バービーのレビュー・感想・評価
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これを演じることは未来につながる
マーゴット・ロビーとライアン・ゴスリング2人をグレタ・ガーヴィック監督
久々のケイト・マッキノンで
やってくれる感あり。
マーゴット・ロビー良いですね。
この人の肚が座った作品選び作品づくりが好きです。
始まりのBarbie landのピンク詰め込み映像とセリフの洪水に、ちょっと疲れた。
トイストーリーで観たバービーとケンをもっとふくらませた感じ。バービーとケンで構築された世界は少女は夢として現実逃避の手段としていたのかも。
これがやりたかった、あれもやれたかも…夢みて着せ替えで楽しみ自分の本質に目を向けずに少女時代の定番と消費してしまう。
着せ替えでは中身は成長しない。
結びのシーンBarbieを作った…母ですね。
娘の自立を後押しする言葉
物語流れで、わかっていながらも心温まるシーンでした。自分を生きることが大切。
こういうところ監督グレタ・ガーヴィック。
観客、意外にも男性が多くて、笑いがたくさんでした。
外国人の人が多かったからかな。
イチ映画として楽しみづらい&世界観の説明不足
親しい外国人女性(アメリカ人ではない)と一緒に観に行きました。
観賞した結果としては二人揃って
『ビミョー』というのが率直な感想です。
SNSで感想を見てみると案の定、
「最高だった!」「つまらなかった」
のほぼ二極です。
更に案の定の思想つよつよ映画なので
ネットであーだのこーだの自分の思想を語りながら誉めたり貶したりされています。
自分は『映画として面白いのか』を軸に見たので思想については置いておきますが、
先にも書いたようにビミョーです。
『面白くなくはない』
『だがもう一度見たいかと聞かれればNO』
くらいの評価です。
なにより自分がこの作品で気になった所が
『圧倒的な説明不足の世界観』です。
ここは正直、酷いと言えるレベルでした。
ファンタジーからなのか子供にも向けている作品からなのか、『これどういうこと?』『この設定どうなってるの』な謎がメチャクチャ多いです。
確かに子供向けの作品では
イチイチ細かい説明はせず、
流れを重視させる事はよくあります。
しかしこの作品、本国アメリカではどうか知りませんが日本での観客はほぼ大人。
自分もツレも頭に?が駆け巡りました。
そもそもこの映画はやることなすこと中途半端です。
コメディにもアドベンチャーにもファンタジーにも振り切らず、社会的メッセージの入れ方も個人的には中途半端に感じて
「いったい誰に向けた映画なのか」と…
上映後に拍手が起こりました。
…場内の数人だけ。
今まで映画館で拍手が起きた瞬間は何度か見たことがありますが、大抵そういう時は数人が最初に拍手したらそこから伝播して皆が拍手しだす、みたいな流れなのですが
今回はじめて『伝播しない拍手』を見ました。
それを見て『それほどまでに評価が分かれる作品なんだな…』などと思いました。
観賞したツレと二人、
苦い顔で映画館を後にして出した結論は
「劣化版『カラー・オブ・ハート』だね」
という一言でした(カラー~は1998年の映画です)。
さらにSNSなどで感想を見ようとすれば
手放しの絶賛や思想を含んだ意見が多く、
『最後まで楽しみづらい映画だなぁ…』と。
お洒落なファンタジーでこれはこれで良い!
程よく幼稚さが入った脚本で、ある意味子供のバービー観があった。でも子供向けではなくちゃんと大人向け映画。
とことんピンクの可愛い世界、単純な物語、ファンタジーとちょっとリアルミックス、中々良いではないか!
もっと面白いと勝手に想像しながら映画館に行ったが、これはこれで良かった。満足!
