告白、あるいは完璧な弁護のレビュー・感想・評価
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スペイン製サスペンス「インビジブル・ゲスト」の4度目リメイク。終盤のひねりは良くも悪くも韓国流
オリジナルは2016年にスペインで製作された「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」。リメイクはこれまでにイタリアの「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」(2018)、インドでも2本の異なる言語版が作られていて、今回の韓国版で4本目となる。オリジナルとイタリア版を鑑賞したが、イタリア版は本家のわずか2年後に製作されたこともあってか、舞台をイタリアに移したほかは元の筋をラストのオチまでほぼ忠実に再現しただけの作り。一方、この「告白、あるいは完璧な弁護」は、元のオチに相当する場面からさらに大きな展開が追加されており、いずれかのバージョンを鑑賞済みの観客にもサプライズがあるはずだ。
【ここから軽くネタばらし】
この映画は作り手が仕込んだトリックを観客が筋を追いながら解いていくタイプ、小説で言うところのミステリ作品なので、なるべく事前情報を入れずに劇場に足を運んでいただきたいところ。なので、当レビューは鑑賞済みの方を想定しているし、もし未見の方でこれから観る可能性のある場合はできればいったん離れて鑑賞後に再訪していただけるとありがたい。
さて、本作はミステリの叙述トリックの一手法である「信頼できない語り手」を採用している。4度もリメイクされるほど各国のフィルムメーカーを刺激した理由の1つは、この信頼できない語り手を複数存在させることで謎を複雑化した点にあると思う。もっとも、このタイプの作品に馴染みがある人なら、IT社長ユ・ミンホが語る山中での自動車事故の回想を再現したシークエンスの中に、不倫相手キム・セヒの回想も詳細に映像化されて描かれるあたりで、この映画の叙述自体が「信頼できない」、つまり真実でないことを描いている可能性があることに気づくはずだ。
単純なリメイクだったイタリア版に比べると、本作は細かな改良がいくつか認められる。たとえば銀行口座と送金をめぐる偽装工作については、本家・イタリア版ともにかなり無理筋な手口で説得力に欠けていたが、韓国版の方がまだ現実味のある手口を描いている。
本家・イタリア版はある人物が明かす正体がラストのオチになっているのだが、韓国版はここから独自のシークエンス、もうひとつの波乱を用意している。ただし、ここはまあ確かに“予測不能な展開”かもしれないが、一般的な人間心理が軽視されているというか、こういう状況で人はこんな判断しないだろうと思わせる行動があったり、真相を求める側にとってあまりに都合よく事が運びすぎたりと、まずあり得そうにないことを連続して起こすことで意外性を高める意図が見え透いてしまう。それが良くも悪くも韓流らしさなのかもしれないが。
リメイクだったんですね‼️
IT企業の社長の愛人が殺害され、社長が容疑者に。社長に雇われた弁護士は真実を追求する・・・‼️社長から語られる事件の意外な真相がフラッシュバックを多用して描かれ、弁護士の追求によって事件の内容もコロコロ変わっていく面白さ‼️そして弁護士の意外な正体が明かされるドンデン返し‼️湖から車が引き揚げられるラストも、被害者の両親の執念が実る悲しみに溢れたハッピー・エンディングで、韓国映画らしいですね‼️
よく考えてみれば、最初の密室がなぜ必要なのか? よく考えてみれば、...
よく考えてみれば、最初の密室がなぜ必要なのか?
よく考えてみれば、最初の密室になぜ女性が一人でのこのこと出てきたか?
以上2点から、
鑑賞者は騙されて当たり前。
『裏窓』と『サイコ』の影は無くなれり。
さて。
イタリア版(『インビジブル・ウィットネス』)は観たのに覚えてなかった・・・
目撃者を探してます・・・行方不明になった息子を懸命に探す父親。モンスターという言葉も使われていたけど、それを客観的に見つめる冷静さ。どっちが賢いんじゃ対決はスリリング。まさかのスタンガン、銃。父ちゃん、もっと頑張って!
