沈黙の艦隊のレビュー・感想・評価
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やや つまらなかった
マンガの方はまだ読んでいません。
俳優陣の演技力が高いと思われましたが 普通に過ぎる脚本のせいで 全然面白くないんです。客観的ではない考え方ですけど。
端折ってスピーディな構成
原作単行本1〜3巻を比較的忠実に再現した内容。
どこが「比較的」と言わなきゃいけなかったかというと、(尺か予算かが理由かわかりませんが)かなり端折らざるをえず、わかりにくさを伴っていたのでした。
妙に長い原作より、スピーディではあるのですが。
実際の潜水艦を撮影するなどの努力もすごいし、CGもクオリティは高い(魚雷は微妙)。
で、悪くはないんだが、べた褒めもしにくいのは、実写にした意義があまり感じられなかったことかも。
身も蓋もないけど、ファンが作った再現フィルムっぽいんですよね。
また、原作はこの先が長いんだが、どーするのかな?という中途半端なとこも、この微妙な感想に繋がっていたり。
そしてなにより、いまロシアが核の脅威を見せつけているタイミングで、
「核はなくても可能性としての脅威だけで、対話による世界平和・世界政府樹立は可能である、と日米首脳が海江田の志を理解する」
ってこの作品最大の見どころは、世界的な共感を得られるのだろうか?
など、気にかかってしまい、集中して楽しめませんでした。
何のために実写化したの? とにかくウスイ!
あの名作、沈黙の艦隊の実写化だったから期待した。
ストーリー的に落とし所は決まっていたし、そこに向けてどう展開させるのかを見ていた。
結論から言えば、ウスイ。
何もかもウスイ。
まだアニメの方がマシだった。
映画オリジナルの設定があっても良い。
ただそれがストーリーに何の深みももたらさない。
寧ろ邪魔。
肝心のVFXは及第点としても、戦闘はあっさりし過ぎていて、興奮に欠ける。
なんか気の抜けたサイダーみたいな映画だった。
続編込みは理解できるけど、ここまで次回作に期待感が持てんとは。
後、海江田の描き方には違和感を覚える。
まるで、サイコパスを見ている見たい。
まあ、見たい人はどうぞというレベルだね。
えっ、もう?
トイレに行きたくなって、このストーリー展開だともう一時間位かかるかなぁと思って、トイレのタイミング考えながらみていたら、なんとエンディング。びっくりです。ある意味良かったけどね。
感動もなし、スッキリもなし、アクションもなし、風刺もなし。かなり肩透かし。
潜水艦は音が頼りっていうのだけ新たな知見。
そういえば、核弾頭積んだか備品?管理できないほど、第七艦隊ってずさんなのかなぁ?
海江田の真意はどこに
潜水艦を中心とした海戦が見ものの映画でした。
レビューを見ていたので、お話が尻切れトンボになって大丈夫でしたが、潜水艦の戦闘シーンで少し説明セリフがほしかったです。
男臭い映画ですが、上戸彩、水川あさみさんの今後の活躍に期待します。
原作マンガは読んでいませんが、海江田と深町は何処かで交わるのでしょうか。
次回作に期待です。
続編・続々編・・・が楽しみ。
原作は何巻かを相当前に読んだだけなのでほぼ覚えていない。
だいたいのストーリーは事前の宣伝なんかで知る程度。原作を読んでしまうと「原作との違い」でがっかり感があるのであえて深く知らない方がいいのかも。
但し長いストーリーを一本2時間の映画にはできないのであくまで起承転結の「起」の部分だけで続編.続々編・・・何部作かは当然作るだろう。
ストーリ自体の評価はそれからだな。
しかし戦闘シーン、派手でドンパチはないけれど確実に「新興独立国家」の策が超大国アメリカのプライドの弱み=相手が核を持っていれば攻撃はできない=を突いたものと思われる。トップガン・マーベリックで「核を持とうとする国」をその前に叩け。でなければ叩けない、に通じている。
日本も「自分の国を守るのは自分」の防衛省、「とにかく対米重視、アメリカ追従」の外務省、その間で何も決められない総理。報道統制されるマスコミと真実を追い求める女性キャスター。今の日本そのものじゃない?こっち側の俳優の魅力は続編以降に発揮されるでしょう、特に江口「官房長官」と上戸「キャスター」。
続編の予定が気になります。
海の中のシーン,CGだから見やすくて迫力はありましたね。
