宇宙人のあいつのレビュー・感想・評価
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SF要素はあまりない
4兄弟の次男、日出夫が
実は土星人であと一か月で土星に帰るということで
家族が大騒ぎになる
日出夫が土星に帰るということから
兄弟それぞれが抱えている大きな悩みを
うまく乗り越えていくような内容になっている
映画の土星人像
写真に写らないとか
うまく振り返ることができないとか
あとはいろいろ超能力を使うという感じで
土星人の特徴は、なんとなく適当に作られたように思ってしまう。
日出夫がwi-fiになっているというものは
ギャグとして出ただけで特に意味はないな
ジャガイモは結局なんだったのか
日出夫を監視していたのか?
妊娠関係のことはちょっと重い感じがして
全体的にコメディ部分はかなり薄くなってしまったように感じる
長女の彼氏に突然喧嘩をしかけてよかったのだろうか?
ギャグはクスリと笑えるものがあるが
映画的に派手な描写は少ない
boowyっぽいポーズとでかいウナギくらいか?
ラストは日出夫は
結局だれも連れていかないで一人で土星に
帰ってしまうので、適当な感じで終わって
なんとなく消化不良になっている
4兄弟の俳優の演技は
全部よかったと思うが
土星に残る限られた期間になにをするのか
という話とはずれている
4人の使い方が贅沢な作りの『D級』映画
家族愛‼︎
•三男が納豆いらないと言って怒られたのに納豆おかわりしてたのと目玉焼きで失敗したの食べてるのは笑った。
•朝食のシーンめっちゃ雰囲気好きで納豆を家族で分けてるのなんか良い!(パックじゃないやつ)。
•お互いに悩みを抱えて最終的には家族全員で解決していくの感動したし、コメディ要素もすごい好きだった!
•なぜじゃがいも?笑
【”家族って何?””それはね、自分より大切なモノがある事だよ。”今作は設定が絶妙に面白い、随所でクスクス笑えて、ラストは少し沁みるSFヒューマンコメディである。オリジナル脚本である事も佳い。】
ー 途中から、中村倫也さんのファンと思しき、若き女性の二人組の涕泣と笑いが交互に響いて来た作品。ー
◆感想<特に面白かった所と沁みた所。>
・土星人として、23年間焼き肉屋を営む、真田家の二男だった日出男(中村倫也)がある日の朝食で“真田サミット”を発令し、真面目な顔で、自分は土星人で本当の名前は”とろ・ぴかる”だと言うシーン。
ー 脳内、爆笑である。
発令時には”どどーん、プおお~”と法螺貝も鳴るのである。
因みに真田家の朝食はルーティーンの様に、必ず4人そろって儀式の様に長男夢二(日村勇紀)が念入りに掻き混ぜた納豆の入った大皿を回し、皆で揃って頭を下げて亡き両親の写真にも頭を下げて”頂きます”。”と言うのである。
可笑しいなあ。けれども、正しい朝食の姿である。
そして、そんな真田家の表札は、無茶苦茶デカい。-
・皆がその言葉を信じないが、夢二だけは真実を知っているようで、長女想乃(伊藤沙莉)と三男詩文(柄本時生)に昔の写真を見せると、そこには日出男は映っていない。
ー 同様する二人。更に追い討ちをかける様に”もうすぐ土星に帰らないといけない”と語る”とろ・ぴかる”日出男。-
・想乃は我儘な彼との子を妊娠しながら、別れを考えており、詩文も中二の時の同級生にサザエ君と綽名を付けたために、久しぶりに会ったその同級生から嫌がらせを受ける。
ー それに対し、兄弟思いの夢二と”とろ・ぴかる”日出男が行った事。クスクス笑える。日村さん、頑張ってます。-