加害者の立場に立っても緊張するし、これから起きるどんでん返しを考えただけでも緊張する。どこまで嘘かを突き止めるための手段はやはり荒っぽいけど、これが息子を失った親の強さなのだろう。あくまでも平和的、庶民的な復讐の方法は気持ちのよいものだった。ただ、事故ならばしょうがない・・・と、計画にもプランA、B、Cと色々分岐点があったんだろうなぁ。
権力との戦い。実際の権力は検察ではなく企業側だけでしたが、両方の可能性があった。オリジナルでは証人の意味がもっと深かったのだろうけど、告白に頼ってしまうのは韓国風なのかもしれませんね。よくわからんけど。
どんでん返し
この愛人、頭の回転早いし、テキパキ指示出して、凄いわ怖いわ〜と思っていたら後半でわかるどんでん返し。弁護人も実は事故の被害者の母親だったりのどんでん返し。ただサインは練習しておかないとね。
どんでん返しのタイミングが絶妙で、なかなか面白い展開だった。
親の執念
ソ•ジソブ、悪人になってしまった。
弁護士、あんな時間に一人で被疑者の家に来るのは‥‥。
立場上男が隠すと思ったら、セヒの方。
セヒ根性ありすぎ、隠すことを上手く賢く
考えつき実行している、と思っていたが。
弁護士怪しい!
と思っていたらユ•ミンホが自分の都合の良いように言い繕っていたからだった。
そこまで弁護士が知っていたのは実際に犯人に近い人間から聞いたから。
なぜ聞けたのか。被害者遺族だから。
サインで偽者と気づきもう一度招き入れて、
確かめる。
ユが警察に通報して撃たれて被害者面するが、
ソンジェの母を殺人未遂犯に仕立てるのには無理が
あると思う。
案の定、ソンジェ殺害で逮捕されるが。
結局ユが自身で運転し事故になり隠蔽工作で殺人し
同乗のセヒが一部始終見知っているからまた殺人、
という怖い話。
助けてあげていれば良かったのに、
つくづく引き返す勇気、が必要と感じた。
執念の復讐劇
韓国ミステリーのネチッこさ、二転三転する真実の行方。
実に見応えある会話劇でした。
登場人物はそんなに多くはない。
一組の不倫カップルが帰り道で遭遇する交通事故。
道を通過する鹿に驚き急ブレーキを踏むと対向車が岩に激突してしまう。
車同士は衝突していない。
それなのに自分達は訳ありの不倫カップル。
素直に通報して救急車と警察を呼んでいれば、
こんなに拗れた展開にはならないのが、
家庭のある男が不倫を隠そうとしたばかりに、底なし沼を
這いずり回ることになる。
スペイン映画「インジブビル・ゲスト悪魔の証明」のリメイク作品だと言うが、
もう立派に韓国ミステリーの味付けになっています。
「インビジブル・ゲスト悪魔の証明」を再見してみました。
韓国版リメイクはラストのシーンが全く違いました。
スペインのオリジナルはグッドマンという弁護士が、
犯人の男の自白を引き出したところで終わっている。
見せ場は弁護士を語る女の正体。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)みたいに、変装した顔の皮を引き剥がして、
鬘を取り地毛を下ろしてメガネをかけて、ある人物に戻るのです。
そこがクライマックスで落ちでラスト。
韓国版は、弁護士と容疑者の会社社長ユ・ミンホが密会する場所を
大きく変えています。
オリジナルはホテルの一室。
殆ど演劇のような会話劇の2人芝居。
それを会社の会長所有の人里離れた別荘にしています。
しかも事件現場と非常に近いのです。
ここが大きな見せ場になりますので。
事故車はある家族の大事な息子が運転していました。
ある日を境に息子は車ごと失踪してしまうのです。
安否を心配する両親。
もし死んでいたら葬式と埋葬はどうしてもしてやりたい。
儚い望みです。
事故車の湖からの引き上げまでを実際の映像で見せて、
更に犯人のユ・ミンホが、弁護士と猟銃で殺し合いを演じるシーンまで
付け加えている。
ラストを大掛かりな事故車の湖からの引き上げ場面に持ってきて
ユ・ミンホがそれを目の当たりにする周到な凝りよう。
大いに盛り上げているのです。
犯人の男の卑劣さをここぞという程に見せつけ、
母親と父親の執念。
愛の強さが伝わって来る趣向。
両親の怨念の強さ、復讐心の激しさ。
韓国版リメイクの真髄が見られます。
カクカク 鹿ジカ
最近増えた?ロッテ映画
序盤からカクカク動くSクラス
容量不足?
やや興醒め
中盤でもカクカク動く車…
鹿は避ける前に、まずブレーキ
色々経験したけど、まずブレーキ
自動ブレーキ警告・作動無し、ABS作動プログラム弱いアウディ
急停止で動かなくなる…
そんな事あるんか?
そこにeyeはあるんか?
