「教えてあげようか」バービー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
教えてあげようか
冒頭から鑑賞者に対して覚悟を問いただす。グレタとノアが作るわけだから、こちとら準備はできている。女の子同士で観に来た子供達は大丈夫か?とそっちが気になる。
バービーに向かってファシストだとはよくマテル社も許したものだと思う。マーゴットのプロデュース力に感心する。よくこの内容で世に出せたものだ。ライアン・ゴズリングのコメディアン振りに圧倒される。賞レース総なめにして欲しいもの。
極端なパラダイムから大きく逆ブレして、さらに振れ戻る舞台。何が正解か見失いそうになるし、映画自体もきれいに着地した印象もない。しかし、それもジェンダー論だと思う。10年後には10年後のバービーがあるのだろう。
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Mathewさんのコメント
2023年8月21日
確かに着地が唐突感があり綺麗に収まってると思っては思えませんでした。
それもまた現時点でのジェンダー論の限界と言われれば納得感もあります。
興収的にも大成功してるようですし、いつかの続編がまた楽しみでもありますね。