search #サーチ2のレビュー・感想・評価
全39件中、21~39件目を表示
一作目より、凄いかも?!
パソコンとスマホさえあれば、国境を越えた捜索も自宅に居ながらにして可能。現代の技術は凄い!!最初に流れるシーンが、伏線だった!!ノンフィクションって日本語では言うけどアメリカでは、アンフィクションって言うのかー。
Google と、Siri使いこなしているけど、刷り込み宣伝にもなるから、凄いね。(笑)
Search1も鑑賞済み。Search1は今までにない描き方が斬新...
Search1も鑑賞済み。Search1は今までにない描き方が斬新で、東洋系アメリカ人家族が出演していたのが良かったが、今回はヒスパニックの家族。内容は今回のほうがえぐかったように思う。アメリカ社会の闇の深さというか。使っているものはアップル系。PCもアップルの画面、電話はアイフォン、スマートウォッチもアップル。パスワードがあんなに簡単に破られてよいのかなあ。前半はちょっとごちゃごちゃしてて、ストーリーとPC画面を追っていくのが大変でした。★3.5
音響効果がくどい。
これってそもそもママがケヴィンに惚れ込まなきゃ成立しなかった話?なぜケヴィン死んじゃうの?そしてあの無駄な防犯カメラはなんぞ?そして相変わらずFBI無能すぎ。
遠い国にもサクサクアクセスしたり、話のテンポは良かったけどヒントが出るたびに音響で煽ったりするのがラストに向けて疲れてきた。
しかし息絶え絶えのときにもググる姿は哀れなり。
この映画見ない人、全員〇〇です
1作目見てないし、大して期待しないで見たら想像を5段階くらい超えてきてビビりました。
えっなんでこの映画が満点じゃないの?地方中核都市の中心部で見ましたが2~3人しか入ってませんでした。平日夕方とはいえ。。働き方改革と所得増を進めるべきです。これ見ない人は人生1%くらい損してます。
テーマは三葉虫の化石くらい陳腐ですが、構成力だけで神のようなエンタメになっています。
テネットみたいな神アイデアとかアバターみたいな神映像技術とかいりません。構成だけで勝負してます。金不足guyには福音となるケーススタディーです。
なんでこんなに面白いのか考えてみました。
たぶんITネタは本質ではありません。
人物評価が激しくどんでん返しするのと(「王様ランキング」のテク)、1つのイベントに3つも4つも意味がある(将棋のトップ棋士の指し手みたい。1手が守りになってて、攻めにもなってて、他の筋の攻めの補強にもなってて、陣形組みにもなってるという解説を見た時、『神技を見た』という思い・アハ体験が得られる)
・テックネタの披露がミスリードになっており、伏線にもなっており、どんでん返し(人物評価のどんでん返し)にもなっている
・何よりラストの謎解きが同時にどんでん返しであり、カタルシスでもあり、最終テーマでもあって、使い古されたテーマが新鮮に感じる。インセプションの作中のキリアン・マーフィーも最後はこんな感じだったのではないでしょうか。作中の人物の感覚ってこんなのかもと思ったのは初めてで大変新鮮でした。
謎解き後はぶっちゃけ消化試合ですが、ラストのテックのトリックについては面白かったです。ITエンジニアが軽視しがちなヒューマンインタフェースの重要性を啓蒙する例としてこの上ないです。伝統的なインタフェースが使えない人にとって選択肢は命の問題なのでした。
ただラストバトルについては、もうちょい絶望の時間を引き延ばしたほうが劇的になった気がするのと、あの人別に〇さなくてもいいんじゃないかなと思いました。これはかなりのメランコリーでエンタメ作品のハッピーエンド至上主義としては超いらないです。アメリカの社会的要因で〇ぬエンドになったんですかね?とはいえ全体として最高の評価は揺るぎません。
最初の動画編集のミスリード凄かったですね。編集したのは主人公で、カットされたのは父親が病に倒れるシーンだろうと思ったはずです。よく考えたらそこの映像流れてないのに、そういうシーンを見ていたかのように脳内で補完してしまっている!
冒頭でこのレベルのミスリードはマジやばいです。プロパガンダ研究者も真っ青のミスリードです。
最後全部流れた時に「あれ?こんな内容だったっけ?」と思ってしまいました。見てないのに!
