妖怪の孫のレビュー・感想・評価
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ガチな内容だがやんわりと
アクセスジャーナルのかなりヤバそうなネタ,山岡さんインタビューがあるとのことで、ガチのガチのつくりになっているのかと思ったらナレーションふくめ、わりとやんわりと、
淡々と。わかりやすいし淡々と事実を展開するのは良いと思う。
孫の妖怪っぷりいまいち。妖怪さんの方は迫力がすごいさすが戦犯からの首相厚顔。間に挟まる妖怪の子(義息子)まともにみえるから、なんで孫ちゃんそちらにいかなかったか。
くだらない家庭保育とかなんとか言うてるやつ、自分が家庭保育を知らないからしつこくしてるのか。
途中あまりに淡々としているので少し眠くなりました。
時々出てくる妖怪キャラは,名前も説明もいまいちピンと来なくて妖怪出したい時は岸信介の悪人ヅラだけでよいんじゃないか?と思ったけど私たちの中に潜むというか無意識レベルに植え付けられた妖怪に気づきを与えるものなので大事なのかな、ネーミングとか説明簡潔な方がやはりよかったかな。
ナレーションソフトな感じで、雰囲気としては、あまりよく知らないけど中村倫也という俳優さん系統の声に思えたので,思い切ってそういう若くて人気ある人にナレーションやってもらう、若くて人気ある人もそーゆー仕事うける、
ということがあると,もっとたくさんの人に知られて観られてよいのではないか。難しいけどそこは頑張るところだと思う。なぜなら、映画館、観客は高齢の方が多かった。選挙のこの時期若い人にたくさんみてもらいたいし、わかりやすくもう少し淡々より強めにしてもよかったかも。
これを見たらさらに勉強が必要となります。
チラチラと挟まれる動画からみる自民と吉本のコラボえぐい。吉本とか維新とか、結局テレビ電波でもってかれる。テレビみて(YouTubeも、、)頭悪くならないように、気をつけよう。日本は規制するもの規制対象のベクトルが2020年代の世界とは逆方向でまじ巷にはやばいものだらけ。
孫も妖怪だったのか?
特に新しい情報は無かったけど地元のヤクザ放火事件がどう有耶無耶になったか知れて良かった。
色んな事件、歴史などから多角的に政治家安倍晋三を見る事ができ、わかりやすかったと思う。
大学校内の話は笑った。
期待以上の濃密な内容で素晴らしい作品
自身のイデオロギーでしょうか。大変期待して映画館に足を運びましたが、期待以上でした。なぜ安倍晋三が選挙に強かったんだっけ?という切口から、主権者はある意味いくつかの妖術に惑わされていたのではないか。と、紐解き、裏づけていく。この建付けが、既に故人となり過ぎた出来事が題材であっても作品を余すところなくスリリングなものとして濃密な内容たらしめていると感じました。最後の結びも共感が持てたし。当然そこに尽きる!
もっと多くの映画館で上映されるべき作品
考えさせられたドキュメント。よく考えないと。
政治ドキュメントだが、心にズシッときた。昨年亡くなった元総理の政策徹底検証は中身が濃く、今の内閣でも続いていると現在進行形。最後の監督自らのメッセージは胸に響いた。統一地方選だけでなく解散総選挙があると言われている中、衆議院選挙の予習にもなった。鑑賞を薦めたい。特に若い方は観た方がいい。もし、自分が生きていたらこの国はどうなるか。考えるヒントになるだろう。
安倍晋三のバックボーン
良かった。
何が良かったって
安倍晋三の生い立ちから
この人のバックボーンから、やったことを人間性につなげてシンプルに見せたこと。
まだまだ見えないことはあるだろうって考えさせられる。
ごはん論法=詭弁
何故、このようなすり替えをしても平気なのか
よく分かる。
監督が前作パンケーキを毒味するに続いてアニメーションを差し込みます。
世間の人の捉え方がステレオタイプなところがちょっと残念。
それが、わかりやすくするためなのか?なぁ。
#妖怪の孫
@刈谷日劇
映画館は満席でした!
