世界の終わりからのレビュー・感想・評価
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ただただ、良かった・・・
映像も配役も演者も内容もストーリーも脚本も絵つなぎ・テンポ、それと音響音楽、全てが全て、ただただ良かった。
一言でいうとSF映画になるんでしょうけど、それを超越する演技とかドラマとかノスタルジーとか美しい映像、バシッと決まった構図などなど、ずっと画面に釘付けでした、内容も相当面白かったし─。
とにかく、伊東蒼が素晴らしかったです。演技ももちろんなんですが、彼女を捉えるるカメラがことごとく素晴らしくて、彼女が放つ感情や表情で心を大いに動かされました。
あらゆる時代を目まぐるしく、しかも意識の拠り所も曖昧なところを、見事に分かりやすく提示して切れたので、相当見入りました。
大枠はシンプルながらも、複雑で濃密、まさに全精力を費やした作品だという印象でした。
途中までは結構面白かったんですけどね
2023年劇場鑑賞85本目。
パンフレットないので☆0.5減。
内容全く知らずに観たので、まず邦画なのか韓国や中国の映画なのかすら知らずに鑑賞。まぁとにかく気弱そうな女の子が不幸な生活で人生に絶望する話かなと思っていたら全く違うジャンルでした。
どんどん思ったのと違う方向へ進んでいくので結構面白いんじゃないかと思っていたのですが、終盤登場人物たちの行動に疑問が湧いてきてシナリオのための登場人物だなという感じでした。惜しい。
伊東蒼をアイシタイ
いわゆる"セカイ系"ディストピア作品であり、紀里谷監督の世界観がアンゴルモアの如く、降り注がれる作品である 冒頭のモノクロシーンも、監督作品『キャシャーン』のような、白黒の中にゴールド感が散りばめてある色彩を採用しており、こだわりを十二分に発揮されている 自分は、世間の評価より『キャシャーン』の世界観が大好物であったし、何より、大変努力されている姿勢にも感銘している 以前、ある映画館で監督が所構わず観客に名刺を配って歩いていて、プロモーションにもおざなりになっていない人柄に素晴らしさを感じたほどである
そして本作、兎に角、主役の女の子の八面六臂な活躍が目を惹く まるで演劇のような感情剥き出しの演技で、この世の理不尽さを一心に背負った役柄は、彼女以外に出来ないのではと唸る程である
素早いカットの連続は好き嫌いがハッキリするだろうが、逆に言えば監督の親切心と捉えてもいいのではないだろうか? その他もどこかで観た映画作品のオマージュも散りばめられいて、これも又賛否両論だろう
只、それをどう捉えるかは、最初から否定的に捉えている人達からすれば益々神経を逆撫でするだろうが、ストーリーそのものを肯定的に捉えている人は監督の可愛さが滲み出ていると感じるから、まぁ、これも現代病である"二極分化"なのかもしれない
物語そのものはハッキリ言って"中二病" でも、自分も未だに引き摺っている未発達な人間だから、このどうにもならない閉塞感は浸っていたい内容である 但しこれではマズイと思ったのか、結末のオチは、日和ったかなぁと思ってしまったのも愛嬌であるかw
自分はペシミストであり、経済的弱者であり、活力に乏しい人間だから、最後に主人公の選択が痛いほど分る
そんな彼女に唯一実現出来たモノは幼馴染みの男の足を治したこと・・・ それと引替えの地球滅亡なんて、充分、面白いじゃないか
名作「湯を沸かすほどの熱い愛」の…
あの鮎子が主演なら観なくちゃ と銀座シネスイッチにGO。
えっ ? 監督は紀里谷… 。 あちゃー チケット買った後に知る。 悪い予感通り…。
絶望を娯楽に昇華させた傑作
素晴らしい傑作。
紀里谷和明監督の強い想いを
深く没入出来る娯楽に昇華させる手腕。
タイトルからアート作品のような
作家性の強い表現を想像していましたが
娯楽として色々な視点で楽しめる
素晴らしい作品でした。
学校と世界。
過去と現在と未来。
絶望と希望。
終始感情を鷲掴みにされました。
終末を背負わされる女子高生を演じた
伊東蒼も素晴らしかった😭
キットカット買って帰ろう。
力作だと言うのは理解してます