・”とろ・ぴかる”日出男は動くジャガイモから指令を与えられている。それは同居していた地球人を一人土星に連れて来ること。けれども流石にそれは最初は言えず・・。
で、”とろ・ぴかる”日出男が土星に帰る日が近づいて来て、彼は念動力らしき力で夢二に当たりヒモを引かせる。
ー 笑えるのは、土星に帰る装置のチープさである。座椅子で帰るの?可笑しいなあ。-
・で、二人で土星に出発と思いきや、”とろ・ぴかる”日出男は夢二に時々言われていた”地球人は平気じゃない時は平気な顔をするんだよ。”と言う言葉を残して罰せられるであろう土星に一人帰るのである。
その後、想乃はシングルマザーとして、子供を産む。そこから聞こえてきた音。嬉しそうな夢二の顔。”お帰り”。
<今作は、今までに観た事が無いタイプのSFヒューマンコメディである。
夢二の優しさ(鰻のビッグ・マミイへの粋な計らい・・。)が今作の不思議な可笑しさを支えていると思った作品である。
夢二を演じた日村さんは、人気のコメディアンであるが(それ位、私でも知っている。)コントを遣る方は私は演技が巧いと勝手に思っているが、今作は正にそうであった作品でもある。>
小ネタで笑えて感動
じゃがいもは置いてきぼり
23年前に地球観測隊としてやってきた土星人と兄弟の話。
高知県で焼肉屋を営む長男と、そこで働く次男、清掃局で働く長女、ガソリンスタンドで働く三男という4人兄弟だけど、次男が自身が土星人であることをカミングアウトすると共に、後一カ月で土星に帰ると言い出して巻き起こって行くストーリー。
とりあえず家族思いの長男と一緒にグズグズな彼氏に翻弄される長女やトラブルに巻き込まれる三男の面倒をみたりフォローをしたりをコミカルにみせて行くけれど、設定の割にぶっ飛んでいないしコメディ要素も塩っぱいし、終始ぬろ〜っとした空気感というか…。それでいて良い話しでしょみたいな感じを押し付けてくるというか…。
くだらないのがダメとは思わないけれど、自分には合わなかった。
脱力系SFコメディとして面白そうだったのだが・・・
4人兄弟を演じる俳優たちの個性に期待したが、日村勇紀のみが「悪目立ち」してしまい、他の3人が霞んでしまったのは残念だった。
ストーリー的にも、次男が土星に帰るまでのタイムリミットの話と、三男の中学時代の同級生の話や長女の妊娠の話とがうまく噛み合っておらず、どこか空回りしている感じがある。
そもそも、あんな幻覚を見せただけで仲直りができるとは思えないし、交際相手を蹴り倒したり記憶を無くしたりする前に、まずは妊娠のことを説明するべきだろう。「うなぎ」の件も含めて、いずれの問題も、次男が超能力を発揮したからこそ解決できたようなものだが、それでは、次男が正体を明かす前だったら、どのように解決したのだろうか?
何よりも、「家族」がテーマであるはずなのに、「自分よりも大切なもの」と台詞で説明されても、それを納得したり、実感したりできないのは、物語として致命的だろう。
愛する人がいる訳でも、日常に満足している訳でもなさそうなのに、家族の誰も土星に行きたがらないというのも腑に落ちない。それならば、皆が土星に行きたくない理由こそ、「家族」にするべきだったのではないだろうか?
家族の誰を土星に連れていくのかというオチにしても、物語の冒頭でネタばらしをしてしまっているのは、お粗末としか言いようがない。
シャララ。
やや聞き取りづらい点もあるが…(要高知弁のさくっとした理解?)
