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解説

終戦間際の田舎の村を舞台に、戦地に男たちを奪われた3人の義理の姉妹を描いたドラマ。

昭和20年、春。とある地方の村の嶋田家に嫁いだ3人の女たちは、戦争で男たちが不在の家を守り続けている。家長であるはずの長男の妻・智恵は心のバランスを崩し、幼い子どものように振る舞う。三男の妻・恵美はそんな義姉を気遣い明るく振る舞おうとするが、次男の妻・陽子は智恵がそれを演じているのではないかと疑っていた。やがて、世界が反転するような報せが彼女たちのもとに届く。

キャスト・スタッフには2020年に解散した「劇団前方公演墳」の主要メンバーが集結。本作で初メガホンをとる小野寺隆一監督が同劇団で作・演出した短編舞台をもとに脚本を書き直し、登場人物を追加し物語も重層化して映画として完成させた。

2020年製作/77分/日本
配給:うずめき
劇場公開日:2023年11月18日

その他の公開日:2023年3月25日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0演技、美術、映像のどれもが深く美しい

2023年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

スチールと予告の映像がとにかく美しく、気になって週末見ようとチェックしたら…その日で上演終了と知って、仕事をやりくりして夜いきなり鑑賞(新宿に住んでいて良かった…)。
頑張って観に行ったかいのある映画だと思う。わずかな仕草、日本家屋、田舎のあぜ道といった映像の一つひとつに、戦時下の日本の張り詰めた空気が伝わってくる。若松孝二監督の『キャタピラー」で感じた、全身を覆い尽くすようなあの時代の田舎の旧家の閉塞感が蘇った。
次男の嫁がただ和服で歩いている一枚のスチール、映像だけで、この時代に矜持を持って生きた女性を感じる。それを凌駕する長男の嫁の威厳ある姿と、それが失われ素の魂となって存在する姿の行き来が、緊張感のある芝居と美術によって目が離せないシーンとなっている。
もっと長く上映されていいと思う作品。

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Tomoko

1.5猿芝居

2023年3月26日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

昭和20年3月、とある地方のとある村にある嶋田家で、出征した旦那を待ち暮らす3人の嫁達の話。

三男の嫁は畑仕事に家事全般、次男の嫁は外仕事をする中で、編み物をしながら子供の様に童歌の替え歌を歌いはしゃぐ長男の嫁。

昔はちゃんとしていたのなぜ?気が振れた様に演じているのではと次男の嫁が問い詰めるが…という話しだけれど…。
それいりますか?な昔のことを回想し始めタラタラタラタラ、なかなか話しが進まない。
旦那の話しが聞こえてきても…う~んそれ面白いですか?
舞台劇でやるか、半分ぐらいの尺でもっとメリハリつけてくれたら、それなりには…とは思ったかな。

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Bacchus

2.5演出も台詞回しも 劇団色がここまで濃く残っているもは思わなかった ...

2023年3月25日
iPhoneアプリから投稿

演出も台詞回しも

劇団色がここまで濃く残っているもは思わなかった

あと、水溜めた容器をあんな板間のところに置いて
その容器の中で土のついた大根を洗うのは、

演出?

しかも素手で

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jung

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