追伸、女子にはいいが、男子はつまらないと思います。
結局、人間の世界は何も変わっていない
バービーの世界を具現化したバービーランドのビジュアルは面白いし、随所に散りばめられたバービーにまつわるネタも楽しめる。
その一方で、ストーリーとしては、人間の世界にやって来たバービーが、「男性優位の社会にクサビを打ち込む」みたいな話になるのかと期待していたら、案外早く舞台がバービーランドに戻ってしまい、ある意味、予想外の展開に驚いた。
そもそも、バービーが人間の世界に来たのは、自分の持ち主からの影響を改めるためだったのに、結局、持ち主の母娘をバービーランドに連れて帰っただけで、問題が解決したようには思えない。
それどころか、「死を考えてしまう」というバービーの個人的な問題が、「男性優位になってしまった社会を元に戻す」というバービーランド全体の問題にすり替わることで、作品のテーマが不明確になってしまったようにも思う。
バービーの売上げは上がったのだし、人間の世界に危機が訪れるわけでもないのに、マテル社の重役たちが慌ててバービーランドに行こうとする理由もよく分からない。
極めつけは、最後のバービーの選択で、永遠に続くハッピーな生活を捨ててまで、彼女が人間になりたいと願った理由が、どうにも腑に落ちないのである。
そして、観終わった後に残る疑問は、バービーランドは男女平等の社会になったのに、人間の世界の方は、何も変わらなくて良かったのかということ。
それとも、この後、人間になったバービーが、人間の世界も、バービーランドのように改めて行くということなのだろうか?
ピンクでカラフルな世界‼️
バービーランドで幸せに暮らしていたバービーが人間社会を訪れた事から起こる騒動を、もうホントにピンクに描いた作品‼️私は今までの人生でバービー人形に縁がなかった人間ですので、バービーにも様々な人種の方がいて、様々な職業の方がいるのに驚きました‼️それはボーイフレンドのケンも同じ‼️そしてバービーランドがバービーを中心に回っているのに対し、人間社会が男性中心で、その差に戸惑ったり、バービーランドでケンたち男性が反乱を起こすのも面白く、ジェンダーの問題や人種差別、性差別の問題がストーリーに絡んでいるのも興味深いですね‼️ただ個人的には世界観が確立してないように感じました‼️バービーランドと人間社会があって、バービーたちは人間社会を知ってるけど、人間たちは知らない‼️でも製造元であるマテル社の人間はバービーランドを知っている‼️バービーランドから人間社会へも普通にドライブしながら行ったりしている‼️いまいちよく分からないですね‼️「ロジャー・ラビット」のトゥーンタウンみたいに、その存在が作品の中で分かりやすく確立してたらよかったんですが・・・‼️
面白い‼可愛い‼美しい‼実は深い‼(ワイスピファンの方も必見!?)
とにかくポップで美しくて
めっちゃ可愛かった!!
マーゴット・ロビー最高♡
最初から何度も可愛いなぁ〜と
つぶやき連呼しながら観てました。
他のキャラクターも個性が光り
みんなよかった〜♡
前半、愉快な単純おバカ映画か?と
若干心配になりつつも、
色々面白くて爆笑しまくりつつ、
観進めると実は深かった!
シンプルでわかりやすく
ちゃんと心に刺さり響きました。
不覚にも何度か涙出ました。
全体を通してとにかく爽快‼
これでいいんですよね映画は。
観客である我々受け取り手が、
どう感じるかは自由。
正解不正解を求めなくていい。
好き嫌い、賛否両論もわかりますが、
私は率直に大好きです!
これを素直に楽しめて幸せ者です。
映像だけでなくポップなBGMや、
ビリー・アイリッシュの挿入曲
&エンディングも気に入りました。
(今日の公開前から聴いていましたが
更に気に入り帰宅後もリピート♡)
目も耳も心も元気に癒やされた
とっても素敵な映画でした☆
映画を観るたびに思いますが
役者さん監督さん
すべての関係者の皆さん
ありがとう!(敬意)
やっぱり映画って素晴らしい。
映画館で観るべしですね。
ちなみにちょっと古い映画ですが
「キューティー・ブロンド」が
お好きな方はオススメですよ。
元気になれる爽快、
同じハッピー波動系です♡
今年もすでに様々な
あらゆる映画を観てきましたが、
観ている途中で(スラダンぶりに)
「プログラムほしい‼」と思い、
鑑賞後に買っちゃいました!
