劇場公開日 2024年4月5日

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パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価

全224件中、61~80件目を表示

4.5あと一歩踏み出せたら変わってそう

2024年4月23日
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鑑賞方法:映画館

誰も悪くないし、全員の気持ちが分かるから誰の味方にも敵にもなれなかった。流れてる音楽がいい。

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ふぬ

3.5エターナル・サンシャイン

2024年4月23日
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知的

幸せ

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ねもちゃん

4.0最後の涙の意味

2024年4月23日
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やきすこぶ

3.5寝言は母国語

2024年4月23日
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幸せ

アカデミー賞最有力!という予告やポスターの謳い文句の割に授賞ではほぼスルーされたっぽい本作だが、絞り込んだ登場人物に淡々とした展開、落ち着いたカメラワーク、ロングの構図で見せてくれるNYの景色など、観ていて疲れない好感のもてる作品だった。

初恋の人と大人になって再会するという少女漫画っぽい話ながら、いい歳して12歳の思いを引きずり続ける男ヘソンに対して、女のナヨンは演じるグレタ・リーの目力が表すとおり、窮屈な祖国を離れノラとなって自立し、とっくに先へ、別の場所へと行っちゃってるというのが、A24らしい今どき感だった。とはいえ、24年ぶりの再会でのぎこちなさやラストどーなっちゃうの?の長回しでのドキドキも楽しめた。

袖摺り合うも他生の縁をネタにしているので、日本語サブタイトルをそのまま「パストライブス/前世」としたらどうかと思ったが、かなりエル・カンターレっぽいな…。

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ジョンスペ

4.5初恋は辛く美しく、失恋もまた辛く美しい

2024年4月23日
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泣ける

悲しい

幸せ

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パングロス

4.0味わい深い

2024年4月22日
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私は個人的に恋愛映画はあまり観ないのだが(特に邦画)、今作は良かった。観終わった後の「パストライブス」というタイトルが沁みる、切ない映画。
邦画のように泣かせに来る(私の偏見です)のではなく、落ち着いたしっとりとした、大人の恋愛もの。結ばれないのって、現実はそうだよね。すごく、劇的なことはせずに、自制心を持って…
映像も美しい。そして、韓国のイニョンという死生観が、前面に出てて、来世で会おう、は切ない。

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mz

5.0再会したい人いる?

2024年4月22日
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たもつ

4.0最後が素晴らしい。

2024年4月21日
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ラスト辺りまで「どっかで観たような話やな〜」、「すごい韓国映画沢山あるのになんでこれが評価高いのかしら?」と思いながら観てましたが、ラストスパート入った辺りで、それまでにばらまいた台詞がきれいに回収されていく様と落ちの凄さにやられました。
主人公の気が強くて感情移入が難しかったけど、それもラストに繋がってるから一気にひっくり返りました。
脚本が素晴らしい。

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胃袋

4.0これぞ映画の時間

2024年4月21日
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物語ははいたって平凡で初恋の相手と会う話。
しかし、侮ってはいけない、映画ならではのカット割り、カメラワークとこれでもかと静かな時間の流れで綴られる。
映画をサブスクは2倍速などで観る習慣がある中で、そんなに鑑賞方法を馬鹿にするような作品。
映画的な間がある作品で、テレビドラマのせわしない飽きさせないようにカットを割る悪習を馬鹿にしているような作品。
映画的な間が素晴らしいから物語、登場人物も輝いて素敵に見える。

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ルイ

5.0「One more time, One more chance」流れちゃうんじゃないかと思った

2024年4月21日
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人生にはそう言えばあの時のあの人どうしてるんだろ…なんて思ってしまう人や時があるよなぁって気持ちをもっと煮詰めたら、切なさと、やるせなさが残ったような作品。
どことなく「秒速3センチメートル」を思い出すような切ないというか、情けないというか、秒速と違うのは実際再開出来ちゃう点かな。
でも会えちゃったぶんなんかよりどうにもならない現実突きつけられ感が強い気もする。
反面、ケジメ?はつきやすいのかな?
そういう意味では少しスッキリ感もある作品だだか気もする。

