バービーのレビュー・感想・評価
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重低音で幕を開けるオープニングが
観ててアレっぽいなーと思っていたら本当に
アレへのリスペクトオープニング。
始まりの3分間は最高でした。
しかしその後はつまらな過ぎて拷問の様な2時間でした。
フェミニズムがどうたらの面倒臭い主義主張はどうでも良くて
エンタメとしてもコメディとしても面白くない。
バービー世界から自由に行き来できる説明なしの設定や
マテルの重役連中がアッチの世界に行ったのも何の意味が?
そもそも女児向け玩具の映画(ではないが)をおっさんが観たのが間違い。
制作側は楽しかったかもしれませんが
なんでこれがあちらではヒットするのか謎。
こんなのより「オッ○ンハイマー」は絶対上映しろよ。
観客の数だけ「解釈」がある作品
もちろん「フェミニズム」とか「多様性」を賛美し、
「男社会」を茶化した映画だ。
でも「それだけ」じゃない。
誰でも「成長」というか「違う自分」になれるし、
「このままでいいんだ」というか、
何回も見ても、違う発見のある作品だと思う。
アカデミー賞の脚本賞の最有力かな。
「吹替で」
今年143本目。
字幕派でしたが最近吹替派になったので吹替めっちゃいい。バービーの声はケンタッキーのCMのあの方。エンドロールで嬉しい。見る前は明るい映画なのかなあと思っていましたが、もちろん明るいですが哲学の映画でした。男社会とは女性社会とは、ケンとはバービーとはと恋愛を中心に生きる事、人間とは何なのかを訴えかける作品でした。
ライアン・ゴズリング最高
こういうの関心ある人なら「あるあるネタ」がたくさん詰め込まれてて「分かる分かる」ってなるんじゃないでしょうか。皮肉も効いてるし。
バービーの本社の会議室に男しかいないのに「女の子の夢」の話してるところとか、いちいちどうでも良いことに時間かけてるのとか、うちの会社かと思った。
男女の世界逆転のところで、職を持ってた女性たちがみんな無職になって男性の相手役になってたところで、受付の女性が「女性の苦しさ」みたいな演説始めたのはなんか説明調で正直微妙だった。あと逆転世界での女性たちがあまりにも無知で主体性もゼロって感じになっているのも少々違和感あり。バービー世界で女性たちの職業がみんなすごいの、あれは男社会で描かれる男性像の反転というか皮肉なんでしょうか?それとも女性もこんな地位に付けるというポジティブメッセージ?うーん。
「バービーとケン」というセットでしかもどちらかといえばバービー主体、ケンは引き立て役であんまり主体性がなく陰に隠れがちだった世界(これって現世での女の在り方でもあるよね)から人間界に行って、みんなの視線(勘違い)を感じ、声をかけられ、男性たちが主導権持ってるの見て、これが俺だ!と有害な男性性を持ち帰ってケンワールドつくって、バービーから呆れられて、なんだかんだ「ケンはケン」とbe yourselfを説かれてありのままの自分を取り戻す、みたいな。まぁある意味ケンの物語でした。
個人的にライアン・ゴスリングがツボだった。顔芸最高。「what?」を「なに?」じゃなくて、「なぬ?」って訳してたのも最高でした。
俺もケンのひとり…
かの有名なバービーの物語。
リアルな人間の世界の他に、「裂け目」を通して繋がるバービーの世界が存在し、主人公バービーが抱える問題を解決するには人間界に行く必要があるとの事だが…。
今話題の作品ですね。初っ端からベイビーを破壊するサイコ場面に笑いと戦慄を覚えるも、その他は騒がれる程問題なシーンも無いような。
男尊女卑か女尊男卑だかの社会問題をポップに投げかけているようでいて結局バービー個人の問題?いや、はたまたケンか⁉或いは親子の…?
