オットーという男のレビュー・感想・評価
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家族以外の誰かに心配される幸せ
人生は何回も大きな壁にぶつかります。壁にぶつかったときにそれを乗り越えなければいけません。ときには死にたくなります。生きがいを奪われても生き続けなければいけません。家族の誰かが心配してくれているだけでも十分な幸せです。生き続けるためにやったこと、やり忘れたこと。一回きりの人生は自分に遠慮せずに好きなように最大限に生きることが生きがいです。それに気づけると幸せな人生になり、ばかなことをする確率も減るかもしれません。
妻が亡くなってから半年ほどのオットはいつも通りのルーティン生活を過ごす毎日。彼は機械や工作に精通しており、昔ながらの人間であった。妻がすべての生きがいであったため、妻に会いに行くため試行錯誤をするが毎回失敗をしてしまう。失敗する理由はマリソルやソーニャの教え子との出会いでした。明るいマリソルは嫌われ者なオットにも明るく接し、オットを頼っていた。現在の携帯依存の恐ろしさも書かれており、人を助ける前に動画を撮影してしまう現在。不機嫌ではあったが、内面ほっとけないオットは街の人々を助けていきます。ほっとけないオットとオットをほとけない同じ区画に住む住民たちのお話です。日常なシーンだけの映画ですがコロンビアピクチャーズの日常な生活シーンに笑いが得意な長所を存分に出しています。オットで涙活と宣伝されてますが、笑いと感動で整える映画です。
トム・ハンクスが素晴らしい
自分のこと
マリソルが面白かった
素晴らしい✨✨
幸せって表しにくい
この役がトム・ハンクスで良かった。 彼以外なら感情移入できなかった...
ハンクス選手でちょうどいい
日本人も共感しやすい映画
心が温まるいい話
頑固なジジイが近くに越してきた移民系の家族の影響で変わっていくって話、「グラントリノ」を思い出す人が多いんじゃないか。はいはいそんな話ですよね、なんて高を括っていた。
でも、妻を亡くした孤独感を描写するシーンは早々に登場するし、オットーの言っていることもそこまで偏屈ではない。伝え方がぶっきらぼうなだけだ。いるいる、こういうおじさん・おじいちゃん。人の好意を素直に受け取れなかったり、感情表現が苦手な人は本当に多い。特に歳を重ねた人には顕著だ。
そんな頑固さを解きほぐすのはやはり他人の好意善意でしかない。近隣住民や妻の教え子がとにかくいい人。
明らかになっていくオットーの過去が切ない。妻への愛が存分に表現されたシーンばかりだ。「グラントリノ」とは全く違う話だったが、とても心が温まる映画だった。オリジナルは未鑑賞だが、ぜひそちらも観てみたい。
それにしてもトム・ハンクスはすごいな。「エルビス」で嫌な役に挑戦してるなーなんて思っていたら、こんな頑固ジジイの役もやってしまう。もはや全く違和感がなくなってしまった。
猫かわいい
猫ちゃんの可愛い、猫映画でした。
さらには毒のない、善意に溢れた世界の映画でした。
予告編だと、めちゃくちゃ偏屈な意地悪ジジイに見えたオットーも、単にルールに厳格で、それも優しさの裏返しだったりして。
「(実は)めちゃくちゃいい人」なのが滲み出てきて、皆から好かれるキャラだとわかっていく。
意外性のかけらもなく、ある種の予定調和に収束していくけども、逆にいえばストレートで普遍的な人情話ともいえて。
リメイク元のスウェーデン製『幸せなひとりぼっち』と、基本的にはほぼ同じ展開。
『幸せな~』では主人公が本当に頑固じじいでむかつく男だったが、本作ではいい人間に。
さらに、引っ越してきた隣人の女性が、主人公が自殺を試みていたことに最初から気づいていたけれども、本作では気づかないままと変更がされていたが、大きな影響はなかった。
場内の照明がついたら、あちこち涙をハンカチでぬぐう人(老人から若い女性から)だらけだったから、日本ではけっこう受けそうに思えましたよ。
この映画を制作した人に問いたい。なにがやりたくて、こんな映画を作ろうと企画したんですか、と。
停年退職の日を迎え、あとには想い出以外に何一つ持つことができず、強い自殺念慮を有するトム・ハンクスが、周囲の暖かさ、私に言わせればあまりにも過剰すぎる暖かさ、そして過剰すぎるラッキーな偶然の連続のお蔭をもって、なんとか幸せになりましたとさ、という映画です。
トム・ハンクスの演技は、たしかにこういう人はいるよねと思える実在感のある演技で魅せてくれるのですが、なんというかホントお金を掛けていない感が濃厚に漂う小品で、じゃあ、それに見合うような心理劇で観客を楽しませてくれるのかと言えば、そういう部分もなく、これはいったいなんなんだろうと思うしかない作品でした。
この映画を制作した人に問いたい。
泣かせ映画でも撮りたかったのでしょうか? と。
もしもそういう狙いだったなら、完全にマト外れとしか言えませんが。
結論を言うと、「偶然に頼りすぎている映画」という一点ですかね。
感動しませんでした。
頑なな男がほどけていく過程がいい
A big heart ❤️
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