PATHAAN パターンのレビュー・感想・評価
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衰えぬシャー・ルク・カーンの現役感!
かつてはインドの織田裕二と呼ばれたシャー・ルク・カーン。いやむしろボリウッドのトム・クルーズだろうと思っていたが、本作に至っては現在のトム・クルーズ以上に現役感がダダ漏れで、もはや「◯◯の◯◯」みたいな形容をしていたことが恥ずかしい。キング・カーンは誰と比べることもないキング・カーンなのですよ!
と勢い込んでみたが、この映画が『ミッション:インポッシブル』シリーズを意識していることは間違いないし、アクションの見せ方として圧倒的にオリジナルというわけでもない。とはいえ二番煎じ上等で、熱量とアイデアで本家を凌駕したり、まったく別方向へと突っ走れるのがインド映画の強み。この映画も「ヤシュズ・スパイ・ユニバース」と銘打ち、『タイガー 伝説のスパイ』『WAR!!』と併せてMCU方式で展開させていくらしい。
全編見栄を切りまくり、シックスパックを見せまくりのシャー・ルク・カーンもすごいが、それに負けないスターオーラを振りまくディーピカー・パードゥコーン、そしてシャー・ルク・カーンすら勝てないのではないかと最強感をアピールするジョン・アブラハムと役者が揃いすぎているのが超頼もしい。
「M:I」シリーズはトムクル以外を育てられなかったことがネックになりつつあると思っているのだが、ボリウッドは人材に恵まれているなあ。にも関わらず、後進にはまだまだ譲れねえと駄弁っているシャー・ルク&サルマーンも微笑ましかったです!
「ミッション:インポッシブル」シリーズ3本分の活劇を凝縮したようなお得感
インド映画界のスター、シャー・ルク・カーンは現在57歳だそうだが、61歳のトム・クルーズに負けじとばかりに「ミッション:インポッシブル」シリーズを意識した本作のジェットコースター展開とド派手なアクションで楽しませてくれる。高速列車の上での格闘、バイク同士での一騎打ち、謎めいた美女エージェントとの共闘、超高層ビル壁面からの侵入ミッション、ヘイロージャンプ(っぽいダイビング場面)などなど、MIシリーズで見たことのあるスタントが目白押し。さらに本作、本国インドで今年1月公開だが、日米で7月に公開された「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」での断崖から落下しつつある列車からの脱出シーンに似た見せ場まである。MIシリーズが好き過ぎて公開前のアクションまで先取りしてしまったようで笑える。
これだけの内容を2時間半以内に収めてくれたのも、やたらと長いインド映画が苦手な観客にとってはありがたい。体感としてはMIシリーズ3本分ぐらいのハイライトシーンをぎゅっと凝縮した超展開のスパイアクションを観た気分。インドの娯楽活劇も確実に進化している。
YRFスパイ・ユニバース本格始動♪ マーベルよ、これが『カーン・ダイナスティ』だ!!
インド諜報機関「RAW」のエージェントたちの活躍を描くスパイアクション映画「YRFスパイ・ユニバース」の第4作。
心身の負傷により退役せざるを得なくなった諜報員/軍人で構成された特別チーム「JOCR」。その創設者であるパターンの前に、元RAWの諜報員ジムが現れる。インド政府に深い恨みを持つジムは、その復讐のため恐ろしい計画を推し進めていた…。
歴代インド映画興行収入ランキングで第8位をマークする、シリーズ最大のヒット作。『タイガー』シリーズ(2012〜)から主人公タイガーが、『WAR ウォー!!』(2019)からルトラ大佐が登場するなど、ここに来ていよいよユニバースが本格的に動き始めた。
主人公パターンを演じるのは、「キング・オブ・ボリウッド」との呼び声も高いスーパースター、シャー・ルク・カーン。世襲制が常態化しているインド映画界において、バックボーン無しでトップの座までのし上がってきた不屈の漢であります。
押しも押されもせぬスーパースターである彼だが、実は出演作の不発が続いており、コロナ禍も相まって2018年から本作までの約5年間はほとんど活動休止状態だった。もう彼の栄光もここまでか…と思われた矢先、本作の大ヒットにより再びスターの座に返り咲いたのだ。とことん不屈の漢だなシャー!
