世界の終わりからのレビュー・感想・評価
全125件中、101~120件目を表示
世界のはじまり
今の世の中は
記録され晒され他人の不幸は蜜の味
自分が僕が俺が私がばかり
あなたが君がお前がという思いやりがない
世界の終わりから
主人公が見る夢で世界を救うことが出来るかもしれない
でも人間は身勝手で結局争いばかり
手を取り優しくしたりすることができない生き物
なんならこんなセカイいっそなくなってしまえば?
人間は強欲で力を得るとそれに酔いしれる
登場人物で説明不足なとこもあり
ある程度脳内で完結させなければならないことも多々
ナギと無限は同じ存在だったが
人間たちをみて絶望したのが無限
まだ期待をしていて救おうとしてるのがナギ
って感じでよかったのかな?
どちらも死ぬ事の無い高次元な存在
最後のハナがくだした決断
タケルへの愛
クライマックスは
少しデウス・エクス・マキナ的な感じだったけど
伝えたいことは今作のオチがどうこではない
この結末含め
劇中には現代社会の歪みを至る所にちりばめられているんですが人によっては胸に響いたり
直視できない場面も多いかもしれない
少しだけ誰かにやさしくしてあげよう
その行為自体は小さいものでも
みんながやれば世界のはじまりのきっかけになるのかもしれないから。
観たことのない世界
主人公のハナちゃんと一緒に訳の分からない世界に放り込まれる。
観たことのない世界、途中からあれ、アニメにした方がよかったんじゃないかなとも思ったけど、最後まで飽きることなく楽しめた。
紀里谷監督作品に対しての先入観がないと言う先入観を持って?観に行ったのでハードルが上がってしまったけど率直に言って面白かったです。
湯を沸かす、空白、と(佐藤二朗のは観ていない)名演を見せてくれた伊東蒼が主役。世界最弱のヒロインを演じてまた魅せてくれる。
朝比奈彩ってあんなにカッコ良かったっけ。
絶望と希望
世間的に酷評されているけど好きなんです、『CASSHERN』。特に映像センス。その久々の紀里谷和明監督の『世界の終わりから』。予告編すら観ずに観たら、あら~、良くできてるわ~。後半の怒濤の展開で伊東蒼ちゃんが演じるハナの心情に心を動かされ、冷静になれなかったなぁ。もう1回観に行く。
制作予算は潤沢じゃないだろうけど、でも、画と話のバランスが取れていて、変な画にはなってない。相変わらずのカッコいい映像。『CASSHERN』でもそうだったけど、白黒パートのザラつきは1990年の林海象監督の『ZIPANG』を思い出しました。
映画の予算って、あるに越したことはないだろうけど、ないならないなりに作れるだろうし、その分、どこにおカネをかけるかで、作品から余計なものが削ぎおとされていくのでは、と個人的に思っています。
結末は“イデ●ン”になっちゃうけど、希望が見えます。それは絶望を味わった後の希望という小さなものだけど。冨永愛さんの説得力たるや、もう……。思い返すと、今作のキャスティング、ビタはまりだなぁ。
セカイ系といえば、セカイ系なんだろうけど、あの絶望と希望はなかなか味わえないものじゃないかなぁ。なので、もう1回観に行く。
地天泰
20代の頃、バイトをしていた馴染みのうどんやに家族で夕飯を食べにでかけ、それから週末に封切られた映画のレイトショーを観に行った。
両親と死に別れ、天涯孤独となった10代の女の子が世界を救うために奔走する物語なのだが、一緒に観た同じく10代を迎えた娘の目にはどう映ったのであろうか。
この映画の上映が決まった時から、娘と一緒に観に行くことは決めていた。我が家の教育方針は娘が生まれた時から、一貫していて、自分の好きなもの、心を揺さぶられるものにまず、触れさせてみるということだからだ。
今回、観に行った映画のタイトルは『世界の終わりから』
20代の時に観た映画の中で最も心を揺さぶられた映画『CASSHERN』を撮った紀里谷和明監督の最新作にして最後の作品と聞けば、見ないわけにはいかなかった。
映画の内容に関して、ここで多くを語るべきではないのだろう。ただ、言えることは娘と妻と家族3人でこの映画を観る事が出来て、本当によかった。
