「いい人専門トム・ハンクス」オットーという男 kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
いい人専門トム・ハンクス
クリックして本文を読む
スウェーデン「幸せなひとりぼっち」(2015)のハリウッドリメイク。
嫌われ者の嫌みな爺さん役ながら、トム・ハンクスが主演なのだから、
いい人以外ありえないでしょう。
スウェーデン版は、見慣れた役者さんではなかったので、
嫌みな爺さんの行動の、本当の意味がじわじわ来て、
最後、愛しさがこみ上げてきたのだけれど…
車椅子生活になってしまった妻の安全を守るため、頑なに部外者の駐車を拒み、
道路のゴミや、ゴミ収集場所での分別のチェックや近所のパトロールを怠らない。
不器用ゆえの愛情表現の意味の説明が、ハリウッド版はちょっと弱かった気がする。
ただ、トム・ハンクス親子が若き日のオットーと、
爺さんのオットーを演じていて自然だった。
オリジナル越えはなかったけれど、普通によい映画として変換されていました。
コメントする