紀里谷和明の最後の作品とのこと。日本映画界では奇才ってことになるんでしょうか。キャストは結構な豪華布陣です。話題性より実力重視の伊東蒼起用。カメオで岩井俊二が登場したりしてます。真面目に時間を掛けて撮ってます。色々とチープ感はあるけれど、ちゃんと知恵を出して工夫して頑張りました、なロケーションだったりセットだったり。すごくポジティブに感じる点が多いということは、最初に言いたい。
けれどけれどけれど。
微妙過ぎだす。とにかく、微妙w
まんずですよ。テンポ悪すぎですよ、長すぎますよ、枝葉が太すぎですよ、その枝葉に時間かけすぎですよ。もう、たるいったらありゃしない。
物語の方も、訳が分からんです。世界観が特殊すぎかも知れません。そもそも設定が2030年と言う、微妙な10年以内の将来になっている理由も分からない。ユキはアイヌっぽい、いや中国とかタイの少数民族っぽい恰好してるんですが、戦国落ち武者みたいなサムライが表れて無差別殺人なんかやってます。どうやら、これは「戦」らしいです。我が国の邦画界によくある、イメージだけからの設定。そもそも、ユキの世界は、同じ次元なのかと言う話であったりしますが、ここも微妙にゴマカシが入ってそう。から、いきなり2030年の世界で「祠」が発見されたりする。
さらにさらにさらに。
これが未来と一続きに繋がってたり。一人だけの地球人類が、どっからともなく、何の前振りもなく、伏線もなく、いきなり表れて救世主。ん?いや。救世主と言えるかどうかは微妙なんだけど、まぁ、そういう設定。
グダグダ過ぎるわ、これ。
生きる意味とか、勇気をもって戦うんだ!とか、世界を愛して。とかとかとか。
そんなんを言うがために、壮絶なハチャメチャお笑いSFにしてしまったエブエブは、ノリノリで楽しめたんですが。これは、なんかテンポ悪すぎ、暗すぎ、深刻感が仇となり、全く楽しくなかったし、ほぼ全く沁みるものもありませんでした。このテーマと流れから、2作品か3作品に切り分けることはできなかったんでしょうか?
唯一。
トンネルの中から手を振る「無限」と「輪廻」、と言う画はジーンと来ました。
それとですよ。
一時期、「全面核戦争」と言えば、世界が焼き尽くされる・人類絶滅、ってのが当たり前でしたが。
リアルには、そんなことにはならない訳で。
そもそも大陸間弾道ミサイルは発射準備に時間がかかります。燃料注いだ状態で、スタンバってるのは全体の10%未満。核弾頭もメンテが必要。敵地攻撃する標的は、敵のミサイルの方が人口密集地よりも先。よって、核ミサイルのほとんどは、発射前に敵の手によって破壊されます。世界レベルで、核爆発による直接の犠牲者は、最大3億人以下。日本も2,000万人だって言われてるしね。お。コレは米国が中朝露の核ミサイルを破壊してくれるという前提のもとの話です。よって、リアルには、あんなことにはなりませんし、2030年まにでにはわが国独自の、米国に頼らない敵基地攻撃が可能な装備が配備されているでしょうから、最悪数万人、ってところじゃないでしょうかね。
と、無駄なツッコミを心の中で入れながら見てました。
また見る。
2回みた。もう一度見ると思う。
監督の思いが強く伝わってくる。子供のころが思い出される。子供たちに見てほしいけれど画が強くて飲み込まれてしまうかな。真摯な熱いメッセージが若い人に伝わればいいな。大人としてわたしは次の世代にバトンを渡せているのか?逃げちゃダメだ。帰り道はそんなことをずっと考えていた。そうさせてくれる熱い熱い映画です。
映画の色味やカットは正直なところ苦手な感もあるのだがファンタジーな可愛らしさが散りばめられていたのでよかった。そして俳優陣が素晴らしい👏
デフォルトが困り眉
2週間後に滅びる世界を救う為に夢でみた出来事を政府の特別機関に報告することになった不思議な力を持つJKの話。
幼い頃に両親を亡くし祖母と共に暮らしてきた主人公が、祖母の死で将来を諦めようと決断する中、突然現れた警察庁警備局の者と名乗る大人達に夢を見なかったか?と詰められて巻き起こっていくストーリー。
昔の日本と思しき戦がある時代の夢を見て、祠に手紙を届ける様に頼まれて、と始まって行く、なんだか想像していたのとは違うマンガ課、アニメかという感じの超絶ファンタジー!?
