劇場公開日 2023年8月11日

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「ポップな世界観だが、なかなか強いメッセージ性。」バービー Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ポップな世界観だが、なかなか強いメッセージ性。

2024年4月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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カラフルな色調で二次元素材を多用したスクリーンに、明るくてチャーミングなバービー(マーゴット・ロビー)が笑顔を振りまく。

マテル日本法人のサイトによると、バービーは1959年に誕生。バーバラ・ミリセント・ロバーツというのが本名とのこと。

バービー人形の生みの親(マテルの創業者)はルース・ハンドラー(リー・パールマン)で、本作に重要は役どころで登場する。
ウルトラマン最終回のゾフィーのようにバービーを連れて行き、二人で会話しエンディングに向かう。

バービーとケン(ライアン・ゴスリング)という存在を借りて、男はこうあるべき、女はこうあるべき、という「役割論」を一蹴してみせる。

結論が早いかもしれないが、
これが50年前に製作された映画なら、もっともっと高く評価されたのではないか、と思う。

米国で第2次ウーマンリブ運動でも起こっているのかと思うほど、本作に込められたメッセージは、とても力強く見る側に届いたのではないか。

アカデミー賞では歌曲賞を受賞した。

Haihai