本人曰く、本作は彼にとって初めてのアクション・ヒーロー映画らしいのだが、とてもそうとは思えないほどに堂に入っている。インド、スペイン、アフガン、ロシアと、世界中を駆け回っての大活躍には胸躍らずにはいられない😊
まぁこの映画はなんと言っても役者の魅力で成り立っている作品である。
「イケオジ」なんて言葉をよく耳にするようになったが、この言葉はシャー・ルク・カーンの為にある!!
真田広之とジェイソン・モモアを足して2で割ったような、渋いながらもチャーミングなフェイスとバキバキすぎる肉体美。いや、本当にこれで50代後半なのっ!?とても信じられないっ!
世界広しといえども、シャー・ルク・カーン以上にセクシーなアラカンはちょっと居ないんじゃないでしょうか。なぜ日本でもっと有名にならないのか不思議な、イケオジの中のイケオジ♪
そんな彼とロマンスを繰り広げるのは、絶世の美女ディーピカー・パードゥコーン。この人、本当にこの世の者とは思えないほどの美人なのでありますっ💕
『パドマーワト 女神の誕生』(2018)で激ヤバ王女を演じていた時にはそれほど魅力を感じなかったのだが、本作の彼女はマジでヤバい…。どんな場面でも服の布面積が極端に少なく、常に我々男性観客の目を喜ばせてくれる。そのサービス精神や良し!
ベッドシーンもなければキスシーンすらない。しかし、シャー・ルク・カーンとディーピカーが醸し出すケミストリーは、観客をメロメロにしてしまう事だろう。アラカンとアラフォーとは思えない、インド人もびっくりな美男美女が織りなすロマコメアクション。これは一見の価値ありっ!!
ただ、肝心のスパイアクション要素は今ひとつ。いや、十分面白い!十分面白いのだけれども、どこか牧歌的というか間が抜けている。
ユニバースというジャンルの先駆けである「MCU」から多大な影響を受けていることは間違いないこのシリーズ。本作のアクションにはガッツリ『キャプテン・アメリカ』シリーズ(2011〜)からの影響が見て取れるのだが、本家と比べるとやはり緊張感が足りない。
CGのクオリティに差があるのは仕方ないにしても、脚本はもう少し練っても良かったのではないか。『WAR ウォー!!』をも下回るガバガバさ…💦2002年のアフガンにスマホってあったんすかね?
とはいえ、このユルさもまた本作の魅力である事は間違いない。肩の力を抜いてダラっと楽しむ事が出来る、娯楽に特化したスパイ映画というのもオツなものなのです♪
シリアスだったりバイオレンスだったりポリティカルだったりすると観ていて疲れちゃうからね。こんくらいがちょうど良えんよ。
もちろんアクションだけでなくダンスシーンも用意されているので、インド映画ファンの期待を裏切るような事はありません。どことなく『ワイルド・スピード』(2001〜)っぽさを感じさせるド直球なセクシーダンスなのですが、それでいて全く下品に見えないところがマサラ映画の凄さだと思う。ディーピカーさん、その尻のデカさは反則級だぞっ!
シャー・ルク・カーンと、タイガーを演じるサルマーン・カーン。ついにボリウッド3大カーンのうちの2人が揃った!エンドクレジットシーンのボヤキは、完全に自分達の業界内での立ち位置を弄るメタネタやないかい😅MCUの場合は大抵ここで次回作への前振りを行うのだが、そういう事は置いておいてとりあえずコメディ要素をぶち込んじゃうところに、インドらしい大らかさを感じずにはいられない。
3大カーンのうち2人が揃ったのだから、どうせなら最後の1人アーミル・カーンも召集して欲しい。いや、きっとしてくれる筈!本家『アベンジャーズ』では『カーン・ダイナスティ』という作品が色々あって企画段階でポシャってしまった訳だが、このYRFこそが本当の『カーン・ダイナスティ』だ!!
