「優しい映画」バービー Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい映画
悩んだ末の鑑賞でしたが、多くの人にお勧めしたくなる作品でした。
これまでの歴史への風刺にもみえた男同士の愚かな戦いを観せたり、女性の背中を押す作品という見方もありますが、全体を通して、あらゆるヒトを優しく応援してくれていた気がします。
高齢女性がバービーに語りかけた「そのままでステキ」にすべてが凝縮されていました。
また、中盤のママの演説には、チャップリンの「独裁者」での演説にも匹敵する印象をもちました。
この作品の評価に好ましくない表現かもしれませんが、女性監督だからつくられた作品のように思いました。
それに、マーゴットロビーがいなかったら成立していなかった気がします。最後の笑顔にまたやられてしまいました。
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Mさんのコメント
2023年10月9日
マーゴット・ロビーさんは「バビロン」で初めて意識した俳優さんなのですが、とっても魅力的ですね。
この作品、とても好きです。日本のでは意外と人気が出なかったのがとても不思議です。