「デスパレートな母たち」デスパレート・ラン ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
デスパレートな母たち
クリックして本文を読む
ナオミ・ワッツ演じるシングルマザーが町外れの森でジョギング中、息子が通う高校で銃撃立て籠り事件が発生。
すぐにでも駆けつけたいけど、走っても1時間以上の距離。息子の安否を知りたくてスマホ片手にジタバタする姿が描かれるスリラー。
タイトルのdesperate には「絶望的な」という意味がある。森の中でスマホから得られる断片的な情報を知る限りまさにdesperate だ。
そしてdesperate には「必死な」「死に物狂いな」の意味もある。息子の元に駆けつけるためまさにdesperate な努力を彼女は行う。
観客の得られる情報はナオミ・ワッツのスマホでの会話や流れるニュース映像だけなので、事件の全貌がわかるまでは主人公と同じ目線でドキドキしながら楽しめる。
とはいえ事件の最中に警察や学校にあんなに電話しまくるのは、客観的に見れば迷惑極まりない行動だよなぁ。
コメントする