自分は元々安倍晋三が首相として日本を好きなように
操っている様が大嫌いでした。
この映画の内容は
自分が思っている以上に、
悪事を行っていた事に衝撃を受け、
鑑賞後しばらく話せませんでした。
今の日本の現状を
沢山の方に観て頂きたいです!
「妖怪」がたくさん
「妖怪」が、安倍晋三氏の祖父の岸信介氏を指すことは、前から言われていたが、それを取り上げる前に、現代の日本人にも様々な「妖怪」が取り憑いていて、安倍長期政権の温床となっていたということも描いていたように思った。下関市の動向分析も興味深いもので、銃撃事件にも触れていたが、それが主眼ではないためもあり、"REVOLUTION+"に比べて柔らかな扱いに感じた。『アイたちの学校』では、朝鮮学校への補助金をなくしたのは、民主党政権時の高校無償化がきっかけだったという見解を取っていたので、見解の食い違いをなくしてほしい。下野してから SNS を活用して支持を広げてきたという分析は興味深かった。嘘をついたのは自分でなく相手だという国会での遣り取りもあったけれど、現下の高市氏への追及もかわされるばかりで詰め切れないのは、またその轍を踏んでいるような雲行きである。憲法学者の小林節氏の原則論さえ反故にされかねないであろう。統一教会だけでなく、日本会議の影響力についても取り上げた作品が観たいものである。
意外に若い人も多かった
春休みとはいえ、子供が観る映画じゃないし、平気だろうと思ってたら、満席で昼の回がとれず…夕方の回で観ました。それも満席!高齢者と若者が多くて間の世代がいなかった印象ですが、平日ですからね。内容は基本的なことをきちんと抑えてて、極端にリベラルというわけでもなく、勉強になりました。こういう映画が増えてほしいし、欲をいえばテレビにも頑張ってほしいですね。
七光で権力を持った、無知で無能な人間が日本を支配しているという恐怖
大嫌いな人間の映画ではあったが、日本人として観るべきだと思い鑑賞。
上映されてる映画館が限られていること自体に【異様さ】と【表現の自由】を拘束されているように感じた。
以前、著名人が【政治家なんてのは、国民に嘘をつくためにいるようなもんだ。】言っていた。
この映画を観て、深く頷けた次第である。
このままでは、本当に日本だけでなく世界が危ない。
例え【馬(政治家)の耳に念仏】になろうと、我々は声を上げていかなくてはいけないと思った。
高度かつ巧妙な悪知恵
日曜日の朝に珍しくMOVIXで
そこそこ客が入っていたが
POPな感じの人は少なかったような
パンケーキを毒見と同じ構成 同じテイスト
同じプロデューサーだからかと思ったら
監督も同じだったんだな
アベガ―のオラの期待した通りの内容で
安倍を嫌いな部分 評価できない部分を整理してくれた感じ
こういう人物だったら納得できると思っていたことが裏付けられてよかった
・バカ息子
・大学構内をアルファロメオで走っていた
・自分は立法府の長だとか憲法が権力を縛るのは絶対王政の時代の考え方だとの発言
・吉本新喜劇とか桜を見る会で持ち上げられて悦に入っている
映画には出てこなかったが 女性が輝くとか3年間抱っこし放題というのもあったな
気持ちが悪い 見ているこっちが恥ずかしいがしっくりくる
・火炎瓶事件
・自衛隊員のパパは憲法違反なの
なんか逆切れしてうやむやにする
負けている将棋をぐちゃぐちゃにしてなかったことにする
これもしっくりくる
一方で
官僚の人事やメディアをコントロールするとか
内閣法制局長官を交代させて安保法制に手を付けるとか
高度かつ巧妙な悪知恵を感じる
彼にはそういう知性とか頭の良さは感じない
そんな画を描ける人物とは到底思えない
そこがなんだかスッキリしないままだ
誰かが後ろで操っていたとするのが自然か
四季の会とか日本会議とかなのかなぁ
統一協会だったらショボいな アメリカなのか
