「人生を終わらせたくても出来なかった幸せ者」オットーという男 Reiさんの映画レビュー(感想・評価)
人生を終わらせたくても出来なかった幸せ者
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嗚咽するほどすごく感動した。
単純に「オットー」がどういう人なのか気になって観てみたが、こんなに心打たれるとは思わなかった。
何度も自殺を試みるも、
毎度ご近所さんが訪ねてきて未遂に終わる。
これも天国にいる奥さんの
「まだその時ではない。生きて。」という願いが
そうさせているように感じた。
嫌われ者の頑固親父が、
なんだかんだ仲間を気にかけていて手助けをする。
そんなオットーの周りの人達も
いいキャラしてて良かった。
オットーは悲しい出来事で怒りにとらわれ、
孤独な人生だった。
でも、ご近所さんの
いい友達、
いい親父、
いいおじいちゃんになった。
他人の子でも、息子娘、孫の様に感じたのかもしれない。
最近自分の人生や老後に不安を感じていたからか、
心に染み渡った。(まだ先の事なんだけど)
あと、ご近所っていいなと思わせてくれた、
暖かい作品だった。
「ビッグハート」のくだりは私も涙ながらに笑ってしまった。
頑固親父だけど、でかい心を持った人。
ちょい役の猫もかわいい。
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