「終盤に向かって加速する作品」オットーという男 may 929さんの映画レビュー(感想・評価)
終盤に向かって加速する作品
クリックして本文を読む
愛妻に先立たれたオットー。規律に厳しく口うるさく周囲と距離があり、妻の後を追おうとするが悉く失敗。向かいに引っ越してきたマリソルとその家族に巻き込まれるように関わり始める。
車の教習時にオットーがマリソルにかける言葉にグッときた。辛すぎる過去がオットーを偏屈にしているだけで、人の本質を見抜く眼はちゃんと持っている人物。
だから過去と向き合ってからは、自分のできることをみんなに還元し、1人ではあったけど温もりを感じられる最期を迎えられたんだと思う。
歳を重ねてなおトム・ハンクスは良い。
コメントする