特に軍事ヲタク、戦争マニアでない素人でも十分面白いし、逆に専門知識があれば気になる箇所があるのかもしれないのではないのかな。まぁ「戦争もの」が嫌いな人でなければその迫力に見入ってしまうでしょうね。
日本人の作戦のち密さとアメリカの「とにかく叩け」「物量はこっちの方が圧倒的に多いんだ」の闘い。
太平洋戦争でももう少し「物量」があれば日本が勝ってた・・・とは・・違うか。
緊迫感・臨場感はあるが、盛り上がらない
自衛隊の協力やCGのレベルが上がったせいで、緊迫感・臨場感があり潜水艦映画としては及第点。
しかし、原作のほんの入り口までで、話が盛り上がらないまま終わってしまった。
まさかのビスタサイズ
前宣伝も含め、鳴り物入りで公開された作品なので、当然ながらシネスコサイズだと勝手に思い込んでいました。
しかし、劇場で鑑賞してみたら、まさかのビスタサイズでした。
ただ、興味深かったのは、作中の回想シーンでは、ビスタサイズの上下をレターボックスにして映像をシネスコサイズで流していた事です。
ビスタサイズの作品で、回想シーンをスタンダードサイズで表現する手法は、テレビドラマ等でたまに見ますが、今回のような表現手法は、初めて見ましたが、特に違和感はありませんでした。
作品内容の委細は他の方のコメントに譲りますが、いい映画でした。
当然、完結はしていないので、続編に期待します。
宇宙戦艦ヤマトの潜水艦版?
原作漫画読んだ当時はウルトラC的操舵術と戦術、政治的駆け引き等が面白いと思ったが、この映画はテンポが遅く、特に戦闘のハラハラ感が感じられなかった(尺に対し人物や背景の説明が長い?)。このペースだと三部作(以上?)になりそうな感じ。
ガミラス艦隊相手にたった一隻(?)で戦った宇宙戦艦ヤマトのように、『絶対勝てないヤン』というツッコミを打ち消す納得感があまり得られなかった。被核攻撃のリスク(核抑止効果?)を原作でも触れていたが、一旦攻撃開始したのなら、艦艇、対潜哨戒機、対潜ヘリ等からの徹底的物量作戦を行えば沈める事は可能では?
原作は面白かっただけに残念。ガッカリするだろうことは想定通りだが。
自衛隊協力のお陰で、特撮やCGだけでないリアルな絵が多かった点は良かった。
あっという間の2時間
普段、経験出来ないような体験が出来るのが、映画の魅力のひとつだと思ってます。
沈黙の艦隊もそのひとつで
潜水艦に乗り
それも最新鋭の原子力潜水艦に乗り
しかも
アメリカと日本に喧嘩を売るなんて
実際には、絶対できない体験を
させてもらいました
ただ、みなさんと同じ意見なんですが
日曜日ドラマの1話なんですよね
外国の俳優に、ビックネームでもいれば
違うんでしょうけどね
例えば無理ですが
ショーン・コネリーとか
モーガン・フリーマンとか
原作の連載時には毎週「モーニング」を買って読んでいました。
本作の公開を非常に楽しみにしていた作品。仕事の関係で、初日に行かれなかったのが、残念
短髪ではないが、個性を無くす為でもある"制服姿"の 大沢たかおさん と 玉木宏さん
両二枚目俳優さんはとても凛々しく、美しい。
永年 見慣れている2人なので、僕ら日本人は良いが、他国の方が、観たら、なかなか区別がつかないかもしれませんね。
その点、アメリカ側や日本側内閣等 脇役陣 は、非常に区別しやすくて、観やすかったです。
難癖付けるなら、その位 完璧な映画でした。
水中のCGは、海中の濁りや よどみがなく、CG表現の方が実写よりも遥かに美しくて見やすい。魚雷等の 泡の立て方 も,良い表現です。
海上の実写部分は自衛隊が全面協力していてくれているお陰で、迫力満点だが、
この映画があると、現実の"日本の核武装化"が遅れそうな危惧はします。
潜水艦故の"頭脳戦"は、面白く、爽快であり、シン・ゴジラに勝るとも劣らない 総理像には 笑えました。
続編が早く観たい。
続けてほしい、とにかく続けてほしい!みんな、観よう!
今回のレビューは、その内容が "ひどい"。"ひどい" という意味は「あなたがたとえそう感じたとしても、そこは映画を作る人の自由でしょ」 という領域まで言いたい放題行ってるからです。でも俺は書きました。俺はこの原作がこの上なく好きだから。
だからごめん大沢さん(たかお)。プロデューサーも買って出てくれて主演してるのに、厳しいこと言ってます。でも頑張ってください!
