劇場公開日 2024年4月5日

パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価

全200件中、21~40件目を表示

2.0グレタリーは合ってない

2024年4月29日
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寝られる

この映画は「本来なら白人女優が演る位置の役をアジア人が演った」事が全てだと思う。
グレタリーは大好きな女優だけど、この演出下で求められている芝居は私から見たらだが全く出来ていなかった気がします。
どうしたってすれ違う人というのは誰しもいますが、何となくしっくりきませんでした。

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bluered19

3.5縁の有無が人生の別れめなのか!?

2024年4月28日
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鑑賞方法:映画館

12歳、24歳、36歳、と、それぞれの年齢時におけるノラとヘソンの恋愛ストーリーで、
私は最初から引き込まれて最後まで観ることができました。

冒頭のBARのシーンで、「あの3人ってどういう関係だろうね?」というBARの客と思しき人物のセリフから
導入になるのは、そうきたか〜と思いました。
そのセリフ、ごもっともという感じです。

12歳、実に初々しい二人が微笑ましく、ノラのご両親の都合によりカナダへ移住することになり
突然の別れがなんとも切ないです。
それが下校途中の家路の分かれ目と重ねて見せているところに、グッときました。
野心的な監督だなと思いましたね。

24歳、facebookで好きだった子を探すというのは、共感できるというか、実際に私もやったことがありますし、
facebookのおかげで小中高の友達とまた繋がることができた経験があるので、余計に気持ちがわかります。
ただ、Web上の会話だけでは長続きしないですし、お互い「こっちに会いにきてくんないかな〜」とだけ思っていて
そう発言もしているのだけれど、そう容易くはないわけです。
この時会っていたら、この後のストーリーは成り立たなかったでしょうね(笑)
でも、最初のWebでの会話は本当に楽しそうで、お互いキュンキュンしていたこと間違いないですね。

36歳、もうお互いいい大人です。ノラはアーサーと結婚しているのですが、どうも「グリーンカード」が決定的な
判断軸だったということもわかり、少なくともノラは本当の愛情での結婚ではなかったのでは!?と勘ぐりました。
36歳での再会は、ノラはアメリカナイズされていて積極的にハグしてきて、ヘソンはおっかなびっくりで戸惑うところが面白いです。
で、いろいろデートしてラスト近くのBARのシーン(これが冒頭とつながっています)、アーサーをガン無視しての二人の会話。
アーサーはアーサーでそれはそれで理解はしていたのでしょうね。
私自身、恋愛ではなくともこういう扱いを受けることが過去にあったので、アーサーの気持ちはよくわかります。
相当、自分の中で葛藤があったことでしょう。

そして、タクシー乗り場でのシーン。今度は積極的にハグするヘソン。ノラからはできないですよね。そりゃそうだろうと思います。
ラストシーンのノラの号泣は、今までの想いが溢れ出て止められなかったのでしょう。
そのノラを優しく抱きしめるアーサーが、今作No.1の良い人だと思いました。アーサー、すごい!えらい!!
ノラもヘソンのことが好きで好きでたまらなかったのですね。そして自分が24歳で判断したことも思い出していたのだろうと思います。

この二人は来世で縁があるか?
それは鑑賞客に委ねられたと思いました。

※愚痴です。本日、宮崎キネマ館で鑑賞しましたが、マナーが悪い観客が多かったのが至極残念でした。
上映中のスマホ。ただでさえ狭い館なので超目立ちます。
エンドロールに入った途端、おしゃべりを始める中高年と思しき女性客。
せっかく良い作品なのに、環境がよろしくありませんでした。