と言った具合に、結局何が主題なのかよくわからんwまぁでも、そんな深刻に考えずこの世界観とお笑いを感じれればOKでしょうか。
それでいて、意外にもグッとくるシーンも。実は娘じゃなく母の…な展開には、やはり長く愛されているキャラだし、思いの外ジ〜ンときたかも。
後は、バービーのキャラクターやこれまで発売されたシリーズを知っているとより楽しめる感じですかね。
好みは別れるかもしれませんが、ドッと笑いが起きたかと思えばすすり泣きも聞こえてきたり、意外と琴線に触れる所もあるので是非観てほしい作品ですね。
…どうでも良いがアランの強さは何なのw
楽しめました…
マーゴット・ロビー大好きなので、女性向きかな?!と思いながら70過ぎのオッサン独りで観に行きましたが、とても楽しめました。
観たのは平日の夕方でしたが観客は女性が3人と私の4人だけで意外と観客が少ないのは以外でしたが、日本ではバービー世代が少ないのかもとも思いましたが…。
映画のダンスシーンは70年代のディスコ、この時代をリアルで体験しているバービーファンなら今は相当なお年だろうな…と米国での観客層はかなりご高齢ではと…^^;
バービー人形とは無縁な人間ですが、バービー人形はフェニズム団体から批判を浴びた事も有った様でもあり、フェニズム作品との評価も有りますが、それは気にせずマーゴット・ロビーのキャラクターやセットの創り方やダンスシーンに50〜70年代の映画の懐かしさを憶えました。
バービーの元持ち主の母親の言葉に、この作品の主旨を観ましたが…
男性中心の世界の在り方等にアンチテーゼを呈する内容には抵抗を感じる男性には楽しくは無いだろう作品ですネ。
フェニズムとは云わずとも、男中心で築かれた、ある意味劣悪な社会を変える必要性を感じますし、それを変えるには女性の社会参加や男の意識改革が必要ですが、男女共に本来持つ特性に加えて個々人の個性が活かせて格差や貧困と戦争が無い社会が築ければ好いネ…と思います。
続編の話もあるそうですが、人間となり子供を持つ母親となったバービーが演じるのはリアルな現代社会で、ガンガン稼ぐキャリア・ウーマンなのか、パート等の僅かなチップで子育てをする女性なのか!?
個人的には…………(^o^)v。
因みに、マーゴット・ロビーの素敵なキャラはこの作品にも生きていました。❤(ӦvӦ。)
良かった
以前他のレビューにも書いたのですが、ワタシ、ライアン・ゴズリングが好きなのデス(ビシッ!)
それにグレタ・カーヴィグも嫌いじゃない、むしろ作品観ている方じゃないかな。
だから
キノコ雲とか漏れ聞こえてくる音には耳を塞ぎ、まっさらな気持ちでスクリーンに向かいましたら、感想は「良かったじゃない!」でした。
色々はらんでいましたね、ジェンダー、ルッキズム、変化すること・その場に居続けること。時にはシリアスに時にはシニカルに。
バービーランドの住人は純真無垢だから、色に染まりやすいだけで人間なら誰しもが持ち合わせている感情を上手に描き出していたのではないでしょうか。
そんな作品なのに思い出されるのはケン(ライアン・ゴズリング)のアホ面ばかりなんですよ、トホホ・・・
いつもの愁いを含んだ寂し気な笑顔じゃなくて、黒目の奥に何の知恵も持っていないような、正に人形そのものの表情を見るにつけ「ぷっ」と引き出すシーン続出だったので、このまま時が経つとワタシの中ではコメディに分類されそうです。
公式完全監修の自虐ネタ炸裂
バービー
米マテル社の創業者の一人
ルース・ハンドラーがドイツ旅行の
みやげに娘に買った「ビルト・リリ」
という人形をもとに1959年に発売
された女児用玩具人形
最終的にはビルト・リリの権利まで
買収し全世界で累計10億体を売る
ロングセラー商品に成長
ちなみに初期の製造は日本で
行われていたという
日本では1962年に初輸入
その5年後にリカちゃん人形を
タカラが販売した
野郎が観に行くような映画では
なかろうと思いつつ予告での
「ドライヴ」「ファースト・マン」
「ブレードランナー2049」等で
ファンになった
ライアン・ゴズリングのアホっぽさ
に惹かれて観に行くことに
でどうだったか