まだまだ物語は大きく広がりそうなので、今から楽しみ♪
ただ、今後も日本でちゃんと作品が公開されるのかはちょっと不安。『タイガー 甦る伝説のスパイ』(2017)も最近まで日本未公開だったしね。
公開されれば絶対に観るんだから、このまま止まらず日本公開していってください!お願いしますっ!🙇
※事の発端である「インド政府による憲法第370条の破棄」。それって一体何?早速ググってみましょう。
そもそも、インドとパキスタンの国境にあるジャンムー・カシミール州というのはめちゃくちゃきな臭いところ。ヒンドゥー教が圧倒的に優位なインドにおいて唯一ムスリムが大多数を占める州であり、インドとパキスタンの両国が支配権を主張してきた。そんなこともあり、この地を巡って印パ戦争という争いが3度も発生している。第一次印パ戦争後の1954年、インドは憲法第370条を施行。ジャンムー・カシミールの自治権を認めた。
しかし、2019年2月に州内に潜伏するイスラム過激派がインド保安警察に対し自爆テロを決行。40人の警官が犠牲となる。
インドはその報復として、第三次印パ戦争以来、48年ぶりにパキスタン領内への空爆を実行に移す。さらに、第370条を破棄する事でジャンムー・カシミール州の独立自治権を剥奪してしまった。これによりジャンムー・カシミール州は19年10月に廃止。ラダック連邦直轄領とジャンムー・カシミール連邦直轄領に分割され、インド連邦政府の支配下に置かれる事となった。
これがこの作品の下敷きとなっている歴史的な背景である。今後、更なる争いがこの地で起こるような気がしてならない。動向を注視しておく必要があるだろう。
※※タイトルの「パターン」とは、アフガニスタンの主要民族である「パシュトゥーン人」の事。主役を務めるシャー・ルク・カーンは、自分のルーツの半分はパシュトゥーン人であると公言している。
また、パシュトゥーン人はアフガニスタンとパキスタンの2国に分かれて分布しているが、これはイギリスがなんの配慮もせずに国境線を引いたためである。カシミール地方が印パの争いの火種になっているのも、元を正せば一つの国の中に無理やり国境線を引いたから。パシュトゥーン人とカシミールの歴史的立ち位置は非常に似ているのである。
パシュトゥーン人の多くはパキスタンに住んでいるが、このタイトルにはジャンムー・カシミール州に対するインドの高圧的な態度への批判が込められているのかもしれない。
1.25倍速で観るミッションインポッシブル!
レビューを見てめちゃくちゃ面白そうなので観に行きました。ここでみなさんの言う通り、まさにインド版のミッションインポッシブル。
電車の車両が落ちるのに逆行して駆け上がるシーンはミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEとそっくりだけど、ミッションインポッシブルが時間をかけてクライマックスに持っていくところを、パターンではどんどん展開して行くので、早くて始めは話についていけなかった。
ミッションインポッシブルも面白かったけど、先にパターンを観ていたら、退屈だったかもしれない。ストーリーの自然さを求めるなら、ミッションインポッシブルかな。パターンは、前後の流れがなく、唐突にシーンが切り替わる気がした。ヒロインがスケートで追いかけてきたシーンでは、スケート靴はどこにあったんだよ!とかツッコミどころも多くて、憎めないのだけれど。
殴り合うシーンでは、途中で痛み止めの薬を飲んだりして、やっぱり痛くないわけないよね、と妙に納得。超人的に強いのに、人間らしいところもあって楽しめた。
バスの上での格闘シーンでは、サントラもミッションインポッシブルのテーマ曲を意識したような?パクリというよりリスペクトした映画のようにも思える。
アクション・・アクション・・が好きな方には◎ ストーリーは大まか・・
インド映画ということで、鑑賞しましたが、内容はインドに対しパキスタン軍の将軍がテロを企てて、それに対しインドの諜報機関が阻止するというお話。
映画始まっての導入からは、過去にさかのぼりの展開。後半は現代の生物兵器阻止に繋がりのクライマックス。が、しかしこの映画、全編がクライマックスともいえるアクションに継ぐ、アクション。映画ミッションインポッシェルからのオマージュともいえるシーンなど見うけられます。