とりあえずラストあたりは山崎まさよしの「One more time, One more chance」流れちゃうんじゃないかと思ったね。

あまり興味ない作品かも…と思ってスルーの予定だったけど、見てみたらなんだかとても見やすいし、見終わった後の気持ち的にも見てよかったなって思えた作品。

2人の対比の構図や過去と現在の自分たちの比較など、そのあたりの表現はとてもわかりやすく、見易く作られてるのも印象的。

見終わった後の感情的にはどうしても秒速と比較してしまうのだけど、どちらももしかしたら男女で感想ってだいぶ違うかな??
どうなんだろ?
そういう意味ではいろんなレビューの読み甲斐がある作品だと思う。

また秒速違いとして、実際に再開する点と、初恋の夫とも対面するというところも大きな違いかなと…

そしてその夫であるアーサーの気持ちもなかなかやりきれないというか、そわそわするだろうよ。
それでもグッと飲み込んでくれているのが懐の深さかなと。
でも人によっては不安ならグッと堪えずはっきり言ったほうが良い!!とも思うかも?
異国の言葉で妻が話す寝言が気になったり、なんだか可愛らしさあるけど、
バーで知らない言葉で初恋の相手同士が話してるのどこまで聞き取れてたのかわからないかと、嫌だろうなぁ…
っていうかヘソンの話してる内容的に、アーサーが聞き取れてないの前提のようななかなかの話してないか??
ヘソンの「もし〜だったら〜」な話、考えてしまう気持ちはわかるけど、あの場でそんな話なんか良くないなぁって感じてしまった。
それ言葉にしてしまうんだなぁと…

なにをどうしたってもう動かない事もあって、それが人生だなぁ。

何にしてもどんな出会いも「イニョン(縁)」何だよなぁ。
前世で〜の件の話好きだなぁ。

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ごはん

4.5映画を観る喜びに浸れる良作。脚本、役者たちの演技、会話の間が素晴らしい。映像、音楽もいい。

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

様々な映画賞を席巻するような傑作ではないかもしれない。
けれど、人生40年、50年と生き、誠実な恋愛を経験したことのある多くの人にとって、長く記憶に残る良作、名作だと思う。

シナリオ、役者の演技、映像、音楽…、全てがハイレベルで、かつバランスがいい。奇をてらったような演出は一切なく、隅々まで実に丁寧に作られている。
登場人物たちの行動、セリフは、時に大胆だったり、時にもどかしかったりするけれども、決して過剰にならず、また何かが欠けている印象もない。夫々の情熱を感じさせながら、抑制の効いた、大人の節度に満ちている。

ストーリー展開にも特別劇的なものはなく、観客の心を激しく揺さぶるセンセーショナルな場面があるわけでもないけれど、それだけに物語はとてもリアルで、説得力があり、ごく自然に感情移入を誘って観るものを裏切らず、ゆっくりと、一緒に、ラストシーンへと向かう。そして、深い余韻の残るエンドロールへ。

運命とは小さな選択と偶然の積み重ねであり、それは時に意志や情熱ではコントロールできないこと、そしてその不確かさがもたらす悲しみ、喜び、葛藤、後悔…、そうした諸々を受け入れる勇気と覚悟を持ってこそ、人生は良きものになると教えてくれる。

ああ…、いい映画を観たなぁ

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yurimaripapa

4.0ヘソンの純情とノラの上昇思考・・

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

*初恋は永遠の想い出、12才の淡い初恋に突然の別れが!24年後、やっとやっとニューヨークで出会えた!ノラは何度も強くヘソンをバグする!戸惑いながらもヘソンは喜びをかみしめる!なんと言う長い年月だったのだろう!でも二人の決定的な違いは、ヘソンには現在進行形の恋、ノラが幸せでなかったら、連れて逃げよう位思っていたかもしれない。でもノラは上昇思考が強く、最良のパートナーもいた。ノラの中ではすでに思い出に変わっていた。  *観光地を巡りながら、たくさん話して理解して、現実を見て、美しい景色がまるでソールライターの写真のように懐かしく美しく、二人が溶けていく。 *ヘソンはきっと初恋を想い出に変えて前を向いて歩いて行けるだろうと思う。幸せになってほしい!!