ハッピーオーラが溢れる
キラキラ美しい写真集のような
素敵なプログラム、かわゆーいです♡
買ってよかった!
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【余談】※ワイスピファンの方向け
5月に観たワイスピの弟役で最後亡くなったかも?なジェイコブおじさんことジョン・シナさんが、なななんとバービーランドの男人魚として登場‼びっくり‼ (奇跡の生還?輪廻転生?笑) 台詞なし、2度程度のチョイ役でしたが、隠しきれないさすがの存在感、お見事なスーパーマッチョ健在、おまけにニコニコ笑顔が可愛すぎて、キュンキュンしてしまいましたよ。リトル・マーメイドではなく、バービーで人魚かいな‼ 最高かよ‼とツッコまずにいられなかったスーパー隠れキャラ、もっと観たかった!笑
ただ紹介を期待していたプログラムに写真掲載もなかったのは残念でしたが致し方無し。ワイスピ&バービーファンとして、3ヶ月後にまさかの夢のコラボ(生還?笑)をスクリーンで拝めたことも個人的には大満足でした♡
(暑苦しめな余談失礼しました♪)
自分が自分であることの大切さ
この作品見て感じたのは、自分が自分でどうあるべきか、それを考えさせられた。
色んな考え方や感じ方、夢や希望を持って良い。
自分を理解してくれる人、自分を慰めてくれる人の大切さっていうのがほんとにきづけた。
まぁ!全体的に話のテンポも良くて見てて飽きないし、
最初のダンスのシーンめちゃくちゃ好き!
永遠マーゴット・ロビーの可愛さと美しさに心を打たれっぱなし。
改めて彼女の演技の凄さに気づかされた。
まぁ、マーゴット・ロビーの演技の凄さは毎回毎回作品を見る度気づかされるんですけどね。
あの、ベンチに座って持ち主のことを考えて、涙を流すあの1粒の涙を流すシーンが神秘的に感じた、、
そして周りの人達(友達と楽しそうに笑っている人、悩んで挫折してる人、そして同じベンチに座ってるおばあさんを見てた時)を見渡した時、彼女は何を感じたんだろ。
人間への興味が湧いたのか?
人間であることの素晴らしさ、または辛さ?
歳をとることでの老いや死のこと?
彼女の表情、演技で色んなことを考えさせられる。
企画の時点で凄味があった。
しかし、「マーゴット・ロビーに言われても説得力がない」って劇場全体の心の声が聞こえた時は驚いたね。最近はグルートの言葉も聞き取れる様になったし、人類は少し進化してるのかな?
さておき、
誰も文句のつけようがないマーゴット・ロビーのバービーのルック。
誰かにやれと言われたのではなく、自らプロデュースしたのは年齢的にも知名度的にも最高のタイミングでしょう。監督のグレタ・ガーウィグも「ストーリーオブ〜」の次作という脂の乗り切ったタイミング。
多少とうのたった感はあるがライアン・ゴズリングの写真を初めて観た時はぶったまげた。
2023年にこの面子が集まっただけ奇跡的なものを感じる。
一見フェミニズムの映画の様に見えて、それをケンの視点から男女逆転させて見せて、その上で男性性のステレオタイプも描く。何層構造にもなった視点が凄まじく、全く説教臭くない。
後半バービーランドに戻ってからはずっとドラッギーで浮世離れしすぎる映像で頭がクラクラしてきて、男が好きなものあるある大会と女つらいよあるある大会で脳にダメージを与えてきます。カップルで観にきたら気まずくなりそうね。確かに『オッペンハイマー』と同時に観たら頭おかしくなりそう。ありゃ、ミームにもなるわ。
クライマックスも大変エモく、性別を超えてみんなに優しく締め括った。
バカな振りをした、本当に奥深い超高度エンタメだったな。
先が見えないストーリー展開
マーゴットロビー主役なので期待したけど?
やや理解できないストーリー展開で、立ち上がりから前半は理解出来ても、特に後半の展開は何故こうなる?って感じですかね?
まぁ、それが面白いと思う人もいるのかな?
元々バービー人形の世界を描いているので奇抜なストーリーではあるのだけど、もう少し単純な楽しさ、面白さがあっても良いのでは?