ストーリー展開よりはアクションという作りで、最後の最後の数分がつじつまが合えば良いくらいの、ざっくりした感じで、できればストーリー展開を早く、もう少し上映時間を短縮したほうが〜買った感じしました。
★Digital7.1ch鑑賞
★重低音 ⭐2.5
★音圧 ⭐3
★分離度 ⭐3
★サイド(左右、後、活躍度)⭐2
★サラウンド ⭐2.5
他の方がIMAXではかなりの迫力ある低音と書かれていますが、IMAXでのミキシングや音造りかと(未体験の為)。私が鑑賞した通常Digitalでの感じは、音域が全体的に中低音が強調されたような音、重低音については、あまり低い方の音圧ある音は感じられませんでした。左右後方の音も控えめでサラウンド残響がメインの感じでした。IMAX音響は、わかりませんが通常スクリーン音響はスクリーン側は活躍しているものの、音色と音造りが残念でした。
目が離せない
やっぱりエンディングが強すぎる。
焼肉を食べた後に貰うミントのガムのような効果かなのか、全部さらっていきやがるw
もう、オープニングアクトから途切れない。
ヒロイックなカットと、何故か靡く髪。
…正直、癖になる。
主人公もヒロインもひたすらにセクシーでカッコ良い。話の筋がどうであれ、その紹介カットはマストで…なんなら話の筋を無視してまで描かれる。
しかも、くどい!
だが…辟易しながらも観てしまう。
作品の顔なのだから売って当然、看板なんだから観客も期待してるでしょと言わんばかりだ。
実際、本国ではその通りなのかもしれない。
兎に角アクション満載で…それのどれもが面白い。
アングルなのかな?
やってる事は特別な事はないようにも思うし、なんならハリウッドよりはチープな感じもする。けれど、雰囲気がいいというか外連味がたっぷりで、充足感が高いのだ。
鍵と鍵穴を奪うミッションなんかも、ガラスの斜面を滑り落ちたトメのカットなんて、あんな体勢でなくてもいいのに、あんな体勢だw
氷上や雪山をバイクで走るのも楽しいのだ。
爆破なり煙なり、随所に挿入されるHSがコレまた小気味いい。
更に今回はハードボイルドかつコミカルな場面もあったりと、かなり楽しい。
ヒロインが裏切るとこのサスペンスも好きだ。
まぁ、インターバルが挟まれるので、オープニングアクトが2度ある感じも嬉しい。
インド映画を存分に堪能できる1作だと思われる。
なんつうか…演者のタレント性が高い。
どこの映画作品を観ても、基本的には「人」を演じそこから派生するモノを演じるわけなのだけど…インドのスタンスはそことは若干違うように思える。
「人」ではなく「神がかった人」とか、それこそ「ヒーロー」とか…日常では出会わない存在が主人公達には付与されてるように思える。
潔くフィクション、みたいな事だろうか。
でも、オリジナリティとしては悪くないのだ。それもコレも、あの彫りの深い顔のおかげなのかな。
兎にも角にもビジュアルが強い。
役者しかりトメのアングルしかり。
大好物なのである。
復讐と陰謀と正義。
生物兵器を使い悪い事を企む者達と生物兵器を回収しようとし国を守ろうとする者達の話。
インド、パキスタンにまたがるカシミール地方の自治権をインド政府が剥奪した…それに怒ったパキスタン軍の将軍が元インド軍人ジムと手を組みテロの計画を…それを阻止しようとするインドのエージェント、パターンのストーリー。
IMAX 2Dにて初鑑賞
映像と音がやっぱ違いますね!
イオンの劇場で観たんだけど更に追加料金でプレミアムシートで観れば良かったと後々後悔…次はプレミアムシートに座る!(笑)
やっぱインド映画凄いな!ってのが率直な感想。インドのアクションはちょっと先の読みにくい展開と…数年前に公開された「サーホー」もそうだったけど主人公の立場が二転三転するみたいな演出を覚えてたので何かあるんじゃないか?と観てたら、中盤過ぎ辺り?でのルバイの裏切り(ジムの作戦)は、何か読めた(笑)
あと、そのヒロインのルバイが綺麗すぎてヤバかった!女性目線から見るとどう写るのかわからないけど、男からしたらあのキレイさはヤバすぎ!(笑)
あのパターンさんもいい男だしインドの男女俳優さん達いいっすね!
