妖怪の孫のレビュー・感想・評価
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彼の答弁は台本を読んでいると思った。妖怪は別にいる。
彼の冥福をお祈りします。
さて
イタリアと韓国に『一人あたりのGDP』は抜かれた。
さて
『我が国の民主主義の浅さを思い知った』とあるが、つまり、妖怪が死すとも妖怪は地縛しているって事だと思う。彼や彼の爺さんが妖怪なのではない。
妖怪を選ぶのは、残念ながら主権在民の一般国民である。
さて
憲法は立法を縛る法律って、ドイツの国民ならば、ヒトラーが現れる前から知っていた。だからこそ、ヒトラーは独裁者になったのだ。ドイツがヒトラーを産んだ時、ある意味に於いて、ドイツはフランスよりも民主主義の国家であったと日本人は思い知るべきだ。民主主義に於いてもアイデンティティやナショナリズムが無いと独裁者は生まれるのである。それは歴史が語っている。(フランスでもナポレオンが生まれた)
さて
朝〇〇〇主義人民〇和国、中〇〇民共〇国が日本を攻める事は充分考えられる。だからこそ、攻められた時の防衛は、自国内にあるリスクや危険物を取り除き、国際経済に頼らなくても自立出来る経済を作る事だと思う。つまり、自動車なら燃料電池だし、同じく発電やエネルギー問題も燃料電池も含めた再生可能エネルギーだ。また、第一次産業を復活させて、自給自足の社会が必要だ。さしずめ、原発事故をもう二度と起こさない態度と措置を講じて安全を示さねばならない。必ずや、仮想敵国はそこを狙ってくる。核兵器なんか使わなくても、被害は大規模になると懸念する。
追記
妖怪の弟だって凄いんだから!
日本で最初の平和賞ですからね♥️
非核三原則だったかなぁ?
『メディアや野党は安倍批判ばかり!』というの言説を乗り越えるために
本作は安倍政権についてのできごとを振り返る映画
最初に安倍総理の国葬の場面で
旧統一教会問題も知られ始めて
国葬反対が過半数を超えていたのに
多くの人が花を手向けている場面を見ておどろいた。
だから、安倍総理の支持者は日本でかなり多い。
本作では基本的に事実に基づいて話していると思うが
その事実がひどいので、
作品のほとんどの部分が安倍批判に見えてしまう。
数少ない安倍総理擁護というものは
ネットの一部で言われているような難病は詐病ではないということくらい。
安倍政権がなぜ選挙で強いかというと
メディアのトップと会食をしたり、メディアに圧力をかけているらしい。
でも、圧力というのも外国と比べたら大したことないらしいので
日本のメディアの弱点を政権に的確につかれている
そして、ネット上では
動画やSNSを通じて「やってる感」を出すイメージを作ったり
芸能人とかとSNSやバラエティー番組に出たりして
親しみやすい雰囲気を作っている。
安倍首相は子供時代に
政治家一家で育ったことで、親子関係に歪んだ感情をもち
母親を見返すために、「岸信介」を超えるという考えになったという。
岸信介も安保闘争で
デモを抑えるために右翼をつかったことで
デモを抑え込んだという歴史をあったらしい
安倍総理も下関の市長選挙で
対立候補を落選させるための工作を頼んで
そして、相手が対価が十分でなかったとして
暴力団が火炎瓶を安倍総理の自宅に投げ入れた事件は
初耳でびっくりした。
また、官僚が安倍政権下では
安倍総理に反対する意見は言えないみたいなことを言っており
ジャーナリストにそのことを言っても
メディアに圧力をかけているので記事にならないどころか
二重スパイみたいな感じの人から通報され自分が危ないんじゃないかということを話していた。
政治でよく財務省陰謀論など
「実質は官僚が政治家をコントロールしている」言説は安倍政権下では当てはまらないのかな
メディアも官僚も国民も
恐怖を煽ればコントロールできるのだろうか?