この作品、今回は序章の序章だけれど、完結しないと意味がないから。原作者かわわぐちさん(かいじ) の描いた構想を、多くの人に考えてもらって初めてその価値は出てくると思うので、いったい何作必要かわからないけれど、とにかく頑張ってください。そして多くの人がこの映画を観て、続編が作りやすくなりますように!
日本がすべての金額を負担し米国と共同で秘密裏に建造した原子力潜水艦シーバット。もちろん核弾頭をも積むその艦の艦長に任命されたのは、自衛隊の海江田艦長とその乗務員たち。しかしシーバットは、出航後まもなく、所属する米国艦隊から離脱し独自の行動を開始する。核を持ち、世界最高性能を誇る原潜を使って海江田は何をしようというのか。それを明らかにし、原潜を拿捕するために、海江田と並びたつ艦長である深町艦長は (非力なディーゼル駆動型潜水艦)「たつなみ」で「シーバット」を追う・・という話。海上自衛隊全面協力。
映画では、「この艦は、独立国『やまと』 だ」 というセリフをラスト近くの決め手的に使うために、進行中『やまと』という名をあえて出さない。それはそれでよいと思うが、その分、観客である俺たちをほったらかしにしている感はある。俺は、名前は漫画同様に早めに出して、『やまと』と海江田及び搭乗員の能力を描写することに徹底した方がよかったんじゃないかなあと思う。名前は秘密ではなく、第七艦隊と対峙する場で、つまり世界中の注目を集めた場所で、原潜一隻で構成される驚くべき独立国 『やまと』 を世界中に知らしめる、ということが大切だっただけなので。
「このことは知らしめねばならない」つまり「(この話は) みんなで一度は考えなければいけないことだ」という原作者の思いだと思うので。
先に書いておこう。原作「沈黙の艦隊」は、日本が軍備を持たないのはけしからんとか、こんな潜水艦あったらかっこいいい、といった話ではありません。核兵器を持ってしまった人間が考えるべきことについてのひとつのアイデアです。
原爆の被害を目の当りにしたら、直接見ることはなくとも原爆記念館でその悲劇の写真を目にするだけでも、「こんな兵器は使えるものではない」と人間であれば誰でも理解するはず。
しかし一方で、生まれてしまった兵器はないことにはもはやできない。仮に今、作らない使わないと全世界が約束できたとしても、いずれ誰かが作り使おうとする。したがって、作ってしまった以上は、現実問題として 「使った者は手ひどい仕打ちを受ける」 という仕組みが必要。もちろん必要悪だ。
しかしその 「ひどい仕打ちをする」役割を一国が担うのでは、その国が唯一の大国となる姿でありかつその国は危険で、有効でない。その役割を担えるのは「世界」であり「国連」でしかない。そういう背景で提案されたこの漫画のアイデア「沈黙の艦隊」は、最後まで読んで、みんなで考えてみるべき内容だと思う。きっとみんな、サブマリナー(潜水艦乗り)を好きになると思う。
多くの人がちゃんと考える機会を作るためには、まず多くの人を惹きつけなければならない。海江田も言っている。
「第七艦隊の外にはソ連原潜が潜んでいる。明日になれば海上自衛隊も駆けつける。そして世界中が我々を注目している。この最高の舞台で今からわが艦の意思を背全世界に声明する!!」
彼は目立ちたいのではない。考えてもらうためには、まず注目されることが必要なのだ。
原作の前半は (本作で描かれた部分を含め)、激しく痛快にして感心しまくる戦闘シーンです。その理由もまた、多くの人を惹きつけ、考えてもらうために集まってもらうためだ。だから戦闘シーンはとても大切であり、多くの人の関心をひく見事なシーンの連続でなくてはならないのだ。
感心するシーンはいくつもあった。潜水艦からの魚雷って、こんな感じで発射されるのか、対潜ロケットってこんな感じで水中に飛び込んでくるんだ。潜水艦での浸水って怖いだろうとか。よくできていると思う。
一方で、残念に思う部分も少なからずあった。まず海江田の話し方。ミステリアスさを強調したかったのはわかるが、必要以上にゆっくりしたしゃべりの多用は、「きびきびした操艦、スピーディーに動く原潜」という大切なイメージを与えることができなかった。
その結果、「海江田の深い洞察に基づく瞬時の判断と統率され正確に動く優秀な搭乗員たちが、原潜そのもののポテンシャルをフルに発揮させ、従来では考えられない鬼神のような動きをする」というイメージを、俺たち観ている側に痛烈な印象として与えられていない。これを印象付けられなくては、『やまと』 である意味が際立たない。ことのほか惜しい。
(まあ 「キングダム」 の王偉将軍イメージを潜在的に活用しようって気持ちはわかるけどね...)