まんまとやられました。
とてもよかった
スマホやパソコン画面だけで構成するのは無理があるのではないかと思っていたのだけど次第に引き込まれて気にならなくなる。お父さんがいい者なのか悪者なのか、お母さんが本当は悪人ではないのかと心をあっちこっちに揺さぶられる。主人公の友達の女の子がとても協力的なのだけど、自分の生活も大切にしている距離感がリアルだ。
コロンビア人のおじさんがあたたかい人柄で出るとうれしくなる。
しかし悪者だとしてもかわいい盛りの子どもと引き離されたらたまらない。
Apple信者推奨ムービー
面白かったですよ!ええ。
制作はAppleの回し者でしょう!
でも、いいんです!
わかる人にはわかる。
ちなみに「ツッコミどころは多めですので悪しからず的な映画」ですね。
いいんですよ。
ドキュメンタリーじゃないんだし。
なめらかなFaceTime通信からの、
オジサンに合わせるため仕方なくWhatsAppをインストール→ちょいとカクツク…なんて、
往年の「Mac vs PC」ADsを彷彿とさせるわな。
そういえばパパさんもWhatsApp
うーん世代ディスってる?
iPhoneじゃないとそうなるのかな?
日本だったらLINEビデオ通話とかになるのかなぁ
とか考えながら見てました。
若い子はFaceTime使ってんのかな?
オジサンにはわかりません!
とかなんとかよぎりつつ、、
日本語入力ではどうしても越えきれないアレ→検索ワードのタイピング速度と同期するようなテキパキストーリーは、火サスレベルのお気楽サスペンスミステリーのようで、私には楽しかったですよ。
ひとつ発見があったのは、
映画館での鑑賞→からの
再度予告編を自宅モニターで鑑賞
で、
Mac画面上のフォント表示のキレイさに雲泥の差があったこと。
えーと、ややこしいな…
iPadやPCモニターで見る本作の方が
「臨場感がある」ことに間違いないことを後から発見。
お持ちの方はMacBook上での鑑賞もぜひ。
でもでも、、、
映画ファンならぜひ映画館で観ましょうね!!
OS変わっちゃうと臨場感が薄れますよー
鑑賞はお早めに。。
面白い
話の当初から、母親が偽名を使っていたとマスコミに叩かれた所までは、ドキドキワクワクに展開の早さも相まって、面白かった。が、後半のDV夫から逃げていたこと、その父親が娘を取り返しに来る所からは何だかよくある話に収まった感じで尻すぼみでした。最後に少し引っ掛かりましたが。
謎試写で前に見たものを思い出しながら投稿。画面構成は前と変わらず、...
謎試写で前に見たものを思い出しながら投稿。画面構成は前と変わらず、前作とのつながりはない。面白くはあるのだが、超人的能力がないと流石にそんな都合よく分からないだろ、みたいなところを軽く越えてくる。気にならなければ楽しめるのかもだが
デジタル苦手な人は追いつかないかも
2018年公開の前作との関連性はほぼないため
1作目を観てなくても大丈夫、楽しめます。
最近は、老若男女関係なく巧みにPCや
スマホの操作ができるものですか?
移動履歴の検索、PWの復旧、翻訳、
HOTELフロントや現地警察との会話も見事に
翻訳機フル活用🤣
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前作ではPCが苦手なパパが必死に娘を探す
話でしたが、今度は娘が母親を探します🔎📰
PC操作で専門用語と言うか、日頃聞きなれないワードがたくさん出てきて、展開もかなり早いため
1.5倍速で観てるような錯覚を覚えます。
集中して頭をフル稼働させないと置いてかれちゃうほど。
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ありとあらゆるツールを駆使して、母親の足跡を
調べあげるそれには、ただただ圧倒されるし
現代社会の歪みも浮き彫りにしており、エンタメとしても警鐘も含まれていて最高でした。
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ちょっとデジタル不得手な方は、置いてけぼりをくらっちゃうかも🤔
面白かったよ!
