バービーのレビュー・感想・評価
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「私って、あなたって、何なの?」というアイデンティティを迫られる。
ピンクカラーのバービーランドは毎日が超ハッピー、毎晩がガールズナイト。男の子ケンは完璧バービーの刺身のツマだ。20世紀後半現実の男性中心マッチョ社会をオセロゲームで裏返したようなディストピア社会。そこからスピンアウトした定番バービー(多様化バービー以前のバージョン)。スピンアウトした原因はバービー人形にコミットしていた現実世界の女(の子)が原因なんだけど、そのあたりのプロットはある意味とってもシュールで意
外と複雑。それでも深く考えない子どもでも十分楽しめる映像作りはさすが。
これでもかとフェミニスト的演説や皮肉の応酬が仕組まれているのだけど、最後は「男vs女」の二項対立ではない「自分は自分」「私の体は私のもの」という当たり前だけど見失われがちなメッセージがグイグイきた。見る人によってツボは違うと思うけど。
バービーの生みの親の女性についても興味湧いて調べたくなった。
ルッキズムに与するようだけど、はまり役のバービーとケン、マーゴットとライアンのビジュアルには魅せられました! ラストのシーンもよかったな。新しい「ゴールイン!」て感じで。
テレビで話題になっていたのですが、、、
女性上位の社会が、男性上位の社会に変わり、再び、女性上位の社会を取り戻すというストーリーのように思いました。
私は、バービー人形について、全く知識が無いので、この作品のどこが良いのか、最後まで、分かりませんでした。
バービー人形の大ファン、ピンクのフワフワしたイメージが好きな人には、向いているかもしれません。
SNSをネタに集客を図るというマーケティング戦略かな?と思いました。
なんじゃこりゃ?
宣伝下手すぎ
教えてあげようか
重低音で幕を開けるオープニングが
観客の数だけ「解釈」がある作品
「吹替で」
俺もケンのひとり…
かの有名なバービーの物語。
リアルな人間の世界の他に、「裂け目」を通して繋がるバービーの世界が存在し、主人公バービーが抱える問題を解決するには人間界に行く必要があるとの事だが…。
今話題の作品ですね。初っ端からベイビーを破壊するサイコ場面に笑いと戦慄を覚えるも、その他は騒がれる程問題なシーンも無いような。
男尊女卑か女尊男卑だかの社会問題をポップに投げかけているようでいて結局バービー個人の問題?いや、はたまたケンか⁉或いは親子の…?
と言った具合に、結局何が主題なのかよくわからんwまぁでも、そんな深刻に考えずこの世界観とお笑いを感じれればOKでしょうか。
それでいて、意外にもグッとくるシーンも。実は娘じゃなく母の…な展開には、やはり長く愛されているキャラだし、思いの外ジ〜ンときたかも。
後は、バービーのキャラクターやこれまで発売されたシリーズを知っているとより楽しめる感じですかね。
好みは別れるかもしれませんが、ドッと笑いが起きたかと思えばすすり泣きも聞こえてきたり、意外と琴線に触れる所もあるので是非観てほしい作品ですね。
…どうでも良いがアランの強さは何なのw
楽しめました…
マーゴット・ロビー大好きなので、女性向きかな?!と思いながら70過ぎのオッサン独りで観に行きましたが、とても楽しめました。
観たのは平日の夕方でしたが観客は女性が3人と私の4人だけで意外と観客が少ないのは以外でしたが、日本ではバービー世代が少ないのかもとも思いましたが…。
映画のダンスシーンは70年代のディスコ、この時代をリアルで体験しているバービーファンなら今は相当なお年だろうな…と米国での観客層はかなりご高齢ではと…^^;
バービー人形とは無縁な人間ですが、バービー人形はフェニズム団体から批判を浴びた事も有った様でもあり、フェニズム作品との評価も有りますが、それは気にせずマーゴット・ロビーのキャラクターやセットの創り方やダンスシーンに50〜70年代の映画の懐かしさを憶えました。
バービーの元持ち主の母親の言葉に、この作品の主旨を観ましたが…
男性中心の世界の在り方等にアンチテーゼを呈する内容には抵抗を感じる男性には楽しくは無いだろう作品ですネ。
フェニズムとは云わずとも、男中心で築かれた、ある意味劣悪な社会を変える必要性を感じますし、それを変えるには女性の社会参加や男の意識改革が必要ですが、男女共に本来持つ特性に加えて個々人の個性が活かせて格差や貧困と戦争が無い社会が築ければ好いネ…と思います。
続編の話もあるそうですが、人間となり子供を持つ母親となったバービーが演じるのはリアルな現代社会で、ガンガン稼ぐキャリア・ウーマンなのか、パート等の僅かなチップで子育てをする女性なのか!?
個人的には…………(^o^)v。
因みに、マーゴット・ロビーの素敵なキャラはこの作品にも生きていました。❤(ӦvӦ。)
良かった
以前他のレビューにも書いたのですが、ワタシ、ライアン・ゴズリングが好きなのデス(ビシッ!)
それにグレタ・カーヴィグも嫌いじゃない、むしろ作品観ている方じゃないかな。
だから
キノコ雲とか漏れ聞こえてくる音には耳を塞ぎ、まっさらな気持ちでスクリーンに向かいましたら、感想は「良かったじゃない!」でした。
色々はらんでいましたね、ジェンダー、ルッキズム、変化すること・その場に居続けること。時にはシリアスに時にはシニカルに。
バービーランドの住人は純真無垢だから、色に染まりやすいだけで人間なら誰しもが持ち合わせている感情を上手に描き出していたのではないでしょうか。
そんな作品なのに思い出されるのはケン(ライアン・ゴズリング)のアホ面ばかりなんですよ、トホホ・・・
いつもの愁いを含んだ寂し気な笑顔じゃなくて、黒目の奥に何の知恵も持っていないような、正に人形そのものの表情を見るにつけ「ぷっ」と引き出すシーン続出だったので、このまま時が経つとワタシの中ではコメディに分類されそうです。
ポップで笑える作品ながら、問題定義をグサグサと突きつけてくる秀作 ...
バービーの世界観リアル再現
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