驚くほどストレート
驚くほどストレートにジェンダーの問題に取り組んでいる。もっとこう比喩的な描き方かと想像してたんだが、いやいやどうして、めちゃくちゃ直接的に「家父長制」や「男性至上主義」「ジェンダーの役割」的な考え方の悪影響を語ってるし、描いてる。
それを深刻でなく笑いに変えているのもよい。
冒頭の『2001年』パロディから、それを宣言しててもうニヤニヤが止まらないね。ウィル・フェレルは、チャド・スミスそっくりネタでドラムスティック持って出てくるし。
ちょっと心配なのは、自身の空っぽさに気付いたケンが、人間世界から「男であるだけで偉い」世界観を持ち帰った挙げ句にひっくり返され、「それはでも貴方たちが悪いわけじゃない」ってなってるところ。
バランスが良すぎて逆に、いわゆる「All lives matter」的な「女性だけが差別されてるわけじゃない」的な誤った解釈をされないかというのが心配。もちろん制作側は慎重にやってるし、ケンたちが悪い、って結論になるのはもっと駄目な訳だけど。
でもまぁこれだけジェンダー論的な内容を、これ程までのエンタメに仕立てるとは、やはりグレタ・ガーウィグは優秀だなと。
今週の大荒れ枠になりそうな予感でしかない…。
今年271本目(合計921本目/今月(2023年8月度)10本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
まぁ、見る前から外部(ツイッターだっけ?)で大荒れしたりとネタにはことかかない映画で、普通に見る分に関しては、「普通に」解釈すれば女児も想定されているんじゃないかな…とは一見思えます。
ただ、問題はそのあとで、多くの方が書かれているように、この映画はその範囲を完全に超えていて、フェミニスト思想の話や(字幕版では「フェミニスト」という語は何度か出る)、人種のお話、さらには車いすのお話(←身体障がいをお持ちの方のお話)といった論点が多々出てきます。
正直ここまでというのは想定しておらず、かといってストーリー的にはどうも現地では女児向け枠になっているのかストーリーの筋はわかりやすいものの、最近のいわゆるポリコレ論を全部もった形になっていて、某映画が「ポリコレワールド」じゃないのかと言われたのと同じように、本映画も「ポリコレランド」じゃないのか、と言われても仕方がないんじゃないか…と思います。日本ではまだどうしても、小学校高学年でやっと扱う範囲かどうかというところであるからです。
場外ファイトは場外ファイトであっちもすごかったのですが、まさかストーリーがこんなポリコレ論ばかりになるとは思わず、こりゃ参ったなぁ(お盆の中に入っている、「人を選んで」地雷枠になりうる作品)というところです。
ちょっとこれは…といったところです。少なくとも、女児向けという解釈は無理なので注意が必要かなといったところです(かといって、誰宛てなのかというのも謎)。
採点はこれらまで考慮して下記のようにしています。
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(減点0.7/ポリコレ論の解釈がいろいろに取れる)
・ フェミニズム思想があることは前提であり(なお、単に「フェミニズム思想」という扱いでも字幕版は「性差別」。吹き替え版はどうなってるんでしょうか…)、さらに、人種問題や身体障害者の扱い(ただ、車いすというのは「よくある」一つの類型にすぎず、例えば内部障害など扱いが少ないものに対しても配慮は明確に足りない)など、ポリコレ論を全部盛りまくったために何がなんだか(これらを盛りまくったためにストーリーの展開はこれらの道徳?の教科書を1つ作れるような状態になっている)という、「ストーリーがあるのかないのか不明」な状態になっています。