前作の全くの続編ではなく、スイッツエーションが同じ。いやあ、どうなるんだ!何が真実なんやってドキドキしたよ。パソコンとスマホの画面中心は前作と同じ。
展開も早くエンタメとしては、楽しく観ました。
手慣れてきた
ベクマンベトフの「PCディスプレイ劇場」です。クオリティで高評価だったSearchのシリーズ2作目です。
正直、目新しさは無くなって来て「見慣れた」になってしまいましたが、同時に「手慣れた」と言う印象も強く。不自然さが無いんです。強引にPC画面上進行にするための不合理ってのも無い。すごくスッキリしてる。
サスペンスものとしての建付けもしっかりしてます。におわせ真犯人・真相の前振りと伏線、そのバレ方にも、もったいぶった感がありません。スピード感があって、サクサク進行。見る人を飽きさせない展開の速さ。今回は、遠隔から、魅力のあるキャラクターを協力者にします。
冷静になると、真犯人のやり方は回りくどくって、嘘っぽかったりするところもありますが。
Search1はストーリーが魅力的でした。今回は、サスペンス映画としてのクオリティと言う観点からは、ベルマンベトフ作品中で最高だったのではないでしょうか?
面白かった。
結構。
Trick Spurt
前作とは繋がりがありませんが、邦題では前作の続きのように見えます。これは前作も傑作だから見ておくれよ!という配給側からのメッセージなんでしょうか。
今作も前作と同じく、パソコン上で繰り広げられるサスペンスになっていますが、捜索範囲が格段に広がっているので、主人公にとっての難易度は激ムズになってます。
画面に取り憑かれているZ世代というモチーフを最大限に利用して、検索の速さやデバイスフル活用、電話にメッセージにパスワード解読と、アクションを見ているかのような目まぐるしい映像の変化を思う存分楽しむ事ができます。
母親が抱え込んでた過去、足跡がおかしすぎる母の恋人、亡くなったはずの父、デマが流れるネット社会、伏線が至る所に散りばめられていて、どこがどう繋がっていくのか、そういう視点でも楽しめる事ができます。
全員を疑ってかかってもいいくらいには怪しさ全開です。何度疑ってごめんと心で謝ったことか。
協力者がとても多いながら、どの人も無駄になっていないというのも凄いと思いました。友人から、FBIから、全く違う異国の人から、様々な手段を使いつつ、真理へと辿り着くまでの過程はある種のチームものとしても楽しめました。
オチだけはちょっとなぁ…と思いました。メタ的な見方としては納得したものもあるんですが、ここまで壮大なものをTV番組として消化するのはなぁと。折角なら現実での感動の再会に相成って欲しかったです。
画面上の世界だけでも、ここまで面白くできるアイデアと、映画にする力を持つ脚本に脱帽ものです。
Search→Missing→?どうなるんでしょう…。3作目もあってほしいと願うばかりです。
鑑賞日 4/14
鑑賞時間 12:40〜14:45
座席 D-9
二転三転は面白い。だが説明不足で無理がある。
善人そうに見えて、実は悪人ではと疑わせるものの、やっぱり善人なようでいて、どっこい悪人でした、という二転三転は面白い。Siriの使い方も、トリックとして上手い。
が、しかしながら終わって振り返ってみると、全体的に説明不足で、話に無理がある。
ここからネタバレ。
まず、証人保護プログラムの対象者が失踪したなら、まず最初に加害者である元夫を疑うはずなのに、なぜか放置されたまま。証人保護を支援した弁護士まで殺されたのに、元夫が捜査対象にあがらないのは流石に無理がある。
それに元夫は、どうやって元妻の潜伏先を見つけたのか?また、何故、わざわざ刑務所仲間と共謀して、わざわざ手の込んだハニートラップをしかけたのか?時間もかかるし、偶然に頼りすぎている。
さらに言えば、元夫はどうしてわざわざ手間とお金をかけて南米偽装旅行なんかを計画したのか?元妻を単に拉致するくらいならそんな手の込んだことは必要なかったろう。
仮に自分に疑いがかからないようにするためだとしても、だったら事故や強盗に見せかけて殺す方法もあったろう。なぜ、刑務所仲間に、わざわざ母親の代役を用意させ、プロポーズの芝居まで打ったのか?いったい誰が見ることを期待してそんなことをしたのか?しかも、刑務所仲間はコロンビアの警察に射殺されているではないか。
とにかく、振り返れば振り返るほど南米の偽装旅行記が無理ありすぎて、釈然としない終わり方になってしまっている。
