スパイスより愛を込めて。

コロナ禍初期も初期にインドでコロナウイルスが蔓延しないのはカレーを食べてるから？？
という言説がありましたが、それを膨らませたシナリオなんでしょうね。
金沢カレーが好きなので色々コラボしているのは見てて楽しかったです。
家庭向けではないスパイスカレーの調理風景は料理好きからすると興味を引かれたので、もう少し増やしても良かったと思う。
ただし子高校生をゲイに設定した意味がよく分からなかった。恋愛要素カットのためか？安易か。

81本目。
金曜日から今日はカレーって、誰やねん、俺の席座ってんの。
いつも本編ギリギリでチケット買うから、間違えるはずないけど、大分不愉快。
向こうはお前がって、感じだし。
まあ、切り替えてと。
にしても、意外な面子。
ちょっと予想外だったけど、役者の演技に温度差がなぁ、メインの男と金髪の芝居は、もう少し何とかならんかなあ。
でも、そこまで悲観する事ない作品と思い鑑賞。
でも、話がデカイのか小さいのか、それに若い子メインの作品なのに言葉使いがだし、矛盾がなあ、脚本書いたの誰と調べたら、あれ外国人？
で名前調べたら、何だそれと。
遊び心か、複数での共同執筆か、それとも自信ないのか、ちょっとガッカリ。
最初2.5にしたけど、やっぱマイナス。

ゴーゴーカレー促進、金沢カレーの布教映画。
高校生役の4人中3人の、学芸会みたいな棒っぷりは目を瞑っておこう。

お父さんの名誉や大臣を絡めたエピソードは、全く映画的な盛り上がりに寄与せず空回りした感が強かったが、カレーが食いたくなったからよいか。

水曜割引サービスデーだったから劇場で観たけど、よほど暇なタイミングで溜まったポイントで観るか、配信でもよかったかなぁ、とか思ったりして。

高校生達の間の悪い棒読みベタ演技に、夫婦（特に亭主）の暑苦しい芝居が適度に挟まれてバランスを取っている、という事だろう。
せっかくのカレー映画なのだから、調理場面をもっとじっくり見せてほしかった。
それはともかく、時流に乗って安易にLGBTを扱うのは、当事者に対して無礼なのではないか？