ただ、この点は、日本以上にアメリカ等「男女同権思想等の先進国」では当然のこととして扱われているだけであり、日本が遅れている、という批判はどうしても免れることができず、ただ単に「日本だけが遅れているだけで映画は悪くない」というのは一応成立します(なので、この観点でも荒れてしまう。日本では小中高までこういったことの学習について、当事者(児童生徒)の「子供の学習権」の概念は存在しても、実際に行使することが困難か、できない)。
(減点0.3/「最高裁判所」が指すものがよくわからない)
・ 日本では最高裁判所を頂点とする一つの裁判所体系ですが、国によっては、私法(民法や商法ほか)と、公法(憲法や行政法など)の裁判所が別々の国もあります(代表例はフランス)。また、「最高裁判所」といっても、それが実質的に「憲法裁判所」(憲法について論じるのみの裁判所)という国もあります(代表例は、実は韓国)。映画内では明確にどこの国か出てこないので(ただ、原作を尊重するとアメリカ?)、一部の法律ワードの解釈が何とでも取れてしまうという問題もあります(ここは、法律系資格持ちが気にするところ)。これら法律ワードは結構飛んでくる割にストーリーには一切関係しない(出てくるだけでしかないノイズワードになっている)のも、何がなんだか混乱させたりと結構厳しいです。
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多様性にも踏み込んでいると感じて、奥の深い作品と感じた。リカちゃんコラボの続編求む
てっきりコメディ映画だと思っていたら、観た後、かなり考えさせられました。
バービー人形は名前だけしか知らないです。
バービー(マーゴット・ロビー)の住むバービーランドは、女性中心の社会ですが、人間社会では男性中心の社会になっていました。
バービーは、バービー人形を女性にパワーを与える源になっていると思っていたため、女の子にもメンヘラ女扱いされ、愕然とします。
一方、ケン(ライアン・ゴズリング)は人間界の馬や男性社会に興味を持ち、バービーランドで男性中心の社会を作り上げます。
結局、バービーランドは元の女性中心の社会に戻るのですが、バービーは人間になりたいと言い出します。この事から、「なりたい自分になる」という多様性にも踏み込んでいるのかなと感じました。
人間界の男性中心社会にも疑問を感じているのでしょう。本来ならバービーにとって、バービーランドは1番幸せな世界のはずです。敢えて人間社会に一歩踏み出す勇気は、バービーの並大抵ではない覚悟を感じました。
個人的な感想ですが、まとめると男性中心社会への疑問と多様性への提言です。
例のバーベンハイマー騒動の影響か、観客は6人ぐらいでしたが、リカちゃんコラボの続編があったら日本人にも馴染みやすいかなと思いました。今のところ、続編の予定はないらしいです。
思いの外、名言の宝庫
マーゴットロビーは、もちろん可愛らしく美しい。しかしイケメンが少ない。
とは言え、女性も強く凜々しく社会参加することが正義とみなされる昨今、女性の肉体的美しさに特化した定番バービー人形の、存在自体がコンプライアンス的にビミョーなのだと言うこともひしひし伝わってきた。なお、まったく個人的な感想ではありますが、後半の人間界から来たお母さん(アメリカフェレーラ)のセリフを聞いて、スラムダンクをちらっと思い出しました。
しんどかった…
ライアン・ゴズリング…。こんなニンジンみたいな顔だっけ?
彼の良さを全て打ち消して、びっくりするくらい酷いビジュなのは、あえてなのか?
冒頭、「2001年宇宙の旅」のモノリスのように、バービーが登場するや、
今まで遊んでいた赤ちゃんの人形を地面に叩きつける子供たちに、まず不快感。
その後も、ケンダムランドからバービーランドを奪還すべく、
悪知恵を働かせて、男どもにある事ない事吹き込んで、内部崩壊を企んだり。
自分の手を汚さずに、戦争に勝利するその姿は、まるで陰謀論の世界のような。
脚本書いた人、相当性格悪い。
音楽もファッションも色彩もダサい。それも、「あえて」なんでしょうね?