やはり命令はきびきびした調子で投げかけるべきだったと思う。連作のオープニングとなるこの作品の命は、巨大な原潜が、ある時は静かに、ある時はあふれ出るスピード感で縦横無尽に活躍するシーンだと思うから。
もうひとつ残念なのは、場面転換とセリフの少なさ。どんな作戦をとっているのか、いま観ている原潜の動きがどれだけ凄いのか。映像は素晴らしいのだが、いかんせん俺たちは潜水艦を見慣れてはいない。だから最小限でよいから、さりがねい解説的なセリフが必要だと思うのだ。以下はあった方がよかったと思う原作でのシーンやセリフ。(もちろん言うは簡単だけど、編集で切らなきゃ時間には収まらないんだよ、というのはもちろんわかった上で、あえて書いてます。俺はこの話、ほんとに好きだから)
--- (注) これ以降、ネタバレがあるかもしれません。まだ観てない方は観てからのがよいかも ---
・(同乗するライアン大佐) 「『シーバット』の発射管はロサンゼルス級の4門の倍8門に増え、魚雷・ミサイルも倍の50発の搭載が可能になった。・・・まさに海の魔王・・・!
・(部下)「大佐、海江田って男、何を考えているのかわからないところがありますね」 (大佐)「慎重な男・・だよ。艦長を選出する時、候補が2人いた。それぞれリムパック演習で空母カールビンソンを5回ずつ仕留めた艦長。『やまなみ』の海江田と『たつなみ』の深町・・だ。2人の操艦技術には差異があった。深町は大胆!海江田は細心・・我々が選んだのは海江田の細心さ、用心深さだ」
・(大佐)「しかし深度1000潜航を完全停止から5分でやってのけるとは・・・」
こういった解説的セリフを入れないと深度1000mの凄さは数字だけでは伝わらないと思う。もったいない。第七艦隊との闘いの中でも、下記はさりげなく流していたけれど、こういうところこそ会話を挟んで丁寧に描かないと、海江田の戦略性、それを忠実かつ確実にこなす乗務員たちが描写できないでしょ!戦闘の凄さは伝わらないでしょ!残念過ぎる!!
・(海江田)「音楽の音量毎秒1目盛りだけダウン続けよ!」
(米艦長)「ソナー、音楽はまだ聞こえるか?」
(ソナー士)「聞こえます。5分前と同じレベルでガンガン」
(米艦長)「向こうはこっちに気づいてないな。ライアン(大佐)には気の毒だが、魚雷で撃沈だ。ソナー、一度だけ探信音波(ビーコン)を打て!」
そしてビーコン・・反射音を聞いて驚愕するソナー士!
(ソナー士)「魚雷を撃たないで! シーバットは本艦の真横にいます!!」
・(ライアン大佐)「降伏だな」
(海江田)「この時代に至って、あなたままだ物量の神話を信じているんですか」
(ライアン)「なんだと・・・」
(海江田)「その米国の威信をかけた巨艦が本当は何もできない木偶だと思い知らせてあげますよ」
(ライアン)「わが第七艦隊が怖くないのか!?」
こういったやりとりもやっぱり必要だったと思うなあ。
・(大部屋で司令官)「追撃目標を未確認艦から変更!」 「ハッ」 「敵 (エナミー) だ・・・」 そして画面は『やまと』艦内へ切り替え。
原作者かわぐち先生が漫画でよく使うこの画面転換の手法は、映画でももっと使えばよかったのにな。映画向きだと思うし。
その後の深海での戦闘は、映画では2隻のみ行動不能にするがだが、原作では第七艦隊の6隻の原潜をすべて、葬る。大切なことは、原潜という「原子炉を抱いた潜水艦」 を、(通常原子炉の10倍のガードをしているとはいえ) 核汚染につながりうかねない 「撃沈」 ではなく、あくまで行動不能にする、その制約の大きな作戦だったことだ。観た人たちに伝わっただろうか?