フェミニストの幻想だとか
ネットでは批判の対象にされ
オッペンハイマーとくっつけた
ミームに激おこの日本人もいたり
と騒がれてましたが
まぁ観てねー連中はそんなもの
中身は半世紀のバービーの歴史
そして社会でどのような影響を
産んだか産めなかったかを
マテル社も含めメタく
自虐ネタも満載で楽しめました
まず冒頭のバービーを見て
衝撃を受けた子供たちが
赤ちゃん人形を破壊する
シーンからしてぶっ飛んでます
面白いのは
バービーランドが
「女児のバービーでの遊び方が
反映された世界」
であること
歴代の様々なバービーですから
当然女性優位の社会構造
ですから男人形の「ケン」達は
そりゃオマケ・添え物・引き立て役
なのは男の自分でもわかります
それをフェミニズムの幻想だ
とか言っちゃう奴はちょっと・・
でバービーランドは
そんなですから周囲の小道具も
みんなバービー人形についてくる
部品(おそらく完全再現なんでしょうね)
ですから飲むフリ食べるフリ
人形だから年も取らない
(妊婦型とか売れなかったり
発売中止になったバービーも
ちゃんといるのが自虐的でよい)
そんな世界を謳歌する
(通常型)バービーがそんな
完璧な世界に疑問を感じる
ところから始まります
子供のイマジナリーな世界
ですから矛盾だらけでも
仕方がないんですが
現代社会と当てはめると
毎日繰り広げられる
ポリコレ論争に言葉狩りと
現実世界も混沌した世界
ひどいことも言われるし
老いもある
でもバービーはそんな現実世界に
触れながら「美しい」と
一筋の涙を流します
生きているとはどういうことか
目の当たりにし
このシーンすごくよかったですね
今まで何も「期待」
されていなかったケンが
人間社会で男性社会に目覚め
バービーたちを洗脳して
しまうシーンも男系社会を
逆から描いてるのは面白い
土建も最初から女性がやっている
のなら話は逆になりますし
男性を立てる事が
新鮮に映ってしまうのでしょう
自分はネットでよく見る
話が通じないフェミニストは
まったく毛嫌いしてますが
ガーヴィグ監督の
バービーランドのとらえ方は
考え込まれて面白いです
こうやってテーマとして
あげつらってやってくれれば
いいんですよ
黒人を出せとか
女性を主人公にしろとか
そんな簡単なことではないのだから
簡単にしたがるのは
脳みそが動かないからです
結局バービーは
ランドを取り戻しますが
何も取り柄がない自分に改めて
悩むところで
(マーゴット・ロビーが言っても
説得力がないがみたいな
ナレーションには爆笑した
いちいちメタいんだよこの映画笑)
まさかのマテル創始者が現れ
バービーに創始者にも
わからない未来をを示し
バービーは人間界で生きていきます
ネットスマホの時代
バービー人形に未来はあるのかな
なんて思うことがありますが
売れ行きは相変わらずのようで
驚きました
しかし前述した多様性だ
トランスジェンダーだと
議論に上がる時代に
女の子向けの玩具がどう
付き合っていけるでしょうか
でもひょっとするとバービーが
道筋を示す未来がやってくる
のかもしれないなと
思える映画でした
ポップで笑える作品ながら、問題定義をグサグサと突きつけてくる秀作 ...
ポップで笑える作品ながら、問題定義をグサグサと突きつけてくる秀作 (キラキラ映画だと思ったのか、終演後怪訝な顔で席を立つ方多数) 男女どちらにも叱責と目配せをするバランスの良さ。会期前は色々あったが、面白かった!
面白かったからこそ、残念ではある
高畑充希さんがすごく良かった。男性優遇の世界も女性優遇の世界もバランス悪いというか。メッセージ性の強い映画でした。ブラックジョークとか、バービー人間の世界で暮らすの?とかツッコミどころはありましたが、笑えて面白い作品でした。いろいろ炎上したの勿体無かったです。
観に行って良かった!
原爆ミーム、賛否両論の感想+家族からの「オッサンが一人でBarbie?」という反対の声に負けず観に行って来ました!(モギリのお姉さんの目線も、ちょっと冷たい感じが…)
結論から言うと、すごく真っ当な作りの良い映画です。
後半もたつく感じもありますが面白かったですよ!