世界のあるゆる事が書かれている本の、誰の人の分をみても週間後で終わっているという状況から、そこで世界が滅びると告げられて、救う為には…って報告するだけで良いのですか?
オババの言うこと聞けば良いのですか?
輪廻師だ無限師だなんだか良く解らない設定だし、突然登場のソラはただの人?無限はどこ行った?
取りあえず、スカイネット的思想というか、猿の惑星的思想というか、ファーストインパクト的事変というか?そういうのミックスした感じですかね…。
言いたいことは概ね判るしその部分は嫌いじゃないけれど、設定がごちゃごちゃしてたり理屈が良く解らなかったりが多くて、その割に結構能書きが多くてイマイチ納得感が足りなかった。
伊東蒼さんの演技に圧倒されました。
昨今はマンガやTVドラマの映画化が多い中、オリジナルストーリーで挑んだ本作は、監督最後の渾身の作品という思いがひしひしと伝わりました。
紀里谷作品は、毎回アートのようにどのカットもキレイで、モノクロシーンは殺戮ばかりだが、美しい。
次回は全編モノクロ作品をお願いします!(引退しないでください!)
衣装や音楽も素晴らしい。
また、特筆すべきは、ハナ役の伊東さんの演技力が半端なくエグ過ぎる。
この演技を観るだけでも価値有り。
これからの躍進は間違いないと確信できます。
また、ユキ役の子も動じない演技が光っていました。
湯婆婆も良かったー。
涙が止まらなかった理由
2 回みて、2回ともどうしようもなく涙が止まらなかった。 いま、実際の世界で起きている事実を重ね合わせながら、不安と絶望の淵が目の前に突きつけられた。
それでも、涙に体温を感じられたのには訳がある。
紀里谷さん自信が信じる世界の在り方がそこに描かれていたからだ。
物語も去ることながら圧倒的な映像表現の力に鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けた。 逃げ場のない、全く隙のない映像構成。鮮やかなカット捌きと芸術的な編集。ワンフレームの緊張感に息ができないほどだった。
台詞の一つ一つが禅問答のように深い深い世界の広がりに誘ってくれた。どれ一つ聞き逃したくなかった。
いま、私が目を逸らしたら、本当にこの世界はあっという間に終わってしまう。
そう思わせる映画だからこそ、力をもらった。
涙の理由。それは、まだ諦めなくてもいいんだ、そう思える希望だったからかもしれない。
伊東蒼の才能にますます期待
そのワンシーン、ワンシーンはもちろんこの世代の女優の中では群を抜いて上手いけど、抑制の効いた演技もできるはずなのに、喚き泣き叫び早口で捲し立てるだけのワンパターン演技に終始してしまった伊東蒼ちゃん…吉田恵輔や片山慎三にできたことが紀里谷和明にはできなかったか。
ちょっと新興宗教くさくて自分はノレなかった。
U should to watch it as soon as u see this title!
I love it! I really recommend this of the essence words!
And, I can feel happy again what I am.
Thank you for showing me the from end of the world.
壮大なファンタジーアニメ?