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ムーミン

4.5黄昏色のスクリーンが写す優しい時間

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他

泣ける

全編通してせつない思いでいっぱいだった。今は、意志を持って探せば遠く離れた相手でも、繋がる事が出来る。あらすじは複雑ではないが、24年の月日によって変わった事と、変わらないもの、それを複雑な感情を持って見つめ合う二人が、穏やかに映し出されている。カメラは終始二人から少し離れたところから二人を捉えている。そのアングルが絶妙に良くて、空気感を丁寧に映し出している。想いや感情は理解出来ても、歩んでいる道を、変えることは出来ない刹那さ。ラストシーン、道の反対側でその様子を目撃しているような気分になる、素晴らしいショットだった。こういう作品はなかなかない。

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まっちゃまる

3.0シビれるリアリティは自分物語

2024年4月18日
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終始感じるじれったさは、監督自身の体験に基づくものだったんですね。そして、何とも言えないリアリティも、自身の体験があってこそだったんですね。
鑑賞後、いろいろな記事やイントロダクションなどを読んで納得、でした。

(気持ち的に)直球を投げたり受けたりできなかった二人が12年後にニューヨークで再会した時の「あぁ」とか「はぁ」とか、いきなりのハグ…の後は会話したいけど言葉が見つからない感じとか、「なんか上手いなぁ」と感心しながら見ていました。これも自分物語だからなんだと思いました。
それにしても、アーサーは「いい人」過ぎ…あんな心の広い人、いるかなぁ。

あと、個人的には、ヘソンを演じていた俳優さんが、数年前に見たロシア映画『LETO』で印象的なアジア系のバンドメンバーを演じた人だったという事実に驚愕でした。
全くの別人ぶり、こういう七変化ができる役者さんだったのだと、かなり後で知り、びっくりしました。

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mayuoct14

3.5あくまで静かな、大人のラブストーリー

2024年4月18日
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鑑賞方法:映画館

韓国人の幼なじみの男女が、24年の時を経てニューヨークで再会するという、ただそれだけの物語り。劇的な展開も感情的な爆発もなく、互いの思いを胸に秘めつつ時を過ごす、静かな大人のラブストーリーだ。
ふたりの微妙な動き、見つめあう表情などが丁寧に描かれ、さらに、底流として流れる縁(えにし)という東洋的思想にも、心を動かされた。
男の恋愛感情は過去を引きずるが、女のそれは将来に向かって断ち切る、という違いも描かれている。

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ファランドル

3.0前前前生

2024年4月18日
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前世という概念が日本や韓国にしか無いというのは初めて知った。映画自体は可もなく不可もなくという感じであった。韓国人女性の夫が健気。

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hanataro2

4.5主人公には共感出来ませんでしたが、出演していた男性陣には強く共感しました。

2024年4月17日
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笑える

悲しい

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オニオンスープ

3.0決して交わることのない平行線の関係

2024年4月17日
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知的

「上昇志向強めの両親の元で育った少女ノラ」と「安寧と安定した生活の継続を望む家庭で育った少年ヘソン」の大人になってからの話。
子供の頃は「好き」だったのだろうけど、いろいろと社会経験を経た上では一概に「好き」と括ることはできない。幼馴染のままで進展はないな。
アーサーが感情的にならず、自分以外の人の声に耳を傾けることができた人でよかったな。

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ちゃ坊主

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年4月17日
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りゃんひさ

5.0忘れられない人がいる、あなたへ

2024年4月17日
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こんな人におすすめ。
①忘れられない人がいる
②その人をSNSで探したことがある
③もし会えるなら、国境を越えてでも、会いたい

「24年前に離れ離れとなった幼馴染」二人の話。
12歳、24歳、36歳。
それぞれの年齢での、二人の関係。
SNS時代を反映して、案外あっさり繋がることはできたけど。
今までの心の隙間を埋めれるのかどうか。

ラブストーリーなんだけど、ちょっと現実的というか。
そう、ラブシーンがないんだよね。
だけどなんだか、じーんな余韻を残す、私的にハマった、良作でした。

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ゆき@おうちの中の人