「超リアルCG技術の襲撃」バイオハザード デスアイランド 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
超リアルCG技術の襲撃
これまでに実写映画7本(シリーズ6本とリブート一本)、CGアニメ映画3本、それにNetflixで実写ドラマシリーズとCGアニメシリーズ。
面白かったのは映画の最初の内だけ。時にアメリカでの成績を超えるほどの国内人気とは裏腹に、もうすっかりこのシリーズには何の期待もしておらず、次から次へとよく作られるなぁ…と。ゲームからのファンにとっては毎回毎回待望なんだろうけど。
本作はCGアニメ映画の第4弾。
一応は映画作品は実写もCGアニメも全部見てる…と思ったら、CGアニメの前作はまだ見てなかった。
前作すっ飛ばして本作見て、話が分かる…?
このシリーズがもはや一見さんお断りなのは毎度の事。
一応話は…
アルカトラズ島を訪れた観光客がウィルス感染している事を突き止め、クリス、クレア、ジルは島へ。
観光客がゾンビ化。交戦の混乱の中はぐれたジルは、レオンと会う。彼はある科学者を追ってこの島に辿り着いていた。
やがて黒幕の恐るべき陰謀が…。
話は前作のその後。繋がっているよう。今回もまた途中から始まったような展開にぽんと放り出された感だが、これ単体として見れば…。
それぞれ所属している組織名どころか、登場キャラも何となく違いが分かる程度でほとんど誰が誰やら…。
ゾンビももはや完全にモブキャラで、最後に怪物級のが出るも、権力に抗う黒幕と主人公らのただの対決もの。
なので、話だ世界観だキャラだとかは一切考えず、超リアルなフルCG映像だけを堪能。
このCGアニメ映画シリーズも一作目二作目とは見てきているが、さらに技術と映像は格段に進歩。
実写と見紛うキャラの表情や動き、激しいアクションは見た価値あり。
特にジルの美貌とセクシーさに惚れ惚れ。
虫サイズのバイオドローンの脅威が描かれる。
でも見ながら本当に脅威に感じたのは、その超リアルCG。
こんな映像を見せられたら、役者が必要とされない時代が本当に…。ハリウッドのストの争点のAI同じく。
スゲー技術だとは思うが、ある意味ゾンビの襲撃より脅威…。