「悪夢の民主党」とか
「野党は批判ばかり」とか
「北朝鮮、中国が危険だから防衛増税」とか
危機感を煽るフレーズを連呼すれば
その内容の吟味はまったくせずに支持されるので
自民党政権は盤石ということだろうか?
憲法の問題も改憲するかどうかは別にして
危機を煽るフレーズに惑わされず
基礎の基礎
ゼロから国民がまず憲法をしらないといけないのではないか
安倍も岸も
自分の政策を実現するためや選挙に勝つために
反社会的勢力でさえも利用する
そして、常識や法律から逸脱したことを平気でできるというのが
自民党の強さの根源なのかなと感じた
そもそも、公明党と長年連立を組んでいるのも
その要素の一つかなと映画を見たあとで考えてしまった
安倍政権下では
森友学園問題、加計学園問題、桜を見る会問題で
いろいろ言われていたが
ピンチになると解散総選挙にでて、
そして選挙に勝つとなにごともなかったかのように振る舞う
そして、国民もそれを許してしまう
それが繰り返される
統一教会問題も次の選挙で勝てば放置されるんじゃないか?
ラストは監督が自分の子供のために
政治がこのままではいけないみたいなことを言って終わる。
個人的には選挙で与党がずっと勝っていたから
安倍政権はなんでもしていいという考えになった
だったら、選挙で野党に投票するくらいしか思いつない
どの野党がいいのかはわからない
ただ、2015年あたりの安保法案反対のときは
野党議員が強行採決に反対してプラカードをもって大荒れだったが
今の野党はそこまでするという気力が
「妖術」によって削がれているのではないかと思ってしまう
妖怪が蔓延る日本
安倍政治の点検と総括を一本の映画に収めたものは珍しい。タイトルの妖怪の孫は安倍晋三の祖父、岸信介のあだ名でその孫にあたる意味と、人々の間に巣食う不寛容や攻撃性をもたらす妖怪の2つの意味が含まれている。この2つは暗に安倍晋三が亡くなってからも妖怪の如く背中を引きずり、現実政治に投影されていることの不安へと映画は続けて問いかける。
批判的検討が政治を健全なものにする、共通不変の原理に貫かれた作品だが、故安倍氏の不気味な権力の部分と以後の政権の大胆な改革は延長上であるという認識の試みには概ね同意するも、多少の議論の余地がある。それは単純に人が変わっているから重きを置く政策も理念も変わっていることがひとつにある。
しかも、妖怪と表現した正体は倫理の欠如であり、その不気味で生きにくい世の中を安倍政治が生んだという構図と意図が透けてみえる。エゴを通した政治がモラルのない妖怪を生んだとも考えられるが、安倍政治だけで排他的な風潮の説明がつくはずもない。
これだけ問題点を並べてみたが、全体的にこれまでの安倍氏に関わる争点をまとめて一つにした良い作品で
学ぶものがおおいにあるものだった。
「妖怪」がたくさん
「妖怪」が、安倍晋三氏の祖父の岸信介氏を指すことは、前から言われていたが、それを取り上げる前に、現代の日本人にも様々な「妖怪」が取り憑いていて、安倍長期政権の温床となっていたということも描いていたように思った。下関市の動向分析も興味深いもので、銃撃事件にも触れていたが、それが主眼ではないためもあり、"REVOLUTION+"に比べて柔らかな扱いに感じた。『アイたちの学校』では、朝鮮学校への補助金をなくしたのは、民主党政権時の高校無償化がきっかけだったという見解を取っていたので、見解の食い違いをなくしてほしい。下野してから SNS を活用して支持を広げてきたという分析は興味深かった。嘘をついたのは自分でなく相手だという国会での遣り取りもあったけれど、現下の高市氏への追及もかわされるばかりで詰め切れないのは、またその轍を踏んでいるような雲行きである。憲法学者の小林節氏の原則論さえ反故にされかねないであろう。統一教会だけでなく、日本会議の影響力についても取り上げた作品が観たいものである。
主権在民なんだよね
