「タイトル、いいね」オットーという男 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトル、いいね
クリックして本文を読む
頑固オヤジ
こういう人は現在の社会にも絶対に必要です!!
そばに全てを包み込む人さえいれば、理解してくれる人さえいれば、'頑固'は迷惑とかウザい存在ではなく、救世主にもなりえるのだ
頑固は言い換えれば、「揺るぎない信念」でもある
だからこそあの素敵な女性(教師)がオットーの本質を見抜き、彼を結婚相手に選んだのだと思う
また、引っ越してきたマリソル(マリアナ)の存在が素敵すぎて、ほんわかとした気分になるし、ご近所さんとの交流ーー「お裾分け」や「物の貸し借り」が、古き良き日本だけじゃないと分かったのは、大きな収穫でした
イメージだけど、主人公:オットーにピッタリとはまるのがトム・ハンクス!
これ以上の適役はいないと思う
でも若い頃のオットー役がトム・ハンクスの実の息子トルーマン・ハンクスだと知った時はビックリしたのだが、オヤジになったオットーと明らかに雰囲気も似てないのは配役ミスだったかも
奇しくも監督自身が、「興ざめするのは、キャラクターが若かった頃の回想シーン」と語っているけど、若い時のトム・ハンクスを画像でも見たことある自分から言わせると、全く「興ざめ」してしまった
例えトム・ハンクス自身が彼に仕草や歩き方等の細かい動きまで教え、指示していたとしもね
彼が元々俳優ではないせいもあるけど、目が違い過ぎると感じたのは私だけ?
もし、神様がいるとしたらだけど
彼の使命を果たさせるために、何度も試みた自殺も、わざと未遂に終わらせたような気がした
こんな老後を送りたいなぁ
コメントする