ヒットマン・ロイヤーのレビュー・感想・評価
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Spada
フラッと仕事終わりに鑑賞。短い映画はこういうところがあるので非常に助かります。
表の顔は弁護士、裏の顔は人斬りの血を受け継ぐものとあらすじであらかた物語の説明はしてくれてますし、基本その通りです。大きなインパクトは無いですし、物語に特別深みは無かったですし、弁護士関係の内容もそこまで重視されてないんだろなーとは思いましたが、嫌いでは無い作品でした。
アクションは少なかったですが、そこそこ良かったですし、役者陣もベストな配役だったと思います。この緩さが割と好みだったので、退屈する事なく観れました。
オチはなんだか急に終わって、これでいいの?って感じの終わり方だったのは残念でしたが、なんか丸く収まって彼らの新しい道が切り開かれたのは良かったです。和気あいあいした現場は微笑ましかったです。
全体的な安っぽさは否めませんし、完結すべきところで完結してない物語には少しだけ不満がありますが、こういう作品に出会えたのもまた何かのご縁なんだろうなと嬉しく思います。2.5次元俳優の方々の出られる作品もまた面白いですね。
鑑賞日 4/30
鑑賞時間 20:35〜22:00
座席 C-6
久しぶりにこんな映画みた
どことなく懐かしさを感じる映画でした。内容は突っ込みどころ満載で、どうしてそうなったの?という幾つもの思いは横に置いといて物語が進みます。でも不思議と何度も見たくなるような魅力があって、ハマるひとにはハマる映画です。続編がありそうなのでその時はもう少し主人公の内面も掘り下げてほしいと思いました。
『あれ?映画館でVシネやってた』みたいな B級感がたまらない 主人...
『あれ?映画館でVシネやってた』みたいな
B級感がたまらない
主人公はもう少しルックスの良い人がやって欲しかったと最初は感じたけど、
最後の方にはそれなりに見えてきた、この不思議
3に近い3.5だけど、次回作も見ます
だって、
こんな弁護士いても良いと思うから
「稚拙過ぎる」
負け知らずの弁護士の裏の顔と、出自に纏わるトラブルの話。
敏腕という感じはないけれど、とある理由により負け知らずの弁護士である主人公が裁判で負けると共に、弱小ヤクザの組長である父親が半グレに刺されて巻き起こるストーリー。
裁判に強いのは力技だし、実はヤクザの隠し子だったり、実は殺し屋の血だったり、まあ随分詰め込んだ設定ですことw
自分で刺したこと言っちゃう半グレ然り、目には目をの意味を履き違えたアッフォな輩然り、ドラマの安っぽさ全開だし、あれ?権藤組強くなってない?えっ?君も戦えるの?からの、お前も剣術出来るのかよ!なツッコミどころのオンパレード。
ラストもそれで懲りるわけないだろう!なツッコミどころに加えて、黒幕はどうした?な超中途半端な終わり方。
いやーテキトー過ぎる。
だから、法律職(隣接職)を扱う映画はもうちょっと正確に描いてほしいです…。
今年131本目(合計782本目/今月(2023年4月度)26本目)。
まだお1人しか書かれていないし、ストーリーの関係上ネタバレ要素が異様なまでに多いので、ネタバレはできるだけ避けて通るようにします。
普段は超有能な弁護士、ちょっと外れると人を斬ったり…という主人公がテーマのアクション映画です。タイトルだけではわかりませんが、映画の最後に続編がありそうな描写があるので、遅かれ早かれ続編のお話は出てくるのでしょうね…。
個人的には、「ベイビーわるきゅーれ」(ノーマル版)に出ていた「秋谷百音」さんのファンだったので、その枠で見に行きました。その点は概ね満足しているのですが、タイトル通り「ロイヤー」(弁護士)と名乗る以上、「最低限の」調査はしてほしかった…という部分があります。
訴訟法を学習するのは行政書士試験以上の3つ(ほか、司法書士、弁護士(予備含む))だけになりますが、行政書士試験の資格落ちにここまで突っ込まれるというのも珍しいというか、「最低限の調査はして、展開を優先した」というより「何も調べていない」のではないか…(換言すれば手抜きではなく、アクション部分に寄せたために結果的にそうなった)というように思えます(この点、法律職(隣接職)を適当に扱う作者の利益が何もないため)。
ただ個人的には何であろうが資格持ちである以上、一応にも法律枠ネタであればその観点でみますので、そうすると「なんでそうなるの…」という部分はかなり多いです。
法律ワードこそあまり飛んでこないのですが、民事刑事ともに描写(裁判所の部分)はかなり多く、そこをちゃんと読んでいると、???な展開はかなり続きます。映画の趣旨上リーガルチェックを「正確に」受けてほしいとは思えませんが(逆にこの趣旨の映画でそれを引き受けて下さる方がいるとはちょと思えない)、あまりにも変なのもどうか…という部分です。