続編につなぐシーンも、原作のとおり、最後まで「やまと」を追った「たつなみ」 がバッテリー切れで浮上し、深町が第七艦隊司令官の尋問を受けるシーンがあった方がよかったのではないだろうか。
・(米司令官)「(やつは、こちらの原潜を)沈没させることなく救助可能な状態で戦闘不能に陥れたのだ!! (おまえはシーバットの中で) 海江田と何を話した!?」
(深町)「そっちの想像通り、日・・本だ! 海江田は日本と同盟を結びたがっている」
(司令官)「フン、ジャップらしい考えだ。シーバットは日本に母港が欲しい。日本は専守防衛を越えた軍事戦力がノドから手が出るほど欲しがっている!」
「OKだ。後方の第3艦隊に連絡せよ! 直ちに北にスウィングし、小笠原・台湾を結ぶラインを警戒せよとな!」(司令官) 「ハッ」(部下)
こういった、会話を適切に配置していれば、観ている側も状況を正しく把握できるし、「やまと」 の凄さも理解できるし、かつテンポの良いスピード感を出せたと思うんですが、どうだろうか。次回作は日本に入ろうとする 『やまと』 とそれを阻止しようとする米艦隊という予想もできる。いまこの映画に足りないのはリズム感ですよ。
厳しいことばかり言いましたが、大沢さん (たかお) がプロデューサーをしてまで作ってくれた映画。とにかくこれを撮ろうと行動に移したことには、最大の賛辞を贈りたい。
そして始めた以上は、ぜひ最後まで撮ってほしい。そう期待しているからこその、コメントです。そのためには、本作にはヒットしてほしい。万が一ヒットしなくても次を撮ってほしい。
途中でやめてしまっては、「沈黙の艦隊」 が世に問うた、大いなるアイデアが伝わらないのだから。ぜひ続編を続け、このあと10巻に渡って続く、壮絶は海戦を、俺たちに届け続けてほしい!!
(全32巻で今回3巻分だから。、単純計算するとパート10まで作れば全部語れる!!!)
追記2024/2/5
無事に続編は作られることになった。
ただ、映画ではなく、プライムビデオでの配信だったね。最後までやらなきゃ意味ないから、そっちの方がいいのかもしれない。
頑張って最後まで、続けてね。
途中まで
と知ってから見たからか、結構おもしろかった。序章にすぎない感じなので、VIVANTの1話?みたいな感じのスケールとワクワクなので、ドラマでやってほしい感じ、笑。絶対結末までだいぶ長いことかかるだろう。指示を出してる感じが王騎に近いオーラを出してる、笑。
某空母より数段面白かった。が、
IMAXレーザーにて鑑賞。
面白かったです。原作の世界、物語を尊重しつつ、現在に合わせた設定には好感です。とても自然でした。
・原潜の指揮所がハンターキラーとほぼ同じ。海自潜水艦もリアル。
・迫力と緊迫感の戦闘シーンにニヤニヤ。楽しい。
・大沢たかお、まんま海江田でした。
・成果があれば続編あるかも。
・テレビがつかないと訳がわからん忖度がなくて良いw
でもね、連載中、途中で読むのをやめたんです。ありえんよ、そもそも。
米軍は核兵器の棚卸しをしないのか、って。でも、そこを崩すとストーリーが成立しないんだよなあ。
大沢の存在感が際立つ
原作は読んでいないが、調べてみたら連載開始はなんと35年前! スゲエな(笑)
まだソ連が有ったころらしい。原作ではソ連軍が登場したらしい・・・
もちろん鑑賞前は何も知らずに、「大沢たかおカッコいいなあ」という予告編の印象だけ持って観賞。
【物語】
海上自衛隊の潜水艦がアメリカ軍の原潜と衝突し、艦長・海江田四郎(大沢たかお)ら全乗員76名が死亡したと報じられる。だが事故は偽装だった。彼らを日米政府が極秘で開発した最新鋭原子力潜水艦シーバットに乗務させる秘密部隊にするためだった。
政府の計画通り艦長・海江田が指揮して秘密裡の処女航海に出たはシーバットだったが、周囲に居た米軍潜水艦を煙に巻いて姿を消す。日米両軍のコントロールから完全に外れたシーバットを危険なテロリストと見たアメリカはついに大統領がシーバット撃沈命令を出す。一方、日本はアメリカより先にシーバットを捕獲するため、潜水艦たつなみの艦長・深町洋(玉木宏)に緊急出動を命じる。
米軍大艦隊の包囲網が迫る中、海江田と部下たちはある覚悟を持ち、決して慌てることなく米艦隊に立ち向かって行くのだった。
【感想】
これもなかなか面白かったなあ。
本作は何と言っても大沢たかおの存在感だ。大ヒットシリーズとなった“キングダム”でも1作目に遠目に映った瞬間「おお、大将軍だ」と思ったが、そこに立って居るだけで、その存在がモノを言う役者はそうそう居ない。
今日本一の名優は間違いなく役所広司だと思うけれども、役所は演技しての役所だが、大沢は立ってるだけで絵になる。 こういう役者居たかな?と思い返してみたが、高倉健くらいか。 とにかく巨大な相手に全く動じることのない肝の据わった海江田という男をウソっぽくなく演じられる大沢あっての作品だった。
ストーリー展開的には、海江田が何を考えているか明かされないまま、米艦隊とヒリヒリする緊迫感のある対峙が続く面白さ。
でもって、「さあ最後の種明かしは?」
というところ終わってしまう。
「うーん、これは『海江田の言いたかったことを自分で考えなさい』ってパターンか? それとも続編有り?」
とちょっとモヤモヤする。
気になったので「原作の結末はどうなってんだ?」とググったら、やっぱり原作はこんなところでは終わっていなかった。
本作はソコソコのヒットにはなっているから、続編作ってくれるのかな?