あと安倍をマンセーする側の動機もよくわからないのだが
自分の仲間にはいいひとだったという至極単純なものだったのかもしれない
戦後最長政権が残したものとは。
安倍政権に批判的な人、そうでない人、共に見るべき作品と言えるだろう。なぜなら両者は共に同じ船に乗っているのだから。
安倍晋三の父方の祖父安倍寛は戦時中東條英機に逆い、反戦を貫いた。その息子晋太郎も地元に住む在日朝鮮人などに対して分け隔てなく接する人格者だった。
しかし、晋三はかつてA級戦犯であり昭和の妖怪と呼ばれた母方の祖父岸信介に心酔し、彼を超えることを政治目標とした。
本作では何故安倍政権が戦後最長政権になりえたか、そして彼の政治姿勢、国会での虚偽答弁の数々、内閣人事局を設置しての官僚支配、報道機関への圧力等々、議会制民主主義を破壊し、挙句の果てには憲法まで実質形骸化させた事実が描かれる。
多くは既知の内容ながら、ともすれば日々の生活の中で忘れ去ってしまうため、こうやってひとつの作品としてまとめてくれたのは非常に有り難い。
安倍政権での一番の罪はやはり閣議決定のみで実質改憲ともいえる憲法解釈の変更を行い安保法案を通してしまったことだろう。岸の念願だった改憲は要件が厳格であり不可能に思えた。しかし、安倍政権は法の番人である内閣法制局を手中に収め、憲法解釈を捻じ曲げてしまった。
これが何を意味するのか、それはまさに憲法の有名無実化である。この手法を用いれば憲法のどんな条文も形骸化してしまうのである。人権規定なども例外ではない。
勿論、改憲手続きを経ずに憲法に反する安保法案を通してしまったことは憲法違反以外のなにものでもない。そして、岸田政権になった今でも軍事費倍増、敵基地攻撃能力保有などと歯止めがかからない状態になっている。
これらの違憲状態が常態化すれば憲法18条などで禁じられている徴兵制度も解釈を変えて認められるかもしれない。戦争ができる国になれば自衛隊入隊希望者は激減するだろうから徴兵の必要が生じるだろう。
徴兵制度なんてそんなバカなと思うだろうが、閣議決定だけで憲法解釈を捻じ曲げ、集団的自衛権を認めたことがすでにそんなバカなことなのだ。
そして鳴り物入りだったアベノミクス。その正体は財政ファイナンスであり、ハイパーインフレを起こしかねないため、先進国では御法度とされている危険な手法である。
コロナ対策に使途不明の予備費10兆円というのが話題になった。国債をばんばん発行して日銀に大量に購入させて潤沢な予算で選挙前にバラマキを繰り返し政権を長らえさせた。予算は国民のためではなく政権維持のために使われてきたのだ。そのせいで作られた国の借金は将来世代が負わされることとなる。
また長年の金融緩和で弛緩した企業は経営努力をしなくなり、国際競争力は低下し、株価に対する日本の実体経済は著しく乖離している。一人当たりのGDPは韓国に抜かれてしまった。
元財務官僚の方が言うには日本の財政破綻も近いとのこと。そうなれば国民の生活はいっそう厳しくなるだろう。今現在の円安による物価高など比べようもないくらいに。
これらの負の遺産を残した安倍政権は退陣したが、相変わらず最大派閥の安倍派が党を牛耳り、現首相の岸田は彼らの操り人形に過ぎない。
能力もなく問題発言を繰り返すような安倍派議員を役職に就けることからもそれは明らかだ。
そして一時あれだけ騒がれた統一教会問題もほとんど報じられなくなった。統一地方選を前に今期国会でLGBT法案が見送られたことからもわかるように自民党は彼らとの関係を断つ気が全くない。
はたして自民党支持者たちは反日団体とのこの癒着に納得してるのだろうか。
もちろん日本のマスメディアの罪も大きい。中国やロシアのように政権批判をしたところで命まで奪われるわけでもないのに、報道の自由度が下がった要因が報道機関の自粛が一番の原因などと、本当に情けない。