ラスト辺りの鳥人間的なマシーンもサーホーで使われてましたね!俳優さん達も結構被ってるし。
行く前はインド作品長いんだよな~何て思いながら劇場に向かったんだけど時間もあっという間で楽しめました!
Breakthrough
今年何本目か覚えてないインド映画。「RRR」の影を追いつつも、これじゃナイものとなんとも出会って1年弱、久々にドーパミン爆発なインド映画にまた出会えました。
テロを止めるために最強の軍人が立ちはだかるといった感じのパワー強めなスパイアクション映画です。
インド映画としては少し短めの140分台というのも功を奏し、集中力を切らさずに鑑賞できました。
ミッション・イン・ポッシブル×インディ・ジョーンズ×007シリーズ×ファルウィン×その他諸々の劇薬映画なので、見た事あるシーンがインド映画のエッセンスでド派手になって登場してくれるので最高にブチ上がります。
大小関わらずスパイアクションという括りになると役者の肉弾戦がメインになるんですが、今作はそれに+αでVFX・CGてんこ盛りで陸海空駆け抜けていきます。
ヘリコプターから放たれる銃弾を避けながら突き進むカーチェイスは息もつかせませんし、列車での敵とのバトルはスリリングでいてコミカル、橋がよく見る光景のように爆散して列車が落下していく様子からの脱出はデッドレコニングとはまた違う見応えがありました。
ヘリコプターからロープ1本でビルに取り付く姿はスパイアクション観てるなーって気分になれましたし、両翼を身に纏って広げられる空中タイマンは「ファルコン&ウィンターソルジャー」を彷彿とさせつつも、インド映画らしさ全開のありえない挙動を繰り広げていて興奮しました。
しっかりと肉弾戦も差し込まれており、男性陣のパワー全開、グーでぶっ飛ばしまくるのも好きですし、フィールドや身の回りのものを駆使して戦う頭脳戦も少しあるので驚き桃の木。ルバイのアクションはしなやかで、蹴りのシーンが強そうかつしなやかで見応えありです。
個人的ハイライトは氷上での戦いです。銀玉を掴むためにバイクでギュギュンと駆け抜けるシーンはもちろん最高なんですが、ルバイがスケートスタイルでジムに真っ向勝負で挑むのが超良かったです。どこからともなくピューンとやってくるのでなお一層面白いです。
ストーリーも決しておざなりではないのもまた良くて、国や組織の裏切り、自国への忠誠心、新型の天然痘による命の危機と多く盛り込まれていますが、どれも無駄にせずしっかり描いているのは好印象でした。
天然痘を広めないためにボスがチームと共に自己犠牲を選ぶのは心がキュッとなりました。その名誉ある死を無駄にさせないためにパターンたちが更なる躍動を繰り広げてくれたので胸熱でした。
ラストバトルは1対1のガチ勝負、起爆装置も止めねばならない、足場はガタガタで今にも崩れ落ちそうと大変なフィールドでやり合ってくれますが、さすがヒーロー、残り2秒で起爆装置を止めてジムをぶっ倒すとしっかりやり切ってくれました。この緊迫感たまらなかったです。
エンドロールではたくさん人を呼んでのミュージカルをやってくれます。作中でのダンスは少なめだったので、ここで摂取できて良かったです。しかしなんでインドの人たちはこんなにキレが良いのか。
続編もしっかりやってくれそうな雰囲気で、更に派手に世界を巡ってくれそうなので今からとても楽しみです。インド映画は目に良い奴らばかりで助かります。
鑑賞日 9/6
鑑賞時間 9:15〜11:55
座席 I-3
どういう感情で観ればいいのかわからない笑
ボリウッドのスーパースター、
シャー・ルク・カーンの主演最新作なので楽しみにしていました。
き、期待を
こ、超えてくれましたぁ٩( ᐛ )و
パキスタンのカーディル将軍が
ガンで余命3年の宣告を受けている所、
TVで(パキスタンと敵対関係にある)
「インド政府が
(領土問題として揉めている)
インド憲法第370条を無効にした」
というニュースが飛び込んでくる!
