「バービーも悩み、ケンも悩む、人生は葛藤の連続・・」バービー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
バービーも悩み、ケンも悩む、人生は葛藤の連続・・
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1959年にマテル社から発売されたファッションドール、バービーは65年の歴史、当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んで人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から製造は日本だったそうだ。家内も幼いころ3体持っていたそうだ。
冒頭のバービー人形発売で子供たちが幼児の人形を打ち壊すシーンは「2001年宇宙の旅」の道具に目覚めた人類を彷彿とさせるシーンへのオマージュか、余りにも衝撃的で思わずどんな映画かと身構えてしまったが、バービーランドのファンタジックで美しい世界観には酔いしれました。人間界の男性優位ぶりにケンが刺激を受け女性が上位のバービーランドの乗っ取りを企てるが何とか和解、バービーとケンはロスに戻ったようだが人間なんかにならない方が良かったでしょうにと複雑な心境・・。各賞ノミネートも納得、ほろ苦く美しいファンタジーでした。
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