「人生の最後に素敵な贈り物」オットーという男 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の最後に素敵な贈り物
クリックして本文を読む
偏屈で町の嫌われ者のオットー。こう言ういかにも嫌なオヤジをあのトムハンクスが演じるのだから驚く。でも,本当に上手いのだ、そんな男の隣に,底抜けに明るくて素敵な家族がやってきた。彼らに出会って、心から愛していた奥様を亡くして以来,嫌な偏屈ジジイとなり、後を追うことだけを考えいたオットーに、豊かな人生がもたらされた。心臓の持病で亡くなることを予期した彼が,隣の奥様に書いた手紙。そこには愛が溢れていた。
自分に恥じない生き方をしていれば、人生はいつからでもやり直せる。新しく始められる、そんな希望を観た人にくれるような、暖かい映画だった。よかった。
コメントする