元夫だって、元妻を拉致して以降も、わざわざ生かしておく理屈が見えない。母親が行方不明になって暫くしてから、娘の前に姿を現すつもりだったのだろうが、なおさら母親を殺さない理屈が見えない。
全般的にストーリーが説明不足で無理筋の話の展開になっていると感じる。
発想の勝利
前作に続き、主にPCの画面メインで、様々な端末の画面を通じて事件を追っていく作品。
何が素晴らしいって、話がよくできてる。
設定を活かしつつ、ドキドキする展開に、いくつかどんでん返し、とは言わないまでも、そうなるか、というのも。
その、真実に気づくところが、分かりやすくて、そう来るかー!という感じで良い。
話のテンポも良く、非常に見やすい。
まぁ話の展開上、都合が良すぎるとか、ネットセキュリティガバガバ過ぎるとかあるけど、そこはエンタメということでw
もう、コロンビアのおっちゃんが良い人すぎて好きw
時間があれば、前作も併せて見て欲しいな。
ストーリー的な接点は無いけど。
パソコン画面上でのみストーリーが展開するパターンはもういいかな。
前作同様パソコンの画面上だけで完結する物語。インターネットはあらゆる情報を知りうる便利なものだが、逆に知りえない情報もある。本作はそんなインターネットの利点を逆手に取った作品。
前作でも感じたけど、この内容で物語をパソコン画面上だけで見せることにさほど必要性はないような気がする。この手法自体がなにか観客を驚かせるどんでん返しとして使われるわけではないのだし。
例えば観客が主人公のパソコン画面を見ていると思ってたら、いつの間にか犯人のパソコンを見せられていて、観客が騙されるみたいな。そんなどんでん返しをやるんなら本作のような手法もありかとは思うけど。
またこういう作品は本シリーズが初めてではなくその前から存在するので新鮮味もないし。
ストーリーは今回も家族が行方不明となるものだが、中盤で行方不明の母親が偽名だったこと、過去のデーターも削除されてることから証人保護プログラムみたいなことだろうとは察しがつく。
そしてどんでん返しがあるわけだが、そっちだったか。これならベタではあるが過去の事件の証言をしてマフィアにねらわれたという方がまだ良かったかも。
せっかく誘拐事件まででっち上げてオチがこれでは正直スケールダウンは否めない。それに黒幕があれだとすると刑務所仲間を使って長期間にわたり元嫁にハニートラップを仕掛けるなんてそこまでするかな、ちょっと無理がある気がする。
とりあえず見てる間はそこそこ楽しめるけど見終わったら何も残らないかな。でも世界中のどこでも探偵みたいなのを雇えるのは面白い。探偵ではなくただの雑用係だけどね。
【”ある母娘の絆。”失踪した母を探す娘がパソコンで位置情報アプリ、便利屋サービス手配、監視カメラをチェックするスピード感と予想の遥か上を行くストーリー展開に魅入られた作品。体感1時間の作品でもある。】
ー 冒頭の2008年の幼きジューンと両親のシーンから、観る側はトラップに嵌っている。”優しそうな”父親ジェームズの突然の鼻血。そして、通院履歴。そして、現代、ジューンは母”グレイス・アレン”と二人暮らし。
観る側は”優しい父は病で死んでいる”と思いこまされるのである。
現在二人暮らしの、母娘関係は上手く行っていない。
過干渉な母だが、恋人ケヴィンとコロンビアに出掛ける・・。-
◆感想
・今作は、面白い映画の絶対条件である、脚本が秀逸である。
ー 画面がほぼジューンのパソコン操作で占められるが、全く飽きない。-
・ジューンのあらゆるアプリ、デジタルツールを使ってコロンビアに出掛けながらも戻って来ない母を探すパソコン操作の速さとスキルがトンでも無く凄い。
ー ケヴィンの偽りのサイトから彼の本性を暴く件など・・。-
・徐々に分かって来る真実。
ー ジューンは便利屋マッチングサイトでコロンビアのハビエルという男にホテルの監視カメラが上書きされる前にチェックして欲しいと依頼する。
そして母は、コロンビアには行っておらず、ケヴィンと同行した女性は別人という事が分かって来る。送られてくる写真には母の顔はハッキリとは映っていない。この辺りのジューンのデータ収集力と、推理能力が凄い。
同行したレイチェルの昼は女優、夜はバーテンダーという経歴から、送られて来た数々の写真(カクテル・・。)から、母ではないと確信して行く姿。
それにしても、コロンビアのハビが最終盤まで、ジューンに代わって現地捜査する姿には、”頑張れ!オジサン!”と思ってしまったぞ。ー