怒り心頭のカーディル将軍は元インド軍人で「アウトフィットX」のジムと共謀し、テロ攻撃を企む。。。
冒頭は静かながらもデリケートな問題なだけに、こちらも緊張して鑑賞。
しかし、
いきなり3年後!のアフリカ!
ん?カーディル死にそうなの?と思ったが、そこには触れずに、拘束された1人の男。。
パターン登場!
よっっ!待ってました♪( ´θ`)
言いたくなる!やっぱり捕まってる!
(逃げる様を見せるために。。w)
もうね、ここからがすごいんです!
つかみはOK!からの、あそこで見たぞのアクションシーンの疑視感や
最初は裏切るパキスタン美女ルバイと
バディを組み、目的を果たすべく活躍していく様、
いくら何でもそれは死ぬ、
イヤ、死なない!など突っ込み所満載なのも
通常営業♪これでいい!
かといって、ストーリーがインドとパキスタンの緊張関係がきっかけにはじまっていくので、少し肩に力が入る。
加えて、愛国心、裏切り、祖国への復讐、生物兵器(新型天然痘)まで絡んできて、こちらもてんこ盛り。
「金継ぎ」についてもインド人の理解の高さにビックリ!!
日本でも若い方は知らないんじゃないかな??
目まぐるしく変化していくストーリーとアクションシーンに釘付けで大忙し!
しかし、緊張が高まってくると何故か緩和w どうしよ。笑ける。
デリケートなテーマを扱っているし、たくさん人も殺されるし、テロの恐怖、、大きな悲しみも描かれています。
それなのに。笑えてしまう。。
もうどういう感情で観ればいいのかわからなくなる(°▽°)
助けて。タララ・ラ〜ラ♪
パターンの兄貴はインド映画界の中でも圧倒的に「イケおじ」なのだが、なぜかもうパターンのお顔さえ、岡田准一君だったり、ブラピだったり、ナイナイ岡村だったり(真田広之も一瞬いた)に見えてきて笑ける。
助けて。タララ・ラ〜ラ♪
そ、し、て!!!
ビックリ!予告なしの救世主!
タイガー登場!!
鎮痛剤と共にやってきた!ワア〜オ!!
「タイガー・伝説のスパイ」という映画の中で、タイガーもパターンと同じくインドの謀報機関「RAW」の所属という設定なんです!
違う映画のスーパーヒーローが何の予告もなく本作の設定上の繋がりでピンチのパターンを助けにやって来たんです!
ファンにはたまりませんね♪
いや〜!やられました♡
アップデートされたガッチャマンになったり(パターン君の分もあるよ追いかけておいで♡
byジム)
雪山も下れ、 凍った湖の上も問題なく走れる、どういうタイヤよ!のバイクシーン、1番笑ったのはスケートで登場のルバイww
やめて、いや、ここ笑っていーんだよね?
落ちてもブルブルだけでやっぱり大丈夫♪ でもすぐ拘束されてしんどいね。
脇腹撃たれてもへっちゃらだったけど、もう少し休憩させてあげて。
いやいや、もう書ききれません。
笑いあり、涙あり、陸海(湖)空で繰り広げられる圧倒的なアクションシーン!
本当に同じ人間なの?!パターン、ジム、タイガーの筋肉美!!
歌もダンスも魅力的なルバイ♡
インドっぽいCGもアニメみたいで面白い!
ちゃんと決着がつくのも良かったです。
ラスト、、、
ジムの勲章をボスにたむけるのはどーなの?とか、笑顔で握手で、あんたは許されると思ってんの?!とか、最後まで突っ込み所満載でした。
超オススメな楽しい映画です!
