキーが死ぬと、新たに肉体は再生されて、継続した記憶を持つように注入される
それによって、思い出したくもない記憶を呼び起こすこともあり、情緒不安定にもなってしまうのである
映画は、そんなミッキーは船内警備班のエージェント・ナーシャ(ナオミ・アッキー)と出会って、体の関係を重ねるようになっていく
空虚に思えた任務も、彼女との出会いで癒されるようになり、4年の航行を終えることができた
ナーシャはミッキーが複製されるたびに関係を持つのだが、その性格は毎回違っているという
それらも全て受け入れていく中で、ミッキーは17回目のリプリメントを受けることになったのである
物語は、この17人目のミッキーが船外活動にてクレバスに落ちる様子が描かれ、そこでティモがあるものを見たことによって「ミッキーは死んだ」と報告する場面から描かれていた
それによって、ミッキー18が生まれるのだが、実はこの時にミッキー17は死んではいなかった
ティモが見たのは惑星に生息する生物で、彼はてっきりその生物に食べられたと思い込んでいた
だが、その生物は彼を巣穴から出して助け、それによってミッキー17は宇宙船に戻ることができたのである
この状況をマルティプルと言うようで、それが見つかった段階で、両方が廃棄されると言うのがルールとなっていた
これはプロジェクトを行う上での約束事であり、それを知ったナーシャと、エージェントのカイ(アナマリア・ヴァルトロイ)が良い争う場面があったりする
見つけた者には報告義務があると言うものだが、そもそもここまでに技術を要しながら、生体追跡はおろか、ミッキーが死ぬのも目視だったりする
マイクロチップの埋め込みとかで生体反応が消えてから複製すると言う技術はなく、あくまでもローカルなものとなっていて、それゆえに起きたヒューマンエラーのようなものだった
クリーパー(先住民)との会話も即席翻訳機で難なくできるようなガバガバな世界観なので、真面目に観ると損をするかもしれない
映画のラストはどんでん返しのようなものに見えるが、その意味が分かっても、生き残った方がどうなったのかとか、複製されたアレがどうなったのかは描かれない
それゆえに終わったのかどうかもわからないと言うぶつ切りにも思えるエンドになっていた
いずれにせよ、実はイリファ(トニ・コレット)が元々マルティプルの存在となっていて、その片方が生き残ったまま、夫を複製すると言うエンドなのだが、それだけで再度マーシャルの天下になるとは思えない
このシーンはラストの機械の破壊の際にミッキー17が思い出すシークエンスなのだが、そこからセレモニーの間に、イリファダブルとマーシャル2がどうなったのかはわからない
さらに、唐突にこの技術は「ある連続殺人犯の作った技術だった」と説明されるのもナンセンスで、色々とツッコミどころが多いように思う
人類が手にしている技術と、細やかな描写が詰められておらず、過剰カロリーを消費しているミッキー&ナーシャが生体的に疲弊しないとか、過剰な食料を得る過程なども説明セリフで終わっていたりする
また、予告編の最後の方にちらっと映っているクリーパーについては、個人的には「ナウシカの王蟲」だと思ったし、その後の展開も「王蟲の怒りを鎮めるには王蟲の子どもを群れに返す」と言う、そのまんまやんと言うツッコミが入ってしまった
それゆえに、新しそうに思えるものも全て古臭く感じられるので、映画館に足を運ぶほどの作品なのかは微妙だなあと思った
何度でも死ねるブラックな仕事に就きました。
ポン・ジュノ監督お得意の独特な世界観の作品。
ある移民星で使い捨てとして仕事をこなしている。自分が死んでも、蓄積されたデータから新たな肉体として蘇る、ある意味、不老不死状態。17人目が死んだと思われ、18人目を生成したところに帰って来たため、同時に2人が存在することになってしまった。
【ネタバレ】
突拍子もない話ではあるが、その世界は独裁者によって支配された空間であった。この独裁者夫婦がとんでもないクズ野郎でイライラのしっぱなし。あんまり、賢そうでもないのに、何故上にいるって感じの夫婦だった。
それ故に、やられた時は、ホンっとスッキリでした。
何度も死に続ける彼と、一緒にいる女性もどうなんだろう?2人になった時の半端ない歓び様は、ちょっと引く感じもしましたが、クライマックスでの大活躍、そしてラストでは指導者となって、この世界を引っ張っていくんだろうなって逞しさを見せ付けられました。
「風の谷のナウシカ」に出てくるオウムみたいなまる虫の生き物。その風貌から、下等な動物として見られるんですが、実は知能も高い、まさにこの星の先住民族だった。彼らとの繋がりが、またこの星の未来を明るいものにするんだろうなって、希望に満ちた展開で楽しませてもらいました。
存在し得ない2人が、互いの存続をかけて争う話を想像していたんだけど、とんでもない。もっと奥深い生命について考えさせられる良い映画でした。ところどころユーモアも交えながらの2時間半、十分に楽しませてくれる一本です。
全部入りの娯楽映画
クローン、恋愛、宇宙、未知の生物との戦いなど、SF映画にありがちなテーマを詰め込んだ作品。上映時間が2時間を超えるやや長めの作品ではあるが、これらのテーマを全て描くには時間が足りず、良く言えば全部入り、悪く言えばごった煮といった印象を受ける。
異星生物の尻尾までも食材にする、人間が苦しむ様子をみるために金を貸すなどクセが強過ぎる権力者のキャラクター設定や、序盤の受け身に関するセリフを伏線として後半のシーンで何気なく活かすなど、面白い演出は随所に見られる。
要素を詰め込みすぎて消化不良気味であることや、一部の設定に粗さがあるなどいま一つと感じる点もあるが、細かいことは気にせず気楽に観るのが本作の楽しみ方だと思う。
こだわりを感じる構成と脚本。演者はみんな、凄い。
パラサイト同様、人を選ぶ映画が気がします。
これから観る方は CM に騙されることなく、先入観なしで観てほしい作品。
王蟲がキライな方は要注意です。(私は足の表現が、ちょっときつかった 汗)
-----
各キャラクターのコンセプト (善、悪、腰巾着、下っ端、陰の親友・・・)
プリンターなどの演出 (行ったり来たりする)
細部に拘りと気遣いを感じる作品でした。
主人公を含め、役者さんの表現は凄いものがある。
悪役の人達は、ホントに凄い。どっかの大統領がモデルなのかなw
パラサイトを観たときにも、同じことを感じましたが、
冒頭「これ、どういう流れ?何を言いたい?」という疑問がわきつつ、
モヤモヤが溜まる。
あるタイミングで、突然、全ての方向性が1つに定まり、
怒涛の流れで結末を迎える。気がつくと、モヤモヤが落ちる。
監督、スタッフが異なれば、ヒドイ映画になる可能性がある内容だが、
本当にうまく描いて、着地させていている。
死ぬ時の気分は?
こないだ鑑賞してきました🎬
失敗ばかりの男、ミッキーが地球から逃れるために選んだ仕事。
契約書をよく読まずにサインした彼は、死んでは生き返ってを繰り返し、人体実験をさせられる羽目になる…。
奇抜なストーリーですね🤔
ミッキーにはロバート・パティンソン🙂
今回は役柄上、悶えるシーン多め😳
さらに彼は複製されるたびに性格が異なっており、きっちり演じ分けています。
「ザ・バットマン」
とは違う、色んな表情の彼が見れますよ😀
ミッキーと恋仲になるナーシャにはナオミ・アッキー🙂
私は彼女は初見ですが、女性ならではの包容力と終盤に見せる精神と肉体の強さには目を見張る者があります😳
画面を引きつけるだけの魅力がありますな。
他作品も観たくなりました😀
死んでは生き返り連鎖を繰り返す鬼畜会社の親玉、ケネス・マーシャルにはマーク・ラファロ🙂
芝居がかった言い回しに、尊大な態度。
いかにも胡散臭い演説の数々。
典型的な悪役という感じですが、そんなラファロも悪くなかったです。
ブラックユーモアあふれるストーリーに、クリーパーと呼ばれる気味悪い生物とミッキーの奇妙な関係、彼がなぜ地球から逃げてきたのかなど、いろんな要素が絡み合いますが、それらを破綻せずに結末まで持ってったポン・ジュノ監督の手腕は鮮やかでした。
ブラック過ぎて日本じゃ流行らないかもですが、私はわりと好きですね👍
いろいろと考えさせられる話ではある。
IMAXで見てきた。
(IMAXでなくてもよかったけど)
普通〜に面白かった。前半は、映像的に「おっいいぞ!」と思う感じなんだけど…。
いろいろと考えさせられる話ではあるが、なんかうまくまとめてしまって、小じんまりしている。(結構金がかかっているようだが)
内容に触れるので詳しく書かないが、死ぬことの意味など結構哲学的な話に通じるストーリーなんだけど、そんなに掘り下げない。ブラックコメディの域でしかない。
で、トランプみたいな指導者を揶揄して、またその夫人が強烈なキャラで、見ている分には楽しいけど、それが何?って感じでした。
(夫妻を演じているのがマーク・ラファロとトニ・コレットが怪演している!)
もろ「ナウシカ」じゃんというデカい虫(知性があって、怒りの沈め方まで似ている)が出てくるのも、は〜よく出来ていると思えるぐらいで(またその子供が可愛く見えるけど)、嫌な奴をやっつけて平和になったとさ、という話。
なんだかね〜。ポン・ジュノで期待しすぎた。
序盤はSF、あとは…
嫌いなファンタジーでした。
それでも、それなりには楽しめましたが。
バックアップにないはずの死ぬ直前の記憶があったりとか、何食って生きてるのかわからない生命体が出たりとか、翻訳機が短時間でできたりとか、もう好きにすればって感じ。
使い捨てなのに16回しか使ってないのも…
全115件中、61~80件目を表示