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ひでちゃぴん

4.5Past Livesってそういう意味だったのね

2024年4月28日
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泣ける

幸せ

これは米国在住のアジア人ならみんな刺さるやつなのでは!
(アジア人じゃなくて他の地域からの移民でもそうかも)
脚本を書いたセリーヌ・ソン監督の実体験をもとにしたストーリーのようだけどとても普遍的な話に思えた。私は移民じゃないけど、何だかすごく感情移入してしまった。
幼なじみの2人の間の距離感や過ごし方がすごくリアル…
そして心の動きの繊細な描写がすごい。ノラとヘソンだけじゃなくて、アーサーの複雑な心情を深く描いていたのが印象的だった。時間の流れやリアルな会話や距離感はすごく「恋人たちの距離」に通じるものがあり、あのシリーズが大好きな私にはすごく好みだった。美しいニューヨークの風景と、洗練された音楽にもうっとり。

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らべ

3.5残酷な運命

2024年4月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幼馴染で初恋の相手同志の二人、24年ぶりの再会!ハッピーエンド!!
…とはならずに、非常に現実的でシビアな展開になります。

ナヨンの上昇志向や過ぎ去った時間がヘソンにのしかかります。
男性目線で見るとナヨン酷いことするなーと思うけど、女性側からすると仕方ない!ってなるのかな。まぁヘソンもやってることが中途半端だけどね…

映像が綺麗で間を大事にしている映画なので、普通に鑑賞するには観やすいと思う。
男性はメンタルにダメージ食らうかも。

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ひとふで

3.5生まれてきたのも偶然だし

2024年4月27日
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萌える

変にロマンチックな作品ではなく現実的な作品だったのは、監督が女性であり自伝だということが大きそうですね。長く生きてきて思うのは、好きな人より夢を選んだ方が後悔がないかな?です。ノラはアメリカで夢を掴みましたが、夢が叶うかどうかも運と偶然に左右されます。

《今生では縁がなかった》という言葉は自分を諦めさせて納得させるにはいい言葉だと思いました。

私が生まれてきたのも偶然ですし、地球が誕生したのも偶然ですよね。そう思うと自分の思い通りにならないことは当たり前なのかな。

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ミカ

3.0とても

Kさん
2024年4月26日
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K

4.5初恋は、ちょっと苦い

2024年4月25日
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鑑賞方法:映画館

12歳の頃に離れ離れになった初恋の相手と24年ぶりに再会し、NYで数日間を一緒に過ごす。

自立してNYで仕事し結婚もしているノラと、韓国でそれなりに人生を重ねつつもノラを捜し続けていたヘソン。
大人になって久しぶりに会っても、やっぱりお互いは特別な人であることが言葉にしなくても伝わってくる。でも、確実に以前の2人ではなく、変化している。それもまた伝わるので、理想と現実の差も実感してしまう様が、絶妙な主演2人の演技で感じ取れます。

初恋の相手と再会し、お互い大人になったけど好意は感じる…そんな状況ならドラマチックな過ちをおかしてしまいそう。
だけど、本作はそんなことは起こらない。リアルであり、共感ができる。切なくて、だけど清々しい。ビターだけど、ロマンチック。
大人の男女の気持ちの揺れ動く様が伝わり、ラストシーンには涙が溢れそうになりました。

NYの素敵なロケーションも相まって、心に響く味わい深い作品。細かなところまで物凄く練り込まれた造りで、あっさり淡々と進んでいくのに、最後まで見入ってしまいました。

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まだまだぼのぼの

3.0もう少し切なくなりたかった

2024年4月24日
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悲しい

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えびどら

4.0センチメンタル

Nさん
2024年4月24日
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悲しい

なんとも言えない世界観映像音楽。
1人で静かに見に行きました。
ずっと好きだったんだなって。
兵役の時も、大学の時もなにか穴が空いたような日々を過ごしていたし、
やっと連絡できても後少し手を伸ばせないもどかしい気持ち。
20年後もこうしておけば、あーしておけばと思う気持ち。
アーサーの気持ちも切ない!
映画館でもう一度観たい。。

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N

3.5 旦那さんがエラいと思った。やさしい!  主人公の二人については、...

2024年4月24日
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 旦那さんがエラいと思った。やさしい!

