「アイデアは良かったが」デスパレート・ラン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデアは良かったが
2023年劇場鑑賞108本目。
車に乗っているだけの映画はオン・ザ・ハイウェイやナイトライド時間は嗤うがありましたが、今作はずっと人が走る映画。上記の二作品はワンカットないしはワンカットに見えるように撮影されていましたが、さすがに今作は大量にカット割されてました。そりゃマラソン選手でもあんな喋りながら走れませんわな。
最初はただのジョギングで、なんてことない日常会話を電話で話していたのですが、だんだん不穏な情報が入り始め、しかし家から離れてしまっているので車がなく走るしかないという話。スマホというか電話を駆使して情報を集めていくのですが、基本的に警察に任せていれば入ってくる情報を一秒でも早く知りたいというだけなので、警察の邪魔を相当してしまっています。
基本彼女が何か事件解決に向けて動くというわけではなく(全くゼロでもないのですが)ずっと情報集めばかりなので面白くないというのが正直なところ。
主演はもう出演作20本は観ているのに未だに顔を覚えられないナオミ・ワッツ。めっちゃ走らされてお疲れ様でした。
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