上映中、隣に座る娘の席から鼻をすする音が何度も聞こえてきた。美しく、悲しく、そして、力強い映画であった。レイトショーということもあってか、上映終了後、23時を過ぎた映画館のロビーには客の姿どころか、スタッフの姿もほとんど見当たらず、静まりかえった映画館の背に家路にと就いた。
帰り道、家族皆、言葉少なく、映画の感想を口にすることはなかった。自分は2年前の夏の日に、紀里谷監督と初めて会い、話した日のことを思い出していた。
当時、紀里谷さんは「新世界」というコミュニティを立ち上げ、そこには様々な人たちが出入りし、紀里谷さんと直接、話をすることもできた。自分の他にも紀里谷さんのファンが大勢おり、紀里谷さんに様々な質問、問いをぶつけていたのだが、その姿が『世界の終わりから』のあるシーンの主人公の姿と重なって見えたのだ。
世界を救うために奔走する少女の姿と齢50を超えている男性の姿が重なって見えるというのもおかしな話ではあるが、見えたのだから仕方ない。作品は作者を映し出す鏡ともいうのだから、まさしくこの『世界の終わりから』もそうなのだろう。だとするならば、紀里谷和明という男の絶望はどのくらい深いのであろうか。
『世界の終わりから』の主人公、志門ハナも絶望に打ちひしがれていた。この映画はありったけの絶望と希望を見出しゆく作品だったんだなと、家に帰り、家族が寝静まった部屋の中で、そんなことを思いながら、映画の感想を綴っている。
願わくば、その絶望の先の希望をもとに、紀里谷監督が新たな作品を紡ぎ出す日を期待せずにはいられない。しかし、一方でその日は来なくてもよいのではないかと感じてもいる。
素晴らしい作品や感動をただ、享受するだけでなく、作中の志門ハナや現実の紀里谷和明のように多くの人々、世界に対して、自分の大切な何かをなげうち、捧げ、伝えてゆく道を自分も歩んでいかねばと思ってしまったからだ。この先、どんな道がまっているかわからないが、本作品はその道を歩む大きな力となってくれた。
絵を描くことが好きな娘は帰宅後、部屋で黙々と筆を走らせていた。
自分はこの感動の僅かでも残せればと、キーボードを叩くことにした。
ただ、こんな傑作がいくら、レイトショーとはいえ、たった数名の観客のみのスクリーンで、上映されている現実を見るにつけ、本当に世界の終わりは近いのかもしれないと考えてしまった。世界が終わりを迎えてしまう前に、一人でも多くの人たちに届いて欲しい作品だ。
(余談だが、数年来、森羅万象の変化を占う易占を毎朝、たてるのが日々の習いとなっている。本日の卦は「地天泰」と呼ばれる天と地のひっくり返った様子を表す卦が現われた。天地が逆となることで、万物が交わり、盛気を取り戻してゆくという意味もあり、この「世界の終わりから」という作品を象徴するようでもあった。また、多くの人にとって、特別な作品となる予感がした。少なくとも自分にとってはそうなった)
彖に曰はく、泰は小往き大來る。吉にして亨る。則ち是れ天地交はりて、萬物通ずるなり。上下交はりて其の志同じきなり。内陽にして外陰。内健にして外順。内君子にして外小人。君子は道󠄃長じ、小人は道󠄃消するなり。
ただただ、良かった・・・
映像も配役も演者も内容もストーリーも脚本も絵つなぎ・テンポ、それと音響音楽、全てが全て、ただただ良かった。
一言でいうとSF映画になるんでしょうけど、それを超越する演技とかドラマとかノスタルジーとか美しい映像、バシッと決まった構図などなど、ずっと画面に釘付けでした、内容も相当面白かったし─。
とにかく、伊東蒼が素晴らしかったです。演技ももちろんなんですが、彼女を捉えるるカメラがことごとく素晴らしくて、彼女が放つ感情や表情で心を大いに動かされました。
あらゆる時代を目まぐるしく、しかも意識の拠り所も曖昧なところを、見事に分かりやすく提示して切れたので、相当見入りました。
大枠はシンプルながらも、複雑で濃密、まさに全精力を費やした作品だという印象でした。
途中までは結構面白かったんですけどね
伊東蒼をアイシタイ