もしやバチが当たった?
演出的に仕方ないけど (ザ・韓流)、アウディから抗議が来そう
知らんけど
僕はパワーシートは、降りる時にズラします
やってる人多いと思うけど…
色々悲しい
安く事故死する相手
あの程度で死ぬのかな…?
同じ様な経験したけど
やっぱり生きてたけど
畳みかけるラストに少しモヤッと
綺麗にホイールスピンするSクラス
Sクラスに駆動制御はないのか?
韓流演出なのは解るが、笑ってしまった
踏みすぎだョ…
今度はベンツから抗議が来そう
知らんがな
30年ぐらい前の経験だけど、(多分) スタッドレスにチェーンは履けないハズ…
韓国の銃刀法が少し気になる、むき出し展示の実銃ライフル
ウィンチェスターで綺麗に弾丸貫通?
至近距離なのにタンブリングしないの?
撃たれても犯行現場に連れて行く
手術より手錠が優先
細かな所はザ・韓流
勢いで押し流す
だがしかし、主演男優の極悪顔に引き込まれる
王の運命ならぬ…魔王の運命だった
リメイク元は知らんけど、中々面白かった
嘘を見破り真相を予想する楽しさあります
やり手のIT企業社長ユ・ミンホの不倫相手のキム・セヒの殺人事件から、それ以前に起きた交通事故の話が掘り起こされる。
ヤン・シネ弁護士が、実は交通事故被害者の母だろうというのは、割とすぐ分かった。
ミンホへの質問が、本来の殺人容疑の弁護に関わることは二の次で、それ以前に起きた交通事故の真相に迫るべくされているものばかりなので。
元テレビのアナウンサーならアタマも切れるし弁護士に化ける度胸もありそう。
話が二転三転、嘘と真実が交錯するが、さりげなく貼られた伏線も多いので、ミスリードや嘘を見破り、真相を予想するゲームみたいな楽しさがあった。
ミステリー・サスペンスだが「情」が濃いのが韓国映画らしい、と思っていたら、スペイン映画のリメイクでした。
監督・脚本のユン・ジョンソクは、スペイン版は情が薄いようなのが不満だったらしいです。
最後の最後でユ・ミンホの悪事が証明されたのはいいが、息子は戻らない。車を沈めるまでは生きていたのに。
やるせないです。
心地よい翻弄
思い込みをうまく利用して、会話の相手も、スクリーンのこちら側の観客も翻弄してくれる。
良い人に見えたり、極悪人になったり、気の強い若い女が良心的な被害者、味方に見えたり。
ヤンの印象の変わり方は、自分を疑いたくなるほど。
騙す方の問題か、思い込む方の問題か。
翻弄された挙句、すっぱりと迎えるエンドロール。
白と黒がはっきりしたっていうのに、悲しみが残る。
鑑賞というより、体験。ぜひ振り回されてみてほしいです。
騙される快感を味わえる快作だが、「ご都合主義」も気になってしまう
密室殺人と、山道での交通事故の真相が、殺人事件の容疑者の告白と、弁護士の推理により、徐々に明らかになっていく展開にグイグイと引き込まれ、一瞬たりとも気を緩めることができない。
特に、1つの事実を、それを語る者の主観の違いにより、まったく異なる出来事として描く手法は、「分かったと思ったことが、益々分からなくなる」という効果を上げており、所謂「羅生門」ものの成功例と言えるのではないだろうか。
観ている間は、騙されることの快感を存分に味わえる快作なのだが、その一方で、エンドロールを眺めているうちに、疑問に感じることが湧き上がってくる。
まず、なぜ、殺人現場を「密室」にする必要があったのか?真犯人にとっては、むしろ、別に犯人がいたように見せ掛けた方がよかったのではないか?どうして、わざわざ自分を窮地に追い込むようなことをしたのだろうか?
