「色々考えながら、わろた。」バービー masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
色々考えながら、わろた。
美術に凝ったおバカ映画をたのしもー、、
と思ったら案外ジェンダーの話やら、フェミニズム、そも人間とは?という面倒臭い話の流れで後半離脱しそうになったがユーモアをたやさず映像的に楽しめたおかげで完走出来ました。正直少々自分の中に未消化な部分を残しつつも、楽しかったからいいや、、という事にします。
マーゴットロビーは当然最高です。
この企画は彼女自身のプロダクション「ラッキーチャップ」制作でマテルやワーナーとの打ち合わせに本人も参加してた模様。マーゴットロビーに直接口説かれたからかもだけど、まるっとこの脚本に許可を出したマテル社なかなかの太っ腹だと思う。
(初めのキャスティングはガルガデットだったそうです)
そして今回はじめてライアンゴズリング良いと思えた。
彼の芋臭さが良い意味で後半炸裂します。
その他のバービーもめちゃ豪華です。
あとマテルの社長はレッチリのDrチャドに似てる件で無意味にずっとスティック持ってるし。
小ネタ過ぎてわろたわ。
演出というか脚本というか、後半長台詞多くなってテンポ悪かったよ。なんとなく解決が付かない問題の言い訳見たく感じた。バービーという存在自体がフェミニズムと真逆な存在で、時代のなかで変化してきたとはいえ、ノーマルタイプのマーゴットロビーの立ち位置がこの話のねじれというか分かりにくさの原因かなと思う。
あと男性なら一度は見るバービーの下半身、女性はどう感じながら見るのかな?この映画酷い!下品だ!と思った女性バービーファンもいたんじゃないかと思う。
オチも考え落ちで、少し考えてから、、、じわじわ笑顔になりました。