宇宙人のあいつのレビュー・感想・評価
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じゃがいもは置いてきぼり
23年前に地球観測隊としてやってきた土星人と兄弟の話。
高知県で焼肉屋を営む長男と、そこで働く次男、清掃局で働く長女、ガソリンスタンドで働く三男という4人兄弟だけど、次男が自身が土星人であることをカミングアウトすると共に、後一カ月で土星に帰ると言い出して巻き起こって行くストーリー。
とりあえず家族思いの長男と一緒にグズグズな彼氏に翻弄される長女やトラブルに巻き込まれる三男の面倒をみたりフォローをしたりをコミカルにみせて行くけれど、設定の割にぶっ飛んでいないしコメディ要素も塩っぱいし、終始ぬろ〜っとした空気感というか…。それでいて良い話しでしょみたいな感じを押し付けてくるというか…。
くだらないのがダメとは思わないけれど、自分には合わなかった。
娯楽として
ストーリー的にそこまでおもしろいかと言われると?ですが、小ネタはいろいろ入っていておもしろいのと、4人ともいい味出てるので見てて気持ちがいい、家族っていいなと感じられる作品。伊藤沙莉はやはり素敵♫
脱力系SFコメディとして面白そうだったのだが・・・
4人兄弟を演じる俳優たちの個性に期待したが、日村勇紀のみが「悪目立ち」してしまい、他の3人が霞んでしまったのは残念だった。
ストーリー的にも、次男が土星に帰るまでのタイムリミットの話と、三男の中学時代の同級生の話や長女の妊娠の話とがうまく噛み合っておらず、どこか空回りしている感じがある。
そもそも、あんな幻覚を見せただけで仲直りができるとは思えないし、交際相手を蹴り倒したり記憶を無くしたりする前に、まずは妊娠のことを説明するべきだろう。「うなぎ」の件も含めて、いずれの問題も、次男が超能力を発揮したからこそ解決できたようなものだが、それでは、次男が正体を明かす前だったら、どのように解決したのだろうか?
何よりも、「家族」がテーマであるはずなのに、「自分よりも大切なもの」と台詞で説明されても、それを納得したり、実感したりできないのは、物語として致命的だろう。
愛する人がいる訳でも、日常に満足している訳でもなさそうなのに、家族の誰も土星に行きたがらないというのも腑に落ちない。それならば、皆が土星に行きたくない理由こそ、「家族」にするべきだったのではないだろうか?
家族の誰を土星に連れていくのかというオチにしても、物語の冒頭でネタばらしをしてしまっているのは、お粗末としか言いようがない。
シャララ。
役者は贅沢なほどナイスキャスト。とくに日村の暑苦しさにちょいと胸熱。だけど、それだけでした。個人的に全然面白味の感じない脚本。むしろ、冒頭シーンはない方が、後半にハラハラ感があったと思うが。ラストも想定内。
やや聞き取りづらい点もあるが…(要高知弁のさくっとした理解?)
今年163本目(合計814本目/今月(2023年5月度)20本目)。
tohoシネマズさん系に配給される映画で、ここまでストーリーがギャグに寄った映画って(一応、家族愛や「女性の産む・産まないの権利」等のテーマはあります)、「おそ松さん」(~くん、だったっけ?)を除けば結構珍しいんじゃないかな…と思います。一応、2022年でいえば、「ニワトリ・フェニックス」もそうでした。
舞台は、焼き肉屋を営んでいる土佐市。高知県ですね。そこの焼肉屋を経営している4人のうちの1人が実は土星人でしたーっていういきなりドン引きするような発言をして、みんな頭がが???な状況で、「証拠」を見せてみんな納得、土星に変える前に土佐市ほかで何をしたい、といったお話が出てきます。で、そこで出るのも「土佐ラーメン」(高知ラーメンとも聞こえたけど…)だったりと、土佐市が舞台です。ただ、エンディングロールには高知県が後援して、各市町村(映画の中に出てきていない市も含め)の後援があります。
正直、ストーリー設定がぶっとんでいるのは予告編からみて明らかに過ぎたので、そこからローカルネタ等をいかに拾えるかが(消去法で)重要になってしまいます。ただそれも土佐ラーメンの話や、まぐろやうなぎといったお話は出ますので、そこからご地域応援枠なのだろうというベクトルを変える必要が出てきます。
ほぼギャグものという描写の扱いになりますが(上述通り、このギャグの描写も、2022年の「ニワトリ・フェニックス」とほぼ同じ程度の展開度合い。)そこから、なぜ「火星人って期間がきたら(土星に)帰らなきゃいけないんだ」「それがあと1か月後くらいなんだ」「実は、土星に家族の文化を普及させるべく、日本から「標準的な」家族を1人(自分以外に)連れてこいという「土星側からの指定も」もあって、「すいません、土星に行きたい人いませんか?」といったある意味珍妙な会話が続きます。この点、結構ギャグで押したんでしょうね。あと1か月→2週間→3日→2日→1日 というように表示されます。