ただ、客席の大半を閉める10〜20代前半の若者グループは、
楽しそうに帰ってったから、これは、そういう映画と思って見るべきなんでしょう。
おじさんにはしんどかったです。
現実の素晴らしさ
女性監督史上最大と言われるほど、本国で大ヒットを記録している本作。ロッテン・トマトの評価も高く、世はバービー旋風。しかし、日本では公開前にOppenheimerとのミームで大炎上。私自身も憤りを感じながらも、作品に罪は無い。映画自体はそんな古臭いものじゃないはずだ!そう思っていたのですが...。
今更取り上げるテーマでしょうか。
時代はもっと先に行っている。そもそも、バービーの世界に一切の憧れを感じない。こんなところで一生を過ごすとなれば、気が狂いそうになる。女性差別をここまでド直球に描くなんて、20年前でもこんな雑なことはしない。しかも、被害妄想のようにしか思えないバービー達の身勝手さがイライラして、なんのメッセージも感じられず、終いには必死に裏テーマを探ろうとする自分。結局、考えても考えても、私はこの映画で何も得られなかった。
バービー世界の構築は目を疑うほど完璧なのに、何故ここまで安っぽいのだろうか。バービー愛があるのか無いのかさっぱり分からん。仕事を選ばなくなった庵野秀明映画って感じ。そんなところまで再現しなくていいのにやっちゃうから、お遊戯会・おままごと感がスゴすぎる。音楽も映像も大したことないし、ド派手な演出もない。いつか盛り上がるだろう!と期待して待っているとエンドロール。いつまで経っても、上滑り。ブラックジョークやメタ発言入れればいいとでも思うなよ!?
バービーとケンの関係生も理解できない。
影で相手を貶したり、自分のことで精一杯で存在を忘れたり。なのに、思い出したかのように嫌われたんじゃないかと不安になったり、仮面を被っていたかのように人が変わる。本物の愛とは一切思えない。これまでもおままごと。というかそもそも、結局なんのアンチテーゼにもなっておらず、ましてや現実より酷い。男社会を批判し、女社会を正当化するのは過去の現実と何も変わってないし、始まりと終わりとでの成長ぶりが一切感じられない。冒険ものとしてゼロ点。ただ、現実がいかに素晴らしいものか伝える映画なのであれば、満点。この映画の世界に、なんの魅力も感じません。
人種差別、LGBTQ差別、障がい者差別が問題視され、それらのテーマを余儀なく組み込まれるようになった昨今の映画業界。そんな中で、こんな古臭くて勇気づけられない映画、あってたまるか。まだまだ世界は変わっていないかもしれないが、時代遅れがすぎる。女性はこんなに大変なんだ!だから、全ては男性よりも優位に立つべきだ!そう言っているようにしか聞こえない。男性主義とされてきた、これまでの社会と何も変わらない。「映画クレヨンしんちゃん ロボとーちゃん」でテーマ性を、「フリー・ガイ」でエンタメ性を学んでから出直してください。
お盆初日、無かったことにしたい。
好きな所と嫌いな所がハッキリしてる
好きな所
キャストのハマり具合
設定、テーマ性
嫌いな所
ステレオタイプの男が好きな映画の例としてロッキーやゴッドファーザーといった作品を出すのはあまり良い気はしない
中性的なアランの主な活躍が格闘といったいわゆる「男らしい」活躍
マテルの過去の反省と贖罪の映画?
マーゴット・ロビー発案の映画らしいが、かつて女性の性差別の象徴としてフェミニズム団体から批判され、民族や体型の多様性を表現していないなど叩かれた過去があるバービー人形だが、創業者ルース・ハンドラーの『あらゆる女の子の無限の可能性を刺激する』という創業時の理念に立ち返り、現在では様々なバービー人形を発売しているマテル社の強烈なメッセージが込められた作品のように感じた。
プロデューサーも兼任しているマーゴット・ロビーやライアン・ゴズリング、ウィル・フェレルにヘレン・ミレンなどトップ俳優を起用する事で作品の格を上げつつも、下ネタがバンバン飛び交うので大人でも楽しめるのだが、隣の子連れが気になって仕方がなかった。
ケンを引き合いに出し男の子へのフォローも忘れてませんよというスタンスを作りたかったのかも知れないが、かえって男性へのネガティブなイメージをつくってしまったような気がする。
男性社会の象徴が馬とか、ゴッドファーザー観とけば間違いないとかツボ過ぎてひっくり返りそうになったが、ライアン・ゴズリングのちょっと抜けたハンサム顔がさらに面白さを後押しする。(この人大好きw)
ラストの婦◯科って?
もうツルペタじゃないって事?
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