テレビなどではほとんど政権の問題を取り上げなくなり、政府与党は仕事をしてるイメージ、野党は批判ばかりというイメージがいつしか定着してしまった。
選挙に行くにも得られる情報が少ないため結局与党に投票するか選挙に行かないかとなってしまう。
戦争の危機、経済的危機、日本という船は危険な方向へと向かいつつある。このまま何もしないのかあるいはこれらの危機を回避できるかは有権者一人一人の一票にかかっているのだろう。
最後に表現が不自由なこの国で身の危険を顧みず声を上げてくださった内山監督、今は亡き河村氏に代わりプロデューサーを務めてくれた古賀氏、勇気を振り絞って証言してくれた現役官僚の方たち等々に対して敬意を表します。
孫はねずみ男程度
政治的公平性とか不偏不党などはあり得ないと思っているので、最初に立場を明確にしておくと反与党・反自民・反安倍晋三である。レイトショーの新宿ピカデリーにはそんな自分と同じ思いのおっさん・おばさんが集っていた模様。
菅義偉を扱った内山監督の前作に比べて揶揄や毒っ気は薄味で、米国人ジャーナリストから見た当時の安倍政権への期待感など案外と公平?(冒頭の言とは矛盾するけど)に表現していた。アベノミクスは(成否ではなく)「やってることが大事」という発言とか、野党は反対ばかりでなにもしないと思う人々の心を掴む、侮れない考え方とも思った。
政権に萎縮し、諦め、矜持を捨てた霞ヶ関官僚たちの姿に、現場はやっぱり…というヤバさを感じるし、安部邸への火炎瓶事件を紹介した山岡俊介が駅の階段で転倒した(させられた?)話など、今も見えない闇があると思える恐ろしさがあった。
昭和の妖怪・岸信介似の母・安倍洋子は、東大首席で超エリートの父と比べて坊ちゃん学校のボンクラ劣等生ゆえ晋三には愛情を注がず(個人の想像です)、そんな母親を見返すべく、祖父もなし得なかった憲法改正を人生の悲願としてきた、というのはわかりやすいドラマの筋書きでしかないし、すべて安倍のせい、で済むほど世のなか単純ではない。
銃撃で安倍が斃れ、鈴木エイトが旧統一教会と与党政治家との関係を暴いてみせても、政治家、官僚、大企業、マスコミ、広告代理店、カルト…さまざまなものが結びつく我が国では、議論なきまま防衛費は増額されるし原発の再稼働と増設が決定される。正直、狂っているとしか思えないけど、不寛容とか自己責任とか、本作のヘタウマアニメで批判的に表現されている我々も、その構造に組み込まれている。
強きを助け弱きを挫く映画やアニメなんて観たことないのだから、結局、目の前の政治の不正義を諦めずに地道に潰していくしかないのだろう。そんなわけで、今はガーシーなんかより高市早苗を取り逃がすべきではないと思う。
主権在民なんだよね
観始めてまず「安倍さんは軽いなあ」と思うの。弁舌さわやか。何を言われてもさわやかな弁舌だけで乗り切っちゃうから、安倍さんファンは楽しいだろうね。神輿は軽いほうがいいんだなと思ったの。
メディアが停波で脅されて黙ったっていう話は、安倍さんも酷いけど、テレビも弱すぎでしょ。誰かテレビジャーナリストに政権との闘い方を教えてあげてよ。
米国のジャーナリストが『日本のメディアの問題はエリートが多くインサイダーになってる』って言うのは、その通りだね。でも、いま、新聞なんかは良い人が集まらなくなったって言ってるから、そのうちアウトサイダー集団になって機能するようになるかも。
野上忠興さんへのインタビューのところで、安倍さんはお母さんが嫌いで、見返すために岸信介を超えたい、だから改憲やるんだっていう話は納得感があった。
安倍さんのやりたいことは「おじいちゃんの無念を晴らす」としか見えないことがあったんだけど、尊敬と同時に、乗り越えて誰かを見返したいとかあったのかもね。
