劇場公開日 2023年4月21日

「市川雷蔵の再来か?シリーズ次回が楽しみだ。」ヒットマン・ロイヤー カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5市川雷蔵の再来か?シリーズ次回が楽しみだ。

2023年4月21日
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鑑賞方法:映画館

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表の顔は無敗の弁護士、裏の顔は伝説の殺し屋の血を引く人斬りという2つの顔を持つ男を主人公に描くアクションエンタテインメント。

「テニスの王子様」や「刀剣乱舞」などの2.5次元ミュージカルで活躍する荒木宏文が主演を務めた。

なかなか面白い筋立てだ。
これは現代の仕置人ではないか?

と、思ったら、
ヤクザ弁護士の誕生の幕開け宣言であった。

どうもシリーズになるようだが、
それにはもう少し法律知識を散りばめて高尚さを高めて、
ヤクザな不条理な解決をせざる得ないもどかしさがあればもっと楽しめたかな…

それにしても、
以蔵の子孫にしては殺陣が不味いが、

空虚な眼差しは、
市川雷蔵の狂四郎を思わせる主役の荒木宏文であった。

流石に鑑賞客は、俺良以外は全員女性であった。

弁護士の神道楷は裁判では連戦連勝の負け知らずで、所属する弁護士事務所内でも不動のエースだった。

しかし、幕末の伝説の殺し屋「人斬り以蔵」こと岡田以蔵の血を引く楷には、法の抜け穴を利用して悪事を働く者たちに直接裁きを下す「人斬り」という裏の顔があった。

また、彼は老舗のヤクザ・権藤組の4代目組長・権藤平八朗の隠し子であり、その出自を隠して生きてきたが、権藤が新興組織に襲われたことをきっかけに、若頭の鬼頭が楷に接触してくる。
そしてある日、入念に準備して挑んだある裁判で、楷は予想外の敗北を喫してしまう。

^_^

カール@山口三