いわゆる"セカイ系"ディストピア作品であり、紀里谷監督の世界観がアンゴルモアの如く、降り注がれる作品である 冒頭のモノクロシーンも、監督作品『キャシャーン』のような、白黒の中にゴールド感が散りばめてある色彩を採用しており、こだわりを十二分に発揮されている 自分は、世間の評価より『キャシャーン』の世界観が大好物であったし、何より、大変努力されている姿勢にも感銘している 以前、ある映画館で監督が所構わず観客に名刺を配って歩いていて、プロモーションにもおざなりになっていない人柄に素晴らしさを感じたほどである
そして本作、兎に角、主役の女の子の八面六臂な活躍が目を惹く まるで演劇のような感情剥き出しの演技で、この世の理不尽さを一心に背負った役柄は、彼女以外に出来ないのではと唸る程である
素早いカットの連続は好き嫌いがハッキリするだろうが、逆に言えば監督の親切心と捉えてもいいのではないだろうか? その他もどこかで観た映画作品のオマージュも散りばめられいて、これも又賛否両論だろう
只、それをどう捉えるかは、最初から否定的に捉えている人達からすれば益々神経を逆撫でするだろうが、ストーリーそのものを肯定的に捉えている人は監督の可愛さが滲み出ていると感じるから、まぁ、これも現代病である"二極分化"なのかもしれない
物語そのものはハッキリ言って"中二病" でも、自分も未だに引き摺っている未発達な人間だから、このどうにもならない閉塞感は浸っていたい内容である 但しこれではマズイと思ったのか、結末のオチは、日和ったかなぁと思ってしまったのも愛嬌であるかw
自分はペシミストであり、経済的弱者であり、活力に乏しい人間だから、最後に主人公の選択が痛いほど分る
そんな彼女に唯一実現出来たモノは幼馴染みの男の足を治したこと・・・ それと引替えの地球滅亡なんて、充分、面白いじゃないか
絶望を娯楽に昇華させた傑作
素晴らしい傑作。
紀里谷和明監督の強い想いを
深く没入出来る娯楽に昇華させる手腕。
タイトルからアート作品のような
作家性の強い表現を想像していましたが
娯楽として色々な視点で楽しめる
素晴らしい作品でした。
学校と世界。
過去と現在と未来。
絶望と希望。
終始感情を鷲掴みにされました。
終末を背負わされる女子高生を演じた
伊東蒼も素晴らしかった😭
キットカット買って帰ろう。
力作だと言うのは理解してます
紀里谷和明の最後の作品とのこと。日本映画界では奇才ってことになるんでしょうか。キャストは結構な豪華布陣です。話題性より実力重視の伊東蒼起用。カメオで岩井俊二が登場したりしてます。真面目に時間を掛けて撮ってます。色々とチープ感はあるけれど、ちゃんと知恵を出して工夫して頑張りました、なロケーションだったりセットだったり。すごくポジティブに感じる点が多いということは、最初に言いたい。
けれどけれどけれど。
微妙過ぎだす。とにかく、微妙w
まんずですよ。テンポ悪すぎですよ、長すぎますよ、枝葉が太すぎですよ、その枝葉に時間かけすぎですよ。もう、たるいったらありゃしない。
物語の方も、訳が分からんです。世界観が特殊すぎかも知れません。そもそも設定が2030年と言う、微妙な10年以内の将来になっている理由も分からない。ユキはアイヌっぽい、いや中国とかタイの少数民族っぽい恰好してるんですが、戦国落ち武者みたいなサムライが表れて無差別殺人なんかやってます。どうやら、これは「戦」らしいです。我が国の邦画界によくある、イメージだけからの設定。そもそも、ユキの世界は、同じ次元なのかと言う話であったりしますが、ここも微妙にゴマカシが入ってそう。から、いきなり2030年の世界で「祠」が発見されたりする。
さらにさらにさらに。
これが未来と一続きに繋がってたり。一人だけの地球人類が、どっからともなく、何の前振りもなく、伏線もなく、いきなり表れて救世主。ん?いや。救世主と言えるかどうかは微妙なんだけど、まぁ、そういう設定。
グダグダ過ぎるわ、これ。
生きる意味とか、勇気をもって戦うんだ!とか、世界を愛して。とかとかとか。
そんなんを言うがために、壮絶なハチャメチャお笑いSFにしてしまったエブエブは、ノリノリで楽しめたんですが。これは、なんかテンポ悪すぎ、暗すぎ、深刻感が仇となり、全く楽しくなかったし、ほぼ全く沁みるものもありませんでした。このテーマと流れから、2作品か3作品に切り分けることはできなかったんでしょうか?