また、壁に貼ってある写真一枚で、車が沈んでいる場所をピンポイントで特定してしまうことにも、今一つ説得力がない。対岸に写っている点のような建物を、今いる別荘であると認識することには、やはり無理がある。
極めつけは、犯人は、自ら銃創を負っただけで、なぜ、すべての真実を知っている人物を殺さなかったのか?たとえ殺人未遂犯でも、彼女が証言すれば、それを否定するために相当の労力が必要になるはずである。だったら、口封じのために、正当防衛に見せかけて彼女を殺すというのが、あの時点での、犯人にとっての最善策だったはずである。あれほど頭の切れる犯人が、そうしなかったことが、逆に、不自然に思えてしまった。
それまでは、あまり気にならなかった「ご都合主義」に、最後の最後に引っ掛かってしまったのは残念としか言いようがない。
乗り換え上手
韓国映画はアクションも優れていますが、サスペンスも強い印象なので期待値高めで鑑賞。リメイク元やそれらのリメイクは見ていないので完全初見です。
結構凝っているサスペンスものだなと思いました。映像そのものがフェイクというトリックには多々驚かされましたが、それやりすぎたらなんでもアリでは…?とも思ってしまいました。
序盤では全員、冷静で色んな物事にも大人な対応をできているのに、終盤に進んでいくにつれて動揺し、感情的になっていくのが人間味があって良いなと思いました。
主人公が頭良さそうだし機転も利いてるんですが、真実だったりをペラペラ喋っちゃうんで、その度の種明かしが何度も続くと、こいつさては賢くないな…?と思ってしまうシーンが後半は乱れ打ちの如く存在していました。生きていた被害者をテンパって殺してしまうのも、結局ラストで墓穴を掘ってしまうのも、そこまでの完璧人間がザザッと崩れていくようでした。
弁護士も車が雪で滑ったり、家から逃げ出そうとしたら頭をぶつけたりと肝心なところでベタなやらかしをするのがどうにもギャグにしか見えなかったのが残念でした。
よく考えたらキムも被害者の父親からの電話をすぐ切れば良かったのに、何故かギリギリまで鳴らして直前で隠すとかいう焦らしプレイをしたのはなんでかなーと思ってしまいました。ベタは上塗りすると被れてしまうので、やりすぎは勿体なかったかなと思います。
役者陣の立場の変化による立ち振る舞いや、表情の使い分けなどが観ていてとても見応えがありました。最小限の喜怒哀楽が各シーンに深みを増しているようでした。
絶賛とまではいきませんが、頭フル回転で観れる作品は久々で、スクリーンに目一杯集中できたのはとても良かったなと思います。
鑑賞日 7/2
鑑賞時間 16:30〜18:25
座席 E-13
よくできた作品です!口コミで観客を増やしましょう!
前にもどこかで書いたと思いますが韓国映画の凄さ(良さ)はわかっているものの、正直自分には(あくまでも主観ですよ)合わないものも結構あるのでちょっと二の足踏んでいました。
でも土曜朝のルーチンワークでわが家の天使をお迎えに行く前に観られる映画がないかな?って最寄りの映画館を探していると「松たか子さんのリメイク?」でも弁護士は関係ないよね?!ってなレベルの予備知識で(予備にもなってませんが)臨みました。でも『かがみの孤城』を観たときと同じく「みっけもん」でした。
観る側の期待(予想)をことごとく裏切ってくれる展開!最後まで観てもあれ?真相はなんだっけ?って思うくらいの感想です。
『怪物』はそれぞれの視点から観た真実ですがこちらはどれもこれも嘘???みたいな不思議な感想でした。「真実はただひとつ!カラダは大人、頭脳は子供」になってしまったみたいで、まさに『みっけもん』でした。
主演男優さんは(劇場入口で彼のカード(ブロマイド?)みたいのもらいましたがどうしましょうか?!マルベル堂で買取してもらえます?)『恋はつづくよどこまでも』で『魔王』(佐藤健さん)の同僚医師でヒロインの『勇者』(上白石萌音さん)に好意を抱くいい人でしたよね!?
ってグレシャムの法則さんのレビューに乗っからせていただきましたが、お三方の形容、お見事すぎます。その配役で是非日本リメイク版みたいですね!
追伸
いつも書きますが、観客が1桁だったのとここのレビューの少なさが気になりますがホントよくできた佳作です!韓国映画、恐るべし!