パターン
本日用事で新宿に来ていたので、新宿ピカデリーにて
迷った挙句初信どうり、インド映画で1番スクリーンで見たく最終の回迄待ちで鑑賞しました。
期待どうりで大変まんぞくしました。
日本映画のアクションに少し物足りなさ感じたので
なおさらドキドキハラハラで楽しめました。
何故、インド映画に惹かれてしまうのか、
今日気づいて納得しました。
あら探しすればきりがないですが、
それらお凌駕するアクションシーンの多さが素晴らしいです。
本当なら、ハリウッドみたいに全編
完璧に撮影したのが良いと思いますが、
アクション途中にスロー、カット割りなど
駆使してるし、
背景に関しても壮大で素敵なのでCG
も全然違和感なく
むしろ感心してしまいます。
上映時間も長いのにあきませんでした。
今回の注目は、なんと言っても2人ですね。^_^😭🤣🤣👍。
主人公のパターンさんが、同性ながら、
素敵な体格と美貌でした。
肉体は、パワーとスピードのバランスが大切だと思いますが、そのバランスが1番発揮できるであろう体が見ててかんじました。
カッコイイーです。
2人目は、悪役🦹が素敵でした、
ジンさんでした。
鑑賞中憎たらしいぐらいに感情移入していました。
それに、冷徹で強かったです笑笑🤣😅。
最高ーでした。🤣🤣😆。
ラストダンスシーン素敵でした。
╰(*´︶`*)╯♡
この映画関係者の皆様お疲れ様でした。
ありがとございます♪♪。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
金継ぎ
まずは金継ぎのこと
日本愛を感じたな
後は
007
MI
FF
ハリウッドアクション映画のオマージュで楽しかったな
是非映画館で
ヒロインも素敵でした
追伸
ストーリーも最後まで良く練られていましたね
めちゃくちゃ楽しいアクション映画万歳!
この映画は劇場のIMAXで視聴しました。劇場の床が映画のシーンに合わせて揺れるのにビックリ仰天です。地震のように揺れますから、地震にトラウマがある方はご注意を。この映画はスパイ映画の良いエキスが、全部入りしているような感覚を味わえました。だからそれぞれのシーンでガッツポーズをしたくなるような気持ちになります。優れたオマージュ作品の典型でしょうか。特に、ミッション・インポッシブルの研ぎ澄まされたアクションが、そのまま再現されているような感触がありました。激しいカーチェイス、雪の中を走るバイク、氷の上を走るバイク、谷底に落ちていく列車からの脱出、人間型ジョット機による攻防戦、ヘリコプターによる脱出作戦など、見せ場はてんこ盛りです。そのたびに劇場の中の聴衆の叫び声が聞こえてきそうで、私も声を上げたくなりました。ストーリーは新天然痘という生物兵器をめぐっての戦いです。妻と子供を殺された兵士が、祖国への復讐を果たすためにニューデリーの上空で旅客機からばら撒くというものです。ばら撒かれれば、あっという間にその都市の人間は壊滅してしまう恐るべき兵器です。それをパターンという英雄は見事2秒前に阻止します。その極限の戦いに神経が切れそうでした笑。このヒーローを最後に支えた美女の存在は、この映画のまさに華でした。最後にインド映画特有の踊りで感激は最高潮に!まさにインド映画万歳です!
追記 ヒーローの役目は金継(金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法)とありました。壊れた兵士を集めて立派な人材にするという意味ですが、日本愛に溢れた言葉の使い方に感激です。
シャールク永遠のヒーロー
シャールクとサルマン、二人のカーンが揃ってすごいアクションを繰り広げる超大作。IMAX で見るべき。
ポスターのジャールク、老けたなあと思うものの、スクリーンに登場したら、もうキング健在。うざいロン毛もよし。
ミッションインポッシブルのアクションやシーン真似てるという話も聞いたが、ミッションインポッシブルあまり観てないのでその点は全くわからないので気にせず。
しかしサルマンと敵同士ながら共に戦うシーンとかは、RRRの見知らぬ二人の協働シーン、仲良くする二人はやはりRRR のイチャイチャを思い出す。
金継ぎというキーワードも出て、ドバイの街のカーアクションは動きに静止、動と静のコントロールを感じる緻密な演出。
ロシアの列車のシーンはスノーピアサーを思い出したし、爆破した橋の上でゆらゆらするところは銀魂実実写版、後半最後の空飛ぶシーンは進撃の巨人とか思いながら、とにかく毎シーン毎シーン、目一杯たのしませてくれる。