唯一。
トンネルの中から手を振る「無限」と「輪廻」、と言う画はジーンと来ました。
それとですよ。
一時期、「全面核戦争」と言えば、世界が焼き尽くされる・人類絶滅、ってのが当たり前でしたが。
リアルには、そんなことにはならない訳で。
そもそも大陸間弾道ミサイルは発射準備に時間がかかります。燃料注いだ状態で、スタンバってるのは全体の10%未満。核弾頭もメンテが必要。敵地攻撃する標的は、敵のミサイルの方が人口密集地よりも先。よって、核ミサイルのほとんどは、発射前に敵の手によって破壊されます。世界レベルで、核爆発による直接の犠牲者は、最大3億人以下。日本も2,000万人だって言われてるしね。お。コレは米国が中朝露の核ミサイルを破壊してくれるという前提のもとの話です。よって、リアルには、あんなことにはなりませんし、2030年まにでにはわが国独自の、米国に頼らない敵基地攻撃が可能な装備が配備されているでしょうから、最悪数万人、ってところじゃないでしょうかね。
と、無駄なツッコミを心の中で入れながら見てました。
また見る。
デフォルトが困り眉
2週間後に滅びる世界を救う為に夢でみた出来事を政府の特別機関に報告することになった不思議な力を持つJKの話。
幼い頃に両親を亡くし祖母と共に暮らしてきた主人公が、祖母の死で将来を諦めようと決断する中、突然現れた警察庁警備局の者と名乗る大人達に夢を見なかったか?と詰められて巻き起こっていくストーリー。
昔の日本と思しき戦がある時代の夢を見て、祠に手紙を届ける様に頼まれて、と始まって行く、なんだか想像していたのとは違うマンガ課、アニメかという感じの超絶ファンタジー!?
世界のあるゆる事が書かれている本の、誰の人の分をみても週間後で終わっているという状況から、そこで世界が滅びると告げられて、救う為には…って報告するだけで良いのですか?
オババの言うこと聞けば良いのですか?
輪廻師だ無限師だなんだか良く解らない設定だし、突然登場のソラはただの人?無限はどこ行った?
取りあえず、スカイネット的思想というか、猿の惑星的思想というか、ファーストインパクト的事変というか?そういうのミックスした感じですかね…。
言いたいことは概ね判るしその部分は嫌いじゃないけれど、設定がごちゃごちゃしてたり理屈が良く解らなかったりが多くて、その割に結構能書きが多くてイマイチ納得感が足りなかった。
伊東蒼さんの演技に圧倒されました。
涙が止まらなかった理由
2 回みて、2回ともどうしようもなく涙が止まらなかった。 いま、実際の世界で起きている事実を重ね合わせながら、不安と絶望の淵が目の前に突きつけられた。
それでも、涙に体温を感じられたのには訳がある。
紀里谷さん自信が信じる世界の在り方がそこに描かれていたからだ。
物語も去ることながら圧倒的な映像表現の力に鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けた。 逃げ場のない、全く隙のない映像構成。鮮やかなカット捌きと芸術的な編集。ワンフレームの緊張感に息ができないほどだった。
台詞の一つ一つが禅問答のように深い深い世界の広がりに誘ってくれた。どれ一つ聞き逃したくなかった。
いま、私が目を逸らしたら、本当にこの世界はあっという間に終わってしまう。
そう思わせる映画だからこそ、力をもらった。
涙の理由。それは、まだ諦めなくてもいいんだ、そう思える希望だったからかもしれない。
伊東蒼の才能にますます期待
そのワンシーン、ワンシーンはもちろんこの世代の女優の中では群を抜いて上手いけど、抑制の効いた演技もできるはずなのに、喚き泣き叫び早口で捲し立てるだけのワンパターン演技に終始してしまった伊東蒼ちゃん…吉田恵輔や片山慎三にできたことが紀里谷和明にはできなかったか。
ちょっと新興宗教くさくて自分はノレなかった。
U should to watch it as soon as u see this title!
壮大なファンタジーアニメ?
予告も面白そうでしたが、完全にファンタジーアニメの実写版という感じでした。
ストーリーは好きですが、いかんせん、実写にするとチープという感じがします。大袈裟というか、大味というか。
でも、原作脚本監督は紀里谷和明さんなので、元から全部考えられたのでしょう。
もしアニメだったらもっと良かったかも知れません。
ちなみに、主演の伊東蒼さんはとっても良いです。何度か見たことがありますが、泣いたりするシーンは天才かと。
他の役者陣もさすがです。
とくに湯婆婆は恐ろしい。味方なのか敵なのか、、不気味です
映像と演出も好きですね。とても映画っぽい。
ちょっとやりすぎ感もありますが。
ファンタジー映画ですので、リアリティが無い部分かあっても良いと思いますが、なんか子供っぽい展開もありつつ、大人しか楽しめないのだろうとも思いつつ。
ストーリーも壮大で、どうなるか分からない展開も良いです。でも実写だと嘘っぽいというか、なんというか、、
でも、、、なんかチープなんですよね、、、多分予算の問題かな、、、
公開館数が少ないですが、独特な雰囲気のファンタジー映画として面白いと思います。
めちゃめちゃ最高でしょ🎞🥰💓💞
全125件中、101~120件目を表示