予告も面白そうでしたが、完全にファンタジーアニメの実写版という感じでした。
ストーリーは好きですが、いかんせん、実写にするとチープという感じがします。大袈裟というか、大味というか。
でも、原作脚本監督は紀里谷和明さんなので、元から全部考えられたのでしょう。
もしアニメだったらもっと良かったかも知れません。
ちなみに、主演の伊東蒼さんはとっても良いです。何度か見たことがありますが、泣いたりするシーンは天才かと。
他の役者陣もさすがです。
とくに湯婆婆は恐ろしい。味方なのか敵なのか、、不気味です
映像と演出も好きですね。とても映画っぽい。
ちょっとやりすぎ感もありますが。
ファンタジー映画ですので、リアリティが無い部分かあっても良いと思いますが、なんか子供っぽい展開もありつつ、大人しか楽しめないのだろうとも思いつつ。
ストーリーも壮大で、どうなるか分からない展開も良いです。でも実写だと嘘っぽいというか、なんというか、、
でも、、、なんかチープなんですよね、、、多分予算の問題かな、、、
公開館数が少ないですが、独特な雰囲気のファンタジー映画として面白いと思います。
めちゃめちゃ最高でしょ🎞🥰💓💞
映像美、脚本、衣装、ヘアメイクどれもこだわり尽くしてる👏😊🧡🧡🧡🧡🧡
丸山敬太さん、TAKUさんなど世界で活躍されてる方の衣装、ヘアメイクも見どころだと思う👗💞✨✨
サウンドエフェクトにもとてもこだわって作られてるので、映画館で“本物”を体感してみた方がいいと思う◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡
伊東蒼さんの存在感が凄い
タイムリープものにありがちな分かりにくさや、予算の関係でしょうか若干特殊撮影表現のチープさに興ざめするところはありますが、そんなマイナス点を差し置いてこの作品は大型新人伊藤蒼さんのヴィヴィッドなお芝居を堪能して十分お釣りがくるくらいの良作だと思いました。
佐藤二朗さん主演の「さがす」で初めて観たときから、とても感度の良い娘さんだと思って居ましたが、この主演作での存在感は大したもの。繊細な感情表現を丁寧に丁寧に造り上げています。
彼女の特徴的な八の字困り眉が夢に出て来そうです(笑)
分かりやすいメッセージ性のある傑作。
YouTubeで無料公開されているのを観て、続きが気になる人は、劇場で観た方が良いと思います。
YouTubeで観た部分も、映画館の方が主演女優の名演がよく分かり、自宅より、音楽の良さにも気づきます。
以下に該当する方にはお勧めしません。
1.紀里谷監督の過去の評判から色眼鏡でみる人
2.難解な話や、激しい戦闘シーンを期待してる人
3.映画を通して、自分の生き方や考え方を省みるのが嫌いで、単に気楽に楽しみたい人
分かり難い映画ではない
監督のメッセージや設定など観ていればわかる。
決して分かり難い映画ではない。なんなら夏木マリさん演じる預言者的な老婦人は説明し過ぎ。
もう少し説明台詞少ない方が好みなので少し残念。
これをわからないとコメントする人がいてビックリ!
世界観やルックはなかなか興味深く少しありきたりなラストが残念だが、そこまでは楽しく鑑賞できました。監督!これが最後と言わずまた撮ってください。
まったくわけがわからないまま
鑑賞。
ストーリーも配役も何も頭に入っていない状況で、(てっきり日本の作品と思っていたが)どこの国の映画なのか、という感じで始まった。
結論を言えば、非常におもしろかった。
最初のわけのわからなさから比べると最後は落ち着いた話になってしまったのは少し残念。
追記
2回目視聴。主人公ハナ役の伊東蒼さん。とつとつとしたしゃべり方が、とても自然でよかった。
突然出てくる富永愛さんも、重要な役割で心に残った。
追記の追記
他の人のレビューを読みながら、「ああ、私は世界が滅びる話が好きなんだ」ということに気づいた。しかも、滅びたはずの世界が、「人の想い」によって復活するなんて!!
ふと気づけば、「君の名は。」との共通点がそれで、私はそこが好きなんだ。なるほど!
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