「テーマ性を勝手に想像して敬遠している者よ、観るべき」バービー ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマ性を勝手に想像して敬遠している者よ、観るべき
タイトルが偉そうになってしまったのは申し訳ない
だがこれは悲劇であり喜劇でもある全ての人間、その人生に贈る良い映画だと思う
何が正しいか?間違いか?それを手を取り合いつつ、孤独に模索する。それが人生ってもの(かも)しれない
老化も生物には抗えないものだし、それが"劣化"かどうかなんて人それぞれだ
普遍的でありふれた『個』を取り戻すというテーマはやっぱり刺さる
老若男女だれにでもオススメできる作品だ。なにを受け取るかは自由だけれど
メタ発言マシマシ、ユーモアに溢れていて真面目に悪ふざけしている様に終始ニコニコして観られた
入れ子のような皮肉の応酬。それを解説する頭は私には無いことが悔しいがそれでも文章が長くなり過ぎるため割愛する。
ちなみにケンの「なぬ!?」やラストのシャツの文字など、翻訳にも笑わせられた
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