妖獣奇譚 ニンジャVSシャークのレビュー・感想・評価
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特撮出身若手俳優×坂本浩一監督による国産サメ映画
遂に国産のサメ映画が誕生! 中村優一さんら特撮出身の若手俳優たちが坂本浩一監督のもとに集結し、サメ映画×忍者の剣殺陣劇でR15+指定の作品として完成しました。
気持ちいいぐらいの流血シーンの連続と、坂本監督ならではの迫力あるアクションシーン、そして襲い来る巨大サメとの戦いという振り切った展開と映像は一見の価値あり。
真面目さが仇となった残念サメ映画
おそらく国内初の商業サメ映画、という触れ込みで一部映画ファンの話題の的となった作品。しかしサメ映画としては正直微妙だった。
呪術×サメでいえば『ウィジャ・シャーク』という偉大なる先例があるし、ホホジロザメをゆうに超す巨大サメであれば『MEG・ザ・モンスター』で事足りる。サメの登場シーンが少ないことを逆手に取ったサメ映画であれば『サンゲリア』や『ノーシャーク』がある。どこを切り取ってもアーカイブの焼き増しでしかない。
確かに、日本製のサメ映画がほとんど存在しない以上、時代劇とのミクスチャーは確かに「空前絶後」ではあるわけだけど、陳腐なナショナリズムに自閉することを「世界初!」と謳ってしまうのは志が低いように思う。
いっそサメ要素を捨て去ってしまったほうがマシだったのではないかとは思うものの、そうすると今度は中途半端なオカルト時代劇だけが残ることになるので、それもそれでキツい。
あとは物語が無駄にシリアスなもんだから楽しむにも楽しめなかった。サメ映画なんか冷笑をやってナンボなのだから、もうちょっとふざけた要素を入れるとか、あるいはシリアスを突き詰めてギャグに転化させるとかしてくれないと困ってしまう。
長野じゅりあをどんどん起用してほしい
低予算の国産アクション映画として快作です
サメ映画のようなパニックホラー要素のあるジャンルは、特に興味が持てず今まで見た事が無かったのですが、今回坂本浩一監督が撮られるという事でアクションに特化した作品になると思い視聴しました。
作品としてはパニックホラーというよりは全編を通してアクションを主体とした作品のため、私のようなパニックホラー作品が特に興味のない方でもかなり見やすい作品であると思い、また血しぶきや人体破壊の様な描写も多々ありますが制作陣が意図的にチープに作ってると思わしく、特に不快感や嫌悪感を持たずに視聴も出来ました。
アクションの出来る俳優の起用にもよりアクション構成のクオリティも高く、サメのCGも出番を必要最低限に落とした代わりに質感も良く、低予算ながらも映像的な質感は先に述べた血しぶきや人体破壊描写を除くとかなりしっかりとした作品でしので、続編の製作があるのなら是非とも制作してほしいです。
だって好きなんだもの
ニンジャときどきシャーク
まぁ、サメ映画といえばB級映画という点まで理解しているならば。
今年126本目(合計777本目/今月(2023年4月度)21本目)。
タイトルは「シャーク」ということですが結局はサメであり、サメといえばサメ映画で、サメ映画といえばB級と「相場」は決まっているので、ストーリーの個々個々の突っ込みは結構あるものの、ストーリーの趣旨自体はわかりやすいし、後半になると(映画自体は100分ほどと短いです)ただ単に殴り合いになるので、ある意味で「わからない」という類型が存在しないのでは…と思います。
確かにストーリーとして見たとき、よくわからない部分や、一般の条理ほかを考えると(この映画は江戸時代がテーマなので、法律を直接適用はできない)、なんでそうなるんだ??という点は確かにあるものの、それを突っ込んでも仕方がないし、テンポはかなり良いので、そういう部分はあまり気になりません。舞台も実質的に主人公がいる村と、相手側がいる村(か何かのねぐら?)と、海(サメがでるシーン)の3つくらいしかないというくらいです。
