ミッキー17のレビュー・感想・評価
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社会派SF
移住計画を成功させるために
何度も死んで生き返る男の話。
面白そうな設定と
主演と監督のネームバリューで
観ずにはいられませんでした。
植民地、先住民へ行ってきた人間の黒歴史を
惑星探索になぞらえて描いてました。
あとは監督ならではの欧米人への偏見みたいなのも
なんかちらついてた気もします。
テーマは分かりやすくてよかったです。
ただ個人的には、何度も生き返るという設定が
うまく活かせてなかったような気がします。
序盤のわくわく感が終盤に行くにつれて
どんどんなくなっていったのが残念です。
ストーリーも単純と言えば単純。意外と王道。
とは言え俳優陣がとても良かったです。
まず、今までクール系のイメージしかなかった
ロバートのおちゃめでドジな役が新鮮。
ラファロ、スティーブのクソ野郎っぷりは最高。
カイ役の人、あまり知らないですがかわいい。
ということでキャラはみんな尖ってるのも
今作の魅力だと思います。普通の人がいない笑
トンデモSF、の体をとって 何重にも人間の本質やあり方 テクノロジ...
完全コピーのはずなのに....性格が違うって??
大阪万博で3Dプリンタで作る培養肉
死んだら新しい肉体に記憶をコピーして復活する話です。
倫理的なルールでプリント人間は1人という設定。
惑星移住の宇宙船なので死んだら代わりがいない状態。
なので危険な仕事のためプリント人間が必要になる。
新しい惑星では酸素濃度やウイルスなどのため、
プリント人間が何回も死ぬことで環境に適応します。
劇中では人間がプリンタと呼ばれる機械から出てきます。
大阪万博では3Dプリンタで作る培養肉があるらしいです。
反対派もいるらしいですが私は興味があります。
100年前からハムベーコンソーセージを食べる国はガンの発生が50倍高い。
今の肉はぜんぶ成長ホルモンと抗生物質が大量です。
日本生まれの培養肉には期待しています。
なので劇中でも賛否があるプリンタ人間ですが私は賛成派です。
観せ方はよかったと思うんだけどな
面白い!けど色々と雑かもしれない。
個人的に見てて面白かった。格差社会への風刺や、エクスペンダブルや世界観の設定がかなり好みでした。よくあるSF作品といわれればそれまでですが、だからこそ無難で面白い。音楽がとても良く、SFによくある壮大なオーケストラではなく、どこかロマンチックというかオシャレなんですよね。あと体位が伏線になっていたのは笑いました。あとトニコレットの十八番のリアクション芸が見れたのも満足。
ただ一方で粗い作品といえるかもしれません。
全体的にキャラがふわふわしてるというか、
安定してない。例えばミッキー18、今までのミッキーの中で1番イカれてるという設定なのですが、イカれてるのは最初だけでだんだんと物分かりが良くなっておとなしくなり、パッとしない感じになってしまいました。ケネス達に捕まった時に暴れてたり暴言吐くなりしてイカれ具合というか凶暴性とかを出して欲しかったなという印象。この役をナーシャがやっちゃったから残念。まあ最後かっこよかったけども。
あとカイがいるのかなぁと思いました。ただミッキーと浮気しそうになっただけで、そこから出番はほぼ無く、いなくても良かったような気がします。あと翻訳機が急に出てくるのも都合良すぎ?カタルシスも少なくて、最後の展開も少し盛り上がりにかけた気がします。あと長かったです。もう少し展開を短くしても問題なかったような気がします。特にベッドシーン。もうちょっと減らしてもいいのでは。
いろいろと既視感が・・・
クローンが関係しているぐらいの浅い知識で観に行ったんだけど、そこそこ楽しめました。初めはあんな過酷な条件でだれが志願するんだと、ちょっと冷めた感じで見てたけど、主人公が切羽詰まってちゃんと契約内容を見ていないというくだりがあったので納得して見れました。だけど「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でも思ったことだけど、一瞬で即死するならまだしも、致死性の細菌などに感染して、苦しみながら死ぬという事を何度も繰り返すというのは、現実的ではなくさすがにあり得ないなーと思ってしまいました。
あとはいろんな映画の既視感がすごかったです。クローンと2人で協力するのはシュワルツェネッガーの「シックス・デイ」と同じだし、出てくる生物は「風の谷のナウシカ」のオームそのものだし、マーク・ラファロのクズっぷりは「哀れなるものたち」の役と同じように感じました。ラストのスカッとする場面が無かったら、もっと点数は低かったと思います。
なんとも言えない。
借金取りに追われ、宇宙で使い捨ての人間として危険な調査や投薬を行う職業についた男の話。
この映画の登場人物とか世界観とかかなり気持ち悪いです。
ミッキーが何度も死んで当たり前と思っている人たちと独裁者夫婦。独裁者夫婦のキャラクターの感じはめちゃくちゃ良かった。
原住民までも気持ち悪いと云う世界を淡々と見て、溜まり切ったフラストレーションを最終的に爆発させる。スッキリするが、そうだよね。と思ってしまう感じがとてもした。
また人間関係の省略が多い。どうしてミッキーは好かれるのか?など。
必ず革命は起きる。そう思った映画。
わちゃわちゃムービー
ミッキー1から16は
あっけなく死んで、17と18が色々こじらすって言うのはどうなのかな?もっと前にことが起きてもいいのでは?そして、性格が微妙に違うのも、まあ、わからないではないけど、ご都合主義ですな。
ウケを狙っているのなら、すべってる感じ。コメディタッチに描きたいのなら、テーマが重すぎ。先住生物のフォルムも、うーん、どうなんだろう?虫っぽくする必要あるのかな?翻訳機が簡単に作られたりと基本的にはやはり、ご都合主義かなあ?
でも内容的には最後まで観れたので、よかったかな?と思いきや、エンドロールで、劇中の歌声。あれが、よくなかった。オーバーな演出で、作中も笑えなかったし。それで、最後に評価下がって★3で。
ミッキーがあんなにモテるのもよくわからないしね。「どうだ、面白いだろ?」感が少しね、好きではなかったなあ。
2025年劇場鑑賞18作品目
期待し過ぎなのかな。
ポン・ジュノの新作ってことで、楽しみにしていたんだけど。
ときどき、「なんだそりゃ」ってヤツ出すパターンね。
基本的にファンタジーというかSFというか、そういうのは上手くないんじゃないかな。
リアルな世界だけを作ったほうがいいような気がする。
自分としては
好き・「殺人の追憶」「母なる証明」「海にかかる霧」「パラサイト」
苦手・「オクジャ」「グエムル」「スノーピアサー」
って感じなので。
皆さんはどうなのかしら?
それにしても、「トニ・コレットの顔力」だけで眠気がふっとんだ。
彼女がいると映画が締まりますね。
マーク・ラファロは何やっても上手だけど、ロバート・パティンソンっていいかなあ?
なんかボンヤリしてはまらないわ。
とにかく次はリアル世界撮ってください。
辞書を淡々と読んでいるようで味気ない。
ポン・ジュノ節
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