ただ最後には「覚悟を決めて」「じゃ私が」というところでタイムオーバー。儀式(土星に戻ること)が執り行われるのですが、その(地球から土星への)「帰還事業で起きたある出来事」とは…というタイプの映画です。
類似作品としてもこうなってくるとなかなかなく、事実上、本映画か、まぁ海外広いので探したらもう1作くらいはあるかな…くらいな状況です。映画の趣旨としては言いたいことはわかるのですが、ギャグ映画であることは「め」も「明確」なので、それはちゃんと了知してからいきましょう。
採点に関しては下記を考慮しました。
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(減点0.3/土佐弁が聞き取りつらいところがある)
やはり全体にわたってそうなのですが、特に助詞や助動詞が特殊であったり、またそれが特殊な活用をするようで、一部わかりづらい部分があります。高知県にせよ土佐市にせよ、土佐方言をさくっと学習できるサイトはあるので、そこをみておくとかなり違います(ギャグの部分もちゃんとギャグなんだという点がわかるようになる)。
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SF映画ではない宇宙人の物語
マリオ、コナン、ワイルドスピード、ガーディアンに押しやられて他の映画の上映が少なすぎる劇場。あまり期待しないで見ましたが実に緻密に作られた完成度の高い映画でした。よく「○○爆死」みたいなニュースを見ますが、映画やドラマは脚本と演出で8割ではないでしょうか。4人兄弟の長男が日村さんで大丈夫なのかと思いましたが、残りの3人が芸達者なのでまったく問題なし、むしろいい味が出てました。エンドロールに井上和香さん(監督の奥さん)と設楽さんの名前がありましたが、どこに出ていたんだ?と家に帰って調べたらなるほど。本筋とは関係ありませんが、伊藤沙莉さんはスクリーンに顔がどアップになっても肌が綺麗でびっくりしました
宇宙船すら出て来ないアンチSFな宇宙人映画
タンそのまんまだと?
ソリは無理だわ。
食う気、せんわ。流石にw
飯塚健さんが好きなんですよ。脱力して見れて、少しホロってする感じが良くて。ところがですよ。器用さには欠けるかも知れない、ってのがあって。個人の感想としては。
だから、配給側がA級を狙った作品では、軽くてコケたりして。「榎田貿易堂」辺りが、一番「らしい」気がします。
でですよ。
コレは飯塚健さんらしさ全開で、相当好きです。と言うか、やっぱり伊藤沙莉ちゃんが大好きです。榎田貿易堂も、沙莉ちゃんだったけどw
宇宙人要素の描写が、アマチュアが撮る映画レベルです。明らかに狙ってます。アンチハリウッドを拗らせた感もする、アンチSF。そもそもが「土星人」なんて、今まで聞いた事がないですもん。主要成分がガスの土星ですから、昔のSFでも土星と木星を宇宙人の母星にする事は稀です。
テーマは家族であり、兄弟であり、母子であり。「法の支配の下の完全なる平等」と「家族の概念」の闘いだったりしてますが、サラリと流してます。フワッとした流れで重苦しさを排除しつつも、言いたい事は言う戦術。ベタに、家族の意義を熱弁しただけの映画なんですが。
良かった。
かなり。
と言うか、大好きです、コレはw
広島はサミット休日の金曜日にございます。会社、休みになっちゃいました。やっぱり平日の鑑賞って良いですね。席が取りやすいw
日曜夕方🌆に観たい映画
くだらない物語だけど何か良かった!中村倫也始めキャストが皆んなピッタリ。ホッコリとは違うが田舎町、海、夕焼け、兄弟皆んなで普通の朝食とか、映像も良かった。
終わり方もいい!
たまにはこんな映画もいい。邦画ならでは。
日村のBOØWYシーン、笑えたー😂
あのくだり流石です!
一人焼肉、近々行こうと思う。(笑)
ひたすら黙々と食べたい。
日本映画のいいとこ!
初めは、実はみんな宇宙人だった。
のストーリーだと思いましたがちがいました。(まあ、地球人もある意味宇宙人だけど。)
内容はほのぼのなかにギャグと感動がある、この方面での典型的な日本映画。
人気のある実力俳優、メインとなる3人が、出しゃばらすそれでいてみんな目立っている演技はなかなかでした。
ストーリーやニアンスも全くちがいますが、昔観た、曲がれスプーンとか、バトルヒーター(炬燵)をおもいだしました。
そんな感じの日本映画はやはり日本人でなければ真意というか、良さを表現している
所は解らないでしょう。と、思います。
鑑賞して最後は暖かいエンドで締めくくる
いい映画でした。
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