大阪古着日和のレビュー・感想・評価
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ビンテージ大好き人間
主人公(森田哲矢)はお笑い芸人で、ライブのために大阪にやって来る。
たまたま入った古着店の品揃えに、古着好きの主人公は悶絶する。
そこへ店員の美女(花梨)が現れ・・・。
カジュアル衣料のビンテージ物のうんちくが面白い。
古着屋版「孤独のグルメ」
さらば森田が本人役で主演する古着屋版「孤独のグルメ」。大阪での単独ライブの合間に、古着屋巡りをする森田の3日間が描かれる。
何気にビンテージ古着の世界の勉強にもなる。ホロ苦い恋の顛末も漫才に昇華させる森田の芸人魂がカッコいい。
めっちゃええやん
芸人、森田哲矢。
彼は大阪での単独ライブの合間に古着屋を訪れる。
そこで出会った店員のナナと意気投合、彼女の叔父で古着屋巡りが趣味の六も巻き込んで(巻き込まれて?)2人の距離は縮まっていく。
古着カルチャーを愛する男の物語。
好きな俳優は?
A.光石研
好きな芸人は?
A.さらば青春の光
そんな私のためのような映画、見逃がすわけにはいかない。
古着が趣味では無いし、そっちの世界は全く分からないので、正直最初の方はあまり面白いと思えなかった。
完全に孤独のグルメのテンションで、映画館じゃなくてこういうのはドラマで観たかったなと。
いくら推しと推しの共演でも……
ただ、徐々に映画としても面白くなっていったし、古着への愛もよく伝わってきた。
皮肉にも古着以外の日常パートから面白くなったが……
なんと言っても2人での飲みのシーンが至高。
やっぱり光石さんの何が好きって、もちろん演技とかもそうなんですけど、人柄、そして可愛さですよね。
芸人森田哲矢と俳優光石研のぶつかり合い。
その後は森田さんの実家のお蕎麦屋さんが出てくるわ、お父さんも出てくるわ、恋愛展開になるわ、ブクロ出てくるわで……
もうね、特に言うことないです。
ファンムービー感はあるけど映画的にも面白かった。
森田さんも光石さんのファンらしい。
やっぱり好きな人の好きなものは似るのか。
そういえば、東京古着日和ちょっとしか見てなかったのでしっかり復習しなくては。
今年一内容のないレビューでした。
独特なカット割りが印象的だった。ゆったりとした感じで進むが、俳優さ...
独特なカット割りが印象的だった。ゆったりとした感じで進むが、俳優さんのキャラクター、そして劇伴と映像が綺麗なので、飽きずに最後まで観れた。
リアルとフィクションが混じった映画
予告通り、笑う、飯を食う、古着を買う、時々誰かを好きになるが全部詰まった映画でした。
森田さんが本人役ということもありリアリティとフィクションが混ざってる感じが面白かったです。森田さんもヒロインの花梨ちゃんの自然体で、光石研さんも森田さんとの食事シーンはアドリブ多めということもあってか自然体で良かったです。
劇中出てきた美味しいご飯や音楽も含めほっこりとした気持ちになって笑えて最高の映画でした。
みんなオシャレ!
古着には詳しくないのですが、詳しくなくても「へー!」と思いながら、楽しく観ることができました。
出演される方々の洋服も素敵でしたし、本当のショップの方々が出演されているのが日常とうまくミックスされていて、よかったです。
お店に並べられていた古着が素敵で、買いに行きたいなぁと思いました。
さらば森田さんの劇中のトークも面白かったし、東ブクロさんも出演されて、さらばファンも楽しめました。
さらばファンも「おっ!」と思うシーンが散りばめられていて、みていて目が離せなかったです。
さらば青春の光
さらばファンなので、映画という形で今作が公開されるのは嬉しい限りです。上映規模が小さいので、近くで公開されるかな?と思っていましたが、近くでやっていたのでありがたく鑑賞。平日の昼間でしたが、結構人入りが良くて嬉しかったです。
今作の物語はとてもシンプル、大阪に訪れたさらば青春の光の森田哲也が古着を買い、出会った女性にときめき、美味い飯を食い、笑いを掻っ攫う。
3日間という短い期間での何気ない出来事ですが、それがとても居心地の良いものになっていました。
森田さんには足元にも及びませんが、自分もそこそこの古着好きなので、そのワンポイントには痺れるよなぁとか、その年代ものが行った店にあるのは喜ばしいよなぁと共感するばかりでした。しかも目の付けたものに限ってめちゃくちゃ高くて悩んで買わずに店を出る。自分もこれを結構してしまうので、店員さんに申し訳ない…と思うのですが、森田さんの場合コミュニケーションを働かせて人脈を広げていく、そして物語が少し動き出すというテンポの良さも良かったです。
飯もまた美味しそうで、森田さんの実家の蕎麦屋さんやうどん屋の料理、カフェのオムライスと全部ヨダレ垂らしてしまうレベルで美味しそうでした。
本業のお笑いもしっかりあって、普段はほぼコントのさらばですが、今作では漫才師としてのさらばの姿が見れたのがとても新鮮でした。
"あるあるない"のネタ、しっかりと映画の中で辿ってきた道を漫才に落とし込んでいて、それでいて面白い、しかももうええわで漫才と同時に映画も締めるというなんというカッコいい終わり方。ここがとにかく痺れました。
ブクロさんはちょっとの登場で全てを掻っ攫っていく、この映画が上映されてる期間に何かやらかさない様に願うばかりです。
さらばファンなら絶対に観に行くべし、古着大好きな方々も観に行くべしな内容でした。もっとスピンオフがあっても良い気がする作品でした。
鑑賞日 4/24
鑑賞時間 11:50〜13:35
座席 C-1
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