対比すると「シャイロックの子供たち」は「描写は極めて正しいものの、抵当権抹消登記といったきわめて特殊な語句を出して理解を困難にさせる」(不登法の話なので、司法書士を持っているか勉強をしているかしかわからないし、最低限民法の知識がないとわからない)映画の対極で、「本当に何がなんだか…」という状況で、これもこれでなぁ…という部分はあります。
ただ、それを「極端に減点する」のもフェアではないし(上述通り、本映画の趣旨上、法律的な観点での監修を断られた、というようにも思える)、どうにも採点の難しい映画です。
採点は下記の通り、4.2を4.0まで落としていますが、それでも激甘採点で、下手すると3.5評価になりそうですが、3.5評価は過去に「樹海村」「DAUナターシャ」程度しか見当たらず、それと同レベルか…というとそれも認められないということによります(結局、ここのサイトが0.5単位でしか評価できない、という部分によると思います)。
(減点0.4/民事訴訟の進み方(攻撃防御の方法について))
・ この部分が恐ろしく適当に描写されているので、特に民事訴訟においては攻撃防御(被告から原告への質問、逆にそれに対する原告への回答の一連のやり取りのこと。被告と原告が入れ替わった場合も同じ。詳しくは民事訴訟法参照のこと)が変なため、まともな裁判が進んでおらず、民訴法が定める裁判の進行のルールに反しているように思われます。
(減点0.4/訴額とそれに必要な費用について、相場の理解が不足している)
・ 民事裁判においては、この映画でいうような金額であろうが、50億円であろうが1000億円であろうがそれを求める訴訟を起こすことができますが、濫訴を防ぐため、求める金額に応じて「申し立て手数料」というのがかかります。
そしてこの映画でそれを求めると、少なくとも1000万円以上になります(映画内ではわかりませんが、一部認容で「この金額」だとしてもっと多くの金額を求めていると、この金額を超えます)。
※ 具体的な金額については映画内で描写がありますが、ネタバレ回避。
1000万円というような金額を一時的にねん出できるというのも相当な状況であり(到底個人では無理でしかない。まさか、ロト6か何か当たった方の裁判訴訟が趣味な人?)、この部分は明確に「民訴法が定める申し立て費用を考えると明確に現実的に妥当ではない」点は言えます(給料の未払いうんぬんでは、100万円などとしてもそんな金額にはなりません)。
※ かつ、「この金額」で求めていてその支払いを命じられると、弁護士はいわゆる報酬を請求できますが(認められた金額の何%と、ある程度差はありますが、決まっています)、確定申告どころの騒ぎではないように思えます(確定申告以前に、そんな大金をどうやって管理するのかという現実的な問題が起きてしまいます(銀行だって困ります))。
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…というか…。
弁護士もの(あるいは法律隣接職(司法書士、行政書士))を扱う映画で「ある程度描写が妥当ではない」点があるのは仕方がないとは思うのですが(この点がむしろ厳密というほうが「ある意味で怖い」)、ここまで無茶苦茶で行政書士の資格持ちにここまで突っ込まれるというのは…。まぁお察しというか、どうしたらこうなるのか…というため息しか出ないです。
ただ、「大怪獣~」や「それがいる森」のように「積極的悪害に基づいて支離滅裂」というほどには認められないので、過去の採点基準から4.0をギリギリつけただけで、「法律系資格の持ち主の一人としては」激怒度は極めて高いです。
市川雷蔵の再来か?シリーズ次回が楽しみだ。
表の顔は無敗の弁護士、裏の顔は伝説の殺し屋の血を引く人斬りという2つの顔を持つ男を主人公に描くアクションエンタテインメント。
「テニスの王子様」や「刀剣乱舞」などの2.5次元ミュージカルで活躍する荒木宏文が主演を務めた。
なかなか面白い筋立てだ。
これは現代の仕置人ではないか?
と、思ったら、
ヤクザ弁護士の誕生の幕開け宣言であった。
どうもシリーズになるようだが、
それにはもう少し法律知識を散りばめて高尚さを高めて、
ヤクザな不条理な解決をせざる得ないもどかしさがあればもっと楽しめたかな…
それにしても、
以蔵の子孫にしては殺陣が不味いが、
空虚な眼差しは、
市川雷蔵の狂四郎を思わせる主役の荒木宏文であった。
流石に鑑賞客は、俺良以外は全員女性であった。
弁護士の神道楷は裁判では連戦連勝の負け知らずで、所属する弁護士事務所内でも不動のエースだった。
しかし、幕末の伝説の殺し屋「人斬り以蔵」こと岡田以蔵の血を引く楷には、法の抜け穴を利用して悪事を働く者たちに直接裁きを下す「人斬り」という裏の顔があった。
また、彼は老舗のヤクザ・権藤組の4代目組長・権藤平八朗の隠し子であり、その出自を隠して生きてきたが、権藤が新興組織に襲われたことをきっかけに、若頭の鬼頭が楷に接触してくる。
そしてある日、入念に準備して挑んだある裁判で、楷は予想外の敗北を喫してしまう。
^_^
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