インド愛国もの、ではあるが、パキスタン、アフガニスタン背景に、最近のRRR もそうだがヒンズー至上主義的な不快な煽りもなく、愛国にも懐疑する本作はシャールクの心意気を感じる。シャールクの名前、呼び名はパターン。これはパシュトゥン人のことを指すらしい。
シャールクにとって祖国と自分を守ってくれるもの。
サルマンの復讐とは裏返しに危いものだがシャールクにとって心の故郷真の家族はアフガンの家族、、
サルマンとの仲良く戦うその後の軽口タイムは、もう、やっぱりサルマンがお兄ちゃんなのね!!て感じで、シャールクの身の上生い立ち話なんかも入ると、往年の若くて無敵にカッコよかったあの頃を思い出してぐっときた。
シャールクとサルマンの新規顧客獲得は難しいかもしれないが、長年のファンにはグッとくる、最高傑作の一つに加わることは間違いない。
インドのスパイアクション映画
本作はパキスタンのカーディルと
軍に見捨てられ、妻を失ったジムが母国インドに復讐計画を立て
その計画を阻止するために
エージェントのパターンが活躍する
パターンが捜査をしていると
ジムの仲間だと思っていたルバイが味方になったと思ったら
やっぱり、ルバイはジムの仲間で途中で裏切りと思ったら
変異させた天然痘をつかった作戦を知り
またパターンの味方になるという流れで本当によかったのかと感じた。
ルバイの父が記者だったとか
ヒロインの設定はあまり意味なかった気がする
全体的はアクションシーンは文句なしで
氷上のバイクシーンなどもよかった
主人公のパターンもよかったが
ジムの得体のしれなさが
敵としての存在を際立たせていた
ちなみにあらすじは映画終盤の場面の紹介になっていて
本当はもっといろいろな場面がある
タイガーって唐突に出た感じがしたが
インド映画での友情出演みたいな感じだったんだな
シャールク・カーン主演でも
IMAX で鑑賞
やっぱりいいよIMAX。大画面で、4DXでもないのにすごい音圧。
シャールク・カーン主演だからって全てが満点というわけではない。でもここの採点0.5きざみだから。
前半、現代なのか過去なのか分かりづらくストーリーに入り込めない。この辺がマイナスポイント。しかもインターバル前後からますます分からなくなる。しかしこちらは良い方のワカラナイ。ストーリーに深みが増す。
アクションもヘリでの空中アクション、スピードスケート、恒例列車アクション、MUCのファルコン並みの飛行アクションとにかく多彩。
しかし今作で重要なのはアクションだけではない。未知の変異ウイルスから全世界の人を救う為には研究室から外に出すわけにはいかない。自己犠牲で研究室を爆破する選択をする。
「RRR」は確かに全編見所だらけ。今作はそこまでではないのは事実。国家の為に戦う、が嫌な人もいるかもしれない。しかしシャールク・カーンさまが全編で見ることができるのは何にも変えられない至福の時間。これに関しては異論は認めない。
色々な要素が詰まってる(良くも悪くも)
IMAXにて鑑賞。
とにかくド派手なアクション映画でした。
音響がバリバリで楽しかったです^ ^
ミッションインポッシブルの要素とバイオハザードの要素ととにかくどっかで見たことある感じのものが詰まってました。
派手で、大味なCGとここ見せ場です!
ドンッ!って感じの演出はまさにインドの映画って感じで安定(笑)
スパイ映画定番の色仕掛けもすごかった
ヒロインの方、めっちゃセクシー
俳優陣はバキバキの肉体美
画面映えしますな
色々懐かしさや派手さを感じつつも、どこかストーリーに入り込めなかったのも事実。
ミッションインポッシブルを見た時ほどのドキドキ感はなかったです。
場面の展開数は多いし、ストーリーが飛び飛びでどこか見たことあるものが多くてとっ散らかってるような印象は拭えず。
インド映画=RRRと、RRRが基準になってしまうと酷ではあるのだけれど、面白いものの、あっという間に時間が過ぎたとかもう一度見たいとまでは至りませんでした。
主演の方はナスDに似てましたね
あと、大佐が研究所で敬礼してた時は、これあなたのミスじゃなかったっけ?ってなりました
上映後は拍手が起きていて、席はそこまで埋まってなかったですが、口コミで興行伸ばせると良いですね。
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