観始めてまず「安倍さんは軽いなあ」と思うの。弁舌さわやか。何を言われてもさわやかな弁舌だけで乗り切っちゃうから、安倍さんファンは楽しいだろうね。神輿は軽いほうがいいんだなと思ったの。
メディアが停波で脅されて黙ったっていう話は、安倍さんも酷いけど、テレビも弱すぎでしょ。誰かテレビジャーナリストに政権との闘い方を教えてあげてよ。
米国のジャーナリストが『日本のメディアの問題はエリートが多くインサイダーになってる』って言うのは、その通りだね。でも、いま、新聞なんかは良い人が集まらなくなったって言ってるから、そのうちアウトサイダー集団になって機能するようになるかも。
野上忠興さんへのインタビューのところで、安倍さんはお母さんが嫌いで、見返すために岸信介を超えたい、だから改憲やるんだっていう話は納得感があった。
安倍さんのやりたいことは「おじいちゃんの無念を晴らす」としか見えないことがあったんだけど、尊敬と同時に、乗り越えて誰かを見返したいとかあったのかもね。
現職官僚のインタビューも良かった。「あり得ない」「ここまでやるのか」となって、気持ちが消耗してた。「あり得ない」「ここまでやるのか」とインテリが思うことを、平気でやってくる強さ、下品さが安倍さんにはあったね。インテリ側も対抗手段を考えないと。
そして改憲の話へ。憲法は権力を縛るものではないという自民党の意見に対して、憲法学者の偉い人が『世界の珍事だ』と切って捨てるの。『安倍さんは、勉強してない』とも。
確かにその通りなんだけど、この切って捨て方が『お前たちはバカだ』と言われてるように反インテリ主義の人には見えるんじゃないかな。『なんで、こんな当たり前のことを説明しなきゃならないんだ』ということから、説明していかないといけない気がする。
改憲を目指している人の発言に『国民主権、基本的人権、(もう一つ忘れた)、これらは全てマッカーサーに言われたもの。これをなくさないと自主憲法にならない』は震えた。国民主権を否定だよ。
自民党改憲案は、憲法が国家公務員を縛るものではなく国民を縛るものになっていて、しかも遵守させるべく国会議員が責務を負うとなってた。それで何がやりたいかというと、薩長が力をもっていた明治時代が理想だと。
国会議員にしてみると、選挙で信任を得た自分たちが、憲法に縛られるのは何故なんだって気持ちなんだろうな。権力を思うように行使させてくれよと。
でも今は国民主権だからね。権力者は国民なの。国会議員は、その権力を執行する権利を一時的に預けられているにすぎないの。それなのに「自分たちは権力者だ」と思ってしまうところがおかしい気がするのね。
一方で国民の方にも「うだうだ議論してないで、選挙で勝った党の言う通りにやればいいじゃないか」って気分もあるよね。少数派は黙って言うことを聞けみたいな。
国会議員に権力を全権委任しても、彼らは自分たちにとって、少なくとも支持者にとって悪いことはしないっていう信任があるよね。
僕は「権力は腐敗する」と思ってるから、全権を預けたくない。主権者である国民の監視のもとで、慎重に権力の執行を行なって欲しい。
改憲を押し進めるのも、メディアと官僚をコントロールするのも、どこに原因があるかというと、それをする政権を選んだ国民に責任があるんだよね。「この程度の国民に、この程度の政治家」になっている。政治のことを少し考えないといけないなと思ったよ。
安倍寛、安倍晋太郎からなぜ晋三が産まれたかがはっきりしなかった
新宿ピカデリーでのトークショーつき。前作「パンケーキを毒味する」と比べると毒が薄まっていて、あっさり淡々と描いている印象を受けた。今回のトークショーで色々な裏話(インタビューの趣旨を説明したとたんに拒否されるとか、配給に関するあれこれとか)が聞けたのが良かった。
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