「優しいことは、こんなにもカッコいい。」シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ロックと家族の絆 sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
優しいことは、こんなにもカッコいい。
アマプラでおすすめに出てきたので、うれしくなって視聴。(きっと「ジャージの二人」を観たことを覚えていてくれたのですね^ ^)
自分が様々なところで感じてきた、飾らない鮎川誠の人となりが、納得できる形でじんわり伝わってくる、とってもいいドキュメンタリーだった。
松重豊や甲本ヒロトが語る下北沢での鮎川誠のエピソードにその時の空気感が感じられてワクワクしたし、「浅井健一のルーツの一人が鮎川誠だったのか!」とか、「おお!ルースターズの大江や花田もしゃべってるけど、年取ったなぁ」など、自分の音楽遍歴と重なる人々のインタビューに「へ〜」や「ほ〜」の連続だった。
でも、それ以上に心を打つのは、シーナをはじめとした家族との関係性。
いい家族だなぁって思うのと同時に、映画のタイトルも、ポスターのコピーも、もう100点満点でその通りで、「優しいことは、こんなにもカッコいい。」ことがいっぱい詰まっていた。
出会えてよかったドキュメンタリー。
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