「やはり、生きないと🌹」オットーという男 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり、生きないと🌹
人にもよるかと思うが、
男性が伴侶を亡くした方が女性よりもダメージ
が強いのだろうか。
このオットーさん、半年前に最愛の妻を亡くし
後追いを考え実行し始めるところから物語が始まる。
オットーさんという人物、大変きちんとした人で家の中も整然と片づいておりいろんな機械類の構造もわかり修理にも長けている。自宅周辺にも敏感で居住民のことを考え自ら見回りして外部の人間などが勝手なことをしていないか点検し実行犯を見つけたら厳しく注意してくれる。その分他のことにも口うるさい印象を持たれている。が、ジミーなどに好かれている。
また改めて観て気づいたが、職場も酷い。
肩たたきで退職にし向け、祝うような雰囲気の最後。
祝い⁉️のケーキって⁉️
オットーさんの顔を切り刻んで皆で食べるって
残酷気味❗️
辞めたくなる筈だ⁉️
しかし、そういう日常の諸々全てを顧みようという気が起こらず実行あるのみの如く、この世とおさらばしようとするが‥‥。
ことごとく新しく越して来たマリソル家族によって邪魔される。
やはりこのマリソル、賢い知恵者だったのだろうか。お勉強ができるだけでなく人の心を素早く察知して相手が何を考えているか見抜き最善の対処法でやり過ごして来たのではないか⁉️
一人暮らしの高齢男性、というだけでも、どのように暮らしているのかと気になるし、
このオットーさん、とっつきにくいが、心根が優しく親切な人だと見抜いていたのだ。
娘たちの懐き様を見ても一目瞭然。
手作りの料理を持って行っても直ぐに追い返されるし、何を考えているのだろうと⁉️
だから閉め出される前にドアを足で止めたマリソル。
だからか、偶然ももちろんあっただろうが、
偶然を装ってズカズカと入り込むようでつぶさに観察していたのではないだろうか。
火急の時もあるかと。
電話を借りに来た時にも確認したら、やはり。
マリソルはオットーさんが気に入っていたのだろう。
駅で人命を救ったことを取材に来たマスコミに協力してもらい、友人の家を乗っ取ろうとする不動産業者を追い払った人間性、賢さ、友情の厚さなども。
ただ、個人による違いがあるかと思うが、猫には、猫専用の毛布でないと嫌だし、
オットーさんの奥さんの衣類を早々と片付けることには賛成できない。男だから利用できないにしてもスッキリ片付けるのには異論を唱えたい。
オットーさんに生きるべき理由を体現して知らしめ断念させ、実の親子以上の仲に。
ソーニャのお墓参りにも家族みんなで。
いつもながら素敵な美しい花束💐携えて。
三年ほど賑やかな愛情に包まれて、過ごせたのだろうか。
雪かきしていないことで異変に気づいてくれるなんて。
最期にマリソルに手紙を書いておく周到さは
オットーさんらしい。
追記:『幸せなひとりぼっち』もなので、原作だと思うが。
オットーさんのソーニャとの追憶シーン、
出会った時から結婚新婚ぐらいまでの若い頃しか出て来ない。初めソーニャは若い頃に亡くなったのかと思っていたが、半年前だった。
熟年の年頃であっても懐かしい思い出は色々あるだろうに、なぜ描かなかったのかと思う。
コメントありがとうございます♪😭財産絡まない方が良いですよね🆗 オリジナル納得
いつか・・はおみおくりの作法・・の関係ですかね。情報ありがとうございました😭
こちらこそありがとうございました😄まだレビュー書いてないのあるので書こうかなって思っています。りかさんのレビューに共感するものたくさんありますよ。僕がレビュー書いてないので遠慮してました。背中押してもらったみたいです❗️ありがとうございました🎵
りかさん、コメントありがとうございます。
人のご縁って大切だなぁと
改めて気付かせてくれる作品でした。・_・
鑑賞からもう半年以上経ったのかと、
しみじみ振り返っています。
こんにちは
オットーさんは几帳面で一人でもやってけそうな人なのに、
亡くなった奥さんを深く愛してたのですね。
〉やはり、生きないと‼️
本当に!!
お節介な隣人女性が活力をくれましたね!!
こんにちは😃
コメントありがとうございます。
昔から気難しいオットーのよき理解者であるソーニャさんのこと、大好きだったんでしょうね。なんだかじんわりします。
すてきな物語でした。