最近のこの手の(良い意味での)B級映画として見た中で比較的評価が高かった「キラーカブトガニ」や、多少評価は落ちますが「オカムロさん」などに好感が持てたら、こちらの映画もそうだろうと思います。ストーリーとしてはやや???な展開もありますが、ストーリーうんぬんを語る映画ではないですからね(あまりにもよくわからないものは減点対象)。
これらまで考えると、個々個々気になる点はあっても「(良い意味での)B級映画の掟」を守った結果、ストーリーのテンポ重視で作った結果、個々わかりにくい点や、「なんでこうなるの?」という点はあるとしても、何がなんだか、ということは少なく、減点はなしにしています。
なお、R15映画ですので注意です(おそらく大半が「首飛び」の描写にかかったのではないのではないかと思います)。
サメはおまけ程度
「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」というタイトルと、「商業国産サメ映画」という触れ込みで、心躍ったサメ映画ファンは多いのではないか。しかしこの作品は「サメが出てくるB級ニンジャ映画」であるため、サメはおまけ程度にしか出てこない。
タイトルと触れ込みから、ニンジャとサメがスペクタクルな戦いを展開するものかと思いきや、ニンジャVSニンジャ、ニンジャVS呪術師、村八分を受ける娘に恋する漁師の男の話が主軸である。つまりはサメより人間ドラマがメインなのだ。
そのためパニックホラーでもないので、いつどこからどのようにサメが襲ってくるのか、次は誰がサメの犠牲になってしまうのか、という緊張感も特にない。
サメ映画として期待して観に行ってしまうとガッカリしてしまうが、B級ニンジャ映画としては見応えがある。特に宮原華音さんと中村優一さんの怪演は素晴らしかった。
サメ映画のサメらしい活躍を一応は見られるので、サメ映画初心者におすすめするには良いかもしれない。
信助のHPが高すぎる
2023年劇場鑑賞88本目。
ニンジャVSシャークってもうタイトルの時点でクソ映画確定じゃん!ワクワクしてきたぞ!というスタイルで観に行ったのですがあれ・・・思ったほど悪くないぞ・・・?確かにストーリーは全体的に大味で、そんな簡単に人の首切れねぇよ!と思うところはあるのですがニンジャってなんだっけ・・・と思わせられるような理屈無視の術満載に、中村優一のはっちゃけっぷりに笑ってしまったので満足です。でもR15+はエログロのグロに全振りなので苦手な人は注意な!
後仮面ライダーゴーストの西銘駿が信助という村民で出ているのですが、致命傷級のダメージを何度も食らいまくるので最後まで生き残るかどうかが一番の見どころです。
ストーカー行為は犯罪です。
サメが出るのはイイが、海と砂浜に潜るくらいで、何ら特殊な部分が無い...
全振りB級
予備知識なしで監督目当てで馳せ参じたら、登壇者はヒーローだらけ!!それだけじゃなく・・・!?
2022年 「草場愛」AKB01作品。
アクションの先輩で坂本浩一監督が登壇するってんで著書「全仕事」を携え、サイン貰おうと出待ちも覚悟で完成披露会参加!すると、上映前に行ったトイレでバッタリ!!出た所でサインにも快く応じて下さり・・・正に神対応でした!
主役処の役者陣は「なんか、観た事あるなぁ!?」程度で舞台挨拶で登壇し、紹介される迄全然気が付きませんでした!実際に会場で試合も観た事ある「長野じゅりあ」は終盤空手の動きをして解りましたけど・・・!?
正に出血大サービス!血の量(CG含む)は『シン・仮面ライダー』を上回ってます!
冒頭にも記しましたが、最後にクレジットを観て驚いた!元「HKT48」2期生の「草場愛(まなみ)」が出てる!!
先輩が神対応で評価も忖度しました・・・。
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