・そして、ケヴィンが予約した空港へのタクシードライバーの男と、ケヴィンとの繋がりが分かるシーン。
ー ケヴィンは、実は詐欺師で刑務所に入っていた。そして、そこで出会った男・・。-
・”優しい父親”は、死んだわけではなくDV&麻薬中毒男であり(で過剰摂取での鼻血。)聡明な母”グレイス・アレン”は、彼を暴力と麻薬販売の罪で獄に送り込んでいたのである。
ー ”友人ヘザー”は母娘を見守る商人保護プログラムの政府の人間だったのだが、何者かに殺される。この辺りで漸く全体像が見えてくるのである。
■”優しそうな”父親ジェームズが、タクシードライバーとしてケヴィンと企み空港へ行く途中で母”グレイス・アレン”を冒頭映し出された家に拉致監禁していた事が分かるシーン。
そして、父親はジューンが”真実”に近づきつつあることを知り、”友人ヘザー”を殺し、ジューンの家にやって来る。ドキドキ感が半端ないシーンである。
本性を表した父親ジェームズはジューンをも母と同じ且つて家族で住んでいた家に監禁する。
そこで、母がジューンに語った真実。母の名前はサラであり、父親から逃れるために名を変え証人保護プログラムに護られていた事。
・サラが時計から、コロンビアのハピに連絡を取るシーンもビックリである。そんな機能があるんだ!そして、やって来るSWAT。だが、更に一捻りあり一連の流れはドラマの一部と思わせつつ・・。
<いやあ、今作は面白かったなあ。脳内フル回転で鑑賞し、体感は一時間である。
脚本が素晴しく上手く、更にジューンが物凄いスピードで、パソコンで様々なITソフトを駆使して、真実に近づいていく姿。
ラスト、ジューンと”サラ”が仲良さそうに喋る姿や、ハビエルが仲違いしていた息子と笑顔で肩を組んでいるシーンを含めて、実に良くできた作品であります。>
演出も展開も期待以上
年相応に詰めが甘く、時々しくじるものの、様々なデジタルツールやサービスを駆使して問題を解決していく主人公は観ていて爽快感がある。
最終シーンを除くとほぼすべてのシーンが何らかのデジタル端末の画面を通してストーリーが進むという形式が取られていて、この演出が本作最大の特徴だとは思う。しかし演出の一本槍ではなく、謎を絶えさせず、終盤まで事件の全貌や黒幕を推察させないよう、緻密につくり込まれた作品だと感じた。
また、安易なSNS投稿やパスワードの使い回しにより個人情報や行動をここまで特定されてしまうのか、という危機感を覚える作品でもあった。
たぶん自分はサスペンスものが大好きです。
すごくいいですね。いかにも今風で。このテイストの映画は、過去には恐らくないでしょう(というか、SNSは過去にはないので当たり前なのですが)。
内容は純粋なるサスペンスものです。話そのものは、ほぼ家の中で淡々と進んでいきます(恐らく撮影にはあまり費用をかけていないと思います。2時間ドラマを作るぐらいの費用感かな?)。でも、音響・映像効果もよく、(自分的には)それとは段違いに良いと感じました。
途中、黒幕は世界的な陰謀組織か?と、ちょっとドキドキしながら見ていたら、実はDV男の個人的な恨み犯行とはちょいとビックリでした。
個人的な感想ですが、うまくやれば、予算のあまりないであろう和風映画でもこれぐらいならできないかなぁ? と思ってしまいました。
補足
自分は「主人公が 頑張って ピンチになりながらも努力して 最後に目的を達成する」体の作品が好きなので、この映画はかなり楽しめました。(サスペンスものは、みなそうかな?)
<主な基準(評価をぶれないようにするためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
面白くするために動機と手口の矛盾は忘れろ。
前作は娘が失踪し、ネットを駆使して追跡する父親という構図。今回は母が失踪した娘が追跡。まあ前作から5年。その画期的なコンセプトで評判高く、この5年で随分と類似作も登場した。ウィル・メリックとニック・ジョンソンの共同脚本監督コンビとしては、オリジナル作家として、そんなモノマネ映画を凌駕せねばならないプライドもあったろう。
ちと力瘤を入れすぎたか。犯行の目的がこれだけなら、なんで犯人はこんなに複雑な計画をたてたのか?という映画の根幹に関わるツッコミどころがえる。まあ答えは、そのほうがダイナミックで面白いから!ということだろう。追跡の緊迫が面白いから、追跡させる理由は甘くても気にするな、ということだな。
全39件中、21~39件目を表示