「トムと息子でリメイク」オットーという男 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
トムと息子でリメイク
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アカデミー外国映画賞にノミネートされたスェーデンの「幸せなひとりぼっち(2016)」のリメイクです、ストーリーもほぼ同じ、注目すべきは名優トムハンクスが気難しい偏屈老人が隣人たちの真心で懐柔してゆく様を演じていること、それに若かりし頃を実の息子のトルーマン・ハンクスが演じていることでしょう。当時トルーマンは映画製作の裏方(制作アシスタント)で俳優ではありませんでした、トムと監督が相談して役者デビューさせたようです。
似たような老人の「わたしは、ダニエル・ブレイク(2016)」ほど社会派ではありませんがDYE&MERIKAというふざけた悪徳不動産業者に抗する様はちょっとは社会派なんでしょう。要は人生捨てたもんじゃないでしょうと孤独な老人を励ます映画が作りたかったのでしょう。
原作も猫ちゃんが好演でしたが本作もなかなか良い味出していました。猫の名はシュメーグル、7歳の雄猫、ただ、CGも多用したとか。
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