今年163本目(合計814本目/今月(2023年5月度)20本目)。
tohoシネマズさん系に配給される映画で、ここまでストーリーがギャグに寄った映画って(一応、家族愛や「女性の産む・産まないの権利」等のテーマはあります)、「おそ松さん」(~くん、だったっけ?)を除けば結構珍しいんじゃないかな…と思います。一応、2022年でいえば、「ニワトリ・フェニックス」もそうでした。
舞台は、焼き肉屋を営んでいる土佐市。高知県ですね。そこの焼肉屋を経営している4人のうちの1人が実は土星人でしたーっていういきなりドン引きするような発言をして、みんな頭がが???な状況で、「証拠」を見せてみんな納得、土星に変える前に土佐市ほかで何をしたい、といったお話が出てきます。で、そこで出るのも「土佐ラーメン」(高知ラーメンとも聞こえたけど…)だったりと、土佐市が舞台です。ただ、エンディングロールには高知県が後援して、各市町村(映画の中に出てきていない市も含め)の後援があります。
正直、ストーリー設定がぶっとんでいるのは予告編からみて明らかに過ぎたので、そこからローカルネタ等をいかに拾えるかが(消去法で)重要になってしまいます。ただそれも土佐ラーメンの話や、まぐろやうなぎといったお話は出ますので、そこからご地域応援枠なのだろうというベクトルを変える必要が出てきます。
ほぼギャグものという描写の扱いになりますが(上述通り、このギャグの描写も、2022年の「ニワトリ・フェニックス」とほぼ同じ程度の展開度合い。)そこから、なぜ「火星人って期間がきたら(土星に)帰らなきゃいけないんだ」「それがあと1か月後くらいなんだ」「実は、土星に家族の文化を普及させるべく、日本から「標準的な」家族を1人(自分以外に)連れてこいという「土星側からの指定も」もあって、「すいません、土星に行きたい人いませんか?」といったある意味珍妙な会話が続きます。この点、結構ギャグで押したんでしょうね。あと1か月→2週間→3日→2日→1日 というように表示されます。
ただ最後には「覚悟を決めて」「じゃ私が」というところでタイムオーバー。儀式(土星に戻ること)が執り行われるのですが、その(地球から土星への)「帰還事業で起きたある出来事」とは…というタイプの映画です。
類似作品としてもこうなってくるとなかなかなく、事実上、本映画か、まぁ海外広いので探したらもう1作くらいはあるかな…くらいな状況です。映画の趣旨としては言いたいことはわかるのですが、ギャグ映画であることは「め」も「明確」なので、それはちゃんと了知してからいきましょう。
採点に関しては下記を考慮しました。
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(減点0.3/土佐弁が聞き取りつらいところがある)
やはり全体にわたってそうなのですが、特に助詞や助動詞が特殊であったり、またそれが特殊な活用をするようで、一部わかりづらい部分があります。高知県にせよ土佐市にせよ、土佐方言をさくっと学習できるサイトはあるので、そこをみておくとかなり違います(ギャグの部分もちゃんとギャグなんだという点がわかるようになる)。
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SF映画ではない宇宙人の物語
マリオ、コナン、ワイルドスピード、ガーディアンに押しやられて他の映画の上映が少なすぎる劇場。あまり期待しないで見ましたが実に緻密に作られた完成度の高い映画でした。よく「○○爆死」みたいなニュースを見ますが、映画やドラマは脚本と演出で8割ではないでしょうか。4人兄弟の長男が日村さんで大丈夫なのかと思いましたが、残りの3人が芸達者なのでまったく問題なし、むしろいい味が出てました。エンドロールに井上和香さん(監督の奥さん)と設楽さんの名前がありましたが、どこに出ていたんだ?と家に帰って調べたらなるほど。本筋とは関係ありませんが、伊藤沙莉さんはスクリーンに顔がどアップになっても肌が綺麗でびっくりしました
宇宙船すら出て来ないアンチSFな宇宙人映画
タンそのまんまだと?
ソリは無理だわ。
食う気、せんわ。流石にw
飯塚健さんが好きなんですよ。脱力して見れて、少しホロってする感じが良くて。ところがですよ。器用さには欠けるかも知れない、ってのがあって。個人の感想としては。
だから、配給側がA級を狙った作品では、軽くてコケたりして。「榎田貿易堂」辺りが、一番「らしい」気がします。
でですよ。
コレは飯塚健さんらしさ全開で、相当好きです。と言うか、やっぱり伊藤沙莉ちゃんが大好きです。榎田貿易堂も、沙莉ちゃんだったけどw
宇宙人要素の描写が、アマチュアが撮る映画レベルです。明らかに狙ってます。アンチハリウッドを拗らせた感もする、アンチSF。そもそもが「土星人」なんて、今まで聞いた事がないですもん。主要成分がガスの土星ですから、昔のSFでも土星と木星を宇宙人の母星にする事は稀です。
テーマは家族であり、兄弟であり、母子であり。「法の支配の下の完全なる平等」と「家族の概念」の闘いだったりしてますが、サラリと流してます。フワッとした流れで重苦しさを排除しつつも、言いたい事は言う戦術。ベタに、家族の意義を熱弁しただけの映画なんですが。
良かった。
かなり。
と言うか、大好きです、コレはw
広島はサミット休日の金曜日にございます。会社、休みになっちゃいました。やっぱり平日の鑑賞って良いですね。席が取りやすいw
日曜夕方🌆に観たい映画
日本映画のいいとこ!
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