コメディのネタとかは90年代のコメディ映画が好きであればハマると思います!
バービーの世界観リアル再現
観なくてもいいかなぁくらいで観て来ました。
これくらいの温度感で出かけピッタリ。ちゃんと見応えあり、バービーの世界感再現されていて面白いです。
バービィではなくリカちゃん人形の世代ですが、大人になってからは、SNSでビーバーファンの奥深さを痛感していて、この映画の公開納得です。
反省してます!
面白い、面白い。で、感動しました。
オモチャの人形の世界から現世へ、というのは良くありますが、こんな方法もあったとは。文字どおり奇想天外、しもネタなしのモンティーパイソン、それでいて感動はトーイストーリーなみ。
オープニングのパロディーのあれは、結構インパクトありました。
個人的では感情移入し難い作品でしたが、それでも、(あなた、とてもキレイ………)のシーンは素晴らしいです。なぜこのシーンをここで出したのか!それからのドタバタするストーリーの行方をこれでまとめてしまった、凄い。
また、バービーが落ち込んだとき、……がなだめるシーンがありますが、その説得する方法の不満たらたらが、あれ、女性の方がいったい何パーセントが納得するでしょう
?あの3分くらいのシーンだけ切り取って
聞かせたら、多分90パーセント以上の方々が(そーそー、そうなのよー!)と納得すると…………、断言します。
トークが面白いこの作品です。最近、宣伝だけが凄いのもあるのはありますが、あの情報の先入観をもった事に対し反省しました。
映画は観てなんぼなんですね。
処で、あの(バビロン)でのマーゴットさん、バービーやってのオファーが来たときどんな感じだったのでしょうか?
😍でしたか?🤯でしたか、とても知りたいです。
処で、あの(ラ、ラ、ランド)のライアンさん、ケンやってのオファーが来たときどんな感じだったのでしょうか?
🌚でしたか?🌝でしたか、とても知りたいです。
ガーウィグ作品にハズレなし
ガーウィグの才能はすごい。今作は、おバカピンクワールド映画に見せかけて色々と考えさせられる内容でした。すごいのはマテルも否定的メッセージが入っている内容なのに、そのまま公開を許している。まあマテルとしては儲かれば良いのかもしれないけど。
今作は色んな世界が対になっているように感じるが、そのまま受けとるとよくわかりにくい。シーン毎に立場を入れ替えて考えるとわかりやすいのかも。惜しいのがバービーワールドなので酒、ギャンブル等成人的嗜好の描写が許されないのでちょっとわかりにくくなってるのかもしれない。
色々言いたいことはあるけど、どちらのワールドに対しても配慮があり、バービーの自我の目覚めやラストはよく考えられていると思いました。
単純にケンダムとか、台詞のバカっぽさ、面白さも楽しめ、メッセージは違うかもしれないけど、単純にピンクの服を着て見に行くのもありなのかと思いました。
バービーだからできた映画
映像や音楽は本当に素晴らしいぐらい気持ちがよかった。
ストーリーは、現在の社会とリンクしているため、終始気持ちのいいものではなく、バービーを見ながら現実社会の問題点が頭をよぎる変な気分になる。
しかし、これもバービー自身が社会において「きもちいい夢舞台」を提供してきたからこそできる演出であり、この映画の凄さであると感じた。
また、おもちゃ映画ということで、どうしてもトイストーリーが思い浮かぶが、設定のズラし方が上手く、完全にバービーの世界を作り上げている。
そして何よりマーゴットロビー、ライアン・ゴズリングが本当に良かった!
憧れのバービー人形が実写版に!
バービー人形の世界が実写版
バービーランドの世界から人間社会へ飛び出したバービーとケンの冒険は問題を解決する為に奮闘する様々な人形たちのコメディが面白かった。
バービー人形のバージョンに合わせた独創的な実写版の社会がマーゴットやライアンの異色コンビと多くのキャラクターで上手く作られていたと思う。
バービーワールドの世界がいつまでも子どもたちの憧れの世界であって欲しい。
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