 主人公の二人については、反ルッキズムな感じですかね。

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satsuん

4.0初恋の記憶は美しいままで……

2024年4月23日
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もしもあの時こうしていたら
会っていなかったら
あれを言っていれば……

誰もが一度はそう思って生きてきたことだろう。
人生は選択と偶然の積み重ね。

韓国とニューヨーク、初恋で幼馴染の男女の12年後、さらに12年後を舞台に、一筋縄ではいかない愛と“縁”の不思議が描かれている。

“12歳の私はヘソンのもとに置いてきた”

人生は常に変化し、人は成長していくもの。
ラストは切なかったけれど、このラストだからこそ味わい深い。

誰しも昔の思い出、とりわけ初恋の思い出は美化したがるもの。とくに男性の場合それが顕著に出るということを、本作を見て実感した。

さすがA24。
映像も美しく、カメラワークも目を見張るものがあった。

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あさ

4.5あと一歩踏み出せたら変わってそう

2024年4月23日
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誰も悪くないし、全員の気持ちが分かるから誰の味方にも敵にもなれなかった。流れてる音楽がいい。

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ふぬ

3.5エターナル・サンシャイン

2024年4月23日
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知的

幸せ

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ねもちゃん

4.0最後の涙の意味

2024年4月23日
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やきすこぶ

3.5寝言は母国語

2024年4月23日
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幸せ

アカデミー賞最有力!という予告やポスターの謳い文句の割に授賞ではほぼスルーされたっぽい本作だが、絞り込んだ登場人物に淡々とした展開、落ち着いたカメラワーク、ロングの構図で見せてくれるNYの景色など、観ていて疲れない好感のもてる作品だった。

初恋の人と大人になって再会するという少女漫画っぽい話ながら、いい歳して12歳の思いを引きずり続ける男ヘソンに対して、女のナヨンは演じるグレタ・リーの目力が表すとおり、窮屈な祖国を離れノラとなって自立し、とっくに先へ、別の場所へと行っちゃってるというのが、A24らしい今どき感だった。とはいえ、24年ぶりの再会でのぎこちなさやラストどーなっちゃうの?の長回しでのドキドキも楽しめた。

袖摺り合うも他生の縁をネタにしているので、日本語サブタイトルをそのまま「パストライブス/前世」としたらどうかと思ったが、かなりエル・カンターレっぽいな…。

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ジョンスペ

4.5初恋は辛く美しく、失恋もまた辛く美しい

2024年4月23日
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泣ける

悲しい

幸せ

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パングロス

4.0味わい深い

2024年4月22日
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私は個人的に恋愛映画はあまり観ないのだが(特に邦画)、今作は良かった。観終わった後の「パストライブス」というタイトルが沁みる、切ない映画。
邦画のように泣かせに来る(私の偏見です)のではなく、落ち着いたしっとりとした、大人の恋愛もの。結ばれないのって、現実はそうだよね。すごく、劇的なことはせずに、自制心を持って…
映像も美しい。そして、韓国のイニョンという死生観が、前面に出てて、来世で会おう、は切ない。

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mz

5.0再会したい人いる?

2024年4月22日
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たもつ

4.0最後が素晴らしい。

2024年4月21日
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ラスト辺りまで「どっかで観たような話やな〜」、「すごい韓国映画沢山あるのになんでこれが評価高いのかしら?」と思いながら観てましたが、ラストスパート入った辺りで、それまでにばらまいた台詞がきれいに回収されていく様と落ちの凄さにやられました。
主人公の気が強くて感情移入が難しかったけど、それもラストに繋がってるから一気にひっくり返りました。
脚本が素晴らしい。

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胃袋

4.0これぞ映画の時間

2024年4月21日
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鑑賞方法:映画館

物語ははいたって平凡で初恋の相手と会う話。
しかし、侮ってはいけない、映画ならではのカット割り、カメラワークとこれでもかと静かな時間の流れで綴られる。
映画をサブスクは2倍速などで観る習慣がある中で、そんなに鑑賞方法を馬鹿にするような作品。
映画的な間がある作品で、テレビドラマのせわしない飽きさせないようにカットを割る悪習を馬鹿にしているような作品。
映画的な間が素晴らしいから物語、登場人物も輝いて素敵に見える。

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ルイ