子鹿を躱しただけなのに
ミンホとヤンの対話を軸にした、サスペンス・ミステリ。
しかし残念ながら、最序盤に電話番号の登録名を変えているところでヤンが偽物だと分かってしまう。
しかも、登場人物も少ないのでソンジェの母というところまで察しがつく。
中盤でフロント係にミスリードするものの、母親の顔を映さない演出で確信。
最初のシーンを削るだけで全然違ったハズなのに、何故入れたのか…
回想シーンも結構穴だらけで、フロント係が母親説だけでも、
・真冬でコートを掛ける可能性も高いのにクローゼットに隠れる
・外壁を渡るリスクが高すぎる(せめて低層階にしとけ)
・ドサクサに鍵をかけるのは、警察が全員ミンホに集中するという偶然に頼りすぎている
という3つが気になってしまう。
勿論これは偽の推論なので構わないのだけど、観てるこちらがミスリードされない。
とはいえ、本筋のところの整合性は取れているし、散々嘘回想見せられた割に混乱もしない。
脚本の組み立てが非常によくできていたのだと思う。
ただ、ラスト車の引き上げを長々と映すのは蛇足。
ミンホかヒジョンの心理面にフォーカスして終わってほしかった。
初見だがナナがとても美しく、北川景子をベースに、角度や表情で池田エライザなど様々な美女を彷彿とさせた。
鑑賞を諦めなくて良かった!
観たい作品があっても全てはムリなので。。時間もマニーもないし。。でもその中で取捨選択して楽しんでいるのだが。追いかけたい監督さんでも好みじゃない作品だとスルーしがち。
(今だと前田監督の大名◯◯とかは、、ごめんなさい配信待ちます泣)
自分で選ぶ基準が偏りがちで勿体無いとも思ってるし、見逃した傑作が多々あるだろう事もわかるので、本作のように、他の方が勧めていた作品はスルーせずに観たい!!
でも上映館が少ないし遠いんだよぉ!!でも観たいんだよぉ!!!
な時は本当に困ります( ; ; )
でも行くんですけどね(╹◡╹)
。。いや!観られて良かった!!
かなり好みの作品でした!!
冒頭から翻弄されますが、ついていけない程難解ではないので、私でも楽しめました♪各所でえっ?!、わっっ!!、おおお〜〜!!と裏切られるのが面白い!
単純なので正にまんまと騙されました。
そして、シネ(キム・ユンジン)が怖い。顔が怖いのよ。その表情、目線、声のトーン、語り方、赤い口紅までも怖い!絶対に対峙出来ません_:(´ཀ`)
IT会社社長で勝ち組のユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の狼狽する演技も見所。
告白。。?う〜ん。。自白?!w
嘘つきはじょう舌になるって事ですな。浮気すんなや!( ̄  ̄)
「世界で最も美しい顔100人」堂々1位のナナちゃんも重要な役どころでたっぷり出てきます♪
ラストまでハラハラドキドキ出来ました。子供を亡くした親の執念はすごいです!!
逃げ切るか?!からのどんでん返し!最後までスリリングな展開で良き良き!
劇場で鑑賞できて良かったです!
近頃のナナちゃん、全身タトゥーまみれですね( ; ; )おばちゃん心配。。
バードマン?
タイトルにツッコミ。
ひょっとしてワンカット撮影?
全然違った🤣
サスペンスとしては上質。
どれがホントの話か混乱する。
何回も同じシーンで別パターンて、
「バタフライ・エフェクト」みたい。
ネタバレかな❓
本性がバレてから、
演技が明白に変わった❓
そう見えるだけかな❓
そこから少し駆け足なのが残念。
もーいーや、ネタバレで😜
本物の弁護士は同乗してた❓
多分弁護は断るだろうから、
会社の顧問弁護士がこれから大変。
【”貴方は、作品設定上の”嘘”と”真実”を見抜けるか!”二転三転四回転半するストーリー展開に、魅入られる韓国サスペンス・スリラー。今作は、鑑賞側に対して様々なトラップを仕掛けてくる作品でもある。】
ー この作品の根底は劇中に語られる”子を亡くした親は怪物になる。”という言葉に尽きると思う。-
■IT企業社長のユ・ミンホ(ソ・ジソブ)は、密室のホテルの部屋で一緒にいた不倫相手のキム・セナ(ナナ)の殺人容疑を掛けられる。
証拠不十分で、一端、保釈されたユ・ミンホは100%無罪を勝ち取ると言われる敏腕女性弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)に弁護を頼む。
無罪の立証のために真相を話す様に促すヤン弁護士に、ユは山中でキム・セナが運転していた車の交通事故が、殺人に関係している可能性があると告白する。
◆感想
・今作は、鑑賞側に対して様々なトラップを仕掛けてくる作品である。
・キム・セナの密室での殺害シーンは、ヤンとユの会話の中で、様々なシチュエーションで何度も再現される。
但し、犯人は都度違っている。