また観るから作って下さい!
世界情勢があの時と違うけど、今だからこそ出来る映像技術での実写化ならアリかと。
1988年から「週刊モーニング」にて連載された、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」が実写化されると聞いて楽しみにしていたのを鑑賞しました。
で、感想はと言うと…うん。普通に面白い。
作品の質と大沢たかおさんが出演している点で、ある程度の安心マークはありましたし、監督が「ハケンアニメ!」の吉野耕平さんと言うのも期待が高かったけど、確りと期待値をクリアしてます。
あの長期連載かつ単行本32巻の作品をどうまとめるかが気になってたけど、原作での約3~4巻を中心としたお話で、全体的には序章と言った感じ(そりゃそうかw)で正直良くまとめたなあ~と。
ただ今後原作に沿った形で進めるとパート8ぐらいまでなってしまうので、ここからが非常に長いのでどういう風にまとめるかが気になるところ。
全体的にはビシッと芯が通った感じで横道に逸れることなく、緊張感を保ちつつ進んでいるので約2時間がアッと言う間と言えばアッと言う間だけど、原作を知らないと何処まで付いていけるかな?と言う感じ。
特に海江田役の大沢たかおさんが主役であるが、この時点では深町役の玉木宏さんの方が主役感が強いのである程度原作未読だとちょっとしんどいかも。
役者陣は流石の一言。特に海江田役の大沢たかおさんはドハマリ。個人的には南波役のユースケ・サンタマリアさんと海原渉役の江口洋介さんがいい感じ♪
主題歌がADOが担当しているのはちょっと話題に乗っかった感はあっても、楽曲提供をB'zが担当しているので穴がない。と言うよりか聴くと良い曲なんですよね。
今更ながらにADOのポテンシャルの高さを感じます。
惜しむらくは全体的に緊張感漂うストーリーなのでメリハリが薄いのと深海での潜水艦での戦闘シーンはやはり薄暗いので分かり難いところがあるのと、それぞれの潜水艦の違いは潜水艦マニアで無いと違いが分かんないかなw
それでもシーバット=やまとが最新鋭の原潜でそれを操る海江田の凄さが伝わり、最新鋭・最強の原潜と言うのが伝わってくる。
原作の漫画は当時、オンタイムで読んでいたのである程度は知っているし、一応ラストのオチも知っている。
当時とは世界情勢も多分に違うし、それなりにネタバレがしていても、あの原作をどうまとめてどう現代的に解釈し、アレンジするかが見もの。
今から約35年前の作品の映画化は正直“今更?”感は強い。当時なら映像化不可能であったと思うけど、10年前ならまだしも今この作品やる意義が正直薄く感じる。
でも今だからこそ、隙間の無い作りが出来るとするならば正解かと。
今作は良かったし、この後からが原作でも白熱するので次回作も鑑賞予定。
でも、原作未読の方は軽~くでも予習しておいた方がよいかと思いますが、オチは知らない方がなんとなく楽しめますw
漫画が余りにも面白いから・・・
戦闘駆け引きはよく表現されていたと思います。漫画は細かく描かれているからトリッキー感がもっと際立ちました。これは実写では描けないという事なんでしょうね~
全405件中、141~160件目を表示