現職官僚のインタビューも良かった。「あり得ない」「ここまでやるのか」となって、気持ちが消耗してた。「あり得ない」「ここまでやるのか」とインテリが思うことを、平気でやってくる強さ、下品さが安倍さんにはあったね。インテリ側も対抗手段を考えないと。
そして改憲の話へ。憲法は権力を縛るものではないという自民党の意見に対して、憲法学者の偉い人が『世界の珍事だ』と切って捨てるの。『安倍さんは、勉強してない』とも。
確かにその通りなんだけど、この切って捨て方が『お前たちはバカだ』と言われてるように反インテリ主義の人には見えるんじゃないかな。『なんで、こんな当たり前のことを説明しなきゃならないんだ』ということから、説明していかないといけない気がする。
改憲を目指している人の発言に『国民主権、基本的人権、(もう一つ忘れた)、これらは全てマッカーサーに言われたもの。これをなくさないと自主憲法にならない』は震えた。国民主権を否定だよ。
自民党改憲案は、憲法が国家公務員を縛るものではなく国民を縛るものになっていて、しかも遵守させるべく国会議員が責務を負うとなってた。それで何がやりたいかというと、薩長が力をもっていた明治時代が理想だと。
国会議員にしてみると、選挙で信任を得た自分たちが、憲法に縛られるのは何故なんだって気持ちなんだろうな。権力を思うように行使させてくれよと。
でも今は国民主権だからね。権力者は国民なの。国会議員は、その権力を執行する権利を一時的に預けられているにすぎないの。それなのに「自分たちは権力者だ」と思ってしまうところがおかしい気がするのね。
一方で国民の方にも「うだうだ議論してないで、選挙で勝った党の言う通りにやればいいじゃないか」って気分もあるよね。少数派は黙って言うことを聞けみたいな。
国会議員に権力を全権委任しても、彼らは自分たちにとって、少なくとも支持者にとって悪いことはしないっていう信任があるよね。
僕は「権力は腐敗する」と思ってるから、全権を預けたくない。主権者である国民の監視のもとで、慎重に権力の執行を行なって欲しい。
改憲を押し進めるのも、メディアと官僚をコントロールするのも、どこに原因があるかというと、それをする政権を選んだ国民に責任があるんだよね。「この程度の国民に、この程度の政治家」になっている。政治のことを少し考えないといけないなと思ったよ。
安倍さんの足跡
暗殺された元総理の企みの検証。
もちろん個人でこんなだいそれたことができる訳もなくチームや政党は、また似たような新しい企みを企てるのだろう。
ただ、この映画を観て、それにはっきりNOと言い行動に移せるのかは疑問で、それがそら恐ろしかった。
かなり公平で、驚きは少ない。
タイトルが与える印象よりも、かなり公平な内容である。安倍政権下での政治経済の明らかな停滞はデータを示しているし、民主党政権の原発危機対応のまずさから日米のエリートに安倍晋三への期待が高まったことも、米国人記者に語らせている。
意外だったのは、安倍の影響下でお膝元の下関市の公共工事を自らの古巣の神鋼系企業に任せ、むしろ地元の中小企業には落としていないこと、父晋太郎は彼と違い、地元の朝鮮系の人にはそれなりに配慮していたことなどである。
この映画が改めて思い出させてくれた、改憲論議で安倍が示していた憲法前文の積極的誤読(現憲法は他力本願で情けない)は、彼自身がいう「積極的平和主義」的な読み(日本自身が国際平和のために積極的役割を果たすべき)とも矛盾するのに、彼は安保法制を憲法前文を根拠に「平和安全法制」と謳って推進したことである。だから、私は安倍を信用していない。
また、「やってる感」という言葉が安倍本人の発言にあり、実効なき空疎なスローガンは確信犯だったこと、自民党のメディア利用の周到さは印象に残った。
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