・最初はオドオドしていたユの”真の顔”が浮き彫りになって来る過程の描き方から、何を読み取るかが、鍵である。
■驚きの展開
1.ユとキム・セナが、山中の裏道で鹿を避けるために起こしてしまった事故。運転していた車は無傷であったが、対向車線を走っていた車の運転手の若者は頭から流血して動かない。
ユは若者の車を処理するためにその場を去り、セナがその場に残る。
そこに通りかかった車整備工場を運営している親切な男、ハン・ヨンソク。
2.セナがハン・ヨンソクの家で見た家族写真。そこにはあの青年が写っていた。驚愕するセナ。そして、ハン・ヨンソクが真相に気付いて行く様。
3.一方、ユの別荘に来た弁護士ヤン・シネが、執拗に真相を明らかにするように迫る姿。
4.ユが湖に青年と共に車を沈めるシーン。トランクに入れられていた青年が叩く音。彼は生きていたのである。が、ユはスパナを振り上げる。
5.ユの告白を聞いた弁護士ヤン・シネが、自らの真実の姿を告げるシーン。だが、ユはその前に契約書のサインの違いからヤン・シネではない事を見抜いていた。”アンタ、誰なんだ。” そして、偽のヤン・シネで真実は青年の母親に、自らの肩を撃たせるのである。
<今作は、随所に見る側に対し、ミスリードさせるトラップが仕掛けられている。(例えば、様々なシチュエーションでのキム・セナの密室での殺害シーンである。)
だが、今作がハラハラしながらも魅入られるのは、子を亡くした親の執念が伝わって来るからである。
ユは、ラスト、若者殺害の容疑で手錠を嵌められるが、直ぐにキム・セナ殺害容疑でも逮捕されるであろう。
ハン・ヨンソク夫妻の執念の勝利であろう。
今作は、見応えある、サスペンス・ミステリー作品であると思います。>
(オンライン試写会は内容のいかんを問わずネタバレ扱い)一応参考になりそうなこと等(見る前の参考用)
今年193本目(合計844本目/今月(2023年6月度)18本目)。
まずは、この6月というリアル日本では梅雨でまともに外出もままならないのに、オンライン試写会の機会を提供してくださったfansvoiceさまに感謝を。
内容の趣旨的に、twitterほかこのような評価サイトでも「この部分には触れないで」という点がかなり多数に及びますので、それらは省略します。
密室殺人の疑いのかかった人と、その人にやとわれた弁護士とのやり取り、という趣旨のストーリーです。
舞台は釜山(プサン)ですが、地理に関して詳しいことは求められず、また、いわゆる「あなたはそもそも誰?」「本当に正しいことを話していますか?」等の謎解きものの要素が非常に強く、その趣旨上、ストーリーの大半は部屋の中(別荘か何か、雪山か何か?)で進みます(換言すれば、裁判所なり警察なりといったところはほぼほぼ出ない)。
結局のところ、この映画の本質筋は「そもそもあなたは誰ですか?」「本当に正しいことを話していますか?」という謎解き要素が非常に強く、この部分はこれ以上についてネタバレで控えてください扱いなので、それらについては省略します(少なくとも、日本でも韓国でも一般的にある弁護士もの(裁判所なり警察が多く出てくるもの)とはかなり違った展開になります)。
一応、それでも日本においても法律系資格持ちなので気になった…というより、何が正しいのだろう、という点は一応ありますが、以下書いておきます(ネタバレにならない範囲)。
(裁判での)「却下」→書類提出不足などで裁判自体が始まらず「門前払い」
(裁判での)「棄却」→一応双方の言い分を聞いた上で「あなたの言い分を認めない」というもの
※ 韓国映画はともかく、アメリカ映画等ではこれらがどちらも reject になっているため、明確に誤訳と思えるものは多いです(この映画ではどちらにもとれる。ただし、そのことが解釈にかかわるものではない)。
なお、若干ながら法律ワードも飛んできますが(民事刑事とも)、それも韓国の民法なり刑法なりといった、そももも一般的に知りようのない語句で、字幕上でのフォローはあるので、そこは困らないところです(まぁ、韓国映画の法律ネタで出していいのは、韓国民法186条(日本民法177条相当)だけだと思いますが…)。
少しかわった「謎解きもの」ですが、正規公開日には見て損はないだろう、というところです。
採点にあたっては、「却下/棄却の表現が正しくないのでは?」と思える点はあるものの(日本でみる場合、日本の法制度が適用されるため)、いずれに解してもそれで理解不可能になったりストーリーが破綻するようなものではありませんので、減点なし(減点0.2でも4.8では5.0までに切り上げられる)にしています。
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