ミッキー17のレビュー・感想・評価
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絶対にこの監督はナウシカを見てるだろ😛
途中から「ランララランランラン〜♬」と画面から歌が聞こえてきそうだった。
でも「プリントゴッコシステム」が面白かったから、なんと星5個つけちゃいます。出てくる所に台を置き忘れてミッキーがのけぞってしまい転げ落ちるシーンもナイス👍
あのメガネっ娘がいいなぁとおもつてたら、最後にはクリーパーとの翻訳機を作っちゃうって天才ロリ科学者かよ。
【追記】
あの狂った支配者(マーシャル)夫妻が、まるで「RRR」の悪辣なイギリス領事夫妻に被って見えた。特にサイコパスな奥さんの方が。
同一人物の二重存在とは
人間か複製されて同じ空間に存在してしまうと
どんな気持ちになるのか。Mickey17とMicky18の会話
が興味深かったです。いちどMickey18を認識すると次に再生されるMickey19は自分の再生ではなく、Micky18の生まれ変わりになってしまう。みたいな感覚がかなり心に残りました。映画はSFで未来のストーリーなのになぜか、
とても今現在っぽく感じました。登場人物のキャラクターがそう思わせるのかクローン技術がもう実現可能な所まで来ているのか、
多分そう遠くない未来に同じ様な状況が起こり得るのでは
ないかと自然に思わせてしまう、ポン.ジュノ監督の腕が
凄いんだなと思います。ハリウッド作品だからなのか
アジア人の配役あったっけ。入れて欲しかったです。
観た後にクローン技術について興味が湧き、自分のクローンについて、じっくり考えてみたくなりました。
演技力がさすが
オウムは頂けないかな…
ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」は韓国が抱える格差社会をシニカルに描いた作品として面白く観賞しましたが、今回の「ミッキー17」は正直ついていけなかったです。
それまでのアメリカの現状を描いた作品のようで、大統領選でトランプ氏と戦ったカマラ・ハリス氏をナーシャを演じるナオミ・アッキー氏に重ねて観ていました。
「風の谷のナウシカ」の影響のあったのでオウムとは違うクリーパーが観たかったです。
それなので感情移入はイマイチでした。
しかし観て損はナシです。
ロバート・パティンソンが二人いたら、そりゃ楽しいわな
第2の主役はマーク・ラファロさんでしょ。
つまらん
惜しい映画
テンポ良くて飽きずに見れましたが、主人公が最後まで流され系だったのと、プリント装置を上手く扱いきれてなかったところがマイナスでした。
個人的に主人公が成長して何かを成し遂げる系の作品が好きなので、この作品からそう言うカタルシスを得られ無かったのが残念です。
17番は最後まで流され系でした。彼は幼少期のトラウマを克服することも、流され系をやめて主体性を取り戻すこともなく、人間プリント装置が良いのか悪いのか、それを決めることも結局黒人の彼女任せでした。
この作品の独特のテーマ「記憶も肉体も自分と同じ人間が存在したら、それは自分なのか?他人なのか」という問いに関しては、少しだけ触れたものの、匂いを嗅ぐ程度で終わってしまいました。これも非常に残念な点です。
ここに関して印象的なシーンがありました。18番に17番が殺されそうになった時「なぜ今更死ぬのを躊躇う?」という18番の問いに対して、17番が「目の前に自分と同じ人間が居て、死ぬのが怖くなった」といったようなことを言ってました。これはつまり、「たとえ記憶が保存されていても、プリントされた人間は(ここでは18号が)自分ではない」と17番がはっきり回答したことになります。でもこのテーマに関する話題はそこで終わってしまいました。ここに関して17番が深掘りをしていけば作品独特の面白さが出るのにな…と思いました。
例えば、自分と記憶レンガの両方が危険に瀕したとき、守るべきは記憶レンガなのか、自分なのか?18番は自分と同じ記憶から生まれたはずなのに何故性格がかけ離れているのか?二人の記憶を同時アップロードしたら同期エラーみたいなことが起きるのか?記憶レンガは改変出来るのか?改変記憶レンガを使って自分の意のままに他人を操れるのか?人間プリント装置でプリントした自分が自分でない他人なら、他にも複製を用意して支配したらどうなるのか?など、いろんな独特の展開が出来たと思います。
しかし、17番が唯一主体的に行なったのは
言語を解する王蟲との外交交渉で、黒人の彼女に”秘密の”暗号を送って、王蟲の子供を救っただけでした。これは彼が機転を効かせた描写ではありますが、彼が何か成長したとか、プリント装置の是非に答えを出したとか、そういったものではありませんでした。
また後半、プリント装置と関係ない方向にばかり話が進んで、しかもそれがありきたりで凡庸なのが良くないと思います。
「18番がキレてトランプ殺しに行くのを阻止する」「借金取りに脅された昔の仲間に拷問されかけて、逃げる」「戦争を回避して、和平する」「前線にノコノコ出て行ったトランプは死ぬ」とかある程度予想がつく展開で、プリント装置と関係ない展開が最後まで続くので、作品の独特な部分が活かせておらず惜しいなと思います。
思ってたのと
予告編を見て思ったのとちょっと違ったかな。
もうちょっと底辺の人間の悲哀とかを描いて生命の尊厳について考えさせる感じを予想したのだが。
まあ全体として観ればそういうテーマだったとは思うが、何度でも生き返られる過酷な仕事をしている割には恋愛も出来たりして結構楽しそうにも思える。
何となく世界観の構築がザツな感じがして入り込めなかったです。
ダンゴムシのクリーパーが最初は気持ち悪かったですが最後はキモ可愛く見えたのは良かったです。
宇宙開拓SFものとして楽しめた
ミッキー・バーンズは地球で悪徳金貸しから借りた借金から逃れるために、契約書をよく読みもせずにエクスペンダブル(消耗品)として宇宙開拓船団に応募してしまう。
その任務は特に危険なもので自分が死んでもクローンが作られ、次の任務に当たるというとんでもない物で何度も死と新たなクローン体への転生を繰り返し、ついに目的の惑星に宇宙船がたどり着き――
『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督がエドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」を基に作ったSF映画。
監督の持ち味として貧困などの社会的格差やエロ・グロをブラックユーモアで見せるスタイルは今作でも健在。
借金まみれで死んでは次のクローンに生まれ変わるのを繰り返すミッキーには同情してしまう。
何度も主人公が死ぬ、という一見残酷なシーンも誇張してユーモラスに描いているので、たいして抵抗なく見られた。
今回はさらに宇宙開拓というSF要素が加わり、長い宇宙航行に疲弊する乗組員の人間模様や未知の惑星を探索する恐怖感なども味わえる。
宇宙開拓SFモノとしてなかなか楽しめる作品でした。
良くも悪しくも原作とは味わいが違う
久しぶりに劇場に足を運んだのは、原作が好きだったから。原作は「ミッキー7」のところ、映画は「17」なので、違いを楽しみにしていましたが、確かに結構改変されていました。
主人公の背景事情などの肉付けは丁寧でしたが、原作以上にカリカチュアライズされた嫌な上司や同僚たちが登場して、風刺っぽさが強まっています。一方、遭遇する宇宙生物やオチは、SFとしてマイルドになった印象。
個人的に不満なのは、主人公の「死ぬ」回数が増えたのに、バリエーションはかえって減った点です。エクスペンダブルズ(消耗品)の価値や辛さが、原作ほど伝わってきませんでした。
まあ、予算や映像表限上の制約もあるのでしょうが、7→17の改変に大きな意味が見出せないのは残念。
原作のタイトルは、不幸な主人公の境遇を捉えて、「ラッキー7」をもじったのかなと(勝手に)思っていましたので、そこをあえて変えるからには、それなりの積極的な意味が欲しいと感じました。
全体として、2時間超えの長尺の割にダレることなく観せる監督は流石です。
味わいの好み次第でしょう。
出オチ映画
面白い設定で掴んだあとの展開が弱い。「複製された人間」というコンセプトをもっと突き詰めていくべきだった。
特に異星人(異星生物?)とのコンタクト話って関係ないよね。あれにミッキーが二人いる必要はない。
前半にあった「複製人間による完全犯罪」とかラストの「ラスボスが複製される」とか、ああいうラインでいったほうが面白かったはず。
主人公二人組も右往左往してるばかりでほとんど活躍しない。ラストにちょっと見せ場があるだけ。
その他にも「異星生物が完全に人間と同じ思考形態なのはなぜ?」とか「複製されてるのにキャラが違うのは?」とか突っ込み始めるとキリがない。
グロいギャグはちょっと面白かったが、よかったのはそれくらいかな。
追 この映画の制作者は宮崎駿に金を払ったんだろうか?
終わりはよかった
話の設定はなかなか面白いと思うし、結末もとても良かったと思います。しかし、物語の伝え方や方向性、また内容がすべて外れてしまったように感じました。
映画の前半は、背景と人物紹介がほとんどで、だいたい予告編で分かるまた予測できる内容です。後半からようやく物語が動き出しますが、話の軸はエイリアンズに移り、複製人間のテーマから離れてしまったと感じました。また、非常に謎だったのは、宇宙船のエリート女性たちがなぜか全員ミッキーに夢中で、セックスシーンや残虐シーンが多く、途中でかなり不快を覚えました。年齢制限を設けてほしいですし、こういった内容よりも、もっとストーリーやキャラクター作りに力を入れてほしかったです。
結末はとても良い感じでまとまりましたが、途中は色々と台無しだと思う。
ちなみに、宇宙船のリーダーについてですが、変人で典型的な悪役ではありますが、エイリアンズがいきなり岩から現れ、宇宙船の全員がパニック状態に陥る中、パニックせず逃げずにしっかりと現場を指揮する姿にとても驚いた。やはり、性格が悪くても、こういった性質の人だからこそリーダーになれるし、フォロワーもついていくよね。
予告と雰囲気違いすぎ
テレビでポン・ジュノ監督作品と云う触れ込みで何度も流れていたので鑑賞。 正直、面白いのか、面白くないのか評価の難しい映画です。
失敗続きの人生を送ってきた男ミッキーは何度でも生まれ変われると云う使い捨てワーカーとして権力者の云われるまま危ない仕事をしては殺され、17回も生まれ変わっていた。
ここまでは映画の予告編で観ていました。
そこで、ストーリーが変わります。
ミッキーは環境の悪化した地球から移住ならぬ移星に参加するが、まだ死んでもいないのにそこで生まれ変わり18回目のミッキーと出会います。
移住予定の星には先住民(オオグソクムシに似ている)がいて、それらを駆逐して地球人を移住させようとする権力者と先住民と共存を目指すミッキー17と18が戦うと云う荒唐無稽なストーリーです。
ただ、温厚なミッキー17と気性の激しい18を演